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4月になれば彼女は

 主題歌は今をときめくフェロモンアーティスト(ヤな呼び方www)である藤井風さんが担当、佐藤健さんや長澤まさみさん、森七菜といった人気スターたちの共演で標題映画『4月になれば彼女は』が封切られる。
 なんでもウユニ、プラハ・アイスランドなどの美しい景色が背景になった純愛物らしい。予告しか見てへんから知らんけど(笑)

 ところでこの題名を予告で初めて聞いた時に私は『ウッ』となった。中学時代だからほぼ半世紀前、飽きることなくギターで練習した曲名と同じだったからだ。サイモン&ガーファンクルの初期の小品であるこの歌は、ポール・サイモンのギターが冴え渡る なんとも寂しさが漂う曲調と、それに呼応したような儚い歌詞が好きで、頑張ってコピーしたものだ。

〽️4月になれば彼女が来る
   雨で小川の勢いが増す頃に

 5月には彼女はそばにいるだろう
   再び、僕の腕で休んでいる

 6月になると彼女は様子が変わる
   歩き回り、夜には出掛けていく

 7月には彼女は飛び去ってしまう
   そんなことは何も言わないで

 8月、彼女はきっと死ぬ
   秋風が冷たく吹きつける

 9月に私は思い出すだろう
   かつて新しかった愛も
      古くなってしまうことを

   Lyric:Paul Simon  

 この映画のタイトルは、サイモン&ガーファンクルの曲の題名が元になったことは間違いないと思うけど、きっと映画の内容はこの歌のようなものじゃなく、今をときめく俳優陣が美しい物語を繰り広げるんだろうなぁ。観に行こうかどうしようか。どこかの場面でサイモン&ガーファンクルに関連したりする箇所があったら嬉しいのに。

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