Mark Kaijima

1980年生まれ/アメリカユタ州育ち/SHOEHURRYディレクター/RHYMES S…

Mark Kaijima

1980年生まれ/アメリカユタ州育ち/SHOEHURRYディレクター/RHYMES SPORTS CONSULTINGディレクター

最近の記事

その1: バスケットボールの基本原則

こんにちは!マーク貝島です。 (2020年にコロナ禍真っ最中に僕が今までのキャリアでバスケットに向き合い、考え、気づいたことをシェアしました。少しアップデートして再稿しましたので良かったら読んでください。) 僕は9歳の時に旅行先のサンフランシスコのホテルのTVで、1989年のNBAファイナルを観たのが初めて観戦したバスケの試合です。それからはや33年、バスケットボールというスポーツに虜になっています。 僕のNBAのTV観戦は数万試合あり、生観戦も100試合以上あります。

    • その6: オフェンス有利の中でのディフェンス

      まずは前回のブログをお読みください。 いきなり今回の文書から入ると理解するのが少し難しいと思います(笑) まずはさらっと2つの闘争を復習しましょう。 これを踏まえた上で、2つの闘争を比較しつつ、どうゲームに応用していくかを今後話していきます。 今回は闘争その1(一般的な直接的闘争における)ディフェンスの話です。 バスケは、オフェンスが有利一般的なバスケの闘争ではオフェンスが有利だと考えます。 バスケにおいてオフェンスが有利な理由のひとつとして、 というものがあり

      • その5: バスケットボールにおける2つの闘争

        まずは前回のブログをお読みください。 (よかったらそれ以前のもお読みください笑) バスケは対人のスポーツ何度も言っていますが、バスケットボールは対人のスポーツであり、非対人のスポーツとは大きく勝利目的が違います。 例えば陸上100m走の場合、走るレーンが決まっています。走る選手はそのレーンを逸脱する事ができません。勝利目的はそこにいる誰よりも速くゴールにたどり着き、その日or歴代の最高記録をより速いタイムでゴールすることです。そして他の選手が走る邪魔をすることができません

        • その4: シュートを「選ぶ」

          まずはその1〜その3までお読みください。多分以下の文章も、よりわかりやすくなると思います。 はじめに 今回はシュートを選ぶ事について、詳しくお話ししようと思います。 別の言い方でショットセレクションとも言います。 僕は8年ほど前に初めてバスケにとても詳しく、尊敬するある人からショットセレクションについて話を聞きました。 彼はNBA.comのスタッツページから、色んなシュートに関する数字を見せてくれ、シュートを打つ場所の価値について説明してくれました。 しかし、その話

        その1: バスケットボールの基本原則

          その3: シュートの基本原則

          過去の記事をここに載せておきます。 「その1」から順を追って話していますので、読まれたほうが理解しやすいと思います。宜しくお願いします。 今回はその3です。 シュートについて話したいと思います。 バスケットボールににおける得点の特性まずはバスケにおいての得点について考えていきましょう。バスケの得点は他のスポーツに比べ特徴があると考えています。(全ての考察は1/1万ほどのレアケースを抜きます) 1)意図しないと得点できない バスケはゴールが高い場所にあるので、100%得点

          その3: シュートの基本原則

          その2: バスケットボールは4次元

          まず前回のブログを読んでない方は良かったら読んでください。 たぶん、読まれた方がより話がスッと入ってくると思います。 約4年半前に、こんなツイートをしていました。 今日はこの考えを、詳しく話したいと思います。 みなさんは「2D」や「3D」という表現を聞いたことがあると思います。 この「D」とは何を意味するのか? Dimension=次元を意味します。まず1次元目と2次元目の話をすると、 1次元目=横 2次元目=縦 となります。 紙に描いた絵は、2次元になります

          その2: バスケットボールは4次元