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学者の知恵を拝借して危機を乗り切る

 あなたは読書が好きですか? 本は知識の宝庫ですから、日頃からたくさん読んでおくことをオススメします。

 私は、小説は電子書籍で読みますが、ビジネス書は必ず紙の本を買います。図書館で借りて読むことはしません。そして、読みながら重要な部分に赤線を引いたり、メモを書いたりします。そして後で見直す時に重要な部分がすぐにわかるように付箋を貼ります。また全部読み直すのは大変ですからね。

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 これが付箋を貼ったイメージです。本を開けると、私の手書きした赤線と赤い文字がたくさんあります。

 さて、新型コロナウイルスの問題と戦っている今、私たちは「今」を生きるのに必死です。しかし、この先どれくらいこの状況が続くかはわかりません。もちろん「今」を安全に生き延びることが一番大事です。感染のリスクを減らして命を守り生き延びなければ将来はないのですから。しかし、目先にばかり翻弄されていてはいけません。そういう時は一歩引いて考える必要があります。その一つが、学者や専門家本を読み、そこから知恵を拝借することです。

 みなさんもご存知でしょうが、危機は時々やってきます。リーマンショックや、東日本大震災など、誰もがすぐに思い当たるものがありますね。それ以外にも、各地で大きな水害や地震なども発生しています。世界に目を向けると、自然災害だけでなく、争いが行われているところもあります。日本に住んでいたら、知らない人が突然やってきて家を追い出される心配もありません。それがないだけ日本は幸せでしょう。

 話を戻しましょう。こういう危機の時にこそ、ピーター・ドラッカーや、フィリップ・コトラーなどの本を手に取るのもいいかもしれません。

 私が今回手にしたのは「コトラーの「予測不能時代」のマネジメント」(著者:フィリオップ・コトラー/ジョン・A・キャスリオーネ)です。これは「予測不能な乱気流時代にどうするか」ということが書かれている本です。このタイミングで読むととても興味深いものです。この本は一度読んでおり、今回はまず付箋をつけた部分と赤線を引いた場所からチェックをはじめました。そして気になる部分については関連する場所も読みました。

 もちろん、第一線で活躍する教授の講義を受けるのもいいでしょう。しかし、危機の時にその環境が得られるかどうかはわかりません。まず、学生でなければなりません。更に「受講したい」と思うそのタイミングに、その講義が開講されていないといけません。それはかなり難しいのではないでしょうか。

 そうすると、やはりいつでもどこでも読むことができる「本」という師匠に頼るというのも一つのアイデアでしょう。

 今回は、フィリップ・コトラーの本の話をしましたが、あなたが読みたいと思うビジネス界の著名な教授の本なら誰でもいいと思います。「あなたが読みたい=あなたが必要としている情報」でしょうからね🤗

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