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【古民家リノベ㊳】古民家に突如現る、マルコヴィッチ部屋

2018年~約4年かけて家族中心にDIYの超超超延長をして、なんとか
「こさえた」築150年越え古民家の改装記録を、イロイロ寄り道しながら
だらだらとここに書き残していこう!というシリーズです。
いよいよ、終わりが見えてきた今回は物置部屋?だった現在の私の部屋(の一部)ができるまで。

いよいよ、本当に終わりが見えてきた改装シリーズ。
なにかと抜けているところはあると思うのだが、このシリーズを振り返るとほぼうちの改装の様子が分かってしまうという赤裸々キロク(誰得?)横道にそれまくっているし、拙い文章でまとまりもないほぼ私の健忘録なんだけど。

そんな訳で

2階、というか「1と1/2階」?いや「7と1/2階」、いや「マルコヴィッチ部屋」ができるまでを振り返る(どういうこと)


なぜマルコヴィッチなのか

「マルコヴィッチ」とはかの名優「ジョン・マルコヴィッチ」の事(それ以外にいる?)

いつのヴィッチ氏だよ

そしてなぜ「マルコヴィッチ部屋」かと言うと、そのマルコヴィッチが出演し題材にもなっている「マルコヴィッチの穴」という映画に出てくる「7と1/2階」という天井が異様に低いオフィスがあるのだが、この長細小部屋を見た時の第一声が「マルコヴィッチ部屋じゃん!!」だったからだ(からだ?)

映画「マルコヴィッチの穴」とは・・・

才能がありながらも認められない、人形使いのグレイグ(演:ジョン・キューザック)は、妻のロッテ(演:キャメロン・ディアス)から言われ、やむなく定職を求める。
 新聞の求人欄から彼が見付けたのは、小さな会社の文書整理係。そのオフィスは、ビルのエレベーターの緊急停止ボタンを押してから、ドアをバールでこじ開けないと降りられない、7と1/2階に在った。そしてそこは、かがまないと歩けないほど天井が低い、奇妙なフロアーだった。
 書類の整理に勤しむグレイグは、ある日書類棚の裏側に、小さなドアがあるのを見付ける。興味本位でドアを開け、その中の穴に潜り込むと、突然奥へと吸い込まれる。
 気付くとグレイグは、著名な俳優ジョン・マルコヴィッチの脳内へと入り、彼になっていった。しかし15分経つとグレッグに戻って、近くの高速道路の脇の草っ原へと放り出される。
 興奮した彼は、同じフロアーの別の会社のOLで、一目惚れしながらも相手にされなかったマキシン(演:キャスリーン・キーナー)に、この秘密を話す。マルコヴィッチ自体を知らなかった彼女だが、この体験=穴に入ってマルコヴィッチに15分間なる=を、1回200㌦でセールスすることを提案。グレイグと共にビジネスを始めると、深夜の7と1/2階には、行列が出来るようになる。

https://www.thecinema.jp/article/1082
詳しくはマルコヴィッチ部屋じゃなくて「7と1/2階部屋」というべきなのだが。

話が前後するけど、ちょっと改装進んだ時の様子⇩
160㎝台以上だと梁の部分を気を付けないとぶつかってしまう。梁でない場所はまあまあ余裕(7と1/2階に比べたら)

そんな前振りは置いておいて(置いておけぬ長さ)

今一度図面

完成後の図面ちゃんと書けよって感じだが、無理だし、改装前のプロの方が書いた図面を借用し、訳の分からぬ説明を付け足したものがこちら⇩

マルコビッチ?ヴィッチ?(もういいて)

図面からも分かるように、細長い小部屋。ただ図面ではさすがに高さは分からないけど。

2017年秋:出会いの時

わー・・・・・・。

暗いから、なんかゴチャついて見えるね。じゃあ明るくしよう☆彡

わわわーーーー・・・・・。

ここは、とにかく物置。物置以外の何物でもない部屋具合だった。
まず天井から床から壁から、一切の外壁以外の内壁なし(断熱材もろもろ)倉庫オブ倉庫。だけどなぜか小窓はある面白い作り。

照明は確か無かったから、窓が無いと真っ暗(真ん中の藁部屋とは壁で仕切られていたし)だった為、窓もつけたのかな。
そして小窓からの景色意外と良い。ここ部屋にしちゃえってなるよね☆彡

小窓、なんかいい。
外から見たとこ。

2018年春:とりあえず片づけ

一応?下に古い畳が敷かれていた。

反対から見たところ⇩

この時点ではその奥のところから入れるようになっていた(土間の階段があったところに繋がる)

すっきりしたが、これでいい訳ではない。さらに片していく。

2018年2019年:解体(とにかく破壊)

畳を外し、下の板を外しているところ⇩

藁部屋との壁は既に解体済み。
猫チェック中。

床板がほぼ無くなって、この高さでも怖いのだが、一応下の部屋の天井がまだ残っている(落ちたらすぐに破けそうな薄さだけど)

きれいさっぱり無くなったところ。

ここの床板も、初期工事の段階で下地と床板(ベニヤ板まで)を貼ってもらったので、この状態からズンズン作っていく。

2020年:春~レッツセルフビルド

床が出来て一安心(出来ては無いが)

いい感じだったけど、隙間だらけの木枠の窓は新しく(頂いた)サッシの窓に変更。

業務用?のちょっと特殊な横長形の窓をもらった時どこに使おう?と思っていたらこの場所にほぼピッタリだった。

こちらもちょっと出窓風に。

本来は壁だった場所にも特殊な形の窓(同じく業務用?)を使用。
本当は暗くなりがちなので大き目の窓をつけたかったのだが、この場所は柱や筋交いが入っていて、難しい為この立て細長窓に。

これはこれでサイズピッタリ。

お次は壁に取り掛かる。
断熱材を貼る前に外壁トタンの裏側むき出しなので、タイベックシートを貼る。

断熱材敷き詰め祭り。前回の屋根裏辺でも登場した古い障子戸や襖戸は猫のイタズラ防止用。

壁を貼っていく。と言うか貼り終えた後⇩

この壁も、2階個室や屋根裏部屋でも使ったパーティクルボード(頂き物)板と板の間?にはここは丁寧にパテを塗布している。

反対から見たところ⇧

部屋の入り口はドアではなくアーチ状の入り口に。
台所の入り口をアーチ状にした時に部屋のどこかもしてみたいなあと思っていたから実行。

アーチ状にカットしたのは棟梁。

梁や天井を塗っていく。
最初天井は余っていた薄いグリーン系のちょっとつやがあるペンキを塗ったんだけど、なんだか急に「プラスティック感」が満載になって「・・・・・なんか、ヤダ!!!!!」となり早々に上から塗り足すことに。

プラスティック感とは?

壁はなぜだか暗めにしたかったので(当時)濃いグリーン系に。グリーンというか抹茶というか苔と言うか、とにかく緑緑した部屋。

とにかく森を意識してたんだろうなあ。
もう、濃い緑というか黒にしか見えない。

天井、壁を塗ったので床貼りをする。

サクサクと。

いつも当時の写真を見返すと「この色もいいねえ」と思ってしまうのだが、もはや塗ってしまったし、結局汚れたり汚したり(主に猫が)飽きたり(私が)するので、色はきっとこれからも塗り替えの連続であろう。

2021年春ほぼ完成:一応ビフォーアフター

ビフォーすぎる
アフター。

反対側ビフォー

微妙なビフォー
アフター言いつつ床はまだ塗っていない(塗った後の写真皆無にて)
部屋の入り口から中を見たとこ。

現在:アフターのその後

その後と言ったってまだ3年なのだが、早速壁は濃い緑の部分(もはや漆黒)はただでさえ光が入りずらい部屋がさらに暗くなるので、2年目くらいに白に塗り替えた(早いて)

入り口側から見たところ:生活感あふれちゃって(恥)
反対側から見たところ:ほーら明るい

しかも2年目、、、いや1年目だったかな、色だけでなく壁も「狭いて!!」「暑いて!!」とぶち壊し(え)若干広げ、屋根裏部屋部分まで私と猫(輩2匹)部屋を広くした。これからもジワリジワリと侵略していく予定。

あと、たぶん来月あたり天井のペンキも塗り替える(我慢ならん)

他にやる事山ほどあるのに、いつまでも自室自宅をいじる癖は死んでも治らないなあ・・・

おまけ

こんなにマルコヴィッチ連発したら、気になると思ってね(余計なお世話)

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