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逆張りのメカニズム 反転(R1)・逆張り(G1)インジケーターについて。

2022/4/30 追記)本システムのNote単品販売は終了します。

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■はじめに。順張りとか、逆張りとか。

「順張り、逆張りは、なんとなく分かるのですけど、逆張り?反転?とかって、同じように聞こえます。どいういうことなんでしょうか?さっぱり分かんないです!」

えっと、、確かに分かりづらいですね。ちょっと整理していきましょうか。

順張り・・・相場の流れに沿って、トレンドの流れの継続による値幅を狙う
逆張り・・・相場の流れに逆って、トレンドの終了と逆転による値幅を狙う

一般的には、こんな感じですね。

でも、現実の相場はそうそう、上手くは動いちゃくれません(笑) だいいち、電波波形みたいに、綺麗な一本の線で相場は作られて波打ってくれているわけじゃないですからね (;^ω^)

では、どこが順張りで、どこが逆張りと言えるのでしょうか?

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上の図からも分かるように、4人の登場人物は一つのポイントに対して全く違う見解でトレードを行っています。

チャートの見方によっては、例えば①さんが、ここは絶対に短期で上げだ!順張りだ!なんて思っていても、なぜかバシバシ売りが出てきて、自分に対して逆張りトレーダーが向かってきているようにも見えたりします。

しかし、実際には同じ「順張り」と思って仕掛けている人でも、目線をもっと大きく見ているトレーダーにとっては、「順張り」の売りだったりすることもあります。そうすると、順張りが「トレンドの流れに沿って仕掛けるやり方」と言っても、見ている期間が違えば、当然に売りも買いも十分考えられちゃうという事がわかりますよね。

期間設定が違えば、売りも買いに、買いも売りに、見えてくる

■反転R1と逆張りG1の違い

言葉の定義の事なのですが、このシグナルシステムで言うところの、逆張りG1と反転R1の違いは、こんな感じです。

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上昇している流れに対してショート(売り)ポジションを建てるのは同じなのですが、見ている目線やエントリーのポイントが全く違います。

流れの変化を捉えようとしているのが 「反転R1」
スッ高値売り、ドン安値買いを積極的に取りに行くのが 「逆張りG1」

です。それぞれにメリットデメリットがあるので、利用の際には、その事をしっかり身に付けておくべきです。

いくつか例を挙げて説明していきますね。


■反転シグナル 「R1.Short」 で、例えばプットの買い


プットの買い」といえば、オプション取引です。
日本では、だいたい「日経225先物オプションのプット買い」の事だと思っていいのではないでしょうか。

全体相場がズッドーンと下落する直前に仕込むことができれば爆益です。
メリットデメリットもあるので、ちょっとオプションの事について軽く説明します。

オプション買いのメリットは、取引したオプション価格以上の損失は絶対に被る事が無いという、損失限定のポジションを持つことができる事にあります。オプション価格の上昇については天井はありません。

でも当然、良い所だけじゃないのです。デメリットは日に日に時間が経つと、価格(プレミアムといいます)の価値ゼロ円に近づいていくように、値段が剥げていってしまうのです。

なので、結論から言うと、プット買いを建てるポイントは、「下落が始まる直前に仕込んですぐにズドンと下落」これです。

「しばらーーく何日も経ってから、日経225がちょこっと落ちる。」では、時間価値の減少で、剥がれてしまったプット価格の分を、下落の大きさで補う事が出来ずに、却ってマイナスになってしまう事の方になります。オプションの勉強はこの辺にしておきますネ。

では具体的に、
R1.Short サインでプットの買いを選択してみるとどうなるか。

足の期間設定は、4時間足を選択しています。

【日経225:4時間足】コロナ後のR1シグナル

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ただ単純にショートすればいいじゃん、とも思えますね。それも良しです。

【日経225:4時間足】コロナ前のR1シグナル

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バツのところもありますが、概ね、結構スピード感のありそうな良い所で仕掛けが出来ているかと思います。


■日経225日足 と R1シグナル


ちなみに、日経225日足での R1.Short は、こんな感じです。

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プット買いでも勿論行けそうですし、上で述べた4時間足と重なったところでの仕掛けなら4時間での数が減りますが、勝率が良いでしょう。

コロナ発生のトリガー下落と言っても良い2月25日にR1シグナルが出ていますが、現在5月22日まで一切シグナルは出てません(;´・ω・)。。。。

R1.Long も一緒に出すとこんな感じです。
大底からの立ち上がりで出てますね。

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このシグナルは逆張りG1ほどの、大底のドン底、天井のド天井をキッチリ捉えるのには適していませんが、あくまでも「反転」してきてからサインが出ます。
ショートも同様に、ど天井じゃなくて、そこからの「反転」になります。

R1システムの感じが分かってくれましたでしょうか。


■逆張りG1シグナル:天底を積極的にトライ!

このシグナルはとても積極的な逆張りシグナルになっています。

ですが、積極的過ぎて、サイン後にもう少し抜けていく事も結構あるのですが、それを考慮に入れても、トレードを行う事で、デメリットも良い点になり得るので、それを分かって省かずに設計しているんです。何故なら、ど天井の売りやどん底の買いでサインが点灯しています。論よりもまずはシグナルの出方をみて下さい。

ある条件が整っている時、このG1シグナルは、天井では陽線確定で出現します。底では陰線確定で出現します。つまりスッ高値でのショート。ドン底でのロングを実現できる可能性のあるシグナルです。


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シグナルに100%勝てる手法が無いように、これも負ける事だってあります。そしてこのシグナルは、負けっぷりはサクッとががベスト。むしろ負けても落ち込まずに次のサインでドッカン取れる可能性が十分にあるんだよ、と言うのが分かるでしょうか。これぞ、逆張りの醍醐味のようなサイン点灯です。

要所をきちんと抑えることができれば、チャート上からも分かるように、サインが出ると大抵、足踏みし始める事が多いです。その後その場所が、天底になったり、逆に抜けていってしまったり、とあるのです。

「シグナルが出たから、仕掛けてしばらく放置した。一時は少し含み益になったのだけど、放っておいたら、逆に行ってしまった。。」みたいなのはアウト。ちゃんと逆指値をきちんと置かなければなりません。

このシグナルの成功ポイントは、

「思い切って入って、負ける時はすぐにサクッいく事」

含み益が出たら、戻りの分だけで欲張らずに取ってしまい、分割利確で伸ばす分と同値決済の指値や逆指値注文をしっかりして、損失を大きく出さずに利益を伸ばしていく事です。

そしてもう一つの成功ポイントは、

「シグナルすべてにエントリーするのではなく、間引く事」

間引きのポイントは、いくつかあります。

■G1シグナルで、「長期に順張り&短期に逆張り」

やり方は簡単です。
例えば、下記のような長期の100MA、200MAが上昇トレンドの場合、ロングのみを狙うようにすると、サインの数は極端に減りますが、勝率は劇的にアップしてきます。なぜなら、短期でどん詰まりの底の陰線の終値で、サイン点灯して、逆張りだけど長期に順張りの形をとる事が可能です。

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背景色は、順張りJ&乖離K3 で利用している、短期トレンド把握のためのガイドです。赤が上昇トレンド、青が下落トレンド。

■「R1ロングとG1ショート」組み合わせてガッチリ!

下図を見て下さい。長期で上昇トレンドがある時、トレンドの反転を捉えるR1シグナルに対して、G1ショートを決済のポイントとして使う方法があります。


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設定方法は簡単で、設定画面で、以下の2つにチェックすれば長期に順張りに対して、立ち上がりサクッと利確システムとなります。スッ高値でとりあえずクローズのサインが出てくれるので、目安になりますね。

以上です。

上記のトレード戦略例では、ライン引きトレード無しに、このシグナルのみの戦略ですので、水平ライン・トレンドラインを引いて、しっかりとポイントまで引き付けてから、このシグナルと共にトレードが出来れば、さらに強力な形となるでしょうね。(⌒∇⌒)

以上、説明が足りなかったらすみません!

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