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酒場からのマーケット2024 2月16日

日経平均38487 NYダウ38627 wti原油79.22 ドル円150.18
前週比1590 ▼44 2.62 2.93

日経平均は更に大幅高しました。
4.1%もの上昇です。

*理屈的には既にないのでしょう。
1月に謎の4日間wである2200円の上昇から、こういう結果になると言う事だったのかもしれません。
年初より5000円も上がっているのです。
14.9%も上昇しています。

topixは10.9%の上昇です。

SP500でさえ4.9%なのですから。
違いが分かるのでしょう。

全く違うインデックスですが日経平均がNYダウの値を抜き去るまでともなっているのです。
38487円⇔38627ドル。

昨年は1年間で7370円の28.2%の上昇でした。
これでもすごい1年間だったな。と喜んだのですが。

*この2ヶ月もたっていない時点で驚愕の進捗が分かるのでしょう。

地上波でも38915円にあと50円にせまると出ています。

1066 ▼260 454 329の1週間でした。
37963 37702 38157 38487の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 38487円。

*そうなるとこの日本で何が起こっているのでしょうか。

Ai革命は世界共通なのでしょう。
地政学リスクも同じくです。
コモディティー価格も同様です。

経済成長なのでしょうか。
GDP推移よりそれではないのでしょう。
2/15発表の10月~12月実質GDP速報値は▼0.1%と出てきました。
言葉的には2ヶ月連続のマイナスでありリセッション入りです。
詳細はハショリマスが中身は消費行動の減退です。

2024年度の成長はIMFより0.9%と出ています。
結果はこれに近い値なのでしょう。
超微増という事です。

GDPはドイツに抜かれて4位となりました。
これは1968年以来の日独逆転とテロップが流れています。

少子高齢化の人口減少は皆が知る所です。
市井の人々は実体経済的には物価高での思いなのでしょう。

政治不信は支持率15%~24%と最低ラインですから。

*全体感ではこうなっています。

*それでは経済の先行指標と言われている。
*株価が何故に暴騰しているのでしょうか。

今回の決算によりepsは2365.5と最高値圏となっています。
perは16.27倍となっています。
2365.5×16.27=38487円。

算数的にはこうなります。
なぜこの様なperになっているのでしょうか。

*結果的には需給のバランスなのでしょう。
極端に買いなのです。
それも海外からの投資投機資金が凄まじい事は間違いありません。
投資対別売買状況から見て取れます。

彼らは日本の株式に極端な買いなのです。
今より上がると思っているので買いなのでしょう。
*今が安すぎるので買いなのかもしれません。
*安すぎるしそして上がるからとも言えるのでしょう。

Ai革命での上昇は世界平準並みにはあるのだろうが。
ともかく日本全体が安すぎると感じているのでしょう。

安すぎると言うのは他の地域と比較してという事です。
先進国と比較してなのでしょう。
途上国新興国ではありません。

これが理屈の様で理屈でない結果を生んでいると推察します。

ラーメンが2000円が1000円ですから。
ビックマックが845円が480円ですから。
時給が2000円が1000円ですから。

住宅価格指数は東京で1億円を超えたと言いましても。
世界では主要50カ国中44位との事です。
香港の半額との事でした。

そして5.5%の金利に対してマイナス0.1%の金利なのです。

ドル円が100円が150円になっています。

perは20倍が16倍なのです。

これらが日本の株式市場の足元の動向ではないかと考えます。

どこら辺が欧米諸国のそれらとの近似値になるのかが鍵なのでしょう。
研究者は計算しているのでしょう。

Aiプログラムは知っているのでしょうか。
それに基づいて動いているのでしょうか。

市場関係者を含めて誰もが予想だに出来ない事が起こっています。

注目です。

*更に深堀をしますと。
何故上段のeps 一株当たりの純利益が最高値圏なのでしょうか。

これは全業界業種にわたる値上げなのでしょう。
そして販管費は抑えられています。

21ヶ月連続でマイナスの実質賃金であるのが証左です。
生活系は苦節なのでしょう。

数量が増えたハイテクやインバウンドの業種はありますが。
残念ながら車から食品・衣料や家電まで数量ベースで増大した訳ではありません。

*値上げが利益を生んでいるのです。


この値上げの主な原因は何なのでしょうか。

皮肉にもコロナ渦中でのパンデミックによるインフレがありました。
特に欧米諸国が顕著な動きでした。

ウクライナ紛争での2重の要因が重なりました。
エネルギー鉱物穀物等々の原材料費の価格が跳ね上がったのです。

そして為替動向により著しく輸入物価が上昇しました。

各企業は今迄の戦略戦術から大転換せざる負えなくなりました。

すると横並びに安心する国民性もあったのか。
企業の経営陣も同じくの国民性を持っています。

実際的に利益が減少する事にもより全業種で値上げが可能となったのです。
バスに乗り遅れるな。
みんなで渡ればこわくないのだ。

30年間続いたデフレマインドの払拭はこれらによってなされたのです。

黒田前総裁が何をやっても動かないマインドが変わりました。
企業がまず動いたのです。

しつこくなりますが。
日本独自で何かの変化をさしたのではないのです。

それでデフレからインフレになったのです。

今後賃金が後ずれで上がることは報道でも明らかです。
企業は利益が出たので賃金を上げられるのです。
営利企業なのですから当たり前の事です。

賃金が上がれば消費が上がるという構図です。
売上が上がり利益が出るのでしょう。

ちなみに国の消費税収入は5年前の21兆円から23.8兆円に増収しています。
物価が上がれば消費税収入も上がるのです。


そしてこのインフレの状況下で金融政策がデフレのままなのですから。

市場は当たり前に日銀の動向を警戒していました。

それが0.1%を上げて0には戻すが緩和は続けると言うのですから。

それは動機付くのでしょう。

政治経済芸能までスキャンダル系には厳しく当たる国民性はあるのですが。
インフレで貯金の利子を上げなければという声は聞こえません。

誰も何も言わないじゃないか。
金利は永遠の0でいいじゃないのか。
昔に失敗したからね。
1990年三重野総裁の大失敗はトラウマなんだよ。

1300兆円の借金があるんだよ。
皆の要望で借金を増やしたのさ。
成熟した社会で暮らせるために。
ポピュリズムで政治が動いたんだよ。

借り換えしてやっていくしかないんだよ。
インフレになったんだから。
30年でちょっとづつでも返していくから。
金利はもうちょっと待ってもらおうか。
次の世代に託すからね。

とも聞こえてきそうです。

かなり脱線しましたがw。

今後の動向に注目です。


*2/13注目の米国消費者物価指数の発表がありました。

3.1%と出てきました。
予想は2.9%でした。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1%
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

前月比は0.3%の上昇でした。
予想は0.2%でした
前月は0.2%の実績でした。

コアの前年対比は3.9%の上昇でした。
予想は3.7%でした。
前月は3.9%の実績でした。

コアの前月比は0.4%の上昇でした。
予想は0.3%でした。
前月は0.3%の実績でした。

*詳細は端折りますが物価はより戻したのです。

様々な解釈や論建はあるのでしょうが市場は瞬時に動きました。
金利が上がり株は下がり円安に振れました。

フェドウオッチからの利下げの時期は後ずりされています。
5月処か6月7月と。
回数もFRBが示しています3回に近づいてきました。

私は以前より最低でも1年は見ないと。
と書いてきています。
7月のcpiが2%以上であれば利下げはしないのでしょう。
そもそも経済が安定しているのであれば。
それをする理屈がないのです。

週末のppi生産者物価指数の0.3%上昇も受けまして。
5ヶ月ぶりの伸びとの事です。
米株の上昇は久しぶりに止まったのです。

SP500 1年週足 5005。
NYダウやナスダックも同じ展開でした。
これで日経平均は1600円も上昇したのですから。
別物と言わざるを得ません。

米国10年債利回り 1年週足 4.281%。
前週は4.177%でした。
2年債は4.644%となっています。
前週は4.486%でした。

経済指標に準じて長短共に上昇しています。

小売売上高が▼0.8%と下がってきました。
寒波など季節要因とも報道が出ています。
10ヶ月ぶりの大幅な減少幅との事です。

単月だけでは当然語れないでしょうが。
金利負担は無いと言うのはおかしな話ですから。
住宅ローンは7%なのです。

コチラと比較すれば分かる事です。

何かを倹約してと言うのは世の常なのでしょう。

今後の動向に注目です。


ドル円 1年週足 150.18円。
日米金利差によって理屈的にも円安方向です。
150円の大台を超えてきました。

神田財務官より。
最近の為替の変動は急速過ぎる。
高い緊張感をもって必要があれば適切に行動をする。
鈴木財務相はいつものマイナス面に懸念をむにゃむにゃと。
口先介入は出ています。

日銀からは円安誘導の金融政策を発信しているのですから。
矛盾なのでしょう。

各自は役割役割での仕事に従事しているとも取れます。

岸田さんからすれば。
物価もあるし。
ガソリン補助を継続する観測報道が出ています。
介入すれば貯蓄から投資もあるし。
あれもこれもと思案六法なのでしょう。

株高で喜んでいるはずだし賃金上昇と4万円を出して。
人の噂も75日だよ。
あの連中が無茶な事をやっていたからこんな事になったんだ。

そもそも1ヶ月500円出してもらって子供が増えるのかな?
どういうデータからの算出なのかを出さないと。
納得は得られないわな。
忙しい毎日なのでしょう。


子供家庭庁の予算を今後毎年10兆円規模にするというのですから驚きです。
どこにそんなお金があるのでしょうか。
これでは以前からのバラマキなのでしょう。
どうもピントが外れている様な感じもしますが。

今後の動向に注目です。



*来週のマーケットは2/21エヌビディアの決算なのでしょう。

全世界の産業界が注目しているのでしょう。
生成Aiの中核企業です。
近未来には公共民間を含めて全ての業態でAi機能の付いた製品で業務をする事になるとの事です。
3年後にはスマホの半分に導入されると解説がありました。

エヌビディア 1ヶ月日足 726.13。

株価は既に年初より46%も上昇しています。
268兆円規模の企業がです。
時価総額ベースでは全米3位に躍り出ています。
ちなみにトヨタは55兆円です。

株価は上下10%はあるとのコラムが出ています。

注目です。


日本株は青天井の気配が出ていますから分かりません。
火曜日の1000円上げなど、何の材料もないのですから。

理屈的には想像を超える次元なのでしょう。

cme日経先物は▼262円の38225円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 38487円。

個人的にはアイスペースの🚀月面たのむと願っておりますw。
アイスペース 1年週足 1238円。


どうなるでしょうか。
注目です。



文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。