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洗濯物を干すことについて

最近思うのだが、洗濯物を干すには、先に分類するのか、とりあえず干し続けるのか、どちらが良いのだろうか。くだらない疑問だが、ここにすごく生きるためのヒントがあるように思う。

仕事に置き換えると、とりあえず仕事を前に進めるのか、業務を仕分けてから取り掛かるのか。という感じだろうか。仕分けると、対象に対して気になることが増える。しわがどうしたら綺麗に取れるのか、とか。どのように干したら早く乾くのか、とか。でも、そんなことを気にしていたら他にもしたい家事が終わらない、気もする。だから、いちいち気になるのがストレスになったりする。洗濯を干す前に億劫になる。一方で、とりあえず干し続け、バババッと終わらした方がテンポは良い。一日がいい日となるような気もする。ただでさえ家事をすることが面倒であるので、ストレスを最小限に抑えられるのは嬉しい。

今のところ、個人的には「仕分ける」を入れたほうが良いと思っている。大切にしたい要点を押さえて早く終わらせられる気がするからだ。先のストレスを除ける。でも、それは最後に「服をきれいな状態で着る」「服を永く着続ける」という目的がはっきりしているからで、目的が明確が故に「仕分ける」という作業に対して自分に求めるクオリティのハードルを下げることが出来ている。全体としても少し時間がかかってもストレスを抑えて、何かを許せる。

これは、「手間暇」や「ひと手間」という点について、自分なりに様々なことに置き換えて懐に添えることが出来るような気がする。

そんなことをぐるぐると考えながら、今日も洗濯物を干す。

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