【TED】40種の実をつける1本の樹
こんばんは。今日はTEDプレゼンについて書いてみようと思います。
久々に開いたTEDのアプリで、タイトルを流し見していると気になるタイトルがありました。アーティストのサム・ヴァン・アーケンによる「40種の実をつける1本の樹」というタイトルです。
スピーカーを知っているわけでもなく、樹が特別好きなわけでもないですが、何故か惹かれたので、その理由から考えてみました。
”1本の樹に40種の実がなる”、その言葉からなぜか”キャリア”や”スキル”という言葉が連想されました。全然関係ないのに。(実際プレゼンの中身も全く関係ありませんでした)
1本の樹に複数の種類の花が咲き、実がなるその樹はとてもカラフルで、とても綺麗です。その写真を見て、”1人の人が複数のスキルを持っていると良いキャリアが描ける”みたいなことを連想したのだと思います。
技術畑から新しいスキルを獲得してキャリアを変え、今後どのようなキャリアを作っていこうかと考えていたタイミングだったこともあり、きっと心に引っかかったのでしょう。
プレゼンではどうやって40種の実を持つ樹を作るのかについて話されていました。果実は種で保存することができず、枝を接ぎ木することによって保存していくそうです。初めて知りました。1本の樹に様々な種の枝を接ぎ木していくことで40種もの実を持つ樹を作ることができるとのこと。凄い。
接ぎ木が成功したかどうか判明するのに1年、実がなるかどうかが判明するのに2~3年と、長い時間をかけて作り上げていくものだそうです。また、1本の樹の中でそれぞれの花が咲く順の時系列を組み立てていくと、その樹が春にどんな風に見えるかを設計できるのです。アートでもありサイエンスでもありますね。
この辺りもスキルを獲得し、それを組み合わせてキャリアを作っていくところとすごく似ているなぁと思いました。全然違うスキルを接ぎ木のようにして獲得するも良し、今あるスキルに栄養を与えて育てるも良し。その先にどんなキャリアが待っているかを設計して育てていければなと思いました。
人生100年時代。すぐには花につながらないような経験や、これまでの経験と全く関係の無い新しい分野への挑戦も上手く”接ぎ木”していけば最終的にきれいな花が咲かせられるかもしれません。これはキャリアだけではなく、人生も同じですね。
noteでのアウトプットも小さいながら枝になっていけばいいなと思いつつ、今後も続けていこうと思います。
なんか、朝礼での所感みたいになりましたが、以上です。
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