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大手クラウド企業とブロックチェーンのコラボとは?

クラウドサービスとブロックチェーンをつなぐ動きは徐々に広がってきています。

大手プレイヤーの取り組みが今後のポイントになりそうです。

ソフトウェア大手のオラクルはイーサリアムベースの企業向けブロックチェーンソリューションHydrogenをクラウドマーケットプレイスに組み込むと発表しています。

APIは50万近くのオラクルクライアント向けに提供され銀行や投資などを中心に金融向けに展開して行きます。

消費者は複数のシステムをAPIから利用出来るようになり、現時点ではβテスト段階ですが顧客の認証や海外送金などでの活用も可能になります。

オラクルはクラウド中心に収益を拡大してきており、アマゾンやマイクロソフトなどの競合と争っています。

スタートアップのデータをブロックチェーン上に安全な状態で管理するなど取り組みの拡大も行なっています。

ブロックチェーンを活用する事で手数料が少ない支払いシステムを提供するなどブロックチェーン技術の特性を生かしたクラウドサービスを今後も拡大して行きます。

グーグルクラウドはCypheriumとパートナーを組み、提供する企業向けのCypheriumソリューションの展開を行います。

これはスケーラビリティと分散型のデータベースを中心に設計しておりグーグルクラウドの顧客がブロックチェーンソリューションを活用できる仕組みの構築を進めていく予定です。 

CypheriumのソリューションはProof-of-Work (PoW)というコンセンサスアルゴリズムとHotStuff (FacebookのLibraが採用するモデル)を採用しており多くの取引を数秒で処理できる仕組みを開発しています。

ブロックチェーンスタートアップのカデナはAmazonのクラウドサービス同様マイクロソフトのAzure上での展開をスタートしています。

カデナのソリューションは企業向けにプライベートのブロックチェーンネットワークとパブリックのChainwebと呼ばれるネットワークを提供し、よりスケールできる仕組みを開発しています。

クラウドビジネスと企業向けブロックチェーンサービスの接続は徐々に進み始めているので、今後の動きに注目です。

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