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理想論

新年が明けまして、
さてどんな1年を過ごそうか…
まずは地元の神社へ初詣をし、
ちょっとぶらぶら~っとドライブして帰ってきたら、
能登半島地震があったことを知った。
TVは正月番組ではなくニュースになっていた。
わたしは、
身を守る行動を優先した。
YouTubeでMrs.GREEN APPLEのMVを流した。
子供らとモノポリーをした。


わたしは、
こういう人間だ。
感情を持っていかれる内容を見ないようにしている。
自分自身がそうなりやすいし、
子供らも必要以上に不安にならないようにだ。
ただ、災害時の集合場所等子供らと確認をした。
危機感が薄い、とは思っている。
身を守るとか言っておきながら、
結局困ることになるのは自分たちなんだろう。


翌日、
飛行機接触事故がおこる。
JAL機乗員・乗組員全員脱出。
海保側航空機死者5名。


立て続けに起こる悲しいニュースに、
TVを付けていなくても、
SNSはその話題でいっぱいになる。
正直見たくない内容も多く流れてくる。


地震について。
NHKのアナウンサーの逃げるよう促す叫び声。
救助を求める内容の【拡散希望】。
安否確認のための回線パンク。
まるで違う場所の被災状況の画像。
今は行くなと止める声も届かず動き出すボランティア。
救援物資を個人で届ける。
緊急車両の動きを妨げる交通渋滞。
そして自粛警察。
性犯罪。
窃盗。
避難所の環境批判。
そして政治家批判。
寄付を公開することへの偽善者批判。
たった数日で出てくる情報。


飛行機事故について。
最初はJAL機乗客・乗員全員脱出を称賛。
JAL機への攻撃。
そしてペットの扱いについて。
客室同伴搭乗への署名運動。


希望は口に出していいと思う。
そこに反論したい人もいていいと思う。
あくまでも持論として。
その人の価値観として知る機会ではあると思う。
そこで合わないと思えば関係しなければいい。
わざわざねじ伏せようとしなければいい。
攻撃をしなければいい。


そもそも、
そこに当事者はいないじゃないか。
当事者の感情を置き去りにして、
外野が何を騒ぐのか。
外野こそ、
第三者の目で、
俯瞰視点で、
冷静に意見交換をすべきなのに、
できるのに。


わかる。
さも自分事のように思えるから、
より真剣に捉えてしまう。
だからこそ、
自分の気持ちを理解してほしい。
否定してほしくない。
少しでも改善されたら嬉しい。
でもやっぱり、
当事者を置き去りにしてしまっている。


本当に改善を望むなら、
その具体案を徹底的に精査して、
然るべき場所へ提出すべきだろうと思う。



言うは易し、行うは難し。


何もないのがいい。
何も起こらないのがいい。
でもそれは多分無理。


年始の挨拶で、
「今年が笑顔あふれる一年となりますように」
といった事を言うわけですが、
もちのろん、
そう願うのですが、
本音を言えばそれは「理想」。
甘っちょろい戯言。
悲しいかな。
理想を現実に変えられるだけの、
根気と体力と知力が足りない。
何かあった時の反動力からの持続する力が足りない。


最後になりましたが、
能登半島地震で被災された方々の1日でもはやい復興をお祈り申し上げます。
地震大国でこんな願いは理想論ですが…
もう揺れるな!!


そして、
今後も頭の整理のため、
ゆるゆるとnoteを続けて行こうと思います。
本年もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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