サムスンはブロックチェーン分野でも大きくリードする企業の一つです。

韓国企業の動きはサムスン中心に参考になるので要チェックです。

Samsung SDSはイスラエルのフィンテック企業Credoraxと連携して自動認証システムを開発し支払いデータを銀行レコードに記録できる仕組みを進めています。

Samsung SDSはデジタル金融分野を一つの重点ビジネスエリアとして考え、2019年には3700億円規模まで拡大していると試算して、他の技術と合わせて注目している領域です。 

サムスンの収益データを見ると2018年は全体的に下がっており、Qごとに確認すると前期比4.2%ダウンしている状況です。

現在は新しい領域への投資などを積極的に行っており、インフラレベルだとブロックチェーンなどの技術は一つ有望視されている領域になります。

韓国のNH農協銀行はサムスンやLG Uplusが連携して開発するコンソーシアムモバイルIDシステムの採用を発表して、導入を進めていくとしています。

ブロックチェーン技術を活用することでモバイルIDシステムは個人で情報を管理し、IDカードが必要なく、スマートフォンで認証できる仕組みを進めています。

導入後にオフィス内の入室管理などでも活用を進めていく計画で、IDカードを活用することでアポイントメントなどを効率化させていきたい狙いがあります。

Samsung SDSは医療保険を請求する際の仕組みをブロックチェーン技術を活用して開発を進めています。

これまでは保険請求に大きなコストがかかっていたことと、偽の情報などの判断が難しかった点の解決を目指しています。

紙での取り扱いを防ぐために保険者と病院を直接デジタル技術でつなぐことによって認証のコストを大幅に下げたい狙いです。

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