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人類よ、ねむねむを抱け -1ヶ月書くチャレンジ Day17-

こんにちは。まるやまです🍡

今日起こった事件を前置きの雑談でしたいと思います。

台所で焼きそばを作っていた母が興奮した声で「見て!!」と呼ぶので行くと、フライパンいっぱいに真っ赤な麺が広がっていました。

着色料を瓶ごとぶちまけたような人工っぽいド派手な赤一色に、やや引き気味で訳を尋ねます。母は子どもみたいに興味しんしんな様子で「炒めた麺にカレー粉を入れたらこうなった」と答えました。

ネットで調べたところ「化学反応」だと判明しました。中華麺に使われている物質「かんすい」とカレー粉に含まれる色素「クルクミン」が関わっているようです。

クルクミンは酸性や中性の液体に溶けると黄色く、アルカリ性の液体に溶けると赤くなるそうです。かんすいはアルカリ性なんですね。ウン十年生きてきて初めて知りました! 小学生の自由研究を思い出します。夏ですしね。

さて、17日目のテーマは「あなたの1番大切なモノ」です。

昨日のテーマ「あなたの1番大切な人」では、人に順位を付けるのが不得手だという話を書きました。

モノの場合はどうかと言いますと、順位を付けられます。

昔から整理と整頓は得意で、あまりモノに執着しないタイプです。増えたら減らす、買ったら手放すを繰りかえし練習していたら、なんとなくいま必要なものとそうでないものが分かるようになってきました。

今回の場合は、生きるのに必要だったり、生活が立ち行かなくなったりする必需品は別とします。感情寄りの「大切なモノ」で考えたら圧倒的に1位を誇るモノ、それは……。

「ねむねむ」です。

ご存知でしょうか? 「プレミアムねむねむ」という抱きまくらのシリーズです。さまざまな種類やサイズが揃っています。ネットショップや雑貨店でよく見かけますし、持っている方もいるかもしれません。

シロクマ、ペンギン、あざらし、ぶた、柴犬、シャムネコなどの動物が脱力して眠っているポーズがとてつもなく愛らしいのです。眺めては思わずにやにやしてしまいます。

やわらかく、ずっと両手で撫でていたくなるようなさわり心地です。大きいサイズのものは腕に抱えられる以上の高さがあります。わたしの身長だとおんぶすると暖を取れるほどです。

おなかに乗せて横になれば、布団を掛けたくらいの重みがいい感じに睡魔を連れてきてくれます。

寝相が悪くて蹴っ飛ばしてしまっても大丈夫。菩薩のような穏やかさすら浮かんだ表情のまま、ねむねむはまったく気にしていない様子です。

メンタルの安寧もはかれます。

ねむねむの小さなあんよを握ったり背中を撫でるのは、愛犬や愛猫にほおずりしたり、ウサギやハムスターなどの小動物を手のひらに乗せたりした時と同じような効果が得られると思います。ねむねむで「整う」のです。

「枕が変わると眠れない」なんて言いますが、わたしの場合は「抱き枕が変わると眠れない」レベルです。愛用しています。

初めて雑貨店で見つけてから長年かけて家族でハマってしまいました。それぞれに一体ずつ「マイねむねむ」がいます。どの動物も可愛くて、コンプリートしたいくらいです。

たまにベランダに転がすねむねむの日干しイベントをしたり、あまりにも疲れて暴れたい夜は布団を囲むようにねむねむを配置した「涅槃スタイル」で寝たりもします。

話すのが気まずい日はねむねむを積み、部屋のドアから外を覗くように置いて待機させます。開けるとニヤッと笑いがこぼれて固い空気がほぐれるわけです。寝る時だけでなく家族とのコミュニケーションにも役立ってくれています。

人類みなお気に入りのねむねむを一体ずつ抱いたら、世界はちょっぴり平和になるんじゃないかしら。そんなことを本気で思う夜でした。

何の話してるの? という方はぜひこちらを覗いてみてくださいませ。スクロールすると微笑みながら膝から崩れ落ちる体験ができます。

この記事は、いしかわゆきさん著「書く習慣」の巻末で提案されている「1ヶ月書くチャレンジ」を実践しています。
30個のテーマを1日1個ずつ書いていきます。


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