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西行庵目指して

山伏の女将の切り盛りするゲストハウスで一泊した翌日は吉野山を堪能しました。

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お宿が心地よくて、ついついチェックアウトの時間まで話し込んでしまいました。この日の予定は温泉にでも入りたいな〜というゆるいプランだったのですが、急に思い立って西行庵を目指してみたくなりました。

次吉野に行く時のために、気になるカフェもチェックしておきます♪

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奥千本までは1時間に一本出ているバスを利用すればいいか、と思っていたら、しばらくバスがないので、体力が続く所まで歩いてみて、そのタイミングでバスに乗ろうと思いました。

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神社仏閣を巡りながら

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吉野の景色に癒されながら

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歩いていたら、楽しくて、このまま歩き続けたくなってしまいました。

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12月上旬で見頃は過ぎていましたが、まだ見頃の紅葉もありました。

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途中吉野水分神社に感動し、義経の隠れ塔を過ぎ、気づいたら歩いて奥千本まで到着していました。

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まさに奈良の懐に抱かれている気分です!

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奥千本のバス停から西行庵までは徒歩30分。この時点で結構疲れていたものの、もう行くしかありません。

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電波も途中から入らなくなって、Googleナビを使うことも出来なくなって多少不安で心地よいサバイバル感を味わいつつ・・・・・(笑)

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西行庵まで辿り着いてしまいました。とうとうゴール吉野山を満喫しました。行けるとこまで行こうと歩いたら遂に西行庵まで行ってしまいました(笑)

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「願わくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」

次は桜の季節に行きたいなあ・・・。

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雨漏りがするので屋根にビニールが敷かれていました・・・。

帰りは正直バスを使いたかったのですが、タイミングいいバスがありません。やっぱり歩くしかないか・・・ってことで覚悟を決めて下山します。帰りは下り坂が多いので、行きより楽だよね、と思いつつ・

途中美味しいお蕎麦で小休憩しました。

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田舎蕎麦は売り切れていたので、普通のかけそばにしました。身体が冷えていたから温かいそばの方が良かったのかもしれませんが、新蕎麦の香りを味わうにはかけそばでなくっちゃあ、とそこまでエセ江戸っ子のように冷たい方を注文しました。

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この日そばを食べたことがきっかけになったのか、この後近所の美味しいそばの店を調べまくってしまいました(笑)

この勢いだとここままロープウェイを使わずに下山できそうです。そしてゴールの吉野駅に向かう途中で温泉に寄って疲れを取ろうと思います。

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気がついたら5時間近く歩いていて、ラストは温泉を楽しみに歩こうと思いました。目指すは吉野温泉元湯。

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静かな森の小道をてくてく歩いたら到着です。


吉野温泉元湯は島崎藤村ゆかりのお宿で、近鉄吉野駅から歩いて20分くらいのところにあります。


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お風呂から出て、しばし休憩。帰りの電車の時間もあるのでそこまでのんびり出来ません。

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吉野温泉で温まって、吉野駅まで歩きます。

帰りも青のシンフォニーにしようと思っていたので、乗車時間に間に合うように時間を気にしながら歩きます。

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結局、吉野の山の懐に包まれて、てくてく歩いて5時間。
全く想定外でしたが、西行庵から吉野駅まで歩いてしまいました(笑)

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吉野駅に着いた頃には心地よい疲れで、車内でジェラートをいただきながら特急を乗り継いで奈良まで帰りました。

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初めて行った吉野山。リピーターが多いのも頷けます。今度はいつ行こうかなあ。

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