前作を上回る面白さ『GODZILLA 決戦機動増殖都市』

ゴジラのアニメーション映画です。
前の『怪獣惑星』より全然いいっしょ!

前作はよくも悪くもみんなで「わーっ」ってゴジラを倒しにいく、
猪突猛進な映画で、
あれはあれで悪くなかったんだけど、
そこまで印象に残らない感じだったんだよね。

ところが、今回の『決戦機動増殖都市』は、
もっと人間ドラマに焦点が当たってた。

人類の子孫?みたな種族の持っている武器から、
メカゴジラに使われていたナノメタルという素材の存在を確認し、
ゴジラを倒せる可能生を見出し希望に沸く人類なんだけど、
そこで各星人の主張の違いが出てくるんだよね。

論理的かつ正論を振りかざし、
行き過ぎなまでの打倒ゴジラという目的に突き進むビルサルド、
信仰を大事にし、やや宗教チックな考えを持つエクシフ、
そしてどっちつかずな人類(笑)
どのやり方が正解というわけではないけれど、
この三者の主義・主張の違いが今作では如実に表れていて、
ハルオ・サカキ自身が、
自分のしていることは正しいのか、
緊迫した状況下でどう判断を下せばいいのか、
ものすごい葛藤に苛まれるところが見応えあった。

そして、かつてエクシフの星を滅ぼした破壊神の名前を聞いたとき、
次回作への期待が大きく膨らんだよ。

その名も、、、

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