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アラスカでオーロラを見る

日本からシアトルを経由して
アラスカ・フェアバンクスへ。
州都アンカレジよりも北に位置し、
どこよりも?オーロラが見られる都市です。

シアトルひとり観光を終え、
4泊5日旅、開幕!


シアトル ✈︎ フェアバンクス

シアトル・タコマ国際空港から出発です。

なんか芸術作品ある〜
グランジミュージック発祥の地!
ということでレコード会社のショップ。おしゃれ
カフェもおしゃれ

フライトは3時間半。
アラスカ航空を利用しました。

「エメラルドシティ」とも呼ばれ
緑の多いシアトルですが、
北へ進むにつれ、景色は雪で真っ白に❄️

国内線だけど
炭酸を飲んだり映画を観たりしてくつろいで、
午前11時に
フェアバンクス国際空港に着陸しました。

チナ温泉

Chena Hot Springs Resort

空港から専用シャトルバスで温泉地へ。
ここは一帯が
温泉リゾートのようになっています。

バスから降りると、さっそく
もわもわとした湯気が目に入ってきました。
あたりは雪景色なのに、温泉が湧いている!!

ここに泊まる!
かわいい

ロッジに荷物を置いて、
温泉を楽しむことにしました。
露天も露天です。

お湯は場所によるけど熱め。
入るとかなり深くて、
日本の温泉のような段差はないので
立ったまま浸かる、変な感じ。

アルカリ泉だそうで、
クセもなく気持ちのいい湯でした。

アラスカンハスキーたち

この温泉リゾートには
アラスカンハスキーが飼われています。
リゾートが行っている犬ゾリ体験などで
活躍しているそう。

犬ゾリ、乗ってみたかったけど
ちょっとお高くて断念🥲

ハスキーを見るだけでも楽しもうと思い、
行ってみました。

たくさんいる!!!
しかも1匹に1小屋、鎖で繋がれている...
驚きの飼われ方でした。

同意書にサインして、犬たちとふれあいます。

もさもさふわふわでかわいいいい。。

厳密には、アラスカンハスキーという
犬種はないそうで、
アラスカに住んでるハスキーの呼称だそう。
雑種が多いという印象を受けました。

犬によって、人懐っこかったり
懐っこすぎて飛びかかっちゃったり
吠えまくっちゃったり、
とにかく寒いのに元気いっぱい!

鎖に繋がれているせいで行動範囲が
小屋の周りだけですが、
トラックみたいに丸〜く走ってました。

寒い中でもたくさん動けるように、
もさもさなんだろうなー。
アラスカの人々の生活を支えてきた
たくましい犬たちです。

レストラン

チナ温泉お食事事情。
生活様式は
東海岸との違いは感じず、
食べ物も同じ(気がする)。
ただし観光地なので値段が張ります。

滞在中は、基本的には
持って行っていた食料で過ごしました。
ビスケットやゼリー、
税関に引っかからない
ヴィーガンラーメンなどなど。
素食。

温泉リゾートのレストランには
一度だけ行ってみました。

値段抑えめのランチタイムに楽しむ
トマトバジルスープ。おいしい
Halibut & Chips(フィッシュアンドチップス)

ハリバットがメニューにあったので
せっかくだからと注文しました。
まずはタルタルを付けずに味わいます。
厚い身は噛み応えがあり、
あっさりしていて食べやすかった。
淡白だからか、揚げ物でちょうどいい。
チップスは安定のお味。

ハリバットはカレイの仲間だそうですが、
身が詰まっていて肉厚な感じのせいか
不思議な味わいがありました。

オーロラツアー

今回の旅のメインイベント!

温泉リゾートが催行するツアーに
参加しました。

夜9時に、メインの建物に集合します。
名前と人数を確認され、
順番にキャタピラ車へ乗り込む。
リゾートはまあまあ山奥にあるのですが、
そこからオーロラがより見えるという
山頂へ、キャタピラ車で向かいます。

小さめの空間に乗り込む
出発!

初めて乗りましたが、
車内は電気を消されて真っ暗、
道がガタガタなのか、ものすごく揺れて
面白い体験でした。
兵士は大変だろうなぁなどと
のんきな考えを巡らせました。

山頂へ着くと、まずは
ゲルみたいな見た目のテントの中へ。
「ドリンク、スープがあるから
 好きなだけ飲んでくれー」
と言われ、オーロラが現れるまで
体を温めながら待ちます。

スープが何なのか気になったので聞くと、
「ビーフorチキン」と尋ねられ、出てきたのは
なんとカップヌードルでした🙃
日清のだけどアメリカで売ってるバージョンで
味は少し違う。。

フォークをぶっさして渡された。斬新

ときどき外に出て空を見上げては
寒くてテントに戻る、を繰り返し、
ついに午前2時、
オーロラが現れました!!

外の気温は氷点下...
ツンと凍るような空に、
もわもわ〜とオーロラが現れます。

オーロラはゆっくりと形を変えて
空に漂い、神秘的な輝きをたたえていました。

このために借りていたコンパクトデジカメで
すかさず写真を撮ります。
夜の撮影は難しかったけれど、
このチャンスを逃すわけにはいかない!
とたくさんカメラに収めました。

オーロラが消えてしまった後も、
星がきれいに見えました。
晴れてよかった ☺︎

北極圏ツアー

次の日は
別のツアーに参加しました。
その名の通り、
「北極圏」まで行って帰ってくるツアーです。

13時に市街地を出発!
20人ほどが乗れる中型バスで
ダルトン・ハイウェイ(Dalton Highway)を
北上していきます。

まず立ち寄ったのは
原油のパイプラインが見られる場所です。
このパイプラインはアラスカを縦断していて、
北極海沿岸からアラスカの南部へ
原油を輸送しています。

歓喜🙌
銀色がパイプラインの通っている場所!
がっしり系ガイドさんが詳しく説明してくれる

高校地理で習ったことを
実際にこの目で見ることができて、
すごくうれしかった。。
家族にはあまり理解されず。

再びハイウェイに戻り、
14時ごろに
途中の休憩所(Hilltop Truck Stop)へ。

カフェとコンビニ、ガソリンスタンドが
コンパクトにまとまった施設です。
リンさんへ絵葉書を買いました。

20分ほど休憩したら、
バスへ戻って北上を続けます。

対向車はタンカー車のようなもの以外
ほとんどなく、
ついにスマホは圏外になって
静かな自然を見つめながら
時折うとうとしながら
バスに揺られていました。

雪の積もった斜面をよく見ると、
ヘラジカの足跡が!
ガイドさんの話では
運がいいと本物のヘラジカに
出会えるとのことでしたが、
今回はその機会に恵まれず…
足跡があるということは
近くにいるはずなので、
ちょっと残念でした。。

ユーコン川!でかい!写真はボヤボヤ!

18時、すっかり日が暮れ、
2つ目にして最後の休憩所
(Yukon River Camp)へ。
ユーコン川(ここでも歓喜🙌)を渡って
すぐのところにある施設です。

ツアーには夕飯として
簡単な軽食が含まれていて、
サンドイッチと水が配られました。
50分ほどの休憩時に食べます。

ビニール袋に直入れなのはお約束。
ハムやチーズ、キャベツがたっぷりで
おいしい ☺︎

また、この休憩所には
世界中から人が集まるらしく、
壁にはたくさんの言語が書かれた紙が。
お店の人に聞くと、
休憩所を訪れた人たちに
それぞれの母語で「台所立入禁止」と
書いてもらっているそうです(なぜ)。
せっかくなので私たちも
母語〔諫早弁〕で書きました!

右の方には、すでに日本語の紙が!
(「На кухню не заходите!」も見逃さなかった)
意外と来る人いるんだなぁ

そんなこんなで休憩が終わり、
バスに戻ったらまだまだ北上!
ユーコン川を越えてからは
辺りが一層暗くなり
景色に変わり映えがなくなって
時間が経つのが長く感じられました。

20時、出発から8時間でついに北極圏へ。
看板があるので写真を撮る。
あとは特に北極圏を感じる点はないけど、
謎の達成感がありました。
ここまで1人で運転してくれた
ガイドさん、ありがとう😭 

北緯66°33'

夜になると吹雪き始めてしまい、
本来はオーロラを見ながら帰るはずが
それは難しい状態に。。
それでも、ガイドさんは
時々バスを停めて外に出て、
必死にオーロラを探してくださいました。

その甲斐あってか、
曇りの中でオーロラを見ることができました!
晴れているときに比べると
見えにくいけれど、
もわわ〜とした感じが
オーロラなのかな?と
分かったようなそうでないような。

Dalton Highwayを南下し、
フェアバンクスの市街地に着いたのは
午前5時!!
ガイドさん本当にありがとう😭
「北極圏到達証明書」みたいなのを
もらって、ツアーは終了です。
長い一日でしたが、
貴重な体験となりました。

日付と名前をガイドさんが書いてくれる ✎

今回はこのあたりで擱筆。
また続きを書こうと思います!


フェアバンクス市街地

アラスカ大学博物館

Fred Meyer

タイ料理店

街のクレープ屋さん


大学が始まって
とっくに1ヵ月が過ぎてしまったけど、
まだまだ春休みの思い出を
書き連ねている今日この頃です。。

ここまで読んでくださって
ありがとうございました。


見出し画像:
オーロラ。

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