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【人狼note】人狼ゲームの振り返り注意報①〜"不正解"は"失敗"じゃない

みなさんこんばんは。
最近の人狼ライフはいかがでしょうか。

私は最近プライベートが多忙を極め、前年度比で人狼で遊んでいる日が50%〜90%程度減っています。
でも遊んでいる日が少ないからと言って、特別下手になったりするわけでもなく、寧ろ1イベントを楽しもうという気持ちになることで1回1回のゲームへの満足もあり、いい傾向です。

そんな私ですが、一時期クローズゲームが苦手になった時期がありました。
クローズゲームとは、死んだ直後に正体オープンがされないルールの人狼ゲームのことです。どちらかの陣営が勝利するまで、正体がオープンされることがありません。

ここ最近、ZOOM人狼で全国の人が手軽に貸切を打てるようになってきたことや
人狼ルームのイベントや貸切で"振り返り"を重点にしたものもあり、そんな環境下でゲームをすることが多くありました。

その中で、自分を見つめ悩んでる人を見て、
ぐぬうー!その気持ちわかる!でもしんどそうで辛いな。楽しい振り返りをしてほしいな...!!!
という気持ちが強くなり、
今回から少しずつ、振り返りの革命を目指して、自分の中での振り返りのときに考えないように意識していることを紹介しようと思います!!

このコラムの最終目的は
"「振り返り」を自分の行動を責める「反省会」にしないこと"
"「振り返り」を新しい気付きの場にすること"

です!

そして、それによる人狼ゲームの最終目標は
勝ちまくる人狼ゲームではなく
勝ちを目指しながらも全力で楽しめる人狼ゲームであることです。
結果勝たなくても楽しい、を重視していますので、そこはご了承ください。

そして、あくまで"深掘り反省をしすぎてクローズゲーム嫌になった人"がそれを脱するために意識してきた一個人の考え方ですので、
自分に採用するしないは個人の問題です。
でもこの考え方を持ってみて、損はしないかなと思います。

1.人狼ゲームに置いて"正解"は重要じゃない

突然ですが、皆さんは人狼ゲームが強い人ってどんな人だと思いますか?
きっと、人狼ゲームをしていると、「この人の言うこと、全部合ってた。すごい!」って思うことあると思うんです。

ゲームを振り返るときにも、
「〇〇さん、人狼全部当てて強かった。」「〇〇さんはいつも人狼に投票しててすごい。」
と感じることがあると思うのです。

ですが、それは絶対的な強さではありません。
というよりも、「人狼を当てられた」のはあくまで結果を知った上での評価であることを是非振り返りの場では意識をしてほしいのです。

それは誰への評価か。

自分への評価です。

ゲームが終わって、役職が発表されたあと、
きっと人間を疑っていた自分に対して、
「あー、間違えたなあ」と思ってしまうことがあると思うのです。
そして、その後の振り返りで、「〇〇さんのここよかったですね。人間らしく発言してたと思います」など疑っている人へのフィードバックがあると、「確かに人間らしかったんだなあ。そんな人を疑ってしまって自分は弱いなあ」と反省を始めてしまったら、そのゲームの振り返りは全部自分の間違い探しになってしまい、しんどくなってしまいます。

ゲームに参加しているときの自分は正体を知りません。ゲーム終了後に正体を知った上で反省するときには、おのずと結果付きでの評価になってしまいます。
その前提で振り返りをすることが、反省をしすぎないためには重要です。

結果を知っている今の自分が、結果の知らない過去の自分に、結果を知った上での要素で反省を促すのは、
〇〇さんが騎士だと思ったんだよねー!と議論中に言ってないのに後から言うやつと同じくらいの後出しジャンケンです(ニュアンス通じますかね?笑)

だから、"推理が間違えていたこと"自体には、
あまり反省をしないで良いと思います。
疑う要因には、意見の違い、考え方の違いも含まれますので。
寧ろ、推理が間違えてたことを重視するくらいなら、なぜ人狼だった人を人間だと思っていたのか、とかそういう"考え方"を突き詰めてみると良いと思います。

"考え方"を突き詰めると、案外面白いデータが取れることがあるので、
その癖を知ることで要素の取り方や推理の仕方に影響を与えるかもしれません。

(この考え方に関しては
またいつか記事にします!!)

そして、自分への"正解は重要じゃない"考え方を他者にも広げていくと、発想が変わってきます。
自分が正解でなくてもいい、を他者に反映すると、みんな正解でなくてもいい。
つまり、人間も人狼も、間違えてもいい。間違えて当然なんだ。という考え方になります。

振り返りの過程では、勝ち陣営が勝ちに至った要因がクローズアップされがちですが、
自分の反省に振り返りの時間を使うと、結構その要因の中で自分が取り入れられるものを見逃して、自分の反省だけに目がいってしまうことがあります。
でも、人狼も人間も間違えてもいいという考えがベースにあると、正解・不正解にかかわるアンテナや自分の悪いところを探すアンテナを張ってないので、
その分、あ、この発言すごいいいな。この人がこう説得してたの、たしかに響いたな〜。など、自分が過去に考えていたことを認めながらも、他者のよいところへの気付きが増えていきます。

つい、自陣営が負けたり、内容が良くないと評価されたゲームだと、自分を責めて反省をしがちになりますが、
それよりも、他者の良いところを沢山気づいて「次やってみよう」という考え方になる方が、きっとこれからの成功、つまり楽しい人狼につながると思います。

2.人狼ゲームで"人狼を当てられる人"の強みはそれぞれ要素が違う

さて、とはいえ人間のときには
人狼当てたいですよね。
観戦をしていても、人狼を当てようと考察してしまいがちなので、これはある意味で"人間
らしい感情"なのかもしれません。

ただ、正解不正解は重要じゃないとすると、
その人が人狼当てられるのは重要じゃないということになります。
では、その人の強みはなんでしょう?

ある人は、人間らしいと思う要素を取る引き出しが多く、それを駆使して人狼を追い詰めているのかもしれません

またある人は、盤面を整理するのが得意で、予言者が複数人いる中でそれぞれの人狼たりえる人を探すことが得意なのかもしれません。

またまたある人は、人狼候補者が複数人いる中で、その人たちに誘導をする力や、その人たちにスポットをあてて見極める時間を作る力があるのかもしれません。

このような強みが複合していることも考えられます。

そう考えると、人狼を見つけ出す力がある人、ではなく、いろんな強みを使って相手陣営を追い詰めている人、という印象に変わるのではないでしょうか。
そしてその人の強みを見つける中で、きっと、こんな考えがあったのか!自分も取り入れてみよう!など、新たな発見につながります。

これは人狼陣営でも同じです。

ただ漠然と人狼強いな、すごいな、だけではなく、是非その人の強みを知ろうとしてほしいな、と思います。
これはお客さんだけでなく、GMさんでも同じことです。

是非、結果を評価するのではなく、その過程にアンテナを張って、強みを見つけてみてください!
その強みを見つける旅の中で、きっと自分のなかで得意なこと、苦手なことなどもわかってくると思います。

3.今日のまとめ

今回のテーマの要約です。

①推理が間違えていたことには反省しない。
 →過去の自分は結果を知りません。
  結果を知った上での反省は結果論です。
②人間も人狼も間違えていい。
間違えて当然です!!
③強いと思う人がいたら、
 その強みがなんなのか探求しよう!!

このシリーズは短編(?)連載のつもり...なので
また次のテーマは近日公開予定です。

(できれば某スクール中に自分のスクールでの学びも踏まえて発信しきりたいなと思い描いています)

お楽しみにー!

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