独特の世界観が漂う隣人追跡映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』

これはなんとも不思議な映画であった。
ホラーみたいな雰囲気を持ちつつ、
アート寄りな作りになっていて、
もはや「考えるより感じろ」的な印象。

アンドリュー・ガーフィールドが、
隣人のライリー・キーオに一目惚れするんだけど、
ある日突然いなくなってしまい、
あきらめきれない彼は必死に探しまくるという、
この前見た『search/サーチ』と大筋は同じ。

でも、こっちはネットがメインではなく、
関係者を尾行したり、怪しい場所に侵入したり、
暗号を解読したりと、ちゃんと足使って調べてます(笑)

さっき書いたように、
雰囲気はホラーチックなサスペンスを臭わせつつあるのだけど、
この世界観や登場人物の背景など、
けっこう理解しがたいところが多い。

「犬殺し」のワードの意味や暗号の存在、
ラストの状況など、「なんでそうなる?」っていうところが
ちょいちょい出てくる。
設定資料集とかあったら読みたくなる感じ。
でもそのちょっとわかりづらい感じが、
いい意味で中毒性あるんだよね。
なので、個人的には好きです。

ちなみに、けっこうグロいシーンが多いです。
スプラッター、ゲロ、ウンコなどけっこうはっきり見えるので。。。
あと、無駄におっぱいが全部出てる(笑)

アンドリュー・ガーフィールドも、
いたずらした子供を殴ったり、女とヤリまくったりと、
けっこうクズな感じが、
これまでの役柄とのギャップがあっていいです(笑)

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