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ライカは露出計もかっこいい MR・MCメーター

かっこいい露出計についてのお話


LEICA METERをご存知だろうか。

MRメーター

こんな感じの見た目のライカ製の露出計だ。ライカボディにベストマッチなおしゃれな外観で、シャッタースピードも連動式。

露出モードも、暗い場面で使用する低照度モード(黒丸)と高照度モード(赤丸)も兼ね備えているのでどんなシーンでも使っていける。
モデルも大きく、電池式のMRと電池がないセレン式のMCメーター2種類存在する。

問題があるとするなら、壊れているものがほとんどであることだろうか。
この一点を乗り越えられるなら、これほどおしゃれで機能的な露出計はないだろう。

まあ、その一点が致命的なのだが。。。

誰が使うか、持っているかはわからないが、使い方の解説はいるだろうか・・・
いらないか。
なので使い方は割愛する。


MCメーター

上から見た図。


前方には大きなセレン露出計がついている。


かくゆう私はMC,MRメーターを合わせて4つ持っている。笑

2つ所持しているMRメーターは針は動くというレベル。
読み方にクセ(故障?)があり、なぜか適正より一段低い値を指し示す。
ちなみにくらいシーンでは1.5段アンダーに針が触れる。

設定するISO感度を1〜1.5段下げて(露出+補正)で使用すれば問題ない。
うん、これで実用は問題ない。
ちなみに、調整済みでこの有様で2つとも同じ症状。
だが、実用では問題ない。

ちなみにこのMRメーターの適正露出を信じて撮影したら、見事に全てアンダーで全滅したのはいい思い出。
ああ、VELVIA100・・・

ネガを使う時は飛ばし気味でも問題ないのでこのメーターでもいいとは思っている。
だが、リバーサルを使う際には、MRかVCメーターを使う方が事故は少ないだろう。。。


MRメーター

ブラッククロームのMRメーター

こちらは2つのうち1つは壊れていた。
メルカリで購入した。説明文では針は動きます。と書かれていたので購入した。しかもブラックボディ。
ライカM4-2用にとウキウキで購入した。

届いて動作確認。見た目は非常にきれい。これはあたりかもしれない!
電池を入れて電池チェックレバーを操作すると、おお、針が動いた!!
これは!!

一通り喜んでから気づいた。

光に対して反応が、ない・・・

針は確かに動いた。だが、光には反応しなかった。。。
黒色のMRメーターは貴重。でも動かない。
くやしい、いつか修理して使用してやる。ということで別のMRメーターを探すことにした。


2個目

シルバークロームのMRメーター

というわけで、とある日もヤフオクを巡回していると安いMRメーターを見つけてしまった。とりあえず入札するとなんと落とせてしまった。今回も針は動きます、というレベル。なので期待はしていなかった。

だが、今回はなんと動いた!
改造品ではないので既存の電池を使用すると1段多めに値を指し示すが、それはISOの設定を1段低く設定すれば問題ない。
実際に使用してみたら、くらい場所ではアンダーで出てしまうことがあるが、明るい場所では問題なく使用することができた。
まあ、くらい場所で使用する時は1段オーバー目に読んで使用すれば実用上問題ないと判断した。


もっと正確なものを使えば?

ド正論パンチありがとう。
ごもっともである。だが、これはライカで揃えるのが楽しくて使っている節もあるのでこれでいいのだ。
特にMRメーターは明るい場面ではそこそこ正確なのでこのまま使おうと思っている。
21mmのレンズを使用時はダブルシューを使用するが、その時はおとなしくVCメーターを装着している。

VCメーターは優秀でかなり正確に測光してくれるが、シャッタースピードダイアルとは連動しないのでしばしば切り替え忘れるのが難点だ。。。まあ忘れないようにすればいいだけの話なだが。

ライカを使っているが、こだわりがないのなら素直にVCメーターをおすすめする。
VCメーターIIはI型と比べて薄型になっているのでM型に非常にマッチする。

Voigtlander VCメーター II


最近ならTTaritsanからさらに安価で正確そうな露出計もあるのでそちらを検討してもいいだろう。

TTArtisan ライトメーター


ライカメーター=ファッション

統一感があるからつけたい。つけるなら使えそうなものをつけたい。
それを探すのも楽しい。
使えそうなら多少の癖は使用者側でカバーする。

これもフィルムライカの醍醐味だろう。

ああ、めんどくさい。笑
でも楽しい。笑


以上です
ありがとうございました。


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