「ここで騒いで怒られへん？」な東京ど真ん中で開催

正式名称は「福徳の森日本酒祭 morinomi5」2022年11月5日土曜に行われました。場所は駅で言えば「三越前」。ランドマークで言えば、コレド室町の屋外です。そして、福徳神社の真横のスペースという、神様に怒られんじゃない？という場所。

コレド室町２のお向かいですね。週末ともなればおっしゃーな人々が集まるエリアです。　ここで酔っ払いを集めようってんだから、凄い。
しかも今回が5回目。3年ぶりの開催だそうです。てことは、ずっと怒られてないってことで、それも凄い。

佐々木酒店ならではの酒蔵チョイス

主催は佐々木酒店という人形町の酒屋さんなんです。この酒店は凄くて、人形町・日本橋界隈を酔っ払いで埋め尽くすイベントも企画運営していました。こちらは2019年春を最後に、流行り病の影響で中断中なんです。

１酒蔵が1つの居酒屋の店内で酒を配布し、アテはその店内で買って食べるという飲食複合型の食べ歩きイベントでした。さすがにまだそれは早いということですが、福徳の森日本酒祭 morinomi5は一か所で酒だけを配布するスタイルなので、いけんじゃん！ということで開催の運びとなりました。

4時間3500円っす。お得っす。

飲み放題は16：00-20：00。（正直見たところ、それより前に明らかに始まってましたけど・・）
他と比べる必要はないんですけど、ちょうど同じ日に、某中目黒で行われた酒イベントは2時間で3000円。ええ、このイベントも行ったことあるし、とても若手が頑張っていてよいイベントでしたよ。ただ、単純に時間だけ比較すると、オトク感が凄い。オトクというより私が主催だったら
「4時間も飲ませて大丈夫か？2時間にしとこ」
って思うと思うんですけど、そこは佐々木酒店さん、懐が深い！4時間で3500円でどうだい！ってとこです。うむ。

会場外で酒販売エリアでも「おちょこ」は有効！最強じゃ！

どういうことかというと、この神社横のスペースだけではなくて、コレド室町の１，２の間の路地に出店する形で、酒やらつまみやら日本酒関連グッツが販売されています。そこの酒ブースは1杯500円で一般販売してるんですけど、飲み放題参加者はここで売ってる酒もおちょこで飲み放題。
　酒蔵さんはきてませんけど、田友から豊能梅から、マニアからメジャーまでとり揃っております。　ここでひたすら並んでもいいかも？と思わせる内容です。

アテは持参しても可　沼津式はこう！

アテは上記でも販売していますが、販売量が少なめなのか、私たちは買いそびれました・・。　その代わり、いつも行く沼津の酒イベントではほぼスタンダードなＢＢＱトレイと乾きものを持参。

チェイサー水用とのカップとおちょことつまみの載せて片手で持てば、右手はフリーダム！立ったままで酒飲んだりアテを食べたり自由自在です。テーブルがほとんどないので大活躍でした。（しかし、東京人の視線は痛い）（一応持ち込み不可ではないのは確認済）

仕込み水配布マンがいい！

会場中央に各酒蔵の仕込み水が、チェイサー代わりに置いてあります。悪酔い防止に絶対必要なやわらぎ水。　これを飲むように司会が呼びかけています。そして会場のスタッフさんも、
「水飲んでくださーい」と瓶をもって歩いてます。
次第にＤＪポリス風になり
「グッド　マナーウォータ～どですか～」
「ナイスウォーター　ナイスウォーター」とか面白おかしい感じで回りだします。呼応して「ナイスウォーターくださいー」とお客さんも面白いので水を飲む傾向に。私も普段以上に水を飲んだので、二日酔いなしでした。
　スタッフが若くて生き生きしているのも、このイベントの特長ですかね？色々話しかけてくれて楽しかったです。

ＤＪがいる！そして結局 GET WILDなんかーい！

この空間では、ずっとＤＪが音楽を流しています。神社の横、コレド室町の前ですよここ。　ほんと、怒られてないんか？というほどのボリュームです。
最後のＤＪが刺さる！　GET WILD ネバーエンディングストーリー　マイレボリューション　北ウイング・・・。　参加者の年齢層にぶっささりだったようで酒も回って、一番の盛り上がりでした。　やはり、懐メロよねぇ・・。

運営に頭が下がります

場所柄もあるし、一般人もいる。車も通る。そこで4時間酔っぱらいイベントを開催するって、ほんと運営側も大変だったと思います。クレームもきてるだろうし、車に惹かれないよう誘導しないといけないし。来年も行うためにも運営側がとても気を使ってるってわかりました。　ほんと頭が下がりますわ。来年もよろしくお願いします！

見つけた記事など

動画　いい感じです。

参加レポ　noteから

＜番外＞謎女撃退法はないものか？
これは私の個人的な感想です。酒イベントに必ずいる、酒汲んでもらいながら、酒蔵側と話し込む人。（特にめかし込んだ女が多い）ガラガラだったり、酒蔵側に人が多ければいいんだけど、こういうイベントは狭いしスタッフも少ない。なのに、汲んでもらってすぐにどかないから、後ろが大行列ってことが起きる。酒蔵さんも「どいて」とは言えないし・・。
　なんというか、「好きなもの」に近づきたい。他の人と差別化したいという心情が、酒蔵さんとの話し込みになるんですよね。
「私仲いいの」「私酒詳しいの」っていうのが顔から漏れ出てる・・。
　そういうのは他でやってくれ。ここはひたすら飲むところじゃ！！と思うんですわ。酒蔵さんも意識してもらうとありがたいかなーとおもいました。