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STREET FIGHTER 6【Vol.01 格ゲー初心者のスト6感想と練習方法など】

言わずと知れた、カプコンの有名対戦格闘ゲームシリーズの最新作です。
ストシックス、またはストロクと呼ばれています。
PC(Steam)、PS4、PS5でプレイ可能です。Steamでは、発売から半年以上たった現在も、平日夜のピーク時に約2万人がプレイしているようです。

ゲームのルールは単純で、1対1で攻撃を繰り返して相手の体力を0にしたほうの勝ちです。パンチ、キック、必殺技が各キャラごとに個別に用意されていて、それぞれ威力や届く距離などが異なります。

私は昨年12月からプレイを始めました。2か月間、色々と動画を参考にしてきましたが、専門用語も多く、この説明ってほんとに初心者向けなの?と思うことも多かったです。今になってようやく理解できることもあります。
今回はあくまでも初心者視点で、モダン操作でプレイした感想や、実際に行っている練習方法などを書いていきます。


人生ほぼ初の格闘ゲーム

発売直後に、配信者のプレイ動画を見て、派手で爽快感があり面白そうだなと気になりました。ただ、格ゲーは操作が非常に難しいというイメージが強く、自分が続けられるか分からないし定価で買うにはちょっと高いなと思ったり、前の月にリリースされたゼルダ続編に夢中になっていたりで、しばらくスルーしていました。そうしているうちに年末セールの案内があり、オンラインもまだ賑わっているようだったので、プレイしてみることにしました。

私自身、格ゲーの経験は、子供の時に友人宅でスト2や鉄拳などを少しさわったことがあるくらいです。任天堂のスマブラも操作が分からなくて体験版でやめました。

そんな私でも、コツコツと練習やオンライン対戦を続けて、春麗などのキャラで現在プラチナまでランクを上げることができています。
ちなみにランクは、ルーキー、アイアン、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤ、マスターの順に強く、キャラクターごとに評価されます。

これまでプレイした感想を端的に言うと、自分で思った通りに操作できて勝てたときの満足感が非常に高いゲームだと思います。負けてもそんなに悔しくはないですが、ミスを多発したのに何故か勝てた場合は、あまり納得できず嬉しくないです。練習すればするだけ上達を実感できることも、楽しいポイントの1つです。

配信を見ていると、試合ごとに一喜一憂している人もいるようで、車の運転のように人格の本質が出るゲームなのかな、とも思います。

初心者が助かる 簡単モダン操作

スト6には、操作タイプが2種類用意されています。

▽ クラシック操作

従来からある操作方法です。
6つのボタンで、弱中強のパンチとキックを使い分けないといけません。
さらに必殺技を出すときは、下→右下→右などと、十字キーを順番に素早く入力する必要があります。いわゆるコマンド入力というものです。
書いてるだけで難しく感じます。

▽ モダン操作

今作から搭載された操作方法です。
弱中強の攻撃は、3つのボタンで使い分けられます。
必殺技を出すときは、基本的にコマンド入力が不要で、SPボタン1個と、右、左、下のキーを組み合わせればOKです。
クラシック操作で下→右下→右+パンチを押す必要のある必殺技が、モダン操作だとSPボタン1個だけで出せたりします。

このモダン操作がとにかく簡単で、私のような格ゲー初心者でも始めやすく作られています。各キャラごとに用意されている強力な必殺技も出しやすいので、そもそも技が出せないせいで楽しくない、ということがありません。いまのところ私もこれのおかげで楽しめており、それなりに戦えています。

モダン操作のデメリットとして、SPボタンでの必殺技のダメージが下げられてるという点があります(コマンドで出せばクラシックと同等)。また、ゲーム内の技の属性として、上段・中段・下段が用意されており、中段と下段が防御しにくくて相手の防御を崩すときに有効なのですが、モダン操作ではそのうちの中段技をカットされているキャラが多いです。そのため、クラシックに比べて攻撃を多く当てる必要があったり、ガチガチに防御している相手に対してちょっと攻めにくいと感じる場面があったりします。

制限が無くなんでもできるクラシック、技が少ないけど初心者でもある程度まで戦うことができるモダン、という感じです。
モダン操作のほうが慣れなくて難しいというベテランプレイヤーもいるらしいです。

トレーニングモードでの練習方法

私のプレイ時間の半分以上がトレーニングモードです。え、ゲームなのに練習?と思われるかもしれませんが、特に苦にならないです。他の音楽を聴いたり動画を見たりしながら練習していることもあります。
私が初心者なりに考えて実践している練習を、いくつか紹介します。

▽ 対空とインパクト返しの練習

ダミーにインパクト攻撃とジャンプ攻撃をランダムで出させるように設定します。インパクトはインパクトで反撃して、ジャンプ攻撃はキャラごとの対空攻撃で落としています。シンプルな2択を打ち返すだけなのですが、意外と失敗します。ついでに波動拳も混ぜて、パリィの練習をしたりもします。

インパクトは返せれば大チャンス、くらえば大ピンチになりますので、練習する価値はあると思っています。下手したらインパクトが返せなかっただけで負けることもありますし。

実戦で対空はそれなりに出せるようになりましたが、インパクト返しは難しく、いまだに10回に1回返せるかどうかです。しないよりはマシだと思って練習を続けています。

▽ コンボ練習

連続で攻撃することが、コンボと呼ばれています。たぶん最も多くの時間を割いています。最初は、実績のあるプロなどが紹介している各キャラのコンボを探して、自分が頑張ればできそうなものを練習していました。

・簡単で出しやすいコンボ
・弱攻撃からの細かいコンボ
・ダメージの大きいコンボ(相手の隙を狙って出すコンボ)
・ラッシュから始めるコンボ
・キャンセルラッシュを含めたコンボ(難易度高め)

まず上3つを練習したことで、シルバー帯くらいまでは楽に戦えるようになったと思います。試合ではよく相手も大きなミスをしますので、そこを逃さず大ダメージを与えられるようになると、かなり勝率が上がるはずです。

慣れてからはジャンプ攻撃から始めたり、SAで終えてみたりもしています。ラッシュとキャンセルラッシュは難しいですが、いろんな攻撃から始動できるので強力です。いまメインで練習中です。

よくショート動画などで、派手で複雑なコンボが紹介されています。与えるダメージも大きく、出せれば強いと思うのですが、難しいので注力はしていません。現段階ではまだ、なんか凄いな、と眺めているだけで大丈夫だと思っています。それを無理して練習するよりは、そこそこのコンボを確実に出せるように練度を上げるほうが強くなれると思っています。

▽ 通常攻撃のリーチに慣れる練習

トレーニングモードでCPUをレベル4~7に設定して、弱・中・強の通常攻撃だけで倒しています。相手の攻撃をガードしながら前後にふらふら動いて、間合いに入ったら殴ります。相手が遠いときは強やしゃがみ中などのリーチのある攻撃を、近いときは弱や立ち中などの早く届く攻撃を出すよう心がけています。

この練習は、コンボを出す以前に相手に触るのすら難しい試合が多々あり、自分の攻撃範囲をうまく把握できていない気がしたので、その感覚を磨くために取り入れています。

上級者のプレイを見ると、駆け引きもありそうですが相手に触るのがとにかく上手いので、まず自分から触りに行ける間合いを理解するのが良いと思っています。

CPUはガンガン攻撃してくるのでガードの練習にもなります。ついでにジャンプ攻撃とインパクトを遠慮無しに打ってくるので、そこは反撃するようにしても良いと思います。

▽ 苦手なキャラと技の対策

対戦を重ねると、自分の苦手なキャラや苦手な技が分かってきます。そして大体の場合、同じようにそれらを苦手としている人が多いです。対策方法がプロによって研究されていますので、その動画を見て理解するようにしています。

特に使用率の高いケンやルークは、対策動画をチェックして防御や反撃方法を知っておいたほうが絶対によいと思います。

私は困ったときにインパクトに頼りがちですが、その打ちどころを頭に入れるだけでも十分に戦える試合が増えた気がします。

最重要?ストレス対策

楽しくゲームを続けるうえでいちばん大事なポイントかもしれません。
私の心がけ方、考え方になります。

たぶん、勝つことだけを目標にしていると疲れます。周りには自分より上手い人だらけですので、勝てなくて当然で、悔しがる必要はないと思っています。コンボが上手くいかなかった、ガードができていなかったなど、改善できそうなところを見つけるほうが大事だと思います。上達を目標にして、ミスを減らし、できることを増やしていけば、そのうち自然と勝てるようになる気がします。

格闘ゲームの要素は、よく変則的なジャンケンに例えられています。ジャンケンに全勝するのは無理です。たまたま読み合いに負けただけの場合もあると思いますので、その結果による負けだと明らかに分かっている場合は、気にする必要はないと思います。

対戦したくないキャラクターもいます。初心者殺しで悪名高いJPや本田は、例に漏れず私も好きじゃないです。キャラ性能が尖っていて対策が難しく、分かっていても一方的にやられる展開が多いです。負けた場合には、極端ですが、皆から嫌われて可哀想なキャラだなぁと思えば精神衛生上よいです。

まれに、相手による対戦中の切断や、下品なプレイヤーネームからのフレンド申請を受けることもあります。カジュアルマッチで多い気がします。こういうときは相手が負けず嫌いな子供だったのかな、と思うようにしています(深夜帯のプレイですが)。ただし、他のプレイヤーのためにも、対戦履歴のプロフィールから通報だけは欠かしません。

これだけいろいろと書いておいてなんですが、私自身はスト6の対戦中にイライラすることが非常に少ないです。たぶん、自分が強いと思い込まず、弱いことを自覚しているからだと思います。もっと桁違いにイライラするゲームを知っているというのもあります。
もう少し上達したら考え方が変わってしまうのかもしれませんが、できるだけ謙虚な姿勢で続けたいです。

今回は以上です。
やり込んでいる人たちのように細かいテクニックや知識については書けそうにないので、次に書くとすれば使用キャラの使用感や好き嫌いについてなどになると思います。

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