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これまで触れたフイルムカメラを紹介その4 【CANON AE-1】

さて、サボってたけどフイルムカメラ紹介を再開しますよ。

今回は、4機目のカメラ「CANON AE-1」です。

CANON AE-1

これもリサイクルショップで購入したもの。レンズは28-135㎜のズームレンズのみ持っている(標準レンズはいまのところ見つけれてない)。ボディとレンズで6,000~7,000くらいだったかなと思う。

まずは作例をいくつか貼り付けておく。

レンズの加減か知らん影が強調される感じがある。

静物感が強く、重たいイメージになる傾向。嫌いではないけど、解像度が低い感じなので最近は使っていない。

ボディの特徴として、これは電池ありきの機種だということ。4SR44電池(一本3,000円位する)をマウントの横の蓋を開けて挿入するとシャッターが切れる状態になる。

ちなみに電源がない状態だとシャッターを押してもふにゃふにゃしてるだけで切ることができない。

軍艦部右肩

配置の工夫が面白い。シャッター速度ダイヤルは巻き上げレバーと同心円に設置されている。そのため別個についているタイプより操作性は側面のギザギザも相俟って高いように思う。側速度はB、2~1/1000秒まで。私はほぼオートで撮っていないのでASAダイヤルは基本的に装填したフイルム感度を覚えておいてもらう外部記憶装置でしかないんだけど、これも同じ同心円に設置されている。ギザギザのところを引き上げると回せる。限られたスペースを有効に利用するメーカーの労力はどの機種をみても楽しい。これはたぶん極力でっかくて回しやすいように設計したのだろう。

さらにシャッターにはロック機能が付いていて、シャッターボタンの外周に取り付けられたレバーを手前に引くとロックがかかる仕掛けになっている。シャッターロックがついているのはこの機種が初めてだったのでここも新鮮だった。子供のときはうっかり押してしまうことがあったので、ロック機能は有難いかもと思ったものよ。

ちなみにオート露出はシャッター速度優先で、レンズ側の絞りリングを「A」に合わせると設定速度と設定ASAと測光値からF値を割り出してくれるというもの。今のオートフォーカス、オート露出の方法と同じシャッターボタン半押しで測光が始まる仕組みなのはこれから触れる人にも分かりやすいかもしれない。

4ヶ月ほど使ってみたものの、手持ちのレンズはでかいので単焦点50㎜レンズに慣れている私にとっては重たく重心も捉えにくいという側面があり、あまり頻繁には使わなくなった。もし50㎜が手に入ったらまた使ってみるかも知れない。

ということで、今回紹介したのはCANON AE-1でした。

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