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鎮静剤

2014年に手術後に鎮静剤
「プロポフォール」を投与され
当時2歳の児童が死亡した医療事故で
麻酔医2名が在宅起訴になりましたね。

成人の2.7倍投与されたとかで、
何故そんなミスが起きたのでしょうか。

鎮静剤プロポフォールの主な用途は、
医療分野における「鎮静薬」としての
使用で、
中枢神経抑制作用を利用して、
全身麻酔の導入、維持に用いられるそうです。


その
作用機序は
GABAa受容体作用とNMDA受容体抑制作用があり、

麻酔効果は主にGABAa受容体作動作用によるもの


GABAa受容体作動薬には
この他にバルビツール酸系や
ベンゾジアゼピンがある


記載されてました。


やはり
「鎮静」にGABA受容体作用というのは、
深く関わってくるのですね。


ちなみに
私の叔母が昨年全身麻酔で手術した時は、
手術室に行く前にベンゾを注入されてました。

プロポフォールといえば、
マイケルジャクソンの死に繋がった
原因薬剤として有名ですよね。



プロポフォールの過剰投与による
副作用が原因で急性中毒になり、
呼吸不全および心不全を起こし
50歳で亡くなりました。



鎮静剤プロポフォールは、
依存性があるにもかかわらず、
アメリカでは乱用が横行しており、
マイケルジャクソンも常用になり、
身体の生理機能が乱れていたそうです。


GABA受容体に作用する鎮静剤は、
やはり依存性が昔から問題に
なっていたようです。


鎮静剤プロポフォールは効果が速く、
投与をやめるとすぐに目が覚める
「キレのよい薬」として使われてるそうです。

ベンゾゾアゼピンでもよく
「キレのよい」という表現が使われますよね。


特に
睡眠薬に使われる言葉のような印象があります。


沢山のベンゾジアゼピン薬を飲みましたが、
どれがキレが良かったのか、
サッパリ思い出せません。

私にしたら
どれもキレが悪かった気がします。

なんだか 
どの薬もダラダラ身体に残ってる感じで、
常に身体がだるく疲れやすかったです。


マイケルジャクソン

50歳で亡くなってたのですね。

マイケルジャクソンより
長生きしてしまったことに、
月日の流れを感じました。

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