見出し画像

酒場からのマーケット2024

新しい年が始まりました。
新たな気持ちで臨みたいものです。

相場格言では辰巳天井となっています。
あのバブルたけなわ1988年が辰年で1989年が巳年となっています。
日経平均の最高値は1989年の大納会に付けた38915円です。
1988年は8595円39.8%もの上昇でした。
1989年は8756円29.0%の上昇です。

昨年の兎は正に跳ねました。
上記の2年に次ぐ7369円の上昇で28.2%も上昇したのですから。

日本では30年のデフレからの脱却となりました。
インフレの世の中になったのです。
そして生成Ai元年と言われる革新的技術の躍進です。

これらは引き続きの展開となるのでしょう。

全業種業態で値上げが実施されました。
日本らしい所とも言えますがw。
販管費は抑えられ最高の利益を出している企業は数知れずです。

そして円安の為替差益が利益を更に押し上げた1年だったのです。


*米国では主要3指数が史上最高値圏の1年でした。
マグニフィセントセブンが牽引しAi関連は驚異の上昇です。
その後に循環物色が行われました。
オールドエコノミーのNYダウはもちろんの事。
新興市場も賑わっています。

NYダウは13.7%SP500は24%ナスダックは44.2%もの上昇でした。
sox指数は65%の驚愕の上昇だったのです。

金融政策の大転換が引き金ともなったのでしょう。
ソフトランディングが見えてきたのですから。

それと年末までの2ヶ月間にSP500は9週連続14%の上昇となりました。
2004年以来の長期上昇となったのです。

少々やりすぎの感はありますがw。

今後の動向に注目です。

*2024年は米国大統領選の年となります。
11月5日が投票日です。
それまでにもそれからも世界が注目するのです。

バイデン81才vsトランプ77才となるのでしょう。
こういう事が過去にあったのかは存じません。
既に中傷合戦は繰り広げられています。
なんとも言えない感じはしますがこれが現実なのです。

トランプ優勢と報道では出ています。

各市場はそれを鑑みて動くしかありません。

FRBは独立して動けるのでしょうか。
そこも考え所なのでしょう。
特に年後半に動けるのでしょうか。

地政学リスクの部分も当然これを意識するのでしょう。
関係国の為政者は固唾を飲んで見るのです。

中国は警戒をしているのでしょう。
デザート中にシリアにミサイルを打つのですから。

産業界も想定はしているのでしょう。
ドル安と金利安は普通に考えられます。

米国を最優先に強烈な政策を打ってくる可能性はあります。
今度は最後の4年間ですから。

日本は安倍さんの様にできるのでしょうか。
反目にでもなれば手痛い形となるのです。
以前の様に突出した貿易黒字国でもありませんが。
但し様々な理屈に合わない要求は覚悟が必要なのでしょう。
軍事協力系と関税系は頭に浮かびます。

*様々が論じられていますが全てが全くの不明なのでしょう。

米国自身も揺れているのでしょう。

常々考えますと。
トランプと言う人物は。
日本で言えばビートたけし氏の様な感じなのでしょうか。
表現者として受け入れられる部分だけですが。

おもしろい事も結構言っているのでしょう。
ミスユニバースの司会だったのですから。
アメリカンドリームの象徴的な人なのでしょう。

*彼は合衆国大統領になった人なのです。

強烈な個性は言うまでもありません。
周辺にはどういう方々がいるのでしょうか。

人間は誰もが間違いは起こすのでしょう。
パーフェクトはありえません。
興奮すればよからぬ事もあるのでしょう。
チームで相互確認しなければならないのです。

そしてファン層とアンチ系がこうも分かれると言うのも不思議な存在です。

農耕的村社会気質の日本人では理解しがたい感じはします。

立候補するのに。
裁判所から憲法論まで出てくる事態が不明でもあります。

とにかくあの4年間はツイッター砲でとんでもない事が数々ありました。
突然出てくるのですから。
市場関係者ならば思い起こすことは多いのでしょう。

そういう1年が始まりました。


どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年1月5日。

日経平均33377 NYダウ37466 wti原油73.95 ドル円144.61
前週比▼87 ▼223 2.62 3.59

日経平均は変わらずでした。
2立合い日だけの結果です。

▼175 89の2日間でした。
33288 33377の推移です。

結果は変わらずでしたが。
元日からとんでもないことが起こったのです。 

能登半島地震が起こりました。
そして日航機事故へと続きました。
天災は人の一生を生活を瞬時に変えてしまうという恐ろしさがあります。
今までも幾度も経験はしているのですが。
それの惨事には目をおおうばかりです。

そして地球の中身はこれだけ技術が進歩しても。
不明な領域なのかもしれません。

何百キロか違う大都市で起こっていましたら。
とんでもない事になっていたのでしょう。
これも全く予測不能な領域なのです。

台風は事前準備は出来ますが。
地震だけは本当に厄介な天災です。
時間は関係ありませんし。
朝昼晩関係ないのです。
自分がどこで何をしているのかも不明な訳ですから。
被災された方には謹んでお悔やみお見舞い申し上げます。

マーケット的には欧米が1/2から始まっていましたので。
当然サヤ寄せの展開なのですが。

この大災害を受けての動きともなりました。

寄り付きから30分でいきなり▼770円安というスタートとなったのです。
終値では戻りましたが波乱の幕開けでした。

災害特有のゼネコンはじめ災害特需の関連銘柄が買われました。
金融系も上昇しました。
なんとも言えませんがこれが市場なのです。

そして全体感的には大きく円安に振れたのです。

これは米金利の影響が大きいのでしょう。

米国10年債 3ヶ月日足 4.044%。

前週は3.866%でした。
0.178%もの急上昇です。

2年債は4.393%です。
前週は4.250%でした。

要因は下げ過ぎていたのでしょう。
2ヶ月間下がりっぱなしだったのですから。
年末年始の1週間で何が変わったという事もありません。
そういう地合いが動いたと思います。
短期間に市場がやり過ぎていたのでしょう。
年が変わり修正が入ったと感じます。
米国10年債 2年週足 4.044%。

市場関係者の多くも値の割には当然の事と感じたと思います。
株式市場も同じ様な考え方ではないでしょうか。

SP500は9週連続の上昇だったのですから。
10週目でやっと下落したのです。
日柄調整は当たり前の事です。
SP500 1年週足 4769。

米株は主要3指数とも下落の1週間でした。
NYダウは▼1.54% ナスダックは▼3.26% SP500は▼0.56%。
となっています。


年初の経済指標を見て云々という語りも出来ますが。
それよりも足元の動きから来るものなのでしょう。

どの位の調整があるのかと言われましても。
前週に書きましたが。
経験則でSP500は5%迄とは思いますが。

今後の動向に注目です。


*米株がこの状況で何故日本株が大きく下落しなかったのでしょうか。
それはドル円の動きなのでしょう。
それがなければ500円~1000円以上は下がっていたのでしょう。
ドル円 3ヶ月日足 144.61円。

ドル円 2年週足 144.61円。


地震で円が売られたという理屈もあるのかもしれません。
基本的には上記に示しました日米金利差なのでしょう。

こちらも2ヶ月間下がりっぱなしでした。
当然反発の動きはあるのでしょう。

日本株は業種間で明暗が分かれた2日間でした。
sox指数に連動する半導体関連は大きく下落しました。
円安の恩恵を受ける自動車や輸出関連は上昇しました。

始まって2日ですから。

今後の動向に注目です。


*雇用統計の発表がありました。
216000人増加と出てきました。
予想は17万人でした。
市場予想よりは上回りました。

これはいつもの事ですが後々に修正がある値ですし。
単月の値で雇用状況はどうなっている云々は無理があるのでしょう。

そもそも1億6000万人とも言われている雇用者の中で。
予想より幾万人の上下があったと言ってもどうなんだ。
と常々思いますが。

テロップ的には。
FRBは3月に利下げを開始するという観測に疑問を投げかけた。
という感じで流れています。

失業率は変化が無く3.7%でした。

賃金は前月比0.4%の上昇でした。
これも前月と変化はありませんでした。
前年同月比は4.1%と前月4.0%から上昇しました。

FRBはドットチャート上より3回の利下げを示唆しています。
市場は何故か6回の利下げがあるとフェドウオッチより出ているのです。

3月の利下げ開始が66%の確率との事です。

私は最低でも最後の利上げより1年は見ないと。
と幾度も書いています。
物価がぶりかえしたら。
元も子もありませんから。
最後の利上げは7月となっています。

フェデラルファンド金利 5.50%
fomc金利推移
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月 0 
11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.5%~4.75%。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットはcpiとppiが出てきます。

2023年 米国cpi消費者物価指数。
1月6.5 
2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1%
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

1年前は6.5%でした。
直近は3.1%です。
ちなみに日本は2.5%です。
政府補助で0.5%引き下げられています。

足元だけを見て米国より日本の物価が上がっている。
と報道が出てきそうですw。
岸田首相はまた頭が痛い所なのでしょう。

累計では米国は厳しいい物価状況なのです。
12月だけを見ますと3年間で17%も上昇しているのですから。
これでよくやっているな。
と思う所です。
バイデンの不人気はうなづける所です。

上段に書いたトランプに賭ける
という感じなのでしょうかw。

日本株は4立会日となります。
いつもの米株にサヤ寄せとなるのでしょう。
米株が引き続き軟調な動きとなるのかに注目です。

急展開したドル円も見ていくのでしょう。

日経先物は47円高の33425円となっています。

日経平均 33377円。
1/4は長い下髭となっています。

どうなるのでしょうか。
注目です。


酒場からのマーケット2024も引き続き4649お願いします。



*今年は大統領選がありますので。
当時のトランプ当選の文章をアップしておきます。
そういう事になっていたのですw。
なんか読みにくい下手な文章です。

2016年11月11日  トランプ当選

日経平均17375・NYダウ18847・WTI原油43.13・ドル円106.6

前週比470・959・▼0.98・3.59

日経平均は1週間では、結局470円の上昇でした。

世界中が大混乱に揺れた一週間でした。
ドナルド・トランプ氏が米国大統領に当選したのです。

日経平均の1週間は大混乱でした。
17177・17171・16252・17344・17375の推移です。
水曜日は一時1000円を超えて下落しました。
ドル円は101円をつけたのです。

すわブレグジットの再来か。
という感じだったのです。

米国のメディアや、日本の主要メディアは、選挙期間中を通じて又は直前にもトランプ氏は追い詰められた状況か。
等と報じ、オハイオ・ペンシルバニア・ノースカロライナ・フロリダも、クリントンが優勢であると伝えると共にリアルクリア ポリティクスからは
クリントンが最終的には選挙を勝ち抜けると分析を出していました。

クリントンより、選挙後は国民同士がお互いに耳を傾ける等々云々で。
当選後を見越した発言が報じられていたのです。

それの内容を受けてなのか、当日の日本時間11時頃迄は、日経平均は200円以上宜しく上昇していました。

日本の市場はいつも欧米が日曜日の夜ですと。
こちらは月曜日の朝となり世界で一番早く市場が開くのです。

徐々に開票が始まり結果が分かってくると。
そこから奈落の底に突き落とされました。 
ここぞとばかりに先物の売りが出て現物が後を追いました。
終値は前日比-981円の16252円となったのです。

ちなみに軍需産業銘柄のみがストップ高をつけ不穏な動きを出していました。

夕方から夜のニュースでは、経済は世界同時株安となり、大混乱になると報じたのです。

しかしヨーロッパの市場が始まり、18:00位でしょうか、日経先物はじわりじわりと上がり始め、NYの取引が始まった時間後、翌朝7時までには前日比で1000円以上の値を付けていたのです。

欧州株は軟調でしたがマーケットは冷静に取引をしていました。
ロシア株は上昇しました。

NYダウは最高値を更新しました。
翌日の日経平均は1092円も上昇したのです。

メディアは市場は落ち着いている等と内容を伝えました。

前日とはまったく違う解説・論評を出したのです。

いかにメディアのその場しのぎというのか
いい加減さを見たような気がしました。


後付けの報道ですが、隠れトランプや、白人労働者・キリスト教復音派を取り込んでの当選が伝えられました。

選挙結果は概算ですが、トランプ289人・クリントン218人と大差の結果が判明しました。

実は、当初からそういう状況だったのでは、と疑いたくなります。

メディアの選挙分析のプロが、意図的に違った内容を報じていたのでは。
という事です。

**外れ過ぎです。

トランプの増悪をかきたてる映像・内容もそうだったのかもしれません。

世界中が情報操作で納得していたのかもしれません。

誰もが、思いもよらない、結果だったのです。

トランプは、選挙期間中のそれは演技で、大統領になれば、またそれなりに演じるとの報道もありました。
この報道も?ですが。

個人的にはトランプの人格的資質には疑問を持っていますが、経済人としてはトップクラスの実績がありますので、経済方面は、儲けることは、政治家・官僚・学者等よりは著しくたけているのではと思います。

その他の内容は全くの不明ですが。

強いアメリカを掲げて就任後100日計画を打ち出しています。 
就任は2017年1月20日です。

インフラ106兆円・雇用2500万人・法人減税10% 等々で大転換を図り、GDP4%の目標に邁進するのでしょう。
4%は、ありえないと思いますが。

今後は、主要閣僚・ブレーンは特に注目ですし、上下両院ともに、過半数を超えている共和党との協調ができるか等も、目が離せません。

安倍首相は、いち早く1月17日には会談がある所はフットワークな動きです。

未曽有の、財政出動が予想され、債権が売られて、長期金利が2.15%と上昇しています。

日米金利差が開きドルが買われて円安方向なのでしょう。

輸出産業は増益に振れていきます。

ともかく、今後トランプの各方面の言動に大注視していく事は間違いありません。

今後、混沌とした予期せぬ、世の中になるのではないかと。

世界中の多くの人が思っているかもしれません。



2024年1月12日


日経平均35577 NYダウ37592 wti原油72.76 ドル円144.87
前週比2200 126 ▼1.19 0.26

日経平均は暴騰しました。
4日間で6.59%も上昇しました。
topixは4.21%の上昇です。

33年11ヶ月ぶりとテロップが流れました。
上段の週足チャートを見て頂くと。
とんでもない事になっているのが分かるのでしょう。

半導体関連を含む一部の値がさ株と
時価総額の大きい銘柄に買いが集中しました。
これらは普段より取引量がある銘柄群です。
それらが理屈に合わない上昇をしたのです。

385 678 608 527の1週間でした。
33763 34441 35049 35577の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 35577円。
窓を開けて上昇しています。

シンジラレナイ展開です。
1ヶ月間でも2200円はよく上昇した月だったな。
とも言える訳ですから。
それが4日間ですので。


日本から別段新らしい材料は何もありません。
能登半島地震の惨状を連日テレビで見ながら。
政治と金の問題もなんとも言えない内容なのです。


*そして一番の不明な事は米株に別段何も起こっていない事です。
SP500 3ヶ月日足 4783。
米株は前週の下げを戻しただけの状況なのです。
NYダウは0.34% SP500は1.84% ナスダックは3.09%
上昇の1週間でした。

SP500 1年週足 4783。
日本株は2023年の4月5月6月は米株に連動しました。
2023年11月もしかりなのです。

欧州やアジアもそうですが。
上海総合 3ヶ月日足 2881。
中国は年初よりも厳しく売られ続いています。

それは世界で見られる指標やニュースで何か好材料が出ていないと言う証左なのでしょう。

*世界で日本株だけが強烈に買われたのです。

為替が動いたわけでもありません。
金利が動いたわけでもありません。
*他の市場の影響を受けた訳でもないのです。


決算時期ではありませんからeps2276.21は動いていません。
perだけ15.63と稼ぐ力が上昇しました。
2276.21×15.63=35577円



そうなると、この株高はいったい何なのかという事になります。
*何故連休明けの9日からなのかという事にもなります。

それは分かりません。

市場関係者からは今まで出ている材料が並べられました。
政府・日銀・東証・業績・インフレ・賃上げ・新ニーサ等々は。
もっともらしい内容なのは分かります。

*これらでこの現象は今起こらないのでしょう。


結局の話は
*外国人投機筋が仕掛けたのでしょう。
*Aiプログラムが動いたのです。
後々の投資対別売買状況で分かるはずです。
どういう思惑なのかは不明ですが日本株のウエートを上げる
ポジショニングを上げると判断をしたのかもしれません。
上げなければならなかったのかもしれません。

中国株のウエートを下げなければならなかったのかもしれません。

超短期の仕掛けだつたのかもしれません。


外国人とは誰なのでしょうか。
中東勢が頭に浮かびます。
地政学リスクからの回避は考えられます。
安パイな極東の日本市場を選んだのかもしれません。
米株は当然一番のウエートなのですが。


日本市場の売買の7割は外国勢なのは周知の事実です。


日本市場と言いましてもグロース250の様な。
外人勢が取引をしないインデックスは何も変化は起こっていません。

2516東証グロース250 ETF 3ヶ月 550.8。
市場関係者が並べている云々等々は。
日本の新興成長市場の動きには何も関係がない形なのです。
ちなみに東証スタンダード市場も週間では1.5%の上昇でした。
別段変化は無いよ。
と嘆いている御仁も多いのかもしれませんw。

*連日寄り付き前のwインバースの売り気配の金額は凄まじいものでした。
下記チャート上の取引額を見れば分かります。

1357日経平均wインバース インデックス連動型上場投信
3ヶ月日足 183。

この様な展開になりますと売り方は急激な買戻しを行います。
値がさ株や時価総額が大きい個別銘柄でも同じ事が起こったのです。
株価は踏み上げられました。
大損をした事になります。


週末にはSQ(特別清算指数)日だった事もあり。
先物やオプション取引が凄まじい展開でした。
ちなみにSQ値は36025円?と幻のSQとなっています。

こういう事が加味された4日間だったのでしょう。


*そうなると、この外人勢は今後どうするのかです。

それも分かりません。

普通に考えるしかない私は一旦手仕舞いするとしか言えません。
テクニカル的にはとんでもないことになっていますし。
日経平均 ボリンジャーバンド 移動平均線乖離率 35577円。

解説では前年の7/3につけた2023年高値の33753円あたりの。
各テクニカル数値を並べて論じています。
その後にどうなったのかを発信しているのです。

その様な事は普通に見ている市場参加者は知っている事です。

日経平均&SP500  3ヶ月日足。
日経平均は米株を抜いていくのでしょうか。

日経平均&SP500 3年週足。
これはやりすぎなのでしょう。
日本は米国と比較してそんなに稼ぐようになったのでしょうか。

GPIF年金積立金管理運用独立法人や邦人機関投資家等々は。
配分上システム的に日本株を売らざる負えません。


1週間で
①2000円上がって更に上がるのか。
②2000円上がってそのままで推移するのか。
③2000円上がって500円下がるのか。
④2000円上がって1000円下がるのか。
⑤2000円上がって2000円下がるのか。

月末までに⑤はあるのではと書いておきます。
いつもの様に米株に連動するとしか言えないのですがw。
1月のアノマリーは悪いと言う今までの経験則からだけの内容です。
今後の動向に注目です。


*1/11に大注目の米国cpiの発表がありました。
しつこい様ですが、日本株はそれを警戒する事もなかった動きでした。

総合が前年対比で3.4%と出てきました。
前月よりは上昇しました。

2024年 米国cpi消費者物価指数。

2024年
1月3.4%
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 


総合の前年対比は3.4%でした。
予想は3.2%でした。
前回は3.1%の上昇でした。

前月対比では0.3%でした。
予想は0.2%でした。
前回は0.1%の上昇でした。

コアの前年対比は3.9%と出てきました。
予想は3.8%でした。
前回は4.0%の上昇でした。

コアの前月対比は0.3%でした。
予想は0.3%でした。
前回も0.3%の上昇でした。


総合は前月前年とも上昇し。
コアは前年比は下がり前月比は同じでした。

詳細は省きますが物価は以前よりは減少はしていますが。
更に減少しているとは言えないのでしょう。

*FRBの物価目標は2.0%なのです。

これを受けて。
フェドウオッチより3月の利下げ確率は79.5%となっています?。
年間6回の利下げを見込んでいます。
FRBは3回と提示しています。


これの齟齬は埋まっていません。
結果は後々に分かるのですが。

米国10年債 3ヶ月日足 3.939%。

前週は4.044%でした。

2年債は4.146%となっています。
前週は4.393%でした。

どちらも減少しました。

cpiで若干上昇しましたがppiで下落しました。
誤差の範囲内と言えるのでしょう。
上記のチャートを見れば分かります。
2ヶ月間下がり続けてきた訳ですから。

米国10年債 1年週足 3.939%。

何回も書いています。
昨年10/末あたりに5%を超えた値となりました。
これは16年ぶりの高値でした。
米債が継続して売られまくったのです。

債務上限問題から始まって政府機関の閉鎖、米国議会の混沌、格付け会社からの格下げ、利払い負担増加、FRBは金融縮小中、金融関係の負担増加、
中国の売却、新たな買い手不在等々がメディアを賑わしたのです。

それが豹変したように米債を買う動きとなりました。

10年債は市場が決定します。
2年債はFFレートに準ずると言われています。

一般者は主要メディアを見るしかありません。
上記の諸々が解決したような論建は見当たりませんが。


*そもそもはFRBの金融政策が変わった事なのでしょう。
現在の失業率3.7%は見間違ったのです。
もっと不景気になるとの読みが間違いだったのです。

2023年は後1回利上げをし2024年は据え置きかもという内容がありました。
それを変更した訳です。

現在市場は6回の利下げと言っているのですから。

今回のcpiも問題なしという傾向なのです。




*ずばりはエネルギー価格が落ち着いているからではないでしょうか。
wti原油 2年週足 72.76ドル。
 

地政学はいけない方向の様です。
足元ではガザ侵攻から紅海迂回とフーシへの攻撃と続いています。
但しエネルギー系価格が10月より落ち着いているのです。

報道からは不安要素は連日出ていますが。


考えますと中国模様ではないでしょうか。
動きがストップしている事が影響していると思います。
cpiは▼0.5%と出てきました。
あちらは物価が継続して下がっているのです。
当局からの各種政策を打っている事は証左なのでしょう。

*大きくの価格は需要と供給ですから。
台湾総統結果は口先だけではと前週に書きました。
外には出てきませんが内需がとんでもないのかもしれません。

インドからディスカウントされた安い原油が出ているのかもしれません。
これはロシア事情なのでしょう。

米国が本気になって抑えているのかもしれません。
特にガソリンの価格なのでしょう。

これらが大きく物価を抑えている可能性はあります。

こんな事は推察でしかありません。

エネルギー価格が抑えられている事はマクロ的にも結構な事です。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは分かりません。
週初めは米国はお休みです。

今週の暴騰は誰もが理屈的には不明なのでしょう。
予想をはるかに超えた動きだったのです。
経済指標も関係はないのでしょう。

*その後にどうなるか等も分かるはずがありません。


日本株は上で買っている人は34年間いないのは事実です。
実際誰もいないのでしょう。
それが今回の原因だったのかもしれません。
そういう現象が起こっていますので。
今までの経験則は関係ないのかもしれません。
日経平均 35577円。

どうなるでしょうか。
注目です。


2024年1月19日。

日経平均35963 NYダウ37863 wti原油73.43 ドル円148.13
前週比386 271 0.67 3.26

日経平均は更に1%の上昇でした。
前週の謎と言っては語弊がありますが。
2200円もの急上昇からは凹みませんでした。

売場高も4兆円を越えており大商いが続いています。
ザラ場では上下600円700円と売り買い交錯の展開です。
活気づいていると言えるのでしょう。

世界が関心を持っている市場との報道も出ています。

324 ▼282 ▼141 ▼11 497の1週間でした。
35901 35619 35477 35466 35963の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 35963円。
2ヶ月間揉み合いの後に何の前触れもなく急騰しました。

投資対売買動向より。
前週はやはり外国人投機筋の買い越が異常に膨らんでいました。
日経平均ベースでは4日間9557万円の買い越しとなっていました。
個人は1兆69万円の売り越しでした。
個人投資家はキッチリ利益を確定している事が読み取れます。

新ニーサの影響と言う話は違うとは言いませんが。
この内容では読み取れませんでした。

私は海外勢は中東方面ではと前週に書きました。
中国からの影響があった事には驚きました。
チャイナAMC野村日経225という商品が記録的な規模に膨らんでいるとの事です。
リスクをめぐり警笛が鳴らされて取引を一時停止したとの報道です。
1日の売買額が980億円?と報道では出ています。
海外株を買えない中国勢が殺到しているとの解説です。
但しこういう資金は足の速いお金という警戒は必要でしょう。

上海総合 1年日足 2832。
中国株はこの状態ですから。
どこかに資金を移したいのでしょう。
中国当局は株価の下落を抑える為なのか。
禁じ手とも言える空売り規制をかけています。
韓国も同様なのですが。

海外勢の動向は引き続き注目です。


*今週は為替が大きく動いた週間でもありました。
円安に振れました。
クロス円を見ても独歩安とも言えます。

ドル円 10日時間足 148.13ドル。
鈴木財務相からは注視していると言うコメントが出ています。
株式市場には朗報ですが輸入物価には良くないのでしょう。

ドル円 2年週足 148.63ドル。
ドル円は11月中旬より年末にかけて円高方向でした。
年初も引き続きという市場関係者の予想は覆されています。

*日米金利差が主な要因なのでしょう。

震災で円が売られた。
という報道が出ています。
震災でと簡単に言いますが。
過去の事例ではどう動いたのか。
というレポートが出ていました。
本当はどうなのでしょうか。

これで日銀の金融政策が云々と言うのも。
当たっている様でこじつけの様な感じもします。

米国10年債 1年週足  4.130%。
前週は3.939%でした。
2年債は4.389%となっています。
前週は4.146%でした。
長短とも金利が上昇しました。

米国の金融事情はFRBと市場に大きく齟齬が出ていますので。
はっきり言ってどうなるのかは不明と思います。

市場は3月の利下げがまだ50%もあると出ているのです。
FRB高官達からは。
それはないと言っているのに近いニュアンスが目白押しです。

普通であれば金融当局が正しいのでしょう。

但しコメントの変更は日常茶飯事ですし。
そもそもパウエルは2週間で言葉を豹変するのですから。
3ヶ月前に出している予想を覆しているのもFRBなのです。

私は2%の物価目標と言うのならば。
それは普通にないというしかありません。
データ次第と言っているのですから。

cpiが3%台で利下げをするのでしょうか。
市場は何故そう思うのでしょうか。

それは存じません。


10年債に関して言えば。
10年債が買われてきた時のMMF等々の内容が反転したのでしょうか。
需給の投機が動かしている様な感じがするのですが。

今後の動向に注目です。


*米株は又動機付きました。
これはハイテク系の決算においてですからファンダメンタルズです。
経済の基礎的条件です。

TMSCの決算がありました。
足元では14年ぶりの減収でした。
今後の予想が増加するという内容にマーケットは動いたのです。
同社の株価は9%もの上昇です。
大型株でこの上昇幅は影響があるのでしょう。

これを受けて連想的にハイテク銘柄が急上昇しました。
週末の日本株もその影響が出たのです。

SP500 1年週足 4839。
9連騰の後1回休んで又上昇しています。
2022年1月に付けた史上最高値を更新しました。
NYダウも同じくです。
週間では
NYダウは0.72% SP500は1.17%、ナスダック100は2.86%の上昇でした。
2024年は1月のアノマリーとは違うのでしょうか。

*金利高での株高というのは強い相場なのでしょう。
徐々に徐々に上昇しても不思議ではありません。


日本株の急騰はやりすぎとは思いますが。
仕手っぽい動きは否めません。
日経平均 ボリンジャ- 移動平均線 価格帯別 35963円。

解説がありましたので。
一般的なテクニカルの見方を書いておきます。

サイコロジカルラインは75%で買われ過ぎ25%なら売られ過ぎ。
RSIは+80以上で買われ過ぎ-80以下で売られ過ぎ。
ボリンジャーバンドは+2シグマで買われ過ぎ-2シグマで売られ過ぎ。
ストキャスティクスは80%以上で買われ過ぎ20%以下で売られ過ぎ。
騰落レシオは120%で買われ過ぎ70%は売られ過ぎ。
25日線乖離率は5%以上は買われ過ぎ5%以下は売られ過ぎ。
価格帯別では真空地帯がある。

更に多くの見方はあります。

それらを駆使して取引をされている御仁もおられるのでしょう。
当然Aiプログラムにはもっと高度なシステムが入っているのでしょう。

個別銘柄も当然それらを見て取引をしているのです。

*これらは今までの経験則での諸々なのです。

但しトレンドが出ている場合は。
無視される事も多々ある事はこの世界です。

理屈を超越する場面なのでしょう。

日本株は今はそういう場面なのかもしれません。
インデックスの空中戦はすさまじい限りです。
だましと言うのも相場の世界ですが。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは日銀金融政策決定会合が注目です。

植田日銀は年末に完全な封印の動きでした。
0.1%を動かせないのです。
FRBは5%以上動かしたのですから。

今回も現状維持はもちろんの事。
総裁のコメントで市場に影響が出る事はさせないのでしょう。

そもそも予算を通さなければなりませんから。
政治は綱渡り状態なのです。
岸田さんも名門宏池会の解散ですから。
驚きました。

もしもですが。
先のチャレンジング発言の様な事があれば大騒動なのでしょう。

注目です。


日本と言う国は新興国は別としまして違う国としか言えないのでしょう。

30年のデフレを経験したという世界で類を見ない国なのです。

市井の人々も価格が上がり賃金も上がるという事に対して
不信というのか慣れていないのかもしれません。

以前の価格や賃金が頭にこびりついているのです。
それを30年もやってきたのですから。

*金融政策も慎重なのでしょう。

先に経済が動いているのは事実です。

展望レポートが出てきます。
物価の下方修正が報じられました。

日本10年債 10年月足 0.670%。
10年国債の金利は無い様なといっては語弊がありますが。
これは1年ではなく10年間の金利ですから。
借りている方はいいのでしょう。
借りているのは国債ですので国なのです。
国債を買って貸している方はもっと欲しいのかもしれません。
デフレからの脱却でインフレになれば金利は付くのでしょう。

上段の米国10年債と比較してもいいのかもしれません。
これが正に金利差ですから。

ここは難解なのでしょう。


誠に勝手な読みですが。
0.1%だけは春闘後には上げるのでしょう。
その後は永遠の0ではないでしょうか。

いつも書いています。
こちらにはこちらの事情があるんだよ。
金利の支払いがあるんだから。

全くざっくりですが。
1300兆円の1%は13兆円です。
消費税の5%が金利の支払いと同じ金額なのです。

プライマリーバランスがプラスになる迄まって頂戴。
人口減少と高齢化は続き成長は緩やかなのだから。

あちらが利下げをしてくれば為替は元に戻ってくるんでしょ。
という感じです。

注目です。

米国からは個別決算が目白押しとなってきます。
TMSCの様な事もあるでしょうし。
連れ高している銘柄の逆もあるのでしょう。
注目です。

cme日経先物は291円高の36255円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 35963円

どうなるでしょうか。
注目です。


2024年1月26日

日経平均35751 NYダウ38109 wti原油78.23 ドル円148.14
前週比▼212 246 4.8 0.01

日経平均は微減でした。
但し週間では上下の激しい展開でした。
この傾向は続いています。
1/23火曜日の日銀発表迄はどこ迄伸びるのかの展開だったのです。

正にこのインデックス指数投機の的になっているとも言えるのでしょう。

結果論ですが。
だまし上げとも言えるような動きだったです。

高値で飛びついた方は何故にと思っているのかもしれません。
戻るまで待つのか一旦損切りをするのかは判断の所なのでしょう。

但し殆どの市場参加者や一般の方はそんな事は関係はないのでしょう。
1週間で微減したという事なのです。

そもそも年初より2000円以上も上がっている訳ですから。
余裕過ぎる気持ちなのかもしれません。

583 ▼29 ▼291 10 ▼485の1週間でした。
36545 36517 36226 36236 35751の推移です。

日経平均 3カ月日足 35731円。
ザラ場では37000円寸前迄もありました。
週間では窓を開けて上昇し窓を埋めた訳です。
下に窓が2つある事はチェック点です。

*1/23日銀金融政策決定会合の発表がありました。

*金融政策は引き続き何の変更もありませんでした。

展望レポートが出ています。
物価予想は事前報道と同じく下げてきました。

この観測報道は誰かのリークしかないのですが。
別段うやむやと誰も指摘はしません?。
これを最初に知った人は市場の動向予想をいち早く知る事ができるのです。


国会でも指摘されていましたが。


誰か脇の甘い人物がいるのでしょうか。
それとも確信的に流しているのでしょうか。
日銀は盗聴されているんじゃないの?。
スパイ的な事までも想像してしまいますw。

本当の事等誰も分からないのでしょう。

日本という国は全体的に緩いお国柄なのかもしれません。

展望リポートより。
2023年の物価は2.8%となりました。
前回も2.8%と予想されていました。
2024年は2.4%に前回の2.8%より下げてきました。
2025年は1.8%と前回の1.7%より上げてきました。
これは10月の3ヶ月前からの修正です。

経済物価情勢の展望と言うペーパーが日銀から出されています。
44ページもあり詳細な内容が示されています。
短い単行本の様な文字数となります。
これを読むだけでもしんどいわ✖。

チェック点としましては。
政府より4月迄には決まっている燃料費等の補助がどうなるのか。
なのでしょう。
これ等は現時点では誰もが不明な案件です。
当然日銀も分からない訳です。

そうなると打ち切りになれば物価予想は上がるのでしょう。
継続されれば上記の値なのでしょうか?。
これは物価を0.5%の押し下げる効果があると出ています。
なければ0.5%押し上げるという事です。


もう一つというのかそもそも的に。
川上系の値など誰にも分かりません。
エネルギー鉱物穀物等々であります。

為替の動向もしかりです。
どちらも輸入物価に影響を与えます。

地政学リスクを言い出せばきりがありません。

賃金動向はざっくりは分かるのでしょう。
前年より上回ってくるのは十二分に予想は出来ます。
不明なのは賃金を上げて商品サービス価格も上げてくるのかです。

最高益の更新が続いている各企業は。
値上げをしても販管費を抑えた事でそれを成し遂げたと仮説ができます。
即ち今年度は賃金を上げられるのでしょう。

好循環を目指すのであれば。
商品サービス価格の上昇を又目論見るのでしょう。

物価が更に上がるわけです。

横並びは得意の所でもあるのでしょうw。

*日銀はこれらの不確実性は十二分にある事を認識して。

*詳細に検討しているのです。


どちらにしましても。
物価に関しては2%という目標は昨年はクリアーしています。
今年もクリアーの予想です。
来年は若干足らないと言う事です。
再来年は不明となっています。

物価や雇用の動向等言い当てる事は難解中の難解です。
FRBは外しまくっています。

様々なデータを鑑みて金融政策を決定するのでしょう。

これはどこの中央銀行もしている事なのです。

いつもの普通に考えるしかできませんが。
雇用・賃金と物価だけを見ますと。
今利上げをしても遅すぎる位であると考えます。

データ的にはそうなっているのですから。

上げると言いましても。
まずはマイナス金利を0に戻すだけなのです。
0.1%の事ですから。

欧米諸国は基より世界の多くの国とかけ離れ過ぎの金融政策をしている事は事実な訳です。

為替矛盾は過去のチャートを見れば明らかです。
円は売られまくっています。
日本の資産は安く買えるのでしょう。
日本売りです。


海外の全ての物を高く買っているのです。
物価上昇の源の所です。

それの弊害を和らげるために。
政府はエネルギー補助や生活補助を実行しています。
こみこみで10兆円は超えるのでしょう。
これは消費税4%分ですから。
借金をまた増やしています。
このちぐはぐな政策をしている事は事実な訳です。

30年ものデフレの現象がそうさしている。
と言ってしまえば仕方がないのですが。
世界の動向に追いていけていないとも言えるのでしょう。

当たり前ですが日銀は中央銀行は独立した機関と言いつつも。
政府の意向は十二分に反映させるのでしょう。

いつも同じ切り口ですので割愛しますが。
大幅な変更はなるべく遅らせたいのでしょう。


日銀ウオッチャーや市場関係者は様々を語りますが。

現在実行している。
マイナス金利における長短金利操作付き量的・質的金融緩和は。
これは2016年9月からの政策です。

ゆるやかな量的・質的金融緩和という感じでしか変更できないのでは。
と予想します。

植田日銀も抽象的な日銀文学を並べて引き延ばすのでしょう。


ETFの運用1つを取ってみても。
もう買わなくて徐々に売却する等となれば。
どんな事になるのかは想像もつきません。
株価は暴落するのでしょう。
大手ファンドの比でもないボリュームを持っているのですから。
2023年3月時点で53兆円です。

リスクプレミアムに働きかけるという内容で。
中央銀行が株式を買うと言う。
世界では類を見ない政策を実行しているのです。
もうこれだけ持っている訳ですから。

導入時は意味はあったとは思いますが。
続け過ぎなのでしょう。

これにはどんな秘策で落とし所を付けるのでしょうか。
ホワイト・スワンはいるのでしょうか。

量的質的緩和をやめるとなれば。
これをやめなければならないという議論は必然なのです。


今回の植田総裁の発言では。
物価安定目標の実現確度が徐々に高まっている。
と述べました。
普通の言葉的には難解なのでしょう。

アルコリズムが動き各マーケットは反応しましたが。

いつでもこのような言い回しは出来るのでしょう。


世界からは。
何があっても微動だしない日銀が動く時を注目しています。

今後の動向に注目です。


wti原油 2年週足 78.23ドル。
2ヶ月ほど安定していましたが上昇した週間でした。

フーシー派によるイエメン沖でのタンカー攻撃が報じられました。
これだけで上昇したと言うのは違うのでしょうが。
要因の1つなのでしょう。
こういう行為の意味をこちらが考えても答えは不明です。
社会の根底が違うとしか言えないのかもしれません。

エネルギー価格の高騰は物価の本筋ですし。
企業業績にも当然影響します。
引き続き注目です。

ナスダック 2年週足 15455。
米国株は引き続き絶好調です。
ハイテク系がけん引しています。
NYダウは0.65%、SP500は1.06%、ナスダックは0.94%上昇した週間でした。
史上最高値圏を更新しています。
上で買っている人がいないのですから更に強にいのでしょう。

年初は一旦は休憩するのかな。
という思惑を覆しています。
11月12月と急上昇しましたから。

金利だ為替だコモディティーだとは無縁の展開とも言えるのでしょう。

生成Ai関連は別腹なのです。
とにかく出て来る業績が強い値なのですから。
オランダの半導体製造装置メーカーASMLが週間で16%もの株価上昇となりました。
この大型株がです。
欧州では最大のハイテク企業と知られる所です。
Aiに関連する光帯域幅メモリーの需要がひっ迫しているとの解説でした。
正にファンダメンタルズですので株価直結なのでしょう。


来週にはマグ二フィ二セント7の決算が出てきます。
アップル・アマゾン・アルファベット・メタ・マイクロソフトとなります。
決算ですから予想とどうなのか又は今の株価水準がどうなのかはチェック点です。
これらの銘柄群は巨大すぎるのもあり全体に大きく影響を及ぼします。
米国決算の中盤の山場とも言えるのでしょう。

注目です。



*そして来週は金融政策の大トリである1/31FOMCとなります。

今回は政策の変更はないのがコンセンサスとなっています。

市場は3月より利下げの確立が50%と出ています。

この時期が注目となるのでしょう。

パウエルがどういう発信をするのかに注目が集まります。

米国10年債  1年週足 4.139%。

前週は4.130%でした。

2年債は4.357%となっています。
前週は4.389%でした。

長短共に変わらずの週間でした。

この2年債はFFレートに準ずると言われています。
ひょっとするとFFレートが2年債に近づくのかもしれません?。
それじゃFRBはいらないじゃないか。
という論建は強引すぎますがw。

現在5.25~5.50%ですから。
5.25-4.357=0.893%
0.893%÷0.25%=3.572回。

年内は3.572回利下げをすると金利上では出ているとも言えます。
FRBは3回0.75%と言っています。
市場は6回1.5%と言っているのです。
どこから6回と出てくるのかは不明ですが。
そうなっています。
2年債が下落していけばそれもありうるのでしょう。
そうなると2年債は4%を割ってくるのでしょうか。

それは分かりません。

フェデラルファンド金利 5.50%
fomc金利推移
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月 0 
11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.5%~4.75%。

後々に必ず結果は出るのです。

マーケットは先読みで値が変わります。
6回の利下げで足元の株式の値が形成されているとすれば。
それになればよいのでしょうし。
それでなければいけないのでしょう。

禅問答の様な話かもしれません。

月末月初の経済指標も出てきます。
FOMCの比重が高いのでしょう。

私は最低1年間は見るのではと以前より書いています。
ぶりかえしすれば元も子もないからの予想です。
2023年7月が最後の利上げとなっています。

大注目です。

日本も個別決算がたけなわになってきます。
本当はどうなのかが問われるのでしょう。

cme日経先物は108円高の35860円となっています。

私はいきなりの2000円もの上昇はいずれ一旦は戻ると予想しています。

日経平均 3ヶ月日足 35751円。


どうなるでしょうか。
注目です。


2024年2月2日

日経平均36158 NYダウ38654 wti原油72.41 ドル円148.35
前週比407 545 ▼5.82 0.21

日経平均は1%以上の上昇でした。
終値では週を通して筋目の36000円を下回りませんでした。

275 38 220 ▼275 146の1週間でした。
36026 36065 36286 36011 36158の推移です。

日中ザラ場の動きは上下600円以上の日もあり引き続き売り買い交錯の展開です。
個人は現物は売ってきていますが信用は買ってきており。
うまく立ち回っている様子がうかがえるとの解説がありました。

日経平均 3ヶ月日足 36158円。

1月度は33464スタートの36286エンドでしたので。
2822円も上昇しました。8.4%です。
謎の4日間の2200円が効いていますw。
topixは7.8%の上昇でした。
こんな事は誰もが予想できなかった1月なのでしょう。

ちなみにNYダウは1.2%SP500は1.6%ナスダックは1%となっています。
史上最高値圏と言葉は凄いですが。
値的にはそれなりの1月であったと言えるのでしょう。

すると日本で何が起こったのでしょうか。
外国投機筋が何故いきなり買ってきたのでしょうか。
それは分かりません。
それより上昇すると踏んだのでしょう。

epsは2252となっています。
年末は2270でした。
決算真っ只中ですので。
あと2週間位で一旦の結果が出るのでしょう。
変化的にはなさそうです。
1株当たりの利益は変化はなさそうという事です。

perは14.7416.05に跳ね上がっています。
株価は1株当たりの利益の16倍の価値になっています。
海外勢はこれがもっと上がると踏んでいるのでしょう。
投資対売買状況では外国人以外は殆ど売っていますので。


更にの円安は金利動向より歯止めがかかるとは思いますので。
為替差益の部分ではないのでしょう。

新ニーサの投資を狙っているのでしょうか。
日本人は海外投資が多くを占めるとレポートが出ています。

東証改革は効いているのでしょう。
動かない企業は注意淘汰される迄にもなっています。
但しこれは株価対策のテクニカル的な部分があり。
企業の成長収益と言う部分とは違う可能性はあります。

そして生成Ai革命は人口減少を補うとも言えるのでしょう。


そもそもは30年のデフレからインフレになったという事かもしれません。
賃金が上がり消費が増えて企業が儲かるという事なのでしょう。
企業は更に値上げができるという展開です。

賃金は関係がない65歳以上3600万人の方には厳しくはなるのですが。


そして金融政策はデフレのままなのですから。
それは儲かるのでしょう。

今後の動向に注目です。



最大級のイベントがあった週間でした。
巨大テック及び日本企業の決算で明暗を分けた動きがあり。
週末は大サプライズの雇用統計で締めくくりました。


ドル円 3ヶ月日足 148.15円。
週末までは円高に振れ一旦146円を切りました。
サプライズの雇用統計で値を戻しました。


米国10年債 3ヶ月日足 4.024%。

前週は4.139%でした。
2年債は4.372%となりました。
前週は4.357%でした。
10年債は下落し2年債は変わらずです。
ドル円と同じく週末に急上昇しました。

各市場は雇用統計のよもやの強い値を受けて。
一旦軌道修正したとも言えるのでしょう。
コレの評価がいつまで続くのかは分かりません。
市場は新たな材料を求めて動くのでしょう。

*株式市場はこれとは別に。
ビックテックの決算結果で大きく動いた週間でした。

初動だけを見ればメタは20%も・とアマゾン8%が大きく寄与しました。
アップル▼3%・グーグル▼7.5%・マイクロソフト▼2.7%・AMD▼9%は限定的でした。
これは初動の株価ですので業績はまた別の話です。

日本勢も有名所が目白押しでした。
株式市場的には決算後に売られる銘柄がいつもより多かったような感じはします。


SP500 3ヶ月日足 4958。

米株は主要3指数とも堅調な週間でした。
NYダウとSP500は史上最高値更新です。
SP500は9週連騰の後1回休みで4週連騰です。

非常に強い相場と言えるのでしょう。

ソフトランディング所かノーランディングかもですから。
*利下げはいずれ間違いない訳です。

但し利益確定の日柄調整はいずれはあるのでしょう。
そこは押し目買いという所でしょうか。


*1/31に最大注目のFomcの発表がありました。

金融政策は予想通りに変更はありませんでした。
4会合連続の変更なしとなります。
20年ぶりの高金利は維持されたのです。


フェデラルファンド金利 5.50%

fomc金利推移
2024年
1月 0
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月 0 
11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.5%~4.75%。

パウエルの会見に注目が集まりました。
3月の会合で利下げを決める可能性は高くないと言及しました。
市場の早期利下げ観測を牽制したのです。

今後の物価動向を確認してからという事なのでしょう。
景気が落ち込んでいないのならば急ぐ必要はないとも読み取れます。

それでも利下げは何ヶ月か先に延びただけの話しですから。
市場の勝手な思惑から外れたと言いましても。
大枠では変わらないのでしょう。

金利はそれを受けて下がりました。
債券は売られる所か買われたのです。
安全資産の方にシフトしたとも取れます。


ナスダックは今年一番の▼2.2%下落しました。

ナスダック 3ヶ月日足 15628。
*金利が下がって株も下がったのです。
私は潮目が変わったのか迄思いました。
それは生成Ai系決算と雇用統計で杞憂に終わったのです。

フェドウオッチよりは5月に60%と90%から下がってきました。
回数は5回となっています。
FRBはドットチャートより3回を提示しています。

5月に0.5%の利下げ等との発信もありましたが。
現時点でそんなことをする必要はないのでしょう。

FRBはあれだけの事をしたわけですから。
慎重に行うと考えます。

様々な物価の切り口はあるのでしょうが。
cpiが前年対比で3%以上ある現実で何故に利下げがあるのかは。
私の不思議となっています。
FRBが物価目標及び中立金利を変更すると言うのならば別でしょうが。

私は最低1年は見てからと書いてきています。
そして7月にcpiが3%以上であれば秋までもないと感じています。

景気が落ち込めば話は変わってきますが。

金融縮小は最大1ヶ月9500億ドル 14兆円は継続するとの事です。

今後の動向に注目です。


*そして週末に雇用統計を迎えた訳です。

353000人と出てきました。
予想は18万人でした。
前月は21万人でした。

賃金は前月比0.6%もの上昇と出てきました。
予想は0.3%でした。
前月は0.4%の上昇でした。

前年対比では4.58%上昇でした。
前月は4.3%でした。

失業率は3.7%と据え置きとなりました。

*これは正に大サプライズなのでしょう。

予想値とは何万人位の誤差であるというのが一般的です。
賃金もまた上昇しています。
物価が3%としても賃金はそれ以上の伸びなのです。

*力強い経済で雇用が促進されたという事です。

バイデンは米経済は世界で最も強い。
と豪語しました。

それを裏付ける値であると客観的にも言えるのです。

*何故この様な値が突然出てきたのかは分かりませんが。
出てきたのです。

市場は賑わうのでしょう。
FOMCで水をさされた事が丼電返しとなったのです。
金利が上昇しドル高 株高です。

金利低下のドル安 株安との真逆となりました。

この値は単月だけなのか。
それとも引き続くのか。

注目です。


*そもそも何故に米国の経済が強いのかを考えますに。
様々な論点はあるのでしょうが。
単純には人口増加ではないのかと考えます。.

米国の人口動向

2023年 3億3514万人。
2022 33353  2021 33231   2020 33126  2019 32855  2018 32702
2000 28230
1990 25005
1980 22762
IMFによる統計より。

2000年から23年間で5284万人も増えています。
2018年から5年間で812万人増えています。
直近1年間では161万人増となっています。

*人口は衣食住全員が必ず関わります。
*仕事を求めての移民が大きいのでしょう。
*移民の年齢層は現役世代です。

ちなみに日本は1億2462万人で2000年の23年前からは
221万人減少と出ています。

研究者はもっと詳細なデーターで分析はするのでしょうが。

就業者は確実に増えていくのでしょう。
減る事はないのです。


ここに米国の強さがあると考えます。

いくら金利が高くても人がいる限り経済は回るのでしょう。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは大きなイベントが終わりどうなるのかでしょうか。

個別決算はたけなわですので一喜一憂はあるのでしょう。
トヨタが火曜日でソフトバンクGが木曜日です。

週末にはSQとなります。
ずっとSQ週が強いのは市場関係者は知っています。
前月は幻のSQで36020円でした。

サプライズの雇用統計での金利高にはチェック点でしょう。
それが続くのかどうなのかです。
市場がどう動くのかです。

cme日経先物は216円高の36375円となっています。

2月のアノマリーはよくないのは皆が知る所です。
1月がこんな事になりましたので過去の動きは不明とも言えます。
昨年の5月6月の事もあるのでしょう。

1/30IMFより2024年の世界経済見通しが出ています。
3ヶ月前からの変化です。
世界 0.2 3.1%
米国 0.6 2.1%
中国 0.4 4.6%
欧州 ▼0.3 0.9%
日本 ▼0.1 0.9%
市場はこれをどう見るのでしょうか。

日経平均 3ヶ月日足 36158円。


どうなるでしょうか。
注目です。


2024年2月9日

日経平均36897 NYダウ38671 wti原油76.60 ドル円149.25
前週比739 17 4.39 0.9

日経平均は大幅高しました。
よもやの2%の上昇です。
水曜日には36000円割れを注意していたのです。

2/9はSQ特別清算日でした。
SQ値は37018円でした。
SQ値は毎月1000円ずつ上昇しています。
来月は38000円となるのでしょうか?。

34年ぶりというフレーズがメディアを賑わせました。
ザラ場では37278円を付けています。

2/8 2/9の日経平均的にはソフトバンクGの影響が大きいのでしょう。
そして2/8内田副総裁発言では10時未明あたりからの500円上げと。
ここぞとばかりの展開でした。
先物主導はいつもの事です。
値がさ株である5銘柄が突出した動きを出したのです。
日経平均をこれらで400円も押し上げました。

それらが2/8木曜日と翌日にも集中したのです。

ソフトバンクGは1銘柄で木金の日経平均を290円も押し上げたのです。

大幅高の木曜日は値下がり銘柄数の方が多い1日でした。
800円ちかく上昇したインデックスは全面高からは、かけ離れた内容だったのです。

こういう書き方をしているレポートは少数なのでしょう。
34年ぶりのバブル後最高値更新だ。
が一般的ですからw。

市場関係者はこれらの事はもちろん知っているのです。

topix東証株価指数は0.7%上昇の1週間でした。
topix上昇の要因はトヨタと三菱商事の決算が挙げられるのでしょう。

196 ▼192 ▼40 743 34の1週間でした。
36354 36160 36119 36863 36897の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 36897円。

ソフトバンク グループ 3ヶ月日足  7991円。

topix 3ヶ月日足 2557。


忘れられていたとは語弊がありますが。
孫さんの力量が出たという事なのでしょう。
ナスダックに上場しているアーム株が1日で47%も暴騰したのですから。

英国 半導体設計大手アームホールディングスです。
Ai関連向け半導体の設計技術に対するロイヤリティの支払いが増加しているとの説明です。
スマートフォン・パソコン・データセンター等々全てに需要が出ているとの事でした。
同社はソフトバンクGの子会社であり90%の株式を保有しています。

2/8ソフトバンクGの2023年4月~12月の通期決算では▼4600億円の赤字とは出ています。
前年同期は▼9125億円でしたので赤字幅は減少しています。

この巨大な投資会社は良くも悪くも日経平均というインデックス指数に影響を与えます。
常々思いますが。
日本のもっとも代表的な株価指数225社である日経平均にこれを入れていいのかという疑問です。
利益や損失の値や幅が大きすぎるのです。

事業会社でこれだけの赤字を出している企業は存じません。
別物という感じはします。
そんな事を書いても仕様がありませんがw。

ソフトバンクG 10年月足 7991円。

ソフトバンクGは暴騰しました。
1ヶ月の上下値幅が尋常でない時があるのが分かります。
時価総額は11兆7000億円規模の企業です。

今後これが続くのかどうなるのかには。

注目です。


*全体感で見るのであれば2/8に奈良市で行われた内田副総裁の金融経済懇談会での挨拶なのでしょう。

内田氏は日銀出身で事務方執行部のトップでリフレ派という事は関係者の知る所です。

挨拶でこれだけの影響があるのかとは感じましたが。

マイナス金利解除後の短期金利について、今後の経済物価情勢次第になるとしながらも、どんどん利上げをしていく様なパスは考えにくく緩和的な金融緩和を維持していく。

イールドカーブコントロールを廃止するにせよ安定化は図っていく。

ETFの買いを止めるのは検討に値するが、売却等は緩和が終わった後で考える。

等々と見解を示しました。

これらは1月の展望レポートにそった発信でもあります。


*金利は0%に戻した後も慎重に見ていくという内容です。
その後の利上げはないと迄は言っていませんが維持していくとも聞き取れます。

かなりリップサービス的な感じはしますがw。

それを受けて瞬時に市場は動きました。
円安となり株高となったのです。
日経平均は500円も上がっていったのです。

ドル円 10日1時間足 149.25円。
先週の雇用統計で上昇し内田発言で更に上がっています。

日経平均 10日1時間足 36897円。


ドル円 1年週足 149.25円。

昨年11月の150円超えに近づいています。
ちなみに年初よりは8.2円5.8%の上昇です。

今回の発言ではドルインデックスで見ますと。
ドルは他の通貨でこの様な動きとはなっていません。
円の独歩安となっているのです。

鈴木財務相はいつもの為替動向は注視したいのコメントが出ています。

ファンダメンタルズ等々云々をいつも話されますが。
こちら側が今後も円安誘導の金融政策を発信しているのですから。

市場はそれを受けているだけとも言えます。

そんな事は当然分かっているのでしょう。

という事は。
政府は円安良しと考えているとも言えます。

輸入物価よりも違う視点で考えている事がうかがえます。

輸入物価が多少上がろうが企業収益が上がり賃金上昇の好循環を狙っているとも言えます。
そして金利負担をなるべく抑える事が重要視とも取れるのです。

2022年の為替介入の時とは状況が変わったんだよ。

当時は145円所で1回目を実行したけれどね。

欧米金利はどうせ下がってくるんだろう。
燃料系は以前の様にはならないよ。
という事かもしれません。

今後の動向に注目です。



*SP500 1年週足 5026。
筋目の5000を超えてきました。
先週と同じ語りとなりますが、11月から9週連騰の1回休んで5週連騰となっています。
史上最高値圏です。
強すぎると言っても過言ではありません。
NYダウは0%、SP500は1.4%、ナスダックは2.3%の1週間でした。


ニューヨークコミュ二ティバンクコープの商業用不動産での懸念が報じられています。
昨年の地銀破綻を思い出します。
但し金融系の不安をハイテク系が払拭する地合いとなっています。
個別銘柄や業界業種でも悪材料は出ていますが同じく指数的には上昇の結果となっているのです。

20年ぶりの高金利と過去3年間のボディーブローでの物価高でこの結果ですから。
良い所どりの論建を何回聞いた事でしょうか。
利益確定は普通にあるのでしょうが。
それをこなしながらの結果なのでしょう。

新ニーサでの追い風もあるのか日本の対外投資は、1月度1.2兆円と2005年以来過去最高との事です。
米国には世界からの投資が群がっているのかもしれません。

今後の動向に注目です。


*米国10年債  1年週足 4.177%。
前週は4.024%でした。
2年債は4.486%となっています。
前週は4.357%でした。

長短共に上昇しています。

フェドウオッチからは利下げ回数が4回~5回と下がってきました。
2年債はFRBの3回利下げに準じている値とも言えるのでしょう。

日本であれば0.25%の違いで右往左往するのでしょうが。
米国であれば誤差の範囲と感じるのかもしれません。

逆イールド云々を語っていた方々の声も聞こえません。
別に支障はないじゃないか。
という事かもしれません。

今後の動向に注目です。


方や中国は散々な状況です。
春節の休みで肩をなでおろしているのかもしれません。
当局からの大きな出足の値が出ていますが。
海外旅行は激減している様です。

*上海総合  10年月足   2865。

1月の消費者物価は▼0.8%と出てきました。
普通にデフレなのでしょう。
GDPは5%等と出していますが整合的はどうなのでしょうか。
中国は貿易統計だけは相手国がありますのでごまかしはできないのでしょう。
研究者は本当を知っているいるはずです。

力づくで株価対策を実行していますが。
世界で一人負けの状態です。
完全に調整入りです。
0コロナ対策でケチが着いたのかもしれません。

そもそもは米国に対等を挑んだのがオバマ迄だったのでしょう。
調子に乗り過ぎた後に強烈なしっぺ返しを受けた訳です。
トランプでもバイデンでも対中政策は強硬です。
日本は30年間のデフレを経験したのです。

今後の動向に注目です。

2016年のチャイナショックを経験している御仁は私も含みまして今の相場に乗り遅れているのかもしれません。
中国関連は値として数値には表れています。
中国がこれで何故日本がと思ってしまうのです。

それをしのぐ値上げが企業の利益に貢献しているのでしょう。
あのトヨタでさえ販売台数は減少さしているのです。

そこの認識を変えなければならないのでしょう。

今後販管費主に人件費を上げるにあたって値上げが継続できるのかがカギとなるのでしょう。


*来週のマーケットは2/13米国cpiとppiが出てきます。

予想は前月比0.2%との事です。
雇用統計がとんでもない値が出てきましたので。
こちらも不明なのかもしれません。
0.2%でしたら×12ヶ月で2.4%とはなります。
FRBの物価目標は2%なのです。

毎月の発射台が下がってくるのにも注目です。
前年対比は正に前年の値から算出するのです。

市場はどう動くのでしょうか。
注目です。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
2024年
1月3.4%
2023年
1月6.5→2月6.4→3月6.0→4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

日本株は祭日ですのでいつもの米株にサヤ寄せするのでしょう。

市場は上段に書きました先物と一部銘柄での大幅高ですので。
これがどうなるのかなのでしょう。
関係なしかもしれません。

2月を乗り越えれば38915円が見えてくるのでしょう。
この値など直近10年いや1年でもあり得ない事が現実になってきました。

日経平均 10年月足  36897円。

cme日経先物は207円高の37105円となっています。



どうなるでしょうか。
注目です。


2024年2月16日

日経平均38487 NYダウ38627 wti原油79.22 ドル円150.18
前週比1590 ▼44 2.62 2.93

日経平均は更に大幅高しました。
4.1%もの上昇です。

*理屈的には既にないのでしょう。
1月に謎の4日間wである2200円の上昇から、こういう結果になると言う事だったのかもしれません。
年初より5000円も上がっているのです。
14.9%も上昇しています。

topixは10.9%の上昇です。

SP500でさえ4.9%なのですから。
違いが分かるのでしょう。

全く違うインデックスですが日経平均がNYダウの値を抜き去るまでともなっているのです。
38487円⇔38627ドル。

昨年は1年間で7370円の28.2%の上昇でした。
これでもすごい1年間だったな。と喜んだのですが。

*この2ヶ月もたっていない時点で驚愕の進捗が分かるのでしょう。

地上波でも38915円にあと50円にせまると出ています。

1066 ▼260 454 329の1週間でした。
37963 37702 38157 38487の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 38487円。

*そうなるとこの日本で何が起こっているのでしょうか。

Ai革命は世界共通なのでしょう。
地政学リスクも同じくです。
コモディティー価格も同様です。

経済成長なのでしょうか。
GDP推移よりそれではないのでしょう。
2/15発表の10月~12月実質GDP速報値は▼0.1%と出てきました。
言葉的には2ヶ月連続のマイナスでありリセッション入りです。
詳細はハショリマスが中身は消費行動の減退です。

2024年度の成長はIMFより0.9%と出ています。
結果はこれに近い値なのでしょう。
超微増という事です。

GDPはドイツに抜かれて4位となりました。
これは1968年以来の日独逆転とテロップが流れています。

少子高齢化の人口減少は皆が知る所です。
市井の人々は実体経済的には物価高での思いなのでしょう。

政治不信は支持率15%~24%と最低ラインですから。

*全体感ではこうなっています。

*それでは経済の先行指標と言われている。
*株価が何故に暴騰しているのでしょうか。

今回の決算によりepsは2365.5と最高値圏となっています。
perは16.27倍となっています。
2365.5×16.27=38487円。

算数的にはこうなります。
なぜこの様なperになっているのでしょうか。

*結果的には需給のバランスなのでしょう。
極端に買いなのです。
それも海外からの投資投機資金が凄まじい事は間違いありません。
投資対別売買状況から見て取れます。

彼らは日本の株式に極端な買いなのです。
今より上がると思っているので買いなのでしょう。
*今が安すぎるので買いなのかもしれません。
*安すぎるしそして上がるからとも言えるのでしょう。

Ai革命での上昇は世界平準並みにはあるのだろうが。
ともかく日本全体が安すぎると感じているのでしょう。

安すぎると言うのは他の地域と比較してという事です。
先進国と比較してなのでしょう。
途上国新興国ではありません。

これが理屈の様で理屈でない結果を生んでいると推察します。

ラーメンが2000円が1000円ですから。
ビックマックが845円が480円ですから。
時給が2000円が1000円ですから。

住宅価格指数は東京で1億円を超えたと言いましても。
世界では主要50カ国中44位との事です。
香港の半額との事でした。

そして5.5%の金利に対してマイナス0.1%の金利なのです。

ドル円が100円が150円になっています。

perは20倍が16倍なのです。

これらが日本の株式市場の足元の動向ではないかと考えます。

どこら辺が欧米諸国のそれらとの近似値になるのかが鍵なのでしょう。
研究者は計算しているのでしょう。

Aiプログラムは知っているのでしょうか。
それに基づいて動いているのでしょうか。

市場関係者を含めて誰もが予想だに出来ない事が起こっています。

注目です。

*更に深堀をしますと。
何故上段のeps 一株当たりの純利益が最高値圏なのでしょうか。

これは全業界業種にわたる値上げなのでしょう。
そして販管費は抑えられています。

21ヶ月連続でマイナスの実質賃金であるのが証左です。
生活系は苦節なのでしょう。

数量が増えたハイテクやインバウンドの業種はありますが。
残念ながら車から食品・衣料や家電まで数量ベースで増大した訳ではありません。

*値上げが利益を生んでいるのです。


この値上げの主な原因は何なのでしょうか。

皮肉にもコロナ渦中でのパンデミックによるインフレがありました。
特に欧米諸国が顕著な動きでした。

ウクライナ紛争での2重の要因が重なりました。
エネルギー鉱物穀物等々の原材料費の価格が跳ね上がったのです。

そして為替動向により著しく輸入物価が上昇しました。

各企業は今迄の戦略戦術から大転換せざる負えなくなりました。

すると横並びに安心する国民性もあったのか。
企業の経営陣も同じくの国民性を持っています。

実際的に利益が減少する事にもより全業種で値上げが可能となったのです。
バスに乗り遅れるな。
みんなで渡ればこわくないのだ。

30年間続いたデフレマインドの払拭はこれらによってなされたのです。

黒田前総裁が何をやっても動かないマインドが変わりました。
企業がまず動いたのです。

しつこくなりますが。
日本独自で何かの変化をさしたのではないのです。

それでデフレからインフレになったのです。

今後賃金が後ずれで上がることは報道でも明らかです。
企業は利益が出たので賃金を上げられるのです。
営利企業なのですから当たり前の事です。

賃金が上がれば消費が上がるという構図です。
売上が上がり利益が出るのでしょう。

ちなみに国の消費税収入は5年前の21兆円から23.8兆円に増収しています。
物価が上がれば消費税収入も上がるのです。


そしてこのインフレの状況下で金融政策がデフレのままなのですから。

市場は当たり前に日銀の動向を警戒していました。

それが0.1%を上げて0には戻すが緩和は続けると言うのですから。

それは動機付くのでしょう。

政治経済芸能までスキャンダル系には厳しく当たる国民性はあるのですが。
インフレで貯金の利子を上げなければという声は聞こえません。

誰も何も言わないじゃないか。
金利は永遠の0でいいじゃないのか。
昔に失敗したからね。
1990年三重野総裁の大失敗はトラウマなんだよ。

1300兆円の借金があるんだよ。
皆の要望で借金を増やしたのさ。
成熟した社会で暮らせるために。
ポピュリズムで政治が動いたんだよ。

借り換えしてやっていくしかないんだよ。
インフレになったんだから。
30年でちょっとづつでも返していくから。
金利はもうちょっと待ってもらおうか。
次の世代に託すからね。

とも聞こえてきそうです。

かなり脱線しましたがw。

今後の動向に注目です。


*2/13注目の米国消費者物価指数の発表がありました。

3.1%と出てきました。
予想は2.9%でした。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1%
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

前月比は0.3%の上昇でした。
予想は0.2%でした
前月は0.2%の実績でした。

コアの前年対比は3.9%の上昇でした。
予想は3.7%でした。
前月は3.9%の実績でした。

コアの前月比は0.4%の上昇でした。
予想は0.3%でした。
前月は0.3%の実績でした。

*詳細は端折りますが物価はより戻したのです。

様々な解釈や論建はあるのでしょうが市場は瞬時に動きました。
金利が上がり株は下がり円安に振れました。

フェドウオッチからの利下げの時期は後ずりされています。
5月処か6月7月と。
回数もFRBが示しています3回に近づいてきました。

私は以前より最低でも1年は見ないと。
と書いてきています。
7月のcpiが2%以上であれば利下げはしないのでしょう。
そもそも経済が安定しているのであれば。
それをする理屈がないのです。

週末のppi生産者物価指数の0.3%上昇も受けまして。
5ヶ月ぶりの伸びとの事です。
米株の上昇は久しぶりに止まったのです。

SP500 1年週足 5005。
NYダウやナスダックも同じ展開でした。
これで日経平均は1600円も上昇したのですから。
別物と言わざるを得ません。

米国10年債利回り 1年週足 4.281%。
前週は4.177%でした。
2年債は4.644%となっています。
前週は4.486%でした。

経済指標に準じて長短共に上昇しています。

小売売上高が▼0.8%と下がってきました。
寒波など季節要因とも報道が出ています。
10ヶ月ぶりの大幅な減少幅との事です。

単月だけでは当然語れないでしょうが。
金利負担は無いと言うのはおかしな話ですから。
住宅ローンは7%なのです。

コチラと比較すれば分かる事です。

何かを倹約してと言うのは世の常なのでしょう。

今後の動向に注目です。


ドル円 1年週足 150.18円。
日米金利差によって理屈的にも円安方向です。
150円の大台を超えてきました。

神田財務官より。
最近の為替の変動は急速過ぎる。
高い緊張感をもって必要があれば適切に行動をする。
鈴木財務相はいつものマイナス面に懸念をむにゃむにゃと。
口先介入は出ています。

日銀からは円安誘導の金融政策を発信しているのですから。
矛盾なのでしょう。

各自は役割役割での仕事に従事しているとも取れます。

岸田さんからすれば。
物価もあるし。
ガソリン補助を継続する観測報道が出ています。
介入すれば貯蓄から投資もあるし。
あれもこれもと思案六法なのでしょう。

株高で喜んでいるはずだし賃金上昇と4万円を出して。
人の噂も75日だよ。
あの連中が無茶な事をやっていたからこんな事になったんだ。

そもそも1ヶ月500円出してもらって子供が増えるのかな?
どういうデータからの算出なのかを出さないと。
納得は得られないわな。
忙しい毎日なのでしょう。


子供家庭庁の予算を今後毎年10兆円規模にするというのですから驚きです。
どこにそんなお金があるのでしょうか。
これでは以前からのバラマキなのでしょう。
どうもピントが外れている様な感じもしますが。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは2/21エヌビディアの決算なのでしょう。

全世界の産業界が注目しているのでしょう。
生成Aiの中核企業です。
近未来には公共民間を含めて全ての業態でAi機能の付いた製品で業務をする事になるとの事です。
3年後にはスマホの半分に導入されると解説がありました。

エヌビディア 1ヶ月日足 726.13。

株価は既に年初より46%も上昇しています。
268兆円規模の企業がです。
時価総額ベースでは全米3位に躍り出ています。
ちなみにトヨタは55兆円です。

株価は上下10%はあるとのコラムが出ています。

注目です。


日本株は青天井の気配が出ていますから分かりません。
火曜日の1000円上げなど、何の材料もないのですから。

理屈的には想像を超える次元なのでしょう。

cme日経先物は▼262円の38225円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 38487円。

個人的にはアイスペースの🚀月面たのむと願っておりますw。
アイスペース 1年週足 1238円。


どうなるでしょうか。
注目です。


2023年2月23日

日経平均39098 NYダウ39131 ドル円150.52 wti原油76.57
前週比611 504 0.34 ▼2.65

日経平均は更なる上昇です。
1.58%の上昇でした。
1%で390円上がる水準になってきました。

株価が上昇してきたこともあり売買高も4兆円~5兆円となっています。
以前は2兆円~3兆円所だったのです。

これだけを見ましても市場は大活況である事が分かります。
売り買い交錯しているという事です。
証券会社は喜んでいるのでしょう。

▼16 ▼106 ▼101 836の1週間でした。
38470 38363 38262 39098の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 39098円。

*世界がエヌビディアの決算に注目した週間でありました。

いつもの様に日本市場からそれを受けての動きとなったのです。
2/22金曜日6時20分頃にそれはありました。
同社の決算前は警戒の3日間だったのでしょう。
年初より40%以上も上昇していたからです。

11月~1月の売り上げは220億ドル3兆3100億円となり
次の四半期も240億ドルと出てきました。
いずれも高い市場予測を上回る驚愕の値でありました。

結果エヌビディアの株価は16.4%も上昇しました。
300兆円の時価総額の会社がです。
全米の3位に躍進しています。
1位はマイクロソフトで2位がアップルとなります。
ちなみにトヨタの時価総額は55兆円です。

エヌビディア 3ヶ月日足  788.17。

1つの企業の決算でこれだけの影響があるというのが現実となっています。
生成Aiという代物は第4次産業革命と言われています。
インターネットが第3次でしたのでそれを凌駕する勢いなのです。

artificial intelligence。 アーティフィシアル インテリジェンス。
日本語訳で人工知能です。
Wikipediaで見ますと様々に長々と解説解釈があります。

人間と同じ知的作業をする機械を工学的に実現する技術と言えるだろう。
という文面が腑に落ちました。

人間と同じ知的作業をする機械を工学的に実現する技術。

考えさせられる文言ではあります。

これの最大中枢企業がエヌビディアなのです。

私は文系ですので理数的な事は不得手ですw。

それにはGPUというグラフィック プロセッシング ユニットという
画像処理装置が不可欠との事です。
画像や動画をより速くきれいに描写する為に必要な計算を処理する装置。
との事です。
内部でコアが連携して動作する事により並列処理が行われるため?。
従来のcpu セントラル プロセッシング ユニットの行列演算より圧倒的な処理スピードを誇ります。
との事でした。

この最先端の技術を手掛けているのがエヌビディアという会社です。

これが第4次産業革命と言われる生成Aiの中核の部分なのです。

孫さんは既に動いている様ですw。

いずれは人型ロボットに埋め込まれて全ての作業ができる様になるとの事でした。
それは当然ヒューマンエラーがないというのですから驚きです。
スターウォーズ.のⅭ3-POなのでしょう。
宇宙でも働けるのです。

*様々な場面を想像するのは私だけではないのでしょう。

近未来には全ての業態に導入されるとの事です。
産学官民を含めまして世界の人々がそれを使う世の中になるのでしょう。
便利きわまるのです。
自動運転等は顕著な所かもしれません。
3年後はスマホの5割に導入されるらしいです。

足元の業界では半導体関連が吐出しています。


各企業は導入での多額の投資資金でまずは半導体系から跳ねているのでしょう。
導入しなければライバル企業に差を付けられるからです。
当然国家レベルでも同じことが言えるのでしょう。


いずれ全業界でそれを活用し更なる飛躍になるという構図が思い描けます。

迅速であり正確となり効果効率は言うまでもありません。
少ない員数で今の業務が出来るのでしょう。
人的資源を他に振り向けられるのです。


研究サイドからは手間暇が省略されて。
次世代の各製品の開発スピードが倍増するのでしょう。
研究開発費も抑えられるのです。
医薬品なんかが思い浮かびます。

全業界に利益は付いてくるのでしょう。
投資する側はインカムゲインとなるのです。


働き方も変わるのでしょう。
現在コールセンターの人員は削減模様との事です。
チャットGPTの導入での先駆けなのでしょう。
派遣企業にも影響を与えています。

今後の動向に注目です。



*日経平均は1989年大納会の史上最高値38915円を抜いてきました。
日本のマーケットにとっては大きな筋目の値です。
34年前と言えば平成が始まった年です。
1月7日に昭和天皇が崩御され1/8より平成となったのです。

私も某金融会社の京橋支店で主任職となり。
まだまだ若い顔をしていましたw。
昭和と印字されている全ての印刷を二本線で消し平成と書いたものです。

当時はバブル絶頂期であった訳です。
株式市場もそうですが土地やビルマンション、リゾートやゴルフの会員権、絵画から時計や宝石まで資産価値的には正にそうだったのかもしれません。


それらにたずさわっていた人は謳歌していたのでしょう。
それの後の結末など知る由はなかったのです。


市井の人々はそれなりの生活だったのでしょう。
高級車に乗れるわけでもなく安い百番で飲んでいたのです。
洗濯機を買えるぐらいの⛳プレー代で閉口した思い出はありますw。


そこから97年山一証券号泣の破綻が象徴的です。
社員は悪くありませんから。
バブルの崩壊がいきなりやってきたのです。

13行あった都銀は3メガバンクと、りそな銀行になりました。
ほぼ全ての業態業種で合併再編が行われたのです。

名門企業が退場しました。
拓銀 日債銀 長銀 三洋証券 千代田生命 日本リース
そごう マイカル ヤオハン ダイエー 三洋電機 村本建設etc。

それより財務基盤が弱い中小企業は数えられないのでしょう。

当時は生き残り戦略に舵を切るしかなかったのです。
成長部門はおざなりになりました。
採算を度返しで仕事を受けました。


何故バブルになりそれが弾けたのか?。
米国からの1985年の強制指導プラザ合意は間違いありません。
日本はやり過ぎてしまったのです。
みんなが真面目に当たり前の様にサービス精神旺盛で長時間働いていただけなのですが。
別段対抗したのではないのですが。
米国の政治はそんな日本の当たり前の事を許さなかった訳です。

ちなみに今の矛先は中国なのでしょう。
対等などと調子に乗り過ぎると米国は許さないのです。
Aiもんの技術は絶対彼らには渡らない様にしているのです。



それを受けて時の政府と日銀は政策を大転換さしました。
公定歩合は1989年は2.5%で1990年は6%ですから。
消費税導入は1989年4月1日竹下さんの時です。
3%が付与されました。

以前より書いています。
今回は割愛します。




企業は強烈な円高と安い販管費を求めて海外に製造拠点を移しました。
国内では働けるだけで満足だったのかもしれません。
仕事は正社員だけではなく非正規社員へと変革していったのです。
初任給は抑えられました。
雇用だけは維持できる動きではあったのですが。

今の1300兆円の借金はそこから始まりました。
儲けていないのに成熟した社会生活だけは確保したのです。
多くの人々は困窮を政治に求めたのです。
政治はそれを借金でかなえました。
もっともっとあれもこれもそれもと。
今もその傾向は続いているのでしょう。

人口減少もその時から始まったのです。
当時適齢期の1970年~生まれの方々が影響を受けました。
200万人もの出生を誇る年代がです。
正職につけず自分が生活するだけで精一杯だったのです。
ライバルも多い訳ですから。

そこから結婚観が変わったのかもしれません。
次の世代はその多くの独身達を見て動いたのかもしれません。
正にマインドの変化なのでしょう。

人々はより安い物を求める様になりました。
つい最近まで牛丼が280円だったのですから。
生中が300円で飲めるようになりました。
10000円で結構な一泊旅行ができたのです。
安くて喜んでいましたが収入は増えなかったのです。


*それが今となっては懐かしくもあるのですがw。

前週に書きましたが。
コロナパンデミックとウクライナ紛争で豹変したのです。
円安での輸入物価の上昇が輪をかけました。

アベノミクスではマインドの変化まではなされなかったのです。

英断としてはから値上げをしていったというのは象徴的なのでしょう。

物価が上がりました。
全ての物やサービスーの値段が上がったのです。

*現在はそういう転換点でもあるのでしょう。
*正にデフレからの脱却です。

日本人の感覚では値上げが先行し物価が上がり。
賃上げが後から始まるのだろうという感じですが。


海外から見ればそれでも安すぎるのでしょう。
彼らはデフレなど経験していないのですから。
こちらは止まっていたのです。

海外旅行客はこれだけのポテンシャルでの値段に驚愕しているのでしょう。

*株式市場は値で裏付けられる典型的な部門なのかもしれません。

海外投資投機勢の買いが凄まじい限りです。
日経平均ベースでは前々週までで2兆7371億円の買いが入っています。
これは当然利益確定の売りを含んでいます。
昨年は1年間で3兆1215億円の買い越しでした。
既に近づいているのです。
これが足元の市場の動向なのです。


*株価は年初より5600円16.7%も上昇しています。
昨年は7370円28.2%の上昇でした。
今年は後10ヶ月もあるのです。

どんな算数となるのでしょうか。
5万円を超えても不思議ではない進捗なのです。

38915円の更新は通過点なのかもしれません。

この年初よりの動きは市場関係者のプロから産業界の企業経営人まで。
もちろん一般の参加者に至るまで予想できた方は皆無なのでしょう。
私もありえない展開と思います。

シンジラレナイ伸長です。

今後の動向に注目です。


sp500 1年週足  5088。
米株もエヌビディアの決算を受けて更に動機付きました。
世界のマーケットが動いたと言っても過言ではありません。
金利や為替は関係が無かった週間なのでしょう。

正に次世代のAiファンダメンタルズですので株価直結です。
NYダウは1.3%、SP500は1.4%、ナスダックは1.65%の週間上昇でした。
SP500は年初より6.9%の上昇です。

米国10年債 1年週足  4.248%。
前週は4.281%でした。
2年債は4.688%ととなっています。
前週は4.644%でした。
微減微増の週間でした。
2年債は3回の利下げに近づいているのでしょうか。
注目です。

ドル円 1年週足 150.52円。

植田総裁は2/22予算委員会で。
デフレではなくインフレ状態である。
と発言しました。
当たり前の事を述べたにすぎませんが。

いつまでお金を刷るのでしょうか。
いつまでデフレのマイナス金利を続けるのでしょうか。
金融政策の行方の話は諸々で別なのでしょう。

構造的要因で150円を超えています。
今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは月末月初となります。

またいつもの経済指標と共に金利と為替を追って動くのでしょう。
一つの山は越えたのです。

cme日経先物は311円高の39410円となっています。

日経平均 3ヶ月日足  39098円。

どうなるのでしょうか。
注目です。



2024年3月1日



日経平均39910 NYダウ39087 wti原油79.81 ドル円150.11
前週比812 ▼44 3.24 ▼0.41

日経平均は更なる上昇です。
この言葉を何回書いた事でしょうか。

チャートより急角度が分かるのでしょう。
これは個別銘柄のチャートではありません。
日本を代表するインデックス指数なのです。
今週も2.07%の上昇でした。

いつもの様にいきなりの大幅高の日が来るのです。
135 5 ▼31 ▼41 744の1週間でした。
39233 39239 39208 39166 39910の推移です。


日経平均 3ヶ月日足 39910円。

今回は何の材料かと考えますに。
2/28に報道があったアラブ首長国政府系ファンドからの発信でしょうか。
今年は日本株を含めて大規模投資を行う予定との事です。
*これから行うと言うのですから。
今の水準など関係がないのでしょうか。

オイルマネーが今までの上昇に寄与しているであろう事は。
欧州からの買いが凄まじいとの報道により仮説的には言える訳です。
*それがまだまだ続くと言う事なのでしょう。

エネルギー収入で暮らしてきたそれらの産油国は、大口の中国の低迷や失速気味の欧州の需要にて減産を余儀なくされています。
減産がなく今の値であれば良いのでしょうが。
目減りは致し方ありません。
どこかに活路を向ける事は当然の成り行きなのかもしれません。
それの最重要国が安全の日本市場なのでしょう。


これらが理屈を通り越した海外からの買いの実績なのでしょう。
既に2ヶ月で2兆6844.6億円も買いとなっています。
昨年は1年間で3兆1215.5億円ですから。
凄まじい過ぎるのでしょう。

wti原油 1年週足  79.81ドル。

日経平均は昨年末より19.2%も上昇しています。
topixは14.5%の上昇です。

NYダウは3.7%、SP500は7.7%、ナスダックは8.4%の上昇なのです。
通常は米国がアウトパフォーマンスするのは今までの経験則です。
それを凌駕する動きが出ています。
これが足元の客観的事実な訳です。


思い起こせば1月第2週の謎の4日間です。
2200円の上昇がありました。
震災と政治不信で連日とんでもない状況だった時です。
何故にここで買ってきたのかも不思議でした。
何の新しい材料も出ていませんでした。
今と同じく海外勢の買いがありました。


過去からの毎月のアノマリーの動きは足元では通用しません。
年初よりいきなりなのです。


買った人に聞きたい所です。
それは永遠に不明なのでしょう。


企業の最高益、デフレからの脱却、貯蓄から投資へ、新ニーサへの導入。
東証の改革、日銀の金融政策、円安誘導、バフェット効果等々等々と。
それらがいきなり来たという事なのでしょうか。
複合的に来たという事でしょうか。


私は日本が安すぎるのでを仮説としています。

とにかくこういう事が実際に起こっています。


経済成長的にはGDPを見れば米国なのでしょう。
1/30IMFより2024年の世界経済見通しが出ています。
3ヶ月前からの変化です。
世界 0.2  3.1%
米国 0.6  2.1%
中国 0.4  4.6%
欧州 ▼0.3 0.9%
日本 ▼0.1 0.9%

中国は本当はこんな値ではないのかもしれません。
cpi消費者物価が▼0.8%で成長するのでしょうか。

日本と米国の差異が見て取れます。
日本は微増なのです。


*そうなると今後どうなるのでしょうか。

値的にみればper株価収益率は日経平均は16倍でSP500は20倍なのです。
ここに米国との差異があります。
現時点のeps1株あたりの純利益2375に20倍をxてみますと
47500円になってしまいます。

これはやりすぎの算数ですがw。

18倍でxてみますと42750円となるのです。
17倍でxてみますと40375円となるのです。


こんな値が出てくるのです。
無意味な算数とも言えますが、今の進捗が諸々の理屈を超越していますので。
そんな事しか予想ができないのかもしれません。

*上場企業の2023年は10%で2024年度は8%の連続増益と報道で出ています。

結局の所は誰がいくら買ってくるかなのでしょう。
逆に言えば誰がいくら売ってくるのかとも言えます。

プロを含みまして予想だにしない進捗を理屈建て出来る人はいないのが現状なのです。
あてずっぽの値しか言えない状況なのかもしれません。



*空売り系は幾度の踏み上げで散々な状況なのでしょう。
3/1週末のカラ売り比率は36.8%となっています。
これも上昇の要因の1つなのでしょう。
海外勢Aiプログラム系はコレを狙っているとも言えます。



過去3ヶ月を見ますと。
40%切りは12月が4回、1月が7回 2月が12回となっています。
もう天井だろうと思い同じ轍を踏んでいるのです✖。


但しこれは結果で書いているだけです。
その時はそう判断決断したのでしょう。
そのくらいプロでも驚愕する状況なのでしょう。


相場の世界は馬の目を射抜く世界ですから。
一般人はコツコツ系でいいと思います。



ちなみに投資対売買状況より。
年初より。
海外2658446 個人▼1117629 投資信託▼1175338 信託銀行▼1936674
証券自己1604266となっています。

買っているのは海外勢と自社株買いです。
売っているのは個人と年金と日本の機関投資家なのでしょう。
差し引きは33071になってしまいます。

という事は。
この上昇は日経平均インデックスの先物とオプション買いが十二分に思い当たります。
そして毎月のSQ値の進捗を見ますと必ずロールオーバーしているのでしょう。

個別銘柄ではこれだけも動かせられませんし。
ファストリ・東京エレク・ソフトバンクGだけではさすがに無理なのでしょう。
まあそんな事になっています。
今後の動向に注目です。


*さらに付け加えますと。
日経平均は34年ぶりの38915円を先週抜いてきました。
topixは1989年12/18につけた2884ポイントが最高値となっています。
これは東証に上場している全ての銘柄のインデックス指数です。
これを抜いてくると報じられるのも近い将来なのかもしれません。
一部のハイテク系や値がさ銘柄だけではないという証左となります。

topix 1年週足 2709。
昨年末2366より2ヶ月で343ポイント上昇しています。
最高値更新まで175ポイントとなっています。

注目です。


*チェック点は世界の株価が実体経済とかけ離れている点なのでしょう。
際立つのはドイツなのです。
各種統計より2024年度はGDPが対前年対比マイナス▼0.5%と出ている事です。
中国の影響があるのでしょう。

GDPはその近似値で推移するのでしょう。

ドイツDAX 5年月足 17735。
日本と同じく過去最高値を更新しているのです。
向こうでどういう報道がされているのかは存じません。
こちらで把握できる詳細は割愛しますが。
普通におかしいのでしょう。
多分ドイツの方達は辟易とする毎日を送っているのかもしれません。

欧州では戦争が続いているのです。

こういう事が起こっているのも事実なのです。
あちらも海外勢なのでしょうか?。

米国は自主自立で動いています。
ここは世界のキーマンなのは間違いないのでしょう。
個別業界ではこけてしまうる所は十二分にあるのでしょうが。

それを凌駕する第4次産業革命のAi革命がありますので。
それらを払拭してしまうのです。
昨年からの流れは何10年に1回なのでしょう。


SP500 1年週足 5137。
NYダウは変わらずでSP500は0.98%、ナスダックは1.45%上昇の週間でした。

下記のチャートを見ますと11月より9週連騰で1回休み。
5週連騰で1回休みとなっています。
SP500は今年15回目の最高値更新との事です。
正にシンジラレナイという事でしょうか。

経済指標はまちまちが出ています。
関係なしで動いているとさえ思ってしまいます。

米国10年債 1年週足 4.180%
前週は4.248%でした。
2年債は4.533%となっています。
前週は4.688%でした。

落ち着いていると言っていいのでしょう。
高い位置であるのは間違いありません。
2年債を見れば3回0.75%~の利下げなのでしょう。

3/20に出てくるドットチャートに注目です。

ドル円 1年週足 150.11円。
政府は予算を3/2土曜日に異例の開催で衆院を通過さしました。
次は日銀なのでしょう。
それを待っていたのではないでしょうか。
正に大人の事情なのでしょう。

ここまで引っ張ってきたら4月でいいだろう。
かもしれません。
3/19に完全に時は来たと発信するのでしょうか。

但し0.1%の事ですから。
大勢に影響はないのでしょう。
遅すぎる訳なのです。
誰が見てもインフレなのですから。
注目です。

政倫審はテレビで見ている事と存じます。
そもそも自分の会計の事も分からない方々が国家の事を論じられるのでしょうか。
企業であれば経営側は担当より説明は当然受けるのでしょう。
それで決算を出すのですから。
不明金があってそれは知らなかったではすまされません。
経営者としては失格ですから。
該当者の方は確定申告はどうしていたのでしょうか。
何とも言えませんがセレモニーの様に進むのでしょう。

岸田さんはこれを乗り越えれば総裁選です?。
迷惑三昧の彼らは反対はしにくいのでしょう。
自分の事で精一杯なのです。
注目です。


米国ではトランプはジョーお前はクビだ。で大喝采です。
正にエンターテインメントの世界です。
2時間近くしゃべり続けるのはたいしたもんではあります。
普通は聞く方もしんどくなってくるのでしょう。
魅了するキャラクターではあるのです。
3/5のスーパーチューズデーは関係がない展開となっています。


すべての関税10%と中国には60%等と大風呂敷は出ています。
減税はそれを当てるとの事です。
普通にモノの値段は上がると思いますが。


FRBは政策転換をせざる負えません。
今年はコレがありますから。
今論じている金融政策も不明としか言えないのかもしれません。

移民排除は事情的にはわかりますが。
経済の根底は彼らであるのも米国であります。

但しこれは今論じても仕様がありません。

午前中にヒラリーは勝利宣言をして結果トランプの2016年11月ですから。
当日の模様はマーケット2024に載せてあります。
ご興味のある方はお読みください。

注目です。


*来週のマーケットは週末の雇用統計まで日々色々と出てきます。
市場はこの様な展開ですので不明としか言えないのでしょう。
また1回休みはあるのかもしれませんが。
それも分かりません。
2回連続休みが無いんですから。
それがきた時がチェック点となるのかもしれません。


cme日経先物は279円高の40190円となっています。
筋目の4万円を超えてきているのです。

週末はメジャーSQとなります。

日経平均 3ヶ月日足 39910円。

どうなるのでしょうか
注目です。



2024年3月8日

日経平均39688 NYダウ38722 wti原油77.82 ドル円147.09
前週比▼222 ▼365 ▼2.09 ▼3.02

日経平均は微減でした。
5週ぶりに凹みました。
週始めから筋目の4万円を突破しザラ場では3/740475円迄もありました。
円高の向かい風もあり現在値となっています。

SQ値は39863円でした。

198 ▼11 ▼6 ▼492 90の1週間でした。
40109 40097 40090 39598 39688の推移です。

*日経平均先物 10日1時間足 38790円。
日経平均先物は木曜日深夜未明には39000円割れもあり上下に大きく振られた週間でした。
空中戦は凄まじい限りです。
日本市場が開いていない時間にギリギリとやっているのです。
何のトリガーで上下しているのかは存じませんが短時間にアルコリズムが活発に動いています。
鞘を取ったり取られたりしているのでしょう。
金額ベースで見ると何故にと感じてしまうのですが。
短時間に1000円近くも動いています。
とんでもないお金が動いているのでしょう。
正にマネーゲームなのです。
こちらが寝ている時ですから主に海外勢なのでしょう。
これが足元の日経平均の実態です。

日経平均 10日1時間足 39688円。
上記先物と現物を比較しますと違いが分かります。
値幅の振れが違うのです。

市場が開いているチャートは下記になります。


日経平均 3ヶ月日足 39688円。

地上波や一般的には下記の日足チャートを見て語る事となります。

topix 3ヶ月日足 2726。
topixは0.5%の微増した週間でした。
一部のハイテク系の値がさ株は売られましたが全体的には上昇したという事です。

ファストリは430万円、東京エレクレーザーテックは380万円
ソフトバンクGは90万円と最低売買額はこの様になっています。
こんな金額でしか取引は出来ません。
これらが日経平均を動かしています。
ファンドや富裕層はこの様な金額を売ったり買ったりしているのです。
ファストリ1000株で4300万円ですから。
家の値段やろう✖。

ちなみに日経平均は4月1日に半年に1回の入れ替えがあります。
今回も3銘柄が替わります。


ディスコ・ソシオネクスト・ZOZOが入り
宝ホールディング・大平洋金属・住友大阪セメントが抜けます。

ディスコは最低売買額は519万円入りますから✖。

*3/29に日経平均はリバランスより5000億円売られるとの報道です。

6146ディスコ 3ヶ月日足 51920円。

2531宝ホールディングス 3ヶ月日足 1133円。

株価は明暗が分かれています。
市場は当然需給の観点からいつもの如く無常に上下します。
足元の業績云々は関係が無いとも言えます。

日経平均に採用されている225社は外れることが無いように様々な努力がいるのでしょう。
この入れ替えは市場流動性という観点が要点の様です。

但し決定は日本経済新聞社という1企業にゆだねられています。
日経平均と言う日本を代表するインデックス指数は1企業が決めているのです。

ちなみに予備採用候補はロームと良品計画で予備除外候補は日立造船との報道です。
マーケットはこの様な思惑を鑑みて動いているのです。



*ドル円が動いた週間でした。
ドル円 3ヶ月日足 147.09円。
米金利が下がったのでと言うのが理屈的な要因なのでしょう。
解説ではロングポジションが歴史的に多く積み上がっており
それの巻き戻しがあったとの事です。
1ヶ月ぶりに150円を下回りました。
株式市場的には円安の追い風が止まった週間であったとも言えます。

ドル円 5年月足 147.09円。
足元では3円の円高が話題となっていますが。
長い目で見れば大した事ではないのでしょう。
物価高でのインフレはこれが主な原因です。
円は他の通貨より著しく安いのです。
世界の中央銀行が動いた時に日銀だけが動けなかった証左なのです。

日本3年債 5年月足 0.214%。
金利も上昇している様なチャートですが。
2年前から0.3%だけの上昇ですから。

米国FF金利 5年月足 5.5%。
米国は2年前から5.5%も上昇しています。
これだけの差異があるので50円もの円安になるのでしょう。


ここは考えの所です。
*金融政策の違いをです。
世界的な視点ではコロナパンデミックとウクライナ紛争なのでしょう。
マクロ経済は同時にこれを受けました。
日本は微動だもしませんでした。
日本は微動だもできませんでしたw。

世界は大きく動いたのです。
一般的には日本は特殊事情と言う他ありません。

借りる人には良かったのでしょう。
あちらは7%の住宅金利なのです。
フラット35は1.36%です。
こちらは国債や公債社債も超低金利です。
但しこちらは利子はつきません。


輸出で儲けている所は良かったのでしょう。
輸入はこの逆となります。
日本は圧倒的に輸出で稼いでいるのです。

日本はGDP上の変化は微増ですが海外での儲けは著しいのです。
企業の売上利益には反映されますがGDP上は出てきません。

物価が上がった影響で市井の人々は辟易なのでしょう。
日本だけを見れば正にそうなのでしょう。
但し欧米のそれは日本の比ではありません。
日本は4%所であちらは15%以上は上がっていますから。
ビックマックは450円が800円ですから。

賃金はこちらは微増であちらは物価並みに上がっています。
日本は物価に賃金は追いついていません。
今回の春闘で変わるのでしょう。
企業は利益が出たので賃金を上げるのです。
上げなければ人材流出にもなります。
横並びは国民性でもありますw。


それから失業率は著しく低い日本なのです。
労働法制の所もあります。
あちらはドライにレイオフなのです。

賃金が関係ない方には厳しい時代とはなります。
あちらはもっと厳しいのでしょう。
年金系の方々はどうやって暮らしているのでしょうか。

更に戦争にかかる費用は著しく違うのです。
いつまでやっているのでしょうか。
1番やっかいな所です。
人間は太古の昔から変わらないのでしょうか。

そうなると日本の方が良かったのかもしれません。
比較して良かったという事ですが。

とんでもない株高ですし。

言いよう書き方でどうにでも語れる内容なのかもしれません。
個人個人では正に違うのですが。
これはマクロの視点ですから。

どう考えるのかは様々なのでしょう。

今後の動向に注目です。


米国10年債  3ヶ月日足  4.076%。
前週は4.180%でした。
2年債は4.478%となっています。
前週は4.533%でした。
レンジ内と言っていいと思います。

パウエルは半期に1度の議会証言で、年内のいずれかの時点で利下げを開始するのが適切であると述べました。
目新しい内容ではありません。
フェドウオッチは6月からの利下げと後ずらしとなっています。
正にデータ次第なのでしょう。

来週にはcpiが出てきます。
インフレに関する更なる確信が必要と言うのですから。
まさか単月だけを見てではないのでしょう。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1%
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

2%台に入ってそれが継続することが必要ではと感じます。
今後の動向に注目です。

FRBや市場はコア指数を重視する様です。
何故にエネルギーと食品を除くのかは不明です。
生活系は正に直結でしょうに。
不思議な所です。


SP500 1年週足  5123。
米株は3指数ともに微減ですが一服しました。
1回休みとなりました。
2回休みになるのかです。
昨年11月からそれはありません。

週末に雇用統計の発表がありました。
275000人と出てきました。
予想は20万人でした。
ココだけを見ますと強い雇用の内容ですが。

過去2ヶ月で167000人の下方修正と出ております?。
前月35万人と驚愕したのですが。
それが大きく違うかったと言うのです。
よく分かりません。
どういう統計の取り方をしているのでしょうか。
存じ上げません。
今回の値もどうなのでしょうか。
度々こういう事が起こります。

何回も書いています。
1億6000万人の雇用者で単月予想の差異がどうなんだと。

賃金は前月対比0.1%の上昇でした。
前月は0.5%でした。
前年対比は4.3%の上昇です。
前月は4.4%でした。
物価より賃金は上がっている訳です。

失業率が3.9%と出てきました。
前月は3.7%でした。
これが4%を超えてきますと金融当局は動いてくるのかもしれません。
FRBは物価と雇用を見ているのです。

日本の雇用は厚労省が管轄なのです。
財政や為替は財務省ですし。
日銀は物価を主に見ています。

縦割りが好きなお国柄なのでしょうかw。

*この事はあまり言及しないで欲しい。
越権である。スミマセン。

全部つながっているとは思いますが。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは上段の3/12cpiが出てきます。
予想より強めですと前月同様株は下がるのでしょう。
日本株は火曜日迄軟調で水曜日どうなるのかでしょうか。

それと報道で賑わしている日銀の金融政策なのでしょう。
結果など誰も分かりませんが3/19に向けて市場は警戒するのかもしれません。
今週に引き続きドル円が注意なのでしょう。

0に戻すのは織り込んでいるのでしょうが、その後が不安なのでしょう。
内田さんは様子を見ると言っているのですから。
緩和は続けるとの事ですから。
そうなると思いますが。
そもそもイールドカーブコントロールはもう関係ないでしょうに。

*地合いが強烈に強かった時は経済指標は一切関係がなかったのが日本株でした。
外人力は幾度も示しています。
それが続くのか一旦おさまるのか等誰も分からない事です。
後付け解釈で語るしかないのでしょう。

CFD日経先物は▼627円の39061円となっています。

日経平均 3カ月日足 39688円。 

どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年3月15日

日経平均38707 NYダウ38714 wti原油81.00 ドル円149.04
前週比▼981 ▼5 3.18 1.95

日経平均は年初来最大の下落となりました。
2.4%の下落です。
そして久しぶりに2週連続の下落でした。
topixは1.3%の下落です。

日経平均系が大きく売られた事が分かります。

▼868 ▼72 ▼101 111 ▼99の1週間でした。
38820 38797 38695 38819 38707の推移です。

終値だけを見れば月曜日の大幅安が見て取れます。
後の4営業日は変わらずの値でした。

週間では円安に振れました。
但し月曜日と火曜日は前週の147円を割り込み円高となりました。
その後上昇し現値となっています。

これだけを見ますとドル円の動きに過敏に反応したと言えるのでしょう。

これも考え所なのですが。
それであれば円安に振れた水木金で株価は値を戻し週間1%程の下落で落ち着いてもよさそうですが。
それにはなっていません。

そうなるとドル円だけでは理屈建てはできないのでしょう。

ドル円 1年週足 149.04円
 


思い当たるのは当然海外勢の動向なのでしょう。
日本株は今までに示していますように。
外国人投資投機筋によって異常なほど上昇してきたのは間違いありません。
それは投資対売買状況によって明らかです。

年初より15.6%も上昇しています。
SP500は7.3%の上昇です。
日本株が米国よりも大きくアウトパフォーマンスしているのです。

来週に明らかになるのでしょうが。
今回の下落は外国人が売ってきたのか。
今までの様に買ってこなかったからなのでしょう。

それは何故なのでしょうか。
それは分かりません。

そもそも何故に年初からこれだけ外国人が買ってきたのか。
理屈建てして説明はできないのですから仕様がありません。
昨年1年間の7割がたを既に買っているのですから。

私は安すぎたのでを示しています。

それも抽象的な言い方なのでしょう。

もう安くなくなったのでしょうか。
それも不明です。

その位の事しか言えないのです。

それの根拠は。
この現在値を予想できた方は皆無と言っては語弊がありますが。
 これだけの上昇など誰もが思いもよらない事なのです。

年初には各方面経営者から専門諸氏の株価予想が報じられています。
それを見れば明らかです。

前週も書きましたが。
足元では後付け解釈しか言えない相場になっているのでしょう。
いきなり4万円を突破したのですから。
また買ってくるかもしれませんし。

相場の世界はプロでもアマでも現在瞬時に同じ情報を得られます。
そういう世界なのは間違いありません。
プロだからと言って先回りして情報を得られる事はないのです。

その情報で様々な解説や判断ができるのは
当然プロの方がたけているのは事実です。

それを読んで聞いて一般参加者が動くのでしょう。
プロの方々も別のプロの意見も聞くのでしょう。
テクニカル指標など皆が知れる訳です。
1つの情報でも強気弱気の考えは方は千差万別の解釈となります。


そしてその他詳細な情報を見ているのはプロとなります。

但し外れる事は多々あるのです。
市場はマジョリティーの方向で動く事となるのでしょう。


そしてAiアルコリズムが相場を動かしていますから。
それ等分かるはずがありません。

更に突発的なリスクなど誰もが分かりません。
地政学や災害やスキャンダルはそれに当たるのでしょう。

そういう事を繰り返しながら進んで行くのです。


今週だけを想像しますと。
3/11からラマダンが始まったから等とは仮説はできます?。
まさかその始まった時には自重するのではと思う位ですが。
晩御飯だけと聞いています。
神聖な期間なのでしょう。
過去にこの時期に何故か凹む事があるので位とはなります。
中東勢の買いが凄まじいとの発信を聞きの仮説にすぎません。

ヨーロッパ系からの海外動向を見れているプロならば説得力はあるのでしょうが。
私は想像だけの世界です。

今後の動向に注目です。


*今週の最大注目は3/12米国cpiの発表でした。

綜合は
3.2%と出てきました。
予想は3.1%でした。


2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2% 
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 


綜合の前月対比は0.4%でした。
予想は0.4%でした。
前月は0.3%でした。

コアの前年対比は3.8%でした。
予想は3.7%でした。
前月は3.9%でした。

コアの前月対比は0.4%でした。
予想は0.3%でした。
前月は0.4%でした。

*いずれも近似値ではあります。
中身の詳細はハショリますが物価は相当根強いと言えるのでしょう。
綜合だけで見ますと昨年11月が3.2%ですから。

FRBの物価目標は2%なのです。

コアだけを見ますと。
前月0.4×12ヶ月=4.8%と出てきます。

普通に利下げは無理なのでしょう。

フェドウオッチからは6月に60%と出ている様です。
何故なのかは不明です。
物価だけを見ての根拠的にはありえないのでしょう。

失業率が4%を超えてきて不景気になるという事での利下げなのかもしれませんが。


3/20にドットチャートが出てきます。


今年は3回利下げすると各政策委員が示しています。
2025年は4回利下げすると示しています。

これがどう変化をしてくるのかです。

もう2%の物価目標ではなく3%が水準なのだよと。
変更してくるのであれば話は変わってきます。

誰が決めたのかも不明ですが2%と言うのが定番にはなっています。

それの根拠なのも曖昧な感じはするのです。

ここはチェック点なのでしょう。


日本では物価が下がってマイナスになっている時も2%を堅持していたのが思い出されます。
そもそも目標になってないだろうと。
独り言をしていました。
黒田前総裁の苦虫った顔を思い出しましたw。

今後の動向に注目です。


*市場は今回のcpiを受けて個人的には不可解な動きをしました。

これは下がるハズだと瞬時に思いました。

正に瞬間だけは下がりましたが。
株価は上昇したのです。
SP500は当日1.12%上昇したのです。

解説では。
年内の利下げ観測を変えるには至らず安心感が広がった。
cpiの結果で米利下げは6月以降との慎重論が補強されたものの景況感の悪化は見られなかった。
これらに近いコメントが並びました。

まあ何とも言えませんが。
後付けな解釈ぽいですw。

そういう事はある世界なのです。

SP500 1年週足 5117
 
 

コチラも微減ですが2週連続の下落となりました。
今後の動向に注目です。


*ppi生産者物価指数と小売売上高も出てきました。
ppiは前月比0.6%と出てきました。
大幅に上昇していました。
6ヶ月ぶりの大幅上昇との事です。
予想は0.3%でした。
cpi同様にインフレが持続しているとの結果です。

小売売上高は前月比0.6%と出てきました。
前月がマイナス▼0.8%でしたので大幅な上昇です。
但し市場予想は0.8%でした。
前月はマイナス▼1.1%に下方修正されました。

これらの重要指標もcpi同様に時系列で見なければなりませんし。
中身の詳細も書かなければなりませんが。

こちらでは個人の時間肉体的理由にて割愛させて頂きますw。

結果的にはよくないと言わざる負えません。

物価が高止まりで個人消費が落ち込んでいる内容です。

米国はソフトランディングからノーランディングの筋書きが崩れてきたのかもしれません。

ここは要注意なのでしょう。

ダラーツリーの1000店舗閉鎖やボーイング社の年初から30%株価下落等々いけない業界や企業は数知れずあるのは事実です。
商業用不動産やそれに関わる銀行系もしかりです。
それらを並べて語る事もできるのでしょう。

こちらでは大きくざっくりしか書けない文字数である事はご了承ください。
主にインデックス指数だけを見て云々と言う事になってしまいます。

確実に言える事は。
*今は第4次産業革命のAi革命の真っ只中という事です。

全てを凌駕するほどの影響があるという事です。
Aiは既に企業に入り込み今までにない成果を上げています。
大手製薬会社イアイリリー社の肥満治療薬はAiによって成し遂げられた。
との事でした。

3/18よりエヌビディアが主催するエヌビディアGTCが開催されます。
開発者向けの世界的なAi会議との事です。

どの様な内容が出てくるのかは市場は最大関心なのでしょう。
近未来に向けて好材料が飛び出してくるのは予想できる所です。
これには動機つくとは思います。

注目です。


*ここで大統領選での解説がありましたので示しておきます。
経済とういうものは政治によって大きく左右されます。
推進も後退も政治が決める事が多々あります。
特にマーケットは敏感に反応します。
規制が出ればいきなりアウトなのは数知れずです。
国際関係等は正にそうなのでしょう。
中国は米国から手痛い仕打ちを受けているのは間違いありません。

トランプがフェイスブックは国民の敵と発言しいきなり4%の下落ですから。
あの人の4年間は振り回されましたw。
こういう細かい事も含めまして確認は必要なのでしょう。

バイデンvsトランプ。

外交。  
同盟重視 ウクライナ支援継続。
米国第一主義。

内政。
国境警備重視 銃規制強化。
不法移民強制送還 銃規制撤廃。

地域温暖化。
パリ協定復帰。
パリ協定から即時離脱。

対中国政策。
先端技術の対中輸出投資規制。
対中輸入関税を60%超へ。

経済政策。
中間層 低所得者重視。法人増税21%→28%。富裕層増税最低25%。
保護主義 国内労働者重視。法人減税 規制緩和推進。

エネルギー政策。
EV 再生エネルギー。
シェール関連 石油 LNG 石炭。


他にも相違点はあるのでしょうが代表的な所を羅列しました。

正にこれだけ正反対の事になっている訳です。
米国の方々もこの様に考え方が分かれていると言う認識も必要なのでしょう。

日本では大部分は同じ考え方ではないでしょうか。
これが米国なのです。

そして中傷合戦は凄まじい選挙戦なのです。
お国柄としか言えませんw。
どちらが正しくどちらが不満なのかは正に米国の有権者が決めるのでしょう。

11/5に決まります。
予想は日々出ていますが結果は過去のそれを見ても不明なのでしょう。

但し近づくにつれて市場は動くことになります。
金融政策もしかりです。

最大注目です。

日本も内政でこんがらがっていますが。
そんな事をしている暇はないのでしょう。
国益を考えての動きが必要です。

岸田さんは中々根強いとは個人的には思っています。
普通の人であればめげてしまいますw。
何を話しても批判の的ですから。
渦中の面々を退場させればたいしたもんです。

デフレからの脱却で賃金も上がる。
4万円も配るし電気やガソリンの補助も続けるし。
株価は最高値なんだよ。
防衛費も上げたし少子化は値に出てくるよ。
憲法を改正するんだ。と。
安部ちゃんはできなかった事でしょ。
僕は名門宏池会を解散したんだ。
今は誰でも乗り越えられないよ。

何とも言えませんが。
地味系ですが凄い方なのかもしれません。

*来週のマーケットは日米の金融政策の結果となります。

3/19が日銀で3/20がFOMCとなります。

日銀はマイナス金利から0金利へ。
イールドカーブコントロールの.撤廃。
ETFリート買い付けの停止。
等々が挙げられます。

実体経済に影響は軽微なのでしょう。

市場は既に織り込んでいると思います。
海外からの空売り仕掛けがあった場合は日銀はそれはゆるさないのでしょう。
今までもことごとくそれらを阻止しています。
こちらはさすがに小国ではないのです。
中央銀行に挑んでくる輩は粉砕されるのでしょう。
国民が知らない所でやっている訳です。

日本10年債 2年週足 0.772%

このチャートでは分かりにくいですが筋目の値を必ず死守する日銀なのです。

植田総裁の発信の仕方によりますが。
今後の利上げや緩和状況は当分データをみてからとの言及なのでしょう。
総裁選等内政状況と大統領選があるのですから当然の事です。

ただ夜中未明の日経ダイジェスト報道はやめてもらいたい所です。

材料出尽くしと見ていますが。

どうでしょうか。


FOMCからは上段に書きましたドットチャートなのでしょう。
FRBの現時点の考え方がチャートで出てくるのですから。
言葉尻等々ではないのです。

市場がどう動くのかはそれを見てからとなります。

利下げの回数が減り0回の方などが出てくれば金利は急上昇するのでしょう。
株式は当然下がる事となります。

変化が無ければ金利はレンジで動き株価は現在値よりの上下なのでしょう。

フェデラルファンド金利 5.50%
fomc金利推移
2024年
1月 0
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月 11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.5%~4.75%。


米国10年債 1年週足  4.308%

前週は4.076%でした。
2年債は4.732%です。
前週は4.478%でした。

最大注目となります。



CFD日経は200円高の38908円となっています。

日経平均 3カ月日足 38707円


どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年3月22日


日経平均40888 NYダウ39475 wti原油80.82 ドル円151.39
前週比2181 761 ▼0.8 2.35

日経平均は大幅高しました。
5.6%も上昇しました。
前週の今年最大の下げを戻しただけではなく。
倍返しした訳です。

史上最高値を更新しました。
3/4の40109円を後方に3/7のザラ場高値40475円も抜き去った訳です。

後付け解釈的には金融政策前に警戒しそれの結果を見て暴騰した。
という事なのでしょう。
但しこの様な値になるなどは誰もが思いつきません。

前週は38707円だったのです。
一旦日柄調整と伝えていた市場関係者も数多くいました。

前週は海外勢が1兆4616億円も売り越ししていました。
今週はどれだけ買ってきたのでしょうか。

以前より書いています。
足元では値が出て語るしかないとも言えるのでしょう。
来週は1000円下がるかもしれませんし。
1000円上がるかもしれないのです。

perも17.38と急上昇しました。
これも以前に17倍ならばこの値、18倍ならこの値。
と書きましたが。
理屈的にどういう事ではないのでしょう。
算数の結果こうなったという感じなのです。

1032 263 812 72の1週間でした。
39740 40003 40815 40888の推移です。

月曜日の1000円上げはFOMC前であるのは言うまでもありません?。

日経平均 3カ月日足 40888円。
 

topix 3カ月日足 2813。
topixも5.3%と強烈な上げとなっています。
一部のハイテク系だけではなく全体で上がったという証左です。

ちなみにtopixの最高値は1989年12/18の2886ポイントとなっています。
これを抜き去る日も近いのかもしれません。
そういう地合いの株式市場という事です。
これは世界的な流れです。
米国主導なのは間違いありません。
欧州も凄まじい高値更新中なのです。


欧米は日本と違って金利は高止まりしている中で起こっています。
究極に言えば物価高騰や失業率云々も関係はありません。
消費が落ち込んでいるデータも一蹴している訳です。
地政学リスクや各国政治の混沌も無視している様です。
足元のファンダメンタルズと言うのも無理がある状況です。
世界第2位の中国があの状態で起こっているのです。
日本市場における新ニーサ等々の様々な要因も小さい話なのでしょう。

但しこれは実体経済とはかけ離れているとは言えるのでしょう。


*第4次産業革命であるAi革命の渦中である。

という現実の認識しかこの状況は語れないと推測します。
そういう中で市場は動いているのです。
社会全般もそれによって変わるのでしょう。

ちなみに。
第3次産業革命は20世紀後半までの原子力エネルギーやコンピュターの発達によるロボット・インターネットの普及です。
デジタル革命とWikipediaでは書かれています。

第2次産業革命は20世紀前半迄の電気・化学・石油・鉄鋼などの重化学工業の
技術革命との事です。

第1次産業革命は1800年初頭の石炭によるエネルギー革命で蒸気機関や機械化により手工業から機械工業への転換が挙げられています。

上記の各革命を見れば当時の社会が大転換したのだな。
と思う事ができます。

それがこのAiにより今起こり始めていますし最先端の所から起こっているのでしょう。
そしてそれは強烈な進捗で成長しているのです。
今回のエヌビディアGTÇでも革新的な内容の発表がありました。


どの様な世の中になるのか迄は想像は難しいですが。
近未来には
自動運転の空飛ぶ車で移動し、軽く頑丈なソーラチップにより充電の必要はないのでしょう。
それは建物の天井や壁の全てに装着され自主自立以上の電力を供給するのです。
家事ロボットは全ての段取りをこなすのでしょう。
医療の進捗は凄まじく全ての疾病に影響が及ぶのです。

酸素や水を驚異の化学技術で安価で大量に作れるのかもしれません。
温暖化を抑える事に成功するのでしょう。

動物や魚を食さなくても代替物でそれ以上の物が得られるのかもしれません。
普通に宇宙旅行をし月で暮らしているのかもしれませんし。
天災までも解決できる事になればすごい事なのでしょう。

上記の内容は言い過ぎですが随時随時と出てくるのでしょう。



足元ではそれを企業は当然取り入れています。
取り入れなければ退場になってしまうのかもしれません。
国家間でも最優先の動きなのでしょう。

話が広がり過ぎますが。
これが今の市場に表れていると考えます。

すなわち。
今までの理屈・経験を通り過ぎ。
未曽有の領域に入っても不思議ではないのでしょう。

リスク面を書けば。
人間の習性と言うのか愚かな戦いなのかもしれません。
それが更に広がってしまう事です。
モスクワでテロがありました。
動物の本能と言えば仕様のない話となってしまいますが。
どうにかならないのでしょうか。
世界は警察だけの世の中で十分暮らせると思うのですが。

但しそれには壮大な刀狩りが必要なのかもしれません。


今後の動向に注目です。




*3/19日銀金融政策決定会合の発表がありました。

17年ぶりとのテロップが並びました。

市場は平然としていました。
各方面からの確信的リーク報道が出ていたからです。
前日に既に材料出尽くしで1000円も上昇していたのです。

植田総裁はリーク記事と同じ会見を行いました。
今後は経済・物価・金融情勢の行方次第と何回も繰り返しました。
当面は緩和的な金融政策を継続するとの事です。

市場は10月に0.25%の利上げがあるのかも等と言っていますが。
全くのあてずっぽなのでしょう。
単なる半年後の月を言っているだけです。

*ようやく大規模な金融政策は転換したのです。

これは黒田前総裁が言っていた。
ある意味壮大な実験が終了した事を意味します。

植田総裁は1年をかけてこの独自の政策を変えたのです。

マイナス金利と言う考えられにくい政策を0に戻しました。
イールドカーブコントロールという市場が決める長期金利の誘導を撤廃しました。
中央銀行が株式を買うと言う世界で類を見ない政策をやめたのです。

日本と言う国はある意味管制的に守られていた国と言ってもよいのでしょう。
その中で暮らしてきたのです。
民主主義圏では常識外の政策であった事は否めません。

やっとスタートにたったのです。

但し政府からはデフレ脱却宣言は出ていません。
これなど、どうでもいい言葉なのでしょう。
実際はインフレなのですから。
変なこだわりがあるのでしょうか?。

チェック点としましては。
金利は0.1%動かしただけですから。
10年債は海外の輩が出てくれば対処はするのです。
株式保有は時価で70兆円を超えています。
含み益は32兆円を超えているとの事です。
それは持ち続けるのです。

実体経済には軽微なのでしょう。
普通預金の利子は0.001%から0.02%になりました。
100万円で200円となったのです。

住宅変動ローンはこれからなのでしょうが。
0.0何がしかの上昇なのでしょう。

日本10年国債  3ヶ月日足 0.729%。
3/21木曜日のFomcの結果を受けましても大きな動きは出ていません。
日本の債券市場は無風に近い状態でした。

今後の動向に注目です。


*そして3/20世界が注目するFomcがありました。

金利は予想通りに据え置きと出てきました。

フェデラルファンド金利 5.50%
fomc金利推移
2024年
1月 0 3月 0
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月   0 
11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5

最終の利上げは昨年の7月です。

今後の動向が一番の注目でした。
各委員の示すドットチャートが出てきました。


2024年は3ヶ月前と変わらず3回の利下げと出てきました。
19人の政策委員の年末の中央値は4.6%となっています。
細かく言えば3回以上が10人で2回が9人となっています。
ここは無視している様ではありますが?。

パウエルは初回の利下げは年内のある時点という発言を繰り返しました。
物価上昇のペース鈍化は時として起伏の多い道と述べ、
今はでこぼこ道を通過中だとの事です。

2025年4回から3回と引き上げとなったのです。


今後のGDPの成長は1.4%から2.1%に上昇さしてきました。
物価の見通しも2.4%から2.6%に引き上げられました。
失業率は4.1%から4%と引き下げられました。

バランスシートの縮小は現在毎月最大14兆4000億円を実行しています。
これの縮小ベースの減速は早い時期に行うと言う内容でした。


これらを受けて市場は動機付きました。
金利は下がりドルは買われ株価は上昇したのです。
厳密に言えば懸念材料が見当たらないわけではないのですが。
そういう動きとなったのです。

SP500 1年週足 5234。
NYダウは2%、SP500は2.3%、ナスダックは2.9%の週間での上昇です。
SP500の週間の上昇は年初来最大との事です。
最高値の更新は年初より20回となっています。

米国10年債 3ヶ月日足 4.202%。
前週は4.308%でした。
2年債は4.595%となっています。
前週は4.888%でした。
金利は下がりました。

ドル円 3ヶ月日足 151.39円。
世界的に強いドルが買われました。
鈴木財務相からはいつものコメントはありました。


世界的にも中銀ウイークが終了したのです。
想定外はスイスの利下げ位でしょうか。

マクロ的には米国からの現状も今後も想定内という内容が安心感を与えた週間であった訳です。

*当分の間はこちらの事は安泰なのでしょう。


*来週のマーケットは月末年度末となります。

いつものリバランスの買いや売りは出てくるのでしょう。
以前に紹介した銘柄入れ替えで3/29に5000億円の売りが出るのです。

権利付き最終売買日は3/27で権利落ち日は3/28です。
日経平均ベースでは配当分の260円が下がります。

各企業は期末の全ての値が決まる事となります。

日経平均は筋目の4万円を維持するのでしょうか。

CFD日経先物は97円安の40791円となっています。


日経平均 3カ月日足 40888円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年3月29日

日経平均40369 NYダウ39807 wti原油83.11 ドル円151.37
前週比▼519 332 2.29 ▼0.02

日経平均は1.26%反落しました。
各方面からリバランス等の売却があったのでしょう。
但し大きな波乱もなく年度末を乗り切ったと言えます。
筋目の4万円を維持しました。

日経平均 2年週足  40369円。

上記の2年週足を見て頂ければ一目瞭然です。
急角度で突き抜けているのが分かるのでしょう。
年初より6905円の20.6%も上昇しました。
昨年末は33464円だったのです。

ちなみに2023年は7369円の28.2%もの上昇でした。
2022年度末は26094円でした。
これも驚愕したのですが。

*2024年はこの3ヶ月で金額ベースでは2023年に肉薄しているのです。


2023年の高値は7/3の33753円でした。
2023年だけを見れば年央が高値であった事の認識は必要です。

topixは年初より17.7%の上昇となっています。
一部の値がさハイテク系だけではない事が分かります。
topix 2年週足 2768。
昨年末は2366ポイントでした。

GDP上昇は1%そこそこの国がです。

世界的にも中国やレアなケースは別としまして。
このような現象が起こっています。

日本だけを語っても仕様はありませんが。

相対比較しましても日本は吐出しているのです。


SP500 2年週足 5254。

NYダウは年初より5.62%、SP50010.16%、ナスダックは9.11%の上昇となっています。
2023年はNYダウは13.4%、SP500は24%、ナスダックは44.2%の上昇でした。
2023年は4月5月6月の上昇が凄まじかったです。
11月から右肩上がりとなっています。

ちなみに2022年はNYダウ▼8.7%、SP500は▼19.4%、ナスダックは▼33.1%もの下落でした。
2022年は日経平均も▼9.36%の下落でした。


日経平均 3ヶ月日足 40369円。

▼474 ▼16 364 ▼594 201の1週間でした。
40414 40398 40762 40168 40369の推移です。

*何故この様な事が起こっているのでしょうか。
日経平均はSP500を10%もアウトパフォーマンスしているのです。

全体的な上昇は何回も書いています。
*第4次産業革命のAi革命なのでしょう。

sox指数は2023年度65%も上昇し2024年は17.4%上昇しています。
sox指数とは米国上場の主要な半導体関連30銘柄で構成されています。

ハイテク系がけん引しているのは間違いありません。

これは今後Aiを導入した全ての事業会社が更なるスピードの新開発や的確な人員転換や整理を行い。
全業種も続くであろう事が想像できます。
これは各業態で実際に起こっています。


*そして日本独自の吐出を書けばデーター的にはズバリ円安なのでしょう。

通常に利益が上がる所に為替差益が載った事によります。

通常に利益が上がる所は主に値上げなのでしょう。
そして販管費の重き人件費の抑制が利益を押し上げました。
数量で伸びた所は一部業種にとどまっています。
トヨタの販売台数は減少しているのです。


私は安すぎたのでをここで書いてきています。
これは抽象的な物言いとは言えます。
根拠系の並びは今回は割愛します。

ドル円 2年週足 151.37円。
年初は141.02円でした。

昨年11月中旬から12月迄は円高に振れました。
これが株価の重荷になっていたのは事実です。

それが年初より10円も円安に振れたのです。

*これが欧米とのパフォーマンスの違いと単純には言えるのでしょう。

2023年度のそれも上記チャートをみれば明らかです。


足元の企業の想定為替レートは140円所です。
年初にこれ位であろうと各企業は考えたのです。
ちなみにマーケット関係者もその様な値を出していました。

これは様々な内容を考えてはじき出された値であるのは言うまでもありません。
各経営陣やアナリスト・ステラジスト等々プロフェッショナル達が提示した値なのです。

年初は円高に振れるだろうが3ヶ月で10円の円安に振れたのです。

これが4万円という今の株価を誰もが予想できなかった所以でもあります。


*何故プロフェッショナル達は見誤ったのでしょうか。

FRBは3回の利上げを行うと昨年末に提示していました。
市場は3月にも1回目が行われるだろうと100%に近く予想されていました。
経営陣もそう思ったのです。

それを織り込んで円高に振れるのだろうと大半が考えたのです。
それを織り込んでドル安に振れるのだろうと大半が考えたのです。


米国10年債 2年週足 4.210%。


昨年末は3.789%でした。
0.421%上昇しています。

日米金利差は米国の利下げにより縮小するだろうが外れました。
米国の金利は下がらなかったのです。

前週は4.202%でした。
2年債は4.628%となっています。
前週は4.595%でした。

日本10年債 2年週足 0.722%。


昨年末は0.585%でした。
こちらも上昇していますが0.137%ですから。

10年債は市場の動向で上下します。
2年債は中央銀行の金融政策に準ずると言われています。

*これらの相乗効果で日本株は34年ぶりの最高値圏となっているのです。

5年債は30年債はと話が広がりすぎますので割愛しています。
5年債は社債のベースですし30年は住宅ローンに影響を与えます。

そうしますと。
今後も欧米をしのぐ上昇が見込めるのかがチェック点となります。
欧米をしのいでいくと言う観点は疑問は残りますが。
これは後程考察するとしましても。

*一つの考え方としましては。
もう株価は未曽有の領域に入ったのだから、理屈で表せられない所まで伸びていくという考え方です。

Aiは更に進化していると言うエヌビディアの発表により。
今後も想像を超えた事が起こり。
企業は幾年にもわたり利益の好循環を生むであろうという仮説です。

これは正に足元で起こっている事です。

2023年は半信半疑でしたがそれが実需に出てきています。

Aiを使ってとかAiのおかげで等は各企業よりの具体的な発表は少ないですが。
全ての業務に入ってきているのでしょう。
文章を書くにしてもデーターをまとめるにせよ、マーケティングするうえでも今迄よりスピードと正確性が向上しているのでしょう。
たとえば出店のピンポイントを人口動態や流動動態より示せるのです。

Aiはこういう答えが出ていますが云々と会議で話されているのかもしれませんw。

各設計や開発は基より診断までもAiが活用されるのでしょう。
各業態で考えればいくらでも出て来るのです。
NHKのニュースもAiが発信しているのですから。

1年にも満たない時期にスマホには導入される様です。
いずれ皆が使うのでしょう。
価格は上がるかもしれませんが。

CDやガラケーが社会に出てきました。
デジカメや電動自転車、カラオケBOXから回るすし、電子タバコ迄。
お風呂は勝手に沸くのです。
電車の回数券はありません。
EVの車が実際に走っています。

それらが世間に出た時を思い起こせばいいのかもしれません。

今は完全なネット社会です。
スマホは完全な生活のインフラです。
ペイペイで支払いユーチューブを見るのです。
SNSを使いマイナンバーカードで病院に行きます。

ついていけないくらいの進捗と新機能になっています。
  
正にファンダメンタルズなのでしょう。
経済の基礎的条件なのです。

経済の先行指標と言われている株価はどこ迄行くのかは想像もつきません。

今迄の経験では5%程の調整はあるのは当たり前です。
足元の日経平均で言えば2000円となります。
これがいつまでたってもないのですから驚きです。

突発的な地政学リスクは別物でしょうが。

今後の動向に注目です。




*今後も日本株は欧米を大きくパフォーマンスするのかを考察してみましょう。

為替は重要なファクターと上段で書きました。
更なる円安が起こるのかという点です。

それはないのでしょう。

FRBは時期こそ不明ですが利下げはするのでしょう。
日本も年内に1回は利上げをするのかもしれません。

企業は想定為替レートをどうするでしょうか。
若干上げてくるのではないでしょうか。

今の為替差益の水準は起こりにくいと考えるのが普通なのでしょう。
為替差損までは起こさないでしょうが。
そもそも為替で儲けるという考えは実需ではないのです。
計画に沿った動きが求められるのです。

更に値上げをして利潤を求めるのでしょうか。
この2年の大幅な値上げから更にというのは無理な様な気がします。
2%程度の物価と同じ位というのが想定なのでしょう。

今回賃金を横並びで5%上げてきましたので。
日本の国民性を表していますw。

企業の利益は適正にはなってくるとは思います。
epsの上昇も欧米並みになるのではないでしょうか。

まだ日本の株式は欧米より安いのかという論点ですが。
perで見れば正にそうなのでしょう。
こちらは17倍であちらは20倍ですから。
ここは分かりません。
米国並みに成長があるのかと言われれば疑問は付くのでしょうが。

土地や不動産は安いのは事実です。

これは株価に聞いてみなければなりません。

結論は欧米を今後も更にアウトパフォーマンスしてくというのは収まりそうです?。

これは今まで考えられなかった事ですから。

デフレからの脱却時点のパフォーマンスとは感じます。

今後の動向に注目です。


*足元のドル円を見ておきましょう。

ドル円 2年週足 151.37円。


3/27には昨年11/13と同じく152円迄を一旦つけました。
市場が警戒しているのは政府からの為替介入です。

政府・財務省・日銀の3者会合が行われました。
鈴木財務相からは断固たる措置を取る。
と強めの語気に変わっています。

直近では2022年の9月から12月にかけて3回のドル売り介入が行われました。
合計で約10兆円を使いました。

その時の1回目は145円所だったのです。
その値の水準はとうに通り過ぎています。
6円7円と一気に円高に振れました。
株価は今の水準であれば2000円は直ぐに下がるのでしょう。

市場を混乱させない、お金のかからない口先介入は何十回と発信されています。
お金はかからないと書きましたが。
ドルを安く買っているのですから政府は大儲けはするのです。


*後は米国の了解を得られるのかでしょう。
日本だけで勝手な事はできないのは日米のおきてなのです?。

2022年は米国の強烈な利上げ事情での実行でしたので了解は得やすかったとは推察します。
今は事情が違っているのでしょう。
米金利は確かに高止まりはしていますが。

それでも高度の政治的判断ですので誰にも分かりません。

但しそれを待っている面々も多数混在しているのです。
いずれ戻るだろうからでの円売りドル買いなのでしょう。

マクロ的には米ドルの独歩高なのですからドル円だけ見ても仕様がないのです。
そんな事は誰もが知っている事です。

それでもするのかもしれません。
物価高騰の為にという点数稼ぎというのは言いすぎでしょうかw。

そもそもは。
米国の金融政策と経済動向なのでしょう。

FRBは3/20のFomcで5回連続の金利の据え置きを発表しました。
それはインフレが収まっていないからです。
景気や雇用が思った以上に底堅いからです。

ドットチャートからは年内3回とは出ています。
足元では6月がマジョリティーとなっています。

私は以前より最低1年は見ないとは書いています。
7月となります。
ぶり返せば元も子もないと言う考えからです。

今の状況では年内2回でも不思議ではないと思います。

パウエルやウオーラー理事、日銀からは内田さんからの発言は出ています。
実際の所は分からないのでしょう。

どちらにしましても何か月か遅くなるのか0.25%分減るだけですから。

日本であればこの値は大きく報道されるのでしょうが。
17年ぶりに0.1%動かしただけでの国ですので仕様がありません。

金利差からはしれているのです。
その後も緩和は続けると言っているのですから。

本当に円安で困っているのであれば。
日本が0.25%利上げをすればよいのです。
それは諸事情で出来ないのでしょう。
というのか政府は本当は適度な円安は良しなのでしょう。

それの心は。
日本は残念ながら独自で何かをしたのではなく。
欧米の物価高の流れの中でこちらがデフレからの脱却が出来たからです。
30年何をしてもマインドの変化は起こらなかったのです。

一斉に値上げが起こったのは輸入物価高騰から出てきたのです。

構造的に何かを変えた訳でもありません。

そして利益が出たので賃上げとなったのです。


政府はマイナス金利を解除して円安に振れたのは想定外だったのかもしれません。
どうにかこれが天井でたのむと言う所でしょうか。

今後の動向に注目です。



*来週のマーケットは名実ともに新年度入りです。

いつもの月初の経済指標には注目です。

4月のアノマリーは良いようです。

cme日経先物は10円高の40380円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 40369円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年4月5日

日経平均38992 NYダウ38904 wti原油86.73 ドル円151.61
前週比▼1377 ▼903 3.62 0.24

日経平均は大きく売られました。
3.4%の下落でした。
topixは2.5%の下落です。
2週連続の続落です。

世界的にも軟調な週間でした。

▼566 35 ▼387 321 ▼781の1週間でした。
39803 39878 39451 39773 38992の推移です。

市場関係者からは機関投資家の益出しの売りが新年度に発生した。
という内容が多かったと思います。

確かにその点はあるのでしょうが。

個人的には地政学リスクと米国金利高の方が大きいのではと感じます。
一旦逃げたという事であれば直ぐに戻るでしょうし。
そうでなければ日柄調整は続くのでしょう。

足元では値によって後付け解釈しかできないとは感じています。
上下がありすぎますので。

日本独自では政府よりの介入不安もあるのでしょう。

*Ai革命によりとんでもない上昇はあり得るとは感じていますが。


日経平均 3ヶ月日足 38992円。

チャートより3/13に38695円をつけています。
そこから瞬時に2000円も上昇し3/22に40888円の最高値を付けたのです。


日本株は海外投資家の動向によって上下にきつく動きます。
何故こんなに上昇するのか。
何故こんなに下落するのか。
1年単位でみれば何10回経験したでしょうか。
また投資主体別売買状況に如実に表れているのしょう。

今年のそれは目に見張るのです。
年初よりのチャートを見ましても極端に上昇する方が多い事は一目瞭然です。

マーケットが大きく動く場面は予期せぬ事が起きた時です。
誰もが予想がつかない事案はAiプログラムが無常に動くのです。

*紛争・天災・各種スキャンダル等がそれにあたります。

日本での報道というのか感覚的にはそれほどインパクトは薄い様ですが。

4/1イスラエルのダマスカスにあるイラン大使館への攻撃は海外的には大きな衝撃であった事は間違いありません。
世界の各市場も同じく瞬時に動きました。

大使館への空爆など許される事ではありません。
尋常を超えているのでしょう。
それも偶発的等考えられない確信的な動きなのですから。
イランの軍事精鋭部隊の幹部7名を殺害しました。
ガザでの食糧支援団体の誤爆とは違うのです。

イスラエルはシビリアンコントロールが効いていないのかもまで思わせるのです。
そんな事をすればどういう事が起こるのかです。

政治的配慮は皆無と言わざる負えません。

表には絶対出てこない内容は国際政治では必ずあるはずです。
ギリギリとやっているのでしょう。
これの顛末は後々に出てくるはずです。
注意です。


wti原油 1年週足 86.73ドル。
これが1番厄介な事です。
中東が不安になれば上がるのでしょう。
原油と言うコモディティーは需要と供給だけではない。
政治的な思惑が値に出る商品なのです。

エネルギー価格の上昇は物価に直結します。
どうする事もできない川上の値段なのです。
日本は特に憂慮しなければならないのでしょう。
全てを輸入に頼っている訳ですから。

世界経済にも当然影響を与えます。
何故欧米は強烈な利上げを行ったのかは言うまでもありません。
物価の著しい上昇で起こりました。

市場はここを見ているのです。

今後の動向に注目です。


ドル円 1年週足 151.61円。
そして物価高の根源でもある円安が日本には更に手痛いのです。

152円がデットライン等と市場では流れています。
但しこれ等誰にも分かりません。
仮説とすれば。
それを超えて政府が何もしなければ。
投機的に更に円安に振れる場面が出るのでしょう。
その急激な動きを見て介入をするというシナリオです。
こんな事を思惑しながら市場は動いているのです。

そもそもの為替は各国の金利差で動くのが一般的です。
米国10年債 1年週足 4.400%。

前週は4.210%でした。
2年債は4.751%です。
前週は4.625%でした。
いずれも上昇しています。

10年債は市場の動向で上下します。
2年債は当局の金融政策に同調すると言われています。

FRBは5.5%のFF金利となっています。
FOMCでは今年は3回で来年も3回の利下げを行うと提示しています。
0.25%×3回=0.75%です。
5.5ー0.75=4.75%です。
2年債は4.75%をつけています。

これはたまたま同じ値とは言えます。
来年も3回下げると言っているのですから。
時期は不明ですが。

それならばもっと下がってもいいとも言えます。

市場はそこ迄金利を下げないと示唆しているのではないでしょうか?。

これ等全くの算数の世界ですので分かりません。

もっと緻密な考えの基に識者は検討はするのでしょう。

フェドウオッチからは6月の利下げが54%と出ている様です。
率は下がってきました。

それは米国当局やFRB要人発言と経済指標によって動いています。

今週はカシュカリ・ボウマン・ローガン氏等々の発言がありました。
いずれも利下げは急がないとの内容でした。
そして強い雇用統計の発表があったのです。

日本からは。
植田総裁が朝日新聞のインタビューで。
為替の動向が賃金物価に無視できない影響を与えそうであれば金融政策として対応する理由になる。
と述べました。
かなり突っ込んだ内容なのでしょう。
これは市場に語りかけるべく考えた上での発言なのでしょう。

政府の口先介入と同じ様な事かもしれません。
金利を上げるぞと牽制しているのです。

*日本は簡単には出来ないと思いますが。

やっと0.1%上げたのですから。

個人的には遅すぎた位と思っています。
昨年末で十分できたはずです。
これは外しましたw。

日本10年債 2年週足 0.772%。
海外からの輩もなくレンジ内で推移していると言っていいのでしょう。


とにかく。
日本だけを見るのであればドル円なのでしょう。

ドルインデックスは上がっているのですから。
世界はユーロドルを見るのでしょうか。

米国金利の動向に注視する事は続きます。

米国10年債が更に上昇すれば株式市場は反応せざる負えません。
どこが適正水準などは不明ですが。

それを計算しているストラデジストはいるのでしょう。
経済動向などを分析し投資に関する戦略や方針を立案する専門家です。

株式より米債の方が安全でいいじゃないか。
という水準値です。
それもAiが自動的に動いているのでしょう。

今後の動向に注目です。


*今週は4/3台湾地震の影響があった事もチェック点です。

半導体の供給にどの様な影響があるのかで瞬時に動いた事は推察します。
tsmcから翌日には7割は復旧しているという発信がありました。
これには安堵したと思います。

天災は忘れていない時にやってきます。
今後も注意なのでしょう。


岸田首相は自民党の懲罰決定の後に。
最終的には国民・党員に判断してもらう立場にあると発言しました。

めずらしく本音を述べた感じはしますw。
謝るばかりではなかったのです。

25年以降も賃金上昇の好循環などと3/29に述べています。

やる気満々なのかは分かりません。

6月に御自身が首相で解散など無いとは思いますが。
4万円を配ってはやりすぎなのでしょうw。
これが国民に判断してもらうの意味なのでしょうか?。
これも不明です。



8月に菅さんの様に退陣表明をして9月の総裁選なのでしょうか。
新しい顔を基に信を問うのでしょうか?。

菅さんとは事情は違うのでしょう。
もしトランプになれば経験が必要だよ。
そこが最重要だよ。
ワシントンで演説の成功と根回しをしてくるよ。
うるさい連中は自分の事で精いっぱいのはずだよ。
迷惑をかけたのは間違いいないんだから。
かもしれません。


常々思います。
不人気だ退陣だとメディアから値を出して発信されています。
あの不支持率であれば普通は無理なのでしょう。
市井の人々の発言のテロップが流れるのです。

そもそも文句を言っても選挙に行かないのだろう。
行く人たちで決まるんだよ。某選挙参謀。

それが実際の結果なのでしょう。
それを見透かされている感じはするのです。
何十年とそうなっているのですから。

市場は政局に反応するのは間違いありません。

今後の動向に注目です。


*今週の最大注目である4/5雇用統計の発表がありました。

303000人と出てきました。
後程いつもの修正があるかもしれませんが強い値です。

賃金は前月対比で0.3%上昇でした。
前月は0.2%の上昇です。

前年対比では4.1%でした。
前月は4.3%です。
物価よりは高い水準です。

失業率は3.8%でした。
前月は3.9%です。

市場予想より高い値が並びました。

米国は相変わらず力強い労働統計でした。
需要と供給がマッチしているとも言えます。
新たな人達、即ち移民力なのかもしれません。

以前に米国が強い訳として人口動向を書きました。
今回は割愛しますが。
仕事を求めて米国にやってくるのですから。
賃金云々というよりもまず職に就きたいのでしょう。
そしてスキルを身に着けた方々はより高い賃金を求めるのです。

ここの部分は高金利体質など関係は希薄なのかもしれません。

いる物はいるのですから小売り消費も上がるのでしょう。

日本の弱点は正にここにあります。

これを受けて市場は動きました。

株高ドル高金利高となりました。


SP500 1年週足 5204。

週間では主要3指数とも凹みました。
NYダウは▼2.2%、ナスダックは▼0.8%、SP500は▼1.11%の下落でした。

但し11月からは陰線は4回しかありません。
そりゃ凹むこともあるのでしょう。
今後の動向に注目です。

*久しぶりに金ゴールドを見ておきましょう。

金ゴールド  2年週足  2349。
史上最高値を更新しています。
金利が付かない金がです。
今の世界は高金利なのにです。



世界の中央銀行、特に中国が買っているとの解説です。
どういう思惑なのかは不明の様ですが。
米国から離れている事は確かでしょう。
紙幣を信用していないのかもしれません。
特に基軸通貨であるドルを信用していないのでしょうか。
金本位制でも考えているのでしょうかw。

他の鉱物も上昇しています。
なんでも上がっているとは言い過ぎですが。
お金を刷り過ぎた結果なのかもしれません。
お金の価値は下がっているのです。
キャベツが豊作ならばキャベツの値段は下がるのです。

今後の動向に注目です。



*来週のマーケットはいつものcpiが出てきます。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2% 
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 


前月は上昇ましたが株価は上がりました。
小理屈の内容が思い出されます。
注目です。

株価が上昇局面では需給の方が勝るのでしょう。

日本株は上がり過ぎたので売ったと言うのは。
身も蓋もありませんが。
また2000円上がるのかもしれません。
今迄の貯えでキャッシュは豊富なのでしょう。
トレンドが出れば一気なのです。

売り方は又煮え湯を飲まされるのでしょう。
空売り比率は43.9となっています。
何度目の正直かは存じませんが。
踏みあげられて散々なのです。
値で語る方達はネガティブなコメントが足元となります。
40500円にでもなれば又違うコメントとなります。
そういう地合いの期間なのでしょう。

cme日経先物は327円高の39320円となっています。


日経平均 3ヶ月日足 38992円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年4月12日

日経平均39523 NYダウ37983 wti原油85.45 ドル円153.27
前週比531 ▼921 ▼1.28 1.66

日経平均は若干戻しました。
1.36%の上昇です。
topixは2.1%の上昇でした。
但しこれは米株の週末の大幅安を受けていませんので。
*cme日経先物は▼678円安38845円となっています。

354 426 ▼191 ▼139 80の1週間でした。
39347 39773 39581 39442 39523の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 39523。

*現在市場は中東の地政学リスクとFRBの動向に目を向けています。

4/13夜未明にイランから300機以上のミサイルや無人攻撃機がイスラエルに向けて発射されました。

詳細は不明ですが両陣営より声明が出ています。
当然米国は元より周辺諸国が絡んできます。

4/1のイラン大使館攻撃の報復なのは間違いありません。
これはイスラエル本土中枢への直接の攻撃なのです。

今後これがどういう展開になるのか等誰にも分かりません。
その内容によって各市場が動くのは言うまでもありません。

米株の週末安は正にこれの警戒感での動きなのです。
バイデンはやめとけとメッセージを出しましたが。
実行されてしまいました。

SP500 3ヶ月日足 5123。
週間での米国株の主要3指数はNYダウは▼2.3%、ナスダックは▼0.47%、SP500は▼1.55%の下落でした。

但しナスダックは週末大幅安の前日には最高値を更新していました。
金利高をものともせずAi革命ハイテク系は健在の裏付けなのでしょう。

マクロ経済に影響のある紛争が起こりますと。
一般的には
安全資産の米債が買われます。
以前は有事の円買い?という現象がありましたが。
ドルが買われるのでしょう。
リスク資産である株式市場は当然下がるのです。
金ゴールドが買われ原油は上がるのでしょう。
穀物市場迄は不明としか言えません。

それの程度がどれ位なのか。
期間はいつぐらい迄なのか。

*これを分かる人も誰もいません。

ウクライナ侵攻の時、ガザ侵攻の時を見ても明らかです。
その内容規模によって市場が動くのです。

経済動向は無視とまでは言いませんが。
アルゴリズムにより無常の動きとなるのです。

SP500 5年月足 5123。
2022年2月から9月あたりで。
900ポイントの20%もの下落となりました。
ここは強烈な利上げ期間と重なっています。

2023年10月から1ヶ月。
これは5%前後の下落となっています。

株式市場は5%は下がるのかもしれないと考えるべきなのでしょう。
但しこれは情勢が落ち着けば急速に戻るとも言えます。
今回の起点は4/11と見るべきです。

5%という値は戦時でなくても日柄調整では通常である事です。
日経平均に例えると2000円となるのでしょう。
地域柄ホルムズ海峡系が嫌な感じは否めません。

希望的観測でにらみ合いが続き更に何も起こらず。
もあるかもしれません。

幾度も書いています。
人は何故そういう事をするのでしょうか。
どういう理性や思考なのでしょうか。
動物の本能的な行動と言えば仕様がないのでしょうが。
世界の歴史は戦争や争いが繰り返し行われてきた事は事実です。
理屈や顛末は分かっているはずでしょうに。
テクノロジーが進んでも変わらないのかもしれません。
世界の英知に期待なのでしょう。

全く勝手な憶測ですが。
せめて全て女性が為政者になった方がいいのではとも感じます?。
要人達も女性を多数にしてしまうのです。
漠然と男性より攻撃的でないような感じからだけですが。
本当は違うのかもしれません。
口激は厳しくはあるのでしょうw。
私はこの年までに女性の殴り合いの喧嘩を見たことはありません。
卑弥呼はいにしえの昔の答えだったのでしょうか?。


今後の動向に注意です。



*今週の大注目は4/10いつもの米国cpiの結果でした。
綜合は3.5%と出てきました。
予想は3.4%でした。
2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2 4月3.5% 
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

金融政策においてはFRBや市場はコアの値を見るようです。
何故なのかの理屈は存じません?。

エネルギーと食品は動きやすいと言う事なのでしょうが。
生鮮食品は分かりますけれど。

ただ個人的には生活にダイレクトに関わる項目を外しての金融政策には疑問を持っています。
米国ではガソリン価格は最重要でしょうに。
その話は横に置いときまして。


綜合の前月比は0.4%でした。
予想は0.3%でした。
3月は0.4%でした。

コアの前年対比は3.8%と出てきました。
予想は3.7%でした。
3月は3.8%でした。

コアの前月比は0.4%でした。
予想は0.3%でした。
3月は0.4%でした。

詳細は端折りますが物価は下がっていません。
というのか足元では上がっているのです。
昨年7月より変化が無いとも言えるのでしょう。

パウエルはでこぼこ道と表現しています。

FRBの物価目標は以前より2%なのです。
世界の中央銀行の目標も2%となっています?。

そもそもこれの大前提の議論は聞きません。
根拠は今までの何十年の推移からなのでしょうが。

3%となるのであれば話は変わってきます。
中立金利2.6%?もどうなのかも識者間で侃々諤々なのですから。

3%でもいいじゃないか。
賃金は4%上がっているのだろう。
GDPも上昇局面なのだから。
そういう時代なのだよ。
今はそれで行こうよ。
とはならない様です。

FRBの利下げは6月どころか7月を通り越して9月からかもとなってきました。
回数も3回から2回又は0回という方も出てきました。

コリンズ・デーリー・ボスティック・シュミッド等々FRB要人より。
利下げは急ぐ必要はないと発信が出ています。

市場は前回と違って理屈通りに動きました。
*金利が上がりドルは買われ株は下がりました。

米国10年債 3ヶ月日足 4.517%。
前週は4.400%でした。
2年債は4.894%となりました。
前週は4.751%でした。
いずれも上昇しました。
週末は上記の有事警戒で下がっています。

米国10年債 2年週足 4.517%。

10年債は市場の動向で上下します。
2年債は金融政策に同調すると言われています。

米国はこの金利水準で全てが動いています。
政府・企業・個人がこの中で行動している訳です。
今までの経験上は不景気になるはずなのですが。
金利負担が載ってくるのですから。

そうはなっていないのが不思議な昨今となっています。

大元の経済指標の値だけがそうなのかもしれません。
多くの市井の人々は当然厳しいのでしょう。
生活は我慢していると見るべきです。

上記のcpiの4月の値を4年間たしてみますと。
21.2%となります。
平均して全てが20%も上がっている訳ですから。

とんでもないと言わざるおえません。

これが米国のジレンマなのかもしれません。

物価は下がらない。
金利も下げられない。
株式は史上最高値圏である。
政府の借金は多い。
支払いは毎回議会で紛糾します。
戦費は増えるばかりである。
そして様々な問題点があるのです。
そこで11月に大統領選となっています。
今後の動向に注目です。


*日本事情を見ればドル円です。

ドル円 3ヶ月日足 153.27円。
前週に筋目は152円と書きました。
それをいきなり超えてきました。

米国cpiの結果を受けてなのは間違いありません。
日米の金利差が開いたのです。
この値は34年ぶりとなります。

当然市場は為替介入に警戒感が高まりました。
鈴木・神田両氏よりはいつものコメントが並びました。

但しこれは投機的と言うよりも通常のファンダメンタルズですので。
ドル主導であるのは言うまでもありません。
それを実行する理由は薄いのでしょう。
引き続き警戒は必要とはなります。
注目です。

ドル円 2年週足 153.27円。
輸入物価は理屈的に上がる事となります。
市井の人々は困惑するのは当然です。
輸入での生業なりわいをしている企業も同じくとなります。

海外で儲けている企業には朗報とはなります。
日本企業はコレの割合が格段に多いことは周知の事実です。
インバウンドの旅行者にも望まれるのでしょう。
そして日本の資産は安く買えるのです。
これの構図は変わっていません。
そうなると。

いったいどの水準が足元では適切な値なのでしょうか。

これも難解なのでしょう。
34年ぶりの値だからいいんだよ。
となるのでしょうか。
株式市場と同じなんだよ。
インフレ継続には円安だよという事でしょうか。

2023年の貿易赤字は9兆2914億円でした。
2022年のそれは20兆3295億円でした。
当然これは為替の値だけではない輸出額と輸入額の差し引きからなっています。
この半減した内容は端折ります。
状況によっては黒字がいい訳でもありませんし。
赤字が悪い訳でもありません。
ここも飛ばします。

確証はありませんが。
多分ですが政府から見れば。
過度の進捗が無ければ適度な円安はいいのでしょう。

人口減少の日本が同水準の成熟した生活を維持できるのは。
海外で儲ける又は海外での成長に頼っているのは事実ではあります。
これの構図を変えるべく政府も様々な戦略を打っている訳です。
ハイテク系の誘致導入と少子化対策なのでしょう。
今迄の負の積み重ねを変えるのは容易ではないのでしょう。

様々を書きましたが。

話が飛んでしまい分からなくなってしまいました。

どうも適切な為替水準と言う値は不明なのでしょう。
誰かに教えてもらいたい所です。
  

日本10年債  2年週足  0.841%。
日本も米債と同じく上昇してきました。
この位の値では日銀は動いていない様です。
そのまま市場にまかせればいいのではないでしょうか。

コチラを抑えにかかれば更なる円安となるのでしょう。
それで為替介入をするのであれば。
矛盾ははなはだしいわけです。
今後の動向に注目です。

*来週のマーケットは上段に書きました地政学リスクなのでしょう。
どうなるのかは神のみぞ知る。
としか言えません。

週初めで大幅下落してから。
維持できるかが鍵となるのでしょう。

米国の決算が始まります。
値的にはチェックが必要です。
日経平均 3ヶ月日足 39523円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年4月19日

日経平均37068 NYダウ37986 wti原油83.25 ドル円154.63
前週比▼2455 3 ▼2.2 1.26

日経平均は暴落しました。
▼6.2%もの下落でした。
topixは▼4.8%の下落です。

週末金曜日は今年最大の下げとなりました。
▼298 ▼761 ▼589 117 ▼1011の1週間でした。
39232 38471 37961 38079 37068の推移です。

前週に2000円の下げはありえるのかもと書ききましたが。
それ以上に下がってしまいました。
 
Aiアルコリズムは理屈を超越した無常の動きをするのです。
何故こんなに上昇するのかを何回体験したのでしょうか。
その逆が起こったのです。

5年月足チャートを見ますと。
月間での下落はあのコロナショック以来であるのが分かります。
そして2023年4月から6月迄、11月から3月迄はどんでもない上昇をしているのも分かります。
日経平均 5年月足 37068円。

日経平均 3ヶ月日足 37068円。
 

高値は3/22の40888円となっています。
1ヶ月で▼3800円の▼9.3%も下落したことになります。
ザラ場の37000円割れは2/9以来ともなります。

ちなみに昨年末は33464円でありました。
現在値で3600円高の10%上昇です。


*これは何事かと言えば。
引き続き中東リスクと米国金利事情なのでしょう。
ダブルの事象が市場を揺るがしています。

地政学系リスクは政治の不安定化による地域紛争の拡大と。
原油を含めたマクロ経済の悪化となるのでしょうし。

金利的には正に米国の金利上昇による米国経済の懸念なのでしょう。
株式市場は金利上昇に敏感に反応します。

思わぬ事が同時に起きていることにより市場は反応しています。

理屈的にもリスク資産である株式市場は売られるのです。

それでは今後これはどうなるのでしょうか。
*短期的な動きを言葉的にざっくりと書きますと。

①中東リスクがおさまり金利事情が好転すれば直ぐに戻るのでしょう。

②中東リスクがくすぶり続け金利事情が変わらなければ。
 同値水準を維持しながらも上下に動くのでしょう。

③中東リスクが更に悪化し金利事情が悪化すれば更にの暴落はやむおえません。

②が大方の予想ではないでしょうか。
株式市場は自律反発と言う特性があります。
日経平均で見れば1000円位は直ぐに戻すのでしょう。

但しこれは企業のファンダメンタルズが云々と言う話しではないのです。
直近の決算で答えが出るのでしょう。

*第4次産業革命であるAi革命の真っ只中である事に変わりはありません。

中長期的に見れば
世界はそれを有効活用し更なる進歩をとげる事は。
足元でも様々な事象で明らかです。
近未来への影響は計り知れないレベルになる事は後々に分かるのでしょう。

それでも足元で起こっている事は考えなければなりません。
当然中東リスクと金利事情は分けての考察となります。

4/19にイスラエルからイランに向けてミサイルが撃ち込まれました。
これの一報は午前10時頃でした。

イランはもとよりイラク・シリアで爆発があったとの内容でした。
その後時間と共に精査されてくる訳ですけれども。
イランの核施設近隣にも。という情報も錯綜したのです。

*市場は瞬時に動きました。

これは当時ウクライナのサポリージャ原発から煙が出ている
という内容に近いのでしょう。

私は欧州は10年は終わったと直感で感じました。
それは誤報だったのですが。
あれから2年以上がたっています。

核施設の破壊と放射能汚染という難物は有形無形を通じて難解すぎる内容です。
福島の原発の現状を見ても明らかですし、中国韓国は今だに海産物を拒否しているのです。

あのロシアでさえそれには手を付けないのは明らかなのでしょう。
国際法云々ではないのです。
それをしてしまえば。
どうゆう事になるのかは流石に理解しているのです。

欧州を思ってと言うよりも。
風向きによってはロシアにも放射能汚染が及ぶわけですから。

偶発的な事象の懸念は残りますが。

とにかく。
中東情勢という地政学リスクはもう半世紀以上も続いている訳です。
大国が絡んでいる事は言うまでもありません。

そして原油に影響があると言うのが他の地域とは最も違う事なのでしょう。

事あるたびに様々な展開があり今に至っています。
今の現状も近世の歴史の積み重ねであります。

実際の記憶として残りながら当事国の人々は暮らしています。
大人になった方々も幼少の頃におじいさんより聞いているのでしょう。

*日本の今とは全く違う事の認識は必要です。

今回もそうなのでしょう。
軽々とは語れないのです。
どうなるか等は誰もが分からない事です。

国際政治の極めた所での駆け引き交渉が行われているはずです。
表には出てこない内容は多々あるのでしょう。
表での表現と裏の事情は必ずあるのです。

報道は表の顔なのでしょう。
これを受けての論建は注意と感じます。

イスラエルは戦時内閣である事はチェック点です。
ネタニアフ氏がリーダーシップで全てを決められない事情は明らかです。
外の報道に出てこない強硬派と穏便派の対立での人間模様が推察されます。
同国はある意味不安定な状況である事の認識は必要でしょう。


こちらは見守るしかないのでしょう。

そして世界の英知に期待なのです。


マーケット的に考えれば。
過去のそれを見て洞察するしかありません。

内容や期間が当然絡んできます。

言える事は瞬時には必ず大きく動きます。
現在はアルコリズムが作用します。

前週も書きました。
安全系が買われリスク系が売られるのです。
そして徐々にそれが落ち着いてくるのでしょう。

マーケットという所は現場の事情とはかけ離れた動きをするのです。
当事国は継続して混沌とはするのですが。

それが1週間なのか2週間なのか。
1ヶ月なのか2ヶ月以上なのか。
3日間の動きだけだった事も多々あります。
マクロ経済にどう影響するのかで変わってくるのです。

とにかく。
いずれは元には戻るのでしょう。
何事もなかった様になるのです。

直近ではウクライナやガザがそうなのでしょう。

今後の動向に注目です。



SP500 3ヶ月日足 4967。
週間ではNYダウは変わらずでSP500は▼3.0%の下落でした。
ナスダックは▼5.5%の下落となっています。
sox指数フィラレルディア半導体指数は▼9.33%もの下落の週間でした。

ナスダック 3ヶ月日足 15282。
日経平均の推移は景気敏感系である事と半導体関連銘柄が大きく作用する事となります。
こちらのインデックスの値に準じるのでしょう。
6日続落となっています。

SP500 2年週足 4967。
SP500の最高値は3/28の5254でした。
最高値よりは1ヶ月で▼5.4%の下落となっています。
今との近似値は2/9の4957ポイントです。
ちなみに昨年末は4769であり4.1%の上昇となっています。

上記の日経平均の貼り付けです。
最高値は3/22の40888円となっています。
1ヶ月で▼3800円の▼9.3%も下落したことになります。
ザラ場の37000円割れは2/9以来ともなります。

ちなみに昨年末は33464円でありました。
現在値で3600円高の10%上昇です。

日米の値は日にちは似かよっています。
同じような推移をしているのです。

値的には日経平均がアウトパフォーマンスをしています。

SP500は3週連続の大幅下落となりました。

日本市場は過去と同じく米国市場と同じ動きをしていると言う事です。
経済規模や金融事情は元より人口を含めて全く異なる国の株式市場が同じ動きをしているという事です。

地政学リスクは世界共通なのでしょう。
但し米国の金融事情は日本とはかけ離れています。

日本市場は外国投資投機筋での動きで変動していると言う証左です。
これは欧州市場にも言えます。

今後の動向に注目です。

中国は違います。
上海総合 2年週足 3065。
中東の有事は関係がないのでしょうか?。
昨年から下がり過ぎである事情はあるのでしょう。
ここはある意味別腹ですのでw。
検証は今後という事で割愛します。


*米国金利事情の確認は最重要視です。
中東リスクよりもコチラの方が根深いのかもしれません。

米国10年債 3カ月日足 4.623%
前週は4.517%でした。
2年債は4.988%となっています。
前週は4.894%でした。

右肩上がりで上昇しています。

10年債は市場の動向で上下します。
2年債は金融政策に同調します。

地政学リスクは安全資産が買われると言うのは一般的です。
そうなると米債は買われる訳です。
金利は下がるのでしょう。
もしくは金利水準を維持するのでしょう。
それが足元では急上昇しているのです?。

正に米国で今後の金融政策の動きに変化があると市場が織り込んでいると読むべきです。
これは長いチャートで見る必要があるのでしょう。

米国10年債 2年週足 4.623%。
昨年10月からの下落は今年は利下げが行われるだろうを織り込んで下落してきました。
3月にも1回目があるのだろうと動いてきたわけです。
6回の利下げがあるのかもしれない。と言っていたのです。

それが年初より上昇しています。
それはことごとく経済指標や労働統計が上振れし物価が下がらない事による要因です。

FRBは今年は3回の又は2回の利下げを行うと3/20のFOMCで提示しました。
2025年は3回の利下げをするとドットチャートで示したのです。

世界最大のシンクタンクであるFRBが表に発表した内容です。
エコノミストが云々と語る内容ではないのです。

それがくつがえる状況が足元で起こっています。
FRB要人の発言と経済指標により変化しています。

今週はウイリアムズ・ボスティック・グルーズビーが発言しています。
前週もそうですが。
自分たちで提示した内容と違う内容を語り出したのです。
当然経済指標を見て語っているのですが。

そうなると。
以前もそうでしたが。
又見誤っているのではと言わずには負えません。

2022年にあれだけの利上げをしたのは、物価の上昇は一過性と踏んでいたのが大間違いだった事は誰もが知る所です。

それが再燃しているという事です。
市場は感じているのでしょう。

利上げが必要ではと語っている識者も出てきているのです。
ウイリアムズ自身もそう語りました。

*それは市場は動くのでしょう。

株式市場は敏感に動かざるを得ません。
半年以上先を見て動くのは特性です。
根本的な織り込みが外れてしまうのですから。

これは今後出てくる経済指標を確認するしかないのでしょう。
来週にはpmiとpceが出てきます。

今後の動向に注目です。


*日本で注視するのは引き続きドル円です。
ドル円 3ヶ月日足 154.63円。

前週より更に1円の円安です。

米金利の上昇による引き続き日米金利差の拡大が要因です。
システム的に為替の取引が行われているのでしょう。
人為的に云々という事ではないのです。

4/18よりG20会合がワシントンで行われました。
鈴木財務相と植田総裁も出席されました。
ウオン安が問題になっている韓国と共に日米韓の財務大臣会合を実現し共同声明をまとめています。
植田総裁は先週と同じく物価上昇に無視できない影響が出れば金融政策の変更もあり得ると発言されました。

*具体的に動けば為替取引に影響を及ぼすことは必定です。

米国の容認は受けたともとらえられます。

これらは高度の政治的判断ですので、する時はするのでしょう。
賛否両論はあるのでしょうが。
それが政治ですから。

市場はそれを受けて動くしかありません。

チェック点としましては。
今回の株式市場の暴落は円安に振れたのにも関わらず起きた訳です。

平時の動きではなかった事の認識は必要です。
そうなりますと。
その様な政策が直近に起きますとどうなるのかです。

この位の事は政策責任者達は当然承知しているはずです。

今後の動向に注目です。


日本10年国債 3ヶ月日足 0.843%。
市場は米債を見ているのでしょう。
上昇傾向です。
日銀は悩ましいのでしょう。
投機的な空売りを仕掛けて来る面々に対してです。
総裁が為替に口出しをしているのですから。
日米金利差を広げる訳にもいかないのでしょう。

注目です。


*来週のマーケットは引き続き中東情勢と米国経済指標に注目です。

IMFよりの経済見通しや中国への鉄鋼関税3倍と言う内容がありました。
これは字数の上からも今回は割愛しますw。

ASMLとTSMCの決算もかなり重要視の内容でした。
市場は地合いにかき消されてしまった感はありました。

エヌビディアとネットフリックスの大幅安もその傾向が高かった様な気がします。

メタ・アルファベット・マイクロソフト・テスラ・インテルと続々と決算が出てきます。
本当の所はどうなのかの確認が出きる訳です。
高金利をAi革命が一掃するのかもしれません。

日本もニデック・ファナック・信越化学・アドパンテスト等々と3月決算が始まります。

注目です。

日銀金融政策決定会合が開かれます。
展望レポートが出てきます。
物価予想は繰り上げられる様です。
植田総裁より得意のリークが出ているのですw。

日経cme先物は46円高の37115円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 37068円。

どうなるのでしょうか。
注目です。



2024年4月26日

日経平均37934 NYダウ38239 wti原油83.66 ドル円158.20
前週比866 253 0.41 3.57

日経平均は値を戻しました。
2.3%の上昇です。
topixも2.3%の上昇でした。

値だけを見れば一旦一服と言えるのでしょう。
但しセンチメント的にはどうなるのかな。
という疑心暗鬼はぬぐえないと思います。
前週は2400円も下げて高値より3800円も下げてきたのですから。

前週に1000円は戻すだろうと書きました。
但しこれは自律反発の域は抜けていません。

日経viはまだ20.82をつけています。
ちなみに米国vix指数は15.03と下がってきました。

日々の動きを見れば分かるのでしょう。
何をトリガーにここまで大きく上下に動くのかという感じなのです。

テスラの決算で上げてメタで下がり。
グーグルとマイクロソフトで上がった。
というのはあまりにも胆略的ではあります。

370 113 907 ▼837 306の1週間でした。
37438 37552 38460 37628 37934の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 37934円。

これは調整の根本的要因である中東情勢米国金利事情が解決には
ほど遠い事が挙げられるのでしょう。

中東情勢など誰もが不明であるのは致し方ありません。
局地戦は続くのだろうが大方の見方なのでしょう。

大事にならなければ市場は徐々に落ち着くのです。

市場的には原油の価格をにらみながら動くのでしょう。
wti原油  3年月足 83.66ドル。
これが筋目を超えてこない限りは更なる暴落はないとも言えます。
情勢に敏感に反応するのは今までの経験則です。
こちらのリスクはこの値が鍵を握るのでしょう。
注目です。


イスラエルと言う国は四国ほどの大きさで980万人の人口です。
大阪府の人口より少し多いだけなのです。

この国が何故にここまで世界を揺るがすのかは歴史的な背景があるのは言うまでもありません。
建国の背景から物議が出ているのです。
地域の守旧国であった英国のダブルスタンダードからの結果が今もまだ続いているとも言えるのでしょう。

いつも火種の渦中とはなっています。

そもそもはあの場所にあるという事が大きな要因です。
バックがアメリカという大前提は揺らぎません。
核を持っている事は公然の事となっています。

米国とて人口的には750万人と2パーセントそこそこのユダヤ系が何故にと感じる訳ですが。
これは世界の金融界・エネルギー・穀物・食品の巨大メジャーな所を抑えている事と。
米国の政界は元よりマスメディア・シンクタンク・エンタテイメントの世界に至るまで影響を及ぼしているからなのでしょう。
グーグル・メタ・マイクロソフトもしかりなのです。

この様な短い文面では当然表すことはできませんが。

日本人的にはうとい部分なのでしょう。

とにかく。
どうにか膠着系でおだやかに頼みたい所です。
世界の英知に期待です。


*円安が止まりません。
足元では金利差の概念を通り過ぎているとは感じます。
人為的投機的な動きが出ていると言っても過言ではありません。
筋目の値を超えてからは加速しているのです。

ドル円 3ヶ月日足 158.20円。

こうなってきますと。
当局は動かざる負えなくなるのか。
という段階に入ってきたのかもしれません。

何十回と口先介入を行い是正してきましたが。
これは全く効かない状態になっています。

週末の植田発言が市場の動きを加速させました。
ハト派過ぎる内容に市場が動機ついたのでしょう。

主要10通貨中最悪のパフォーマンスであると。
市場関係者より発信がありました。

これは短期的な動きと見てスルーするのか。
引き続き高度の政治的判断なのでしょう。

ゴールデンウイーク中にそれは無いと言うのが一般的です。
休暇中に梯子を外すような事はありえないと思います。

今後の動向に注意です。


SP500 3カ月日足 4967。
週間ではNYダウは0.6%、ナスダックは4.2%、SP500は2.6%の上昇でした。
sox指数は9.9%もの上昇でした。
半導体系は前週の凹みを取り戻しました。

今週は個別決算により動いたと言う事なのでしょう。
金利事情よりも優先されたのです。

前週に書きました。
*この高金利をAi革命系が凌駕するのかというチェック点です。
当然個別では明暗はありましたが。
*市場は一旦は安心したと言うべきです。

グーグルとマイクロソフトのそれが値として出てきました。
この巨大な企業群が順風な内容を出してきたのです。
象徴的な企業であるのは言うまでもありません。

全米1位のマイクロソフトの時価総額は480兆円です。
全米4位のアルファベットの時価総額は314兆円です。
ちなみに日本1位のトヨタは57兆円です。

先端ハイテク技術を誇る企業群は大手で10数社、中小で数百社を超えてきます。
これらが続くであろうとの思惑が出てきたのです。

第4次産業革命であるAi革命の渦中であるという証左なのでしょう。

個別決算は続きます。

今後の動向に注目です。


米国10年債 3ヶ月日足 4.663%。
前週は4.623%でした。
2年債は4.993%となっています。
前週は4.988%でした。

金利的には変化のない週間でした。
これでのドル円の動きはチェック点と上記に示した所です。

米国10年債 2年週足 4.663%。
世界がこの値に随時注目しています。
米国の金利がどう動くのかです。

長期債は市場の動向で変動します。
短期債はFF金利に同調します。

足元では2023年10月の5%を超えてくるのか。
どうなのかという点なのでしょう。
米国は20年ぶりの高金利である事は言うまでもありません。

大注目のpceコア指数は前月比0.3%前年比2.8%と出てきました。
物価は高止まりしています。

どの様な解釈も出来ますが。
インフレ圧力が根強いという事なのでしょう。
それの証左はずばり金利が上昇しているという事なのでしょう。

様々な経済指標より物価の行方を見る事が出来ます。
その都度毎に解釈がなされます。
それで市場が動くのは必然です。
当局もそれを受けて政策を決めるのでしょう。
予想を提示するのです。
利下げは9月で58%とフェドウオッチで出ています。

5/1にFOMCが開かれます。
パウエルの発言に注目なのでしょう。
見誤りました。とは言わないのでしょうがw。

何故にこの様な事になっているのかの説明は必要なのでしょう。

*高金利でも経済が持ちこたえている理由をです。

金利は関係ありませんでした。
とはならないのでしょうが。
金利とは関係ない部分が大きくあるのでしょう。
住宅ローンが7%でもビクともしないのです。

そうなると究極的には。
金利を下げても上げてもこのままでも同じという事にもなります。

米国は2%の物価目標という。
そもそも論が違うのではを何回も書いています。
3%でも経済が順風ならばいいじゃないか。
という論建です。

どうなのでしょうか。
注目です。


日本10年債  2年週足  0.882%。
日本も上昇しています。
米国の5%とは大きく違いますが。
これでの円安急進はくどい様ですが理屈とは反しています。


4/26日銀金融政策決定会合が開かれました。
政策金利の変更は予想通りにありませんでした。

植田総裁は
円安は基調的な物価上昇率に今の所大きな影響を与えているわけではない。
と発言しました。
テロップ的にはこれが大きく取り上げられています。
この発言が主文であとは諸々の内容はあるのですが。

*こんな発信では円安に動くのでしょう。
*何回ものタカ派発言は何だったのでしょうか。

記者会見では想定問答を当然考えて発言しているはずです。
確信的に発信していると言っていいのでしょう。

これはミスリードと言わざる負えません。
この市場の動きを見てどう感じておられるのでしょうか。
総裁発言は失敗した。
のでは済まされないのです。
学者ではないのですから。


今の所物価に影響は統計的には出ていないのでしょう。
今後が問題なのです。
新たな輸入は158円~で取引されるのですから。
そこから価格を決めて社会に流れるのでしょう。
タイムラグは当然の事です。

同時に3ヶ月毎の展望レポートも出ています。
20ページにも及ぶ膨大なレポートです。
これを読むのは大変ですからw。

確かにそこには詳細に書いてあります。
誰も読まないのでしょう。

為替は財務省管轄と言う事なのでしょうか。
それは実体経済に関係は無いことです。

*ドル円は注意と言わざる負えません。


物価予測は2024年度は2.8%と前回の2.4%から上げてきました。
政府からの電気ガスの補助の打ち切りが大きいとの内容でした。
2025年は1.9と1.8からの上昇で2026年は1.9と出ています。

長期債の購入もおおむね6兆円を維持するとの事でした。

今後の動向に注目です。



*来週のマーケットは5/1FOMCといつもの月初経済指標なのでしょう。

アマゾンとアップルの決算が出てきます。
これにまた一喜一憂するのかもしれません。
日本株は又1000円単位での動きがあるのかもしれませんw。

1銘柄で全体が動くのは不思議ですが。
そうなっています。
外国投資投機筋が動かすのでしょう。

GW期間ですので3立会日となります。
本格的にはそれが明けた所なのでしょう。
米株にサヤ寄せはいつもの事です。

セルインメイという言葉は毎年聞かされています。
昨年の5月はどうだったのでしょうか。
関係ないのと違いますか。

するするっと39000円を超えてくることは十二分に考えられるのでしょう。
単純に下がり過ぎたという事です。

*引き続きドル円には注意なのでしょう。

cme日経先物は410円高の38345円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 37934円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年5月3日

日経平均38236 NYダウ38675 wti原油77.99 ドル円152.89
前週比302 436 ▼5.67 ▼5.31

日経平均は微増でした。
イベントが盛りだくさんの中で崩れなかったのは幸いでした。

*最大級の驚きは連休中に為替介入が行われた事です。

470 ▼137 ▼37の1週間でした。
38405 38274 38236の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 38236円。

チャート的には前々週に週間で2400円と高値より3800円凹んだ所から戻している事となります。

後だし解釈でとしか言えませんが株式市場は今回の為替介入では動じなかったのです。
人為的に5円6円と円高に振れました。
アルコリズムはスルーしたと言ってもいいのでしょう。
何故なのかは不明です。
1000円でも下がれば市場関係者よりそれなりのコメントは出たのでしょう。
この状況は厳しい中での幸いと言ってもよいのです。

ドル円  10日時間足 152.89円。
強烈な動きが見て取れます。

商いの少ない時間帯に行われたことは一目瞭然です。

ドル円 3ヶ月日足 152.89円。

4/295/2にそれは行われました。
推定の金額は4/29に5兆円、5/2に3.5兆円かもと出ています。

4/29神田財務官からはノーコメントとしながらも。
投機にによる激しい変動は過言出来ない。
24時間対応できる準備をしている。

5/3鈴木財務相からは急激な変化は好ましくない。
行き過ぎた動きはならす必要があるのかもしれない。
とコメントが出ています。

天下の宝刀がやっと出たとも言えるのでしょう。
口先介入は何十回とされてきました。
150円152円155円と警戒をしながら市場関係者からはその都度コメントが出ていました。

*結果論ですが。
4/26の植田ハト派発言がきっかけの動きとなっています。

これが財務省と日銀の連携だったと言うのはうがりすぎたシナリオとは言えるのかもしれませんw。

とにかく160円を付けた時点でそれは行われたのです。
ドル円は4/22の週から日米金利差を度返した動きをしていたのは事実です。
当局の行動は説得力はあるのでしょう。

こちらでも注意とは書きましたが。
GW期間中とは梯子を外された御仁も多々おられたのでしょう。
旅行中に真っ青となったのでしょうか。
罪な感じはするのですが・・・・。

*別の見方を書けば。
政府は幾らで買ったドルを売ったのでしょうか。
普通に考えて135円~145円所とすれば15円~25円もの差益は出たのでしょう。
凄いトレードとも言えるのですw。
算数的は不明ですが、3兆円以上も儲けたのかもしれません。

*とにかく。
賛否両論は当然あるのでしょう。
イエレンは牽制的な発言はしていますが外には絶対出てこない米国の了承は必ず受けているはずです。

*そうなると。
海外国内投機筋は日本の当局と相対しなければなりません。
以前よりも国債の空売りで粉砕された事は公然の事実ではあります。

ドル保有残よりいくばくも残っていないと言う論者もいます。
テクニカル的には米国債を売る事も出来るのでしょうから。

日本という国はいけない論調が世間では好まれます。
新興国は元より欧州各国には失礼ですが。
やるときはやれるのでしょう。
*それだけの貯金があるのです。
*米国との友好が積み重ねの大前提であるのは言うまでもありません。


*話を変えれば。
岸田さんの人気が薄い所は彼のキャラクターと言ってしまえばそれ迄ですが。

本人は忸怩たる思いなのでしょう。
やることの実績は残しているんだよ。
安倍ちゃんが出来なかった事もやっているだろう。
デフレからの脱却もしたんだよ。
なんでなんだよーw。
かもしれません。


*おさらいとして。
2022年の事を振り返りますと。
それは145円所で実行されました。
9/22 10/21 10/243回が為替介入と言われています。
断続的な覆面介入はあったとは思いますが。
9兆円という金額が出ています。

ここで当時の9/22の拙著酒マーの当時を張り付けておきます。

*2022年9月23日掲載。

*Fomc発表で混乱やまない所で思わぬ事が起こりました。

9/22日本が突然為替介入に踏み切ったのです。
それも黒田総裁がいつもの顔と内容で会見を終えた直後にです。
当面金利を上げる事はない。
当面の期間は2~3年後とも述べられました。
マイナス金利を欧州がやめたとしても日本がやめる必要はない。
物価状況が違うのだから金融政策が異なるのは当然だ。
といつもの強弁でした。

それを受けて1998年以来24年ぶりの為替介入でしたから市場は大混乱と なったのです。
瞬時にドル円は145円から140円に5円も動いたのです。

取引をされている方は青天の霹靂だったのでしょう。
明暗がいきなり瞬時に分かれ、様々な人間模様があったと思います。

私も何の話し?。と言う感じでした。
そんな事できるの?と。

今迄も場面場面で口先介入は存じていたのてすが。
私のマーケットシリーズも6年がたちますが、安倍さんも麻生さんも、  それはしなかったのです。
*岸田さんは結構根性系凄いのかと感じた次第です。

ドル円 日足。143.32円。

ドル円 週足。


岸田首相、鈴木財務相、経団連会長等々要人が声明を出しました。
概ねは、投機による過度な変動が繰り返される事は決して見逃せない。
という内容です。
米財務省からは容認はしている。
日本の行動は理解しているとの声明が出ています。
協調介入はしていないとの事です。
当然米国とは何週間も前から話はされていたのでしょう。

但し、世界が米ドルの独歩高になっている現状で、投機なのかどうなのかは難しいとは思いますが。
とにかく高度の政治的判断である事は間違いありません。
様々なシュミレーションを検討し決断したのでしょう。

これに対して各方面から論建が出ています。
そして今後これを実行してしまった訳ですから、通常の動きではない為替の取引となるのでしょう。
四半世紀ぶりな訳ですから誰もが分からなくて当然です。
以前の事例を解説した所で、環境、ボリューム、時代が全く違うのですから。

今後の予想系は既に語られていますが。
それはあてにならないと思います。

直近では7月に発表された6月度の日銀の10年物国債の買い入れ額16兆円でしょうか。
金利を上げようとした空売り海外勢はことごとく粉砕されたのです。
中央銀行に対抗する事は脅威の証左なのでしょう。

ドル円は、この管制相場でどうなるのでしょうか。
FⅩをされている方は、ドル円の取引は一旦休止かもしれません。
どこの時点で介入があるのかが分からないのです。
145円かもしれませんし、それは不明なのです。
様子を見ていくしかないのでしょう。

株式マーケット的には確実にマイナス要因でしょう。
為替差益で利益を出してきたのですから。
頭打ちになるのであれば、話が変わってくるのです。
今後の動向に注目です。

*当時の緊張感がよみがえりますw。
10/21 10/24の介入時も市場混乱の動きはありました。
それの添付迄はやめておきます。
興味のある方はお読みください。

今後の動向に注目です。


*米国の最大注目はFOMCでした。

6回合連続で市場予想通りに金利は据え置きとなりました。

フェデラルファンド金利 5.50%
fomc金利推移
2024年
1月 0 3月 0 5月 0
2023年
2月0.25 3月0.25 5月0.25 6月 0 7月0.25 9月 0 
11月 0 12月 0
4.50%→5.25%~5.50%。
2022年
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5

最後の利上げは昨年の7月となります。

パウエルの会見に注目が集まりました。
1~3月の物価動向よりまだ確信は得られていない。
これまで考えられていたより時間がかかる可能性が高いとの見方を示し
年内利下げの開始に不透明感が残りました。
利上げは検討していない。とも述べられました。

市場はこのコメントは予想されたほどタカ派ではないという事で
債券買いに動きました。

良い所どりは否めませんが?。そうなりました。
金利は据え置きか利下げであるという点を高評価した訳です。

これは金利が下がったからの後付け解釈なのでしょう。
こんな内容はこじつけだとは思いますが。

今回もパウエルは見誤っていた。
とは言わない訳です。
以前より市場の考えも全く違う動きとはなっています。
テストではないのですから。
そういう世界なのかもしれません。

間違った理由は何なのかくらい示しても良いと思いますが。

何故物価は下がらないのか。
何故雇用は強いのか。
何故消費は強いのか。
何故住宅は売れるのか。
何故株高なのか。

そもそも2%の物価目標と言うのはどうなのでしょうか。
2.5%にするといけないのでしょうか。


そして
FRBが保有しているアメリカ国債の圧縮を月額600億ドルから
6月からは250億ドルに変更するとの事です

これの解説はかなりの金融リテラシーがいる様なので。
当初長々と書きましたがややこしいので割愛しました。

とにかくFOMCは終了したのです。


*そして週末の雇用統計の発表がありました。

175000人増と出てきました。
1月~3月の平均は26万9000人増との事です。

平均時給は前月比0.2%の上昇で前年対比は3.9%となっています。
失業率は3.9%と出てきました。

労働統計はいずれも弱い値となったのです。

ism製造業・非製造業景況感指数の値も弱含みの値でした。

*それらの全てを受けまして。

米国10年債 3ヶ月日足 4.509%。
前週は4.663%でした。
2年債は4.806%となっています。
前週は4.993%でした。

金利は下がったのです。
9月の利下げがフェドウオッチより78%となっています。

原油の価格が急落した週間でもありました。
市場が地政学リスクを鑑みての動きなのでしょう。
wti原油 3ヶ月日足 77.99ドル。
中東の内容は不明だとは思いますが。
値的には朗報であるのは間違いありません。


SP500 3ヶ月日足 5127。
NYダウは1.1%、ナスダックは1.4%、SP500は0.5%上昇の週間でした。

日足ごとでは大きく下がった日もありましたが週末の雇用統計が効いているのでしょう。
金利と原油が下がり株式は上昇したのです。
理屈通りとも言えます。

アップルとアマゾンの決算もありました。
アップルは値はともかくとして高評価だった様です。
アマゾンも見方はあるのでしょうが同じくでした。

前週のアルファベットとマイクロソフトもそうでしたが。
この超大型ハイテク企業群は揺るぎない動きと言っていいと思います。
けん引役は続くと言って良いのでしょう。

株価の値で論じる方々もAi革命は続いているという講釈に変わる日も近いと感じます。

*日本は為替介入で大騒動となり米国は月初の諸々の重要イベントを通過した週間でした。

日本10年債 3ヶ月日足 0.894%。
前週は0.882%でした。

こちらはGW期間ですので通常の動きと違うのは致し方ありません。
3立会日でしたので商いも薄かった訳です。

そして5/6は振替休日ですので本格的にはそれ以降なのです。

5/7初日は米株にサヤ寄せはいつもの事なのでしょう。
同日アップルのイベントが開催されます。

*ドル円の動きがどういう方向になるのかは引き続き注目なのでしょう。

いずれ円安となり160円に戻ると言う意見が多い様には感じます。
理屈的には金利差なのですからそれも分かります。

但し当局は覚悟の介入を実行したのですから。
そうはさせないという意思表示は今後もする可能性は十分にあります。
投機筋のいいようにはさせないのでしょう。


これは正に政治なのですから。
日本的には物価を上げない様にしています。
という事なのでしょう。
そしてこちらの金利は上げていませんよ。
という事でもあります。

*政府は正念場である事の認識は必要なのでしょう。

マーケット的には難解な局面とは言えるのでしょう。
これに忖度するのではないでしょうか。
一般的にそんな逆の行為は危険なのでしょう。
中長期は不明ですが。
足元では時間軸を考えながら進むのではないかと感じます。


株式系は外国投資投機筋がそれをどう感じるかなのでしょう。
米国市場が基本とはなるのでしょうが。
為替市場と同様な動きとなると思います。


個別決算には引き続き注目なのでしょう。

前週に書きましたが。
するするっと39000円を超えてくるのではないでしょうか。

日経平均 3ヶ月日足  38236円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年5月10日

日経平均38229 NYダウ39512 wti原油78.20 ドル円155.77
前週比▼7 837 0.21 0.88 2.88

日経平均は変わらずでした。
topixも同じくです。
599 ▼632 ▼128 155の1週間でした。
38835 38202 38073 38229の推移です。

日経平均 10日時間足 38229円。
10日間の時間足はこの様に推移しています。
週間では同値でしたが中身はこうだったという事です。
どう解釈をするのかは様々ですが相変わらず不安定とは言えるのでしょう。
方向感が定まっていないとも言えます。
市場心理センチメントが云々とも書けますが。
アルコリズムが無情に動かしているのでしょう。
これを理屈建てするのは難解です。
無理な答えはナンセンスとも言えるのでしょう。


日経平均 3カ月日足 38229円。
前週に為替介入をしたことは各市場に当然影響を与えたのでしょう。
人為的に動かしたのですから。
普通の姿ではないのです。
他国の市場とは違うという事です。
この傾向が続くのかどうなるのかも不明です。
一般的に時間期間を見るしかないとも言えるのでしょう。
また為替介入があるのかもしれませんし。
日経viは18.53となっています。

*方や米株は既に最高値圏の近似値迄に値を戻してきました。
SP500 3ヶ月日足 5222。
週間ではNYダウは2.1%、ナスダックは1.1%、SP500は1.8%の上昇でした。
NYダウは8日続伸でSP500は3週連続の上昇です。
vix指数は12.55となっています。

最高値までの値を確認しますと。

NYダウは3/28の39807迄0.7%であり。
ナスダックは4/11の16442迄0.6%であり。
SP500は3/28の5254迄0.6%であります。

*これだけの上昇で更新するのです。

日経平均は3/22の40888迄は6.9%であり。
topixは3/22の2813迄は8.5%あります。

コレの違いは何なのでしょうか?。
と問われましても難解ですが。

大きな違いの要点は、やはり為替介入警戒と実行なのでしょう。
ドル円は4/22の週より投機的動きをしていたのは以前に書きました。
4/26の植田ハト派発言より急伸したのです。

実弾が入り株価がどう動くかなど誰にも分かりません。
これを警戒するのは当然なのでしょう。

介入で株価は凹みませんでしたが。
それが無ければ本当はもっと値を戻していたのかもしれません。

こちらのレポートは各市場の動向・内容を書いています。
これは投機的な面々よりの輸入物価の高騰を抑える為の為替介入であり。
生活全般を重視するのは当然の事なのでしょう。

英国FTSETM100 3ヶ月日足 8433。
こちらは連日の最高値更新中です。

ドイツDAX 3ヶ月日足 18722。
こちらも高値を更新中です。
 

足元の欧米諸国はこういう推移となっています。
これだけを見ますと日本株はいけない動きとも言えますが。

ちょっと長い足で見ますとそうではないのが分かります。
日経平均  1年週足  38229円。
日経平均の昨年末は33464でした。14.2%の上昇です。
topixは2362でした。15.4%の上昇です。

NYダウは37689の4.8%
ナスダックは15011で8.8%。
SP500は4769で9.1%となっています。

今年の日本株は米株をアウトパフォーマンスしているのです。
上がり過ぎたので調整しているだけだろう。
とも言えるのです。

SP500 1年日足 5222。

もっと長い足で確認しますと諸々云々を書くことはできますが。
今回は割愛します。


とにかく。
足元ではこの為替のもやもや感が薄れて来る事が必要なのでしょう。

ドルインデックスは週間では106.15から105.31に下がりました。
6通貨を対象にしているとの事です。
ドルは各通貨の平均では下がった週間でした。

ドル円 3ヶ月日足 155.77円。
介入後に値を戻しています。
ドルインデックスに反してドル高円安になりました。

*基本は日米金利差なのでしょうが。

今後も政治がどうするのかによって動くのでしょう。
極端に言えば150円で抑えようよと決断すればそうさせるのです。
この様な事は誰もが分からない事です。
当局よりは今までと同じようなコメントが出ています。
上下幅が少ない時期を待つしかないのかもしれません。
今後の動向に注目です。

ドルウオン 1ヶ月日足  1371ウオン。  
前週は韓国も為替介入をした様です。
そういう事だったのか。と認識されました。
これの報道は少ない様です。
ワシントンでの日米韓の話し合いの結果なのでしょう。
日韓でこういう事の記憶はありません。
両国の外交努力の成果と言っても良いと思います。
水面下で日にちを合わしたと推察できます。

*メディアやネットは何故に放置なのでしょうか?。
岸田さんの愚痴コメント予想はやめておきますw。


米国10年債 3ヶ月日足 4.500%。
前週は4.509%でした。
2年債は4.872%となっています。
前週は4.806%でした。
長短共に変化のない週間でした。
金利はピークをうったとのコメントが散見されます。
今までも外しまくっていますので説得力はないのでしょう。
注目です。

コリンズ・グルーズビー・ボウマン等FRB高官よりコメントが出ています。
まだ見極める段階であると同じ様な内容でした。

5/15にはいつものcpiが出てきます。
コアの前月比は0.3%上昇と予想が出ている様です。
これは前月より0.1ポイント減少の値です。

但し結果は分かりません。

それを受けて。
各金利がどう動くのか。
語りがどう変わるのか。
市場もどう変わるのか。
に注目です。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2 4月3.5 
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

個別ではトヨタの決算がありました。
営業利益は5兆3529億円と前期比96%増と最高益の値でした。

問題は今期は1兆円もの減益予想を出してきた事です。
詳細は端折りますが。
グループ全体や子会社を含みましてのサプライチェーン・構造改革・事業開発等々を行い足場固めをするとの事です。
Aiを含みまして大規模な投資が予想されます。
7203トヨタ  1年週足  3425。

決算は最終番となってきました。
注目です。

*来週のマーケットは上記に書きましたcpiが最重要なのでしょう。
ppiと小売売上高も出てきます。

米国の物価と景気がどうなっているのかに注目です。
一般的には物価が高止まりであれば金利も下がらず株価は上がる事はないのでしょう。

消費は良くても悪くても解釈は難しい所です。
良ければ利下げは遠のき悪ければ不況への不安が出てきます。
方や
良ければ経済は回っており悪ければ利下げ期待が膨らみます。


何とも禅問答の様な話ですがそういう事になっているのです。
出てきた市場の動きによって解釈が変わってくるのです。

但しいい所どりが得意技とも言えますw。

米国では大統領選まで6ヶ月ですので。
全てがいつもとは違うとも言えるのでしょう。

トランプは連日口止め疑惑の裁判所関係でメディアを賑わしています。
どちらの内容がどうと言われましても。
日本の感覚では正にシンジラレナイと言う所でしょうか。


5/13チャットgptを開発したオープンAi社から新製品の発表があるそうです。
アルトマンceoは魔法の様だとコメントが出ていました。
どの様な魔法なのでしょうか。
注目です。

cme日経先物は▼19円の38210円となっています。

米株は史上最高値を抜いてくる日は近いと感じます。
日経平均は我慢の段階ではあるのでしょうが。
引き続きするするっと39000円は超えてくると予想します。
日経平均 3ヶ月日足 38229円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


2024年5月17日

日経平均38767 NYダウ40003 ドル円155.71 wti原油80.00
前週比538 491 1.8 ▼0.06

日経平均は1.4%上昇しました。
topixは0.6%の上昇です。
ハイテク系が強かった週間でした。

▼49 175 29 534 ▼132の1週間でした。
38179 38356 38385 38920 38787の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 38767円。
位置的には
高値は3/22の40888円でした。
安値は4/19の37068円で一気に3820円も凹みました。
そこから44%の1699円戻した所です。

おさらいとしまして。
何故9%の凹みがあったかのかを書きますと。

マクロ的には中東地政学リスクと米国金利高でした。
日本独自では為替介入警戒とそれの実行なのでしょう。

何故値を戻しているのかを書きますと。
中東情勢は現場では混沌としていますが更なる拡大はないであろうと言う事と。
米国の金融政策が更なるタカ派的な動きにはならないであろうが言えるのでしょう。

為替介入の再びの実行は不明なのでしょう。
投機的な動きがあれば高度の政治的判断はあるだろうが足元なのです。



*地政学リスクは誰もが分からない所ではあります。

突然何かが起こる事はいつでもありえます。

中東地域は何十年と繰り返し、事があるたびにそれは起こっています。
他の地域とは明らかに違うのでしょう。
産油国であり、宗教上の違いがあり、大国が絡みます。
過去の経緯よりも理屈を抜きとした憎悪感と利害関係があるのです。

有事ともなれば原油価格は又跳ね上がりリスク資産は売られるのです。

いつもの脱線系で恐縮ですが、米国は原油とイスラエルがなければ、地域間や当事国内の争いは傍観するのでしょう。

民主主義・人権云々と言いましてもダブルスタンダードは明らかです。
サウジアラビヤはそれでは当然ありませんし男性主権は明らかです。
サウジにはそこの所は目をつぶっているのです。

更に突っ込みますと内戦が続くアフリカ諸国やミャンマーは放置なのです。
自分に利害があるのかないのかで動くと認識してよいと思います。
その傾向は強くなっているのは事実なのでしょう。
誰が大統領になってからでしょうか?w。


地域柄で最も注意しなければならないのは極東なのでしょう。
こちらで、もし大規模な紛争でもあれば日本市場などひとたまりもないのでしょう。
その有事などはさすがにないであろうとは思いますが。
偶発的な事象やニアミスからの拡大等は歴史が教えてくれています。
各国為政者は随時に緊張感を持ちながらの動きなのでしょう。
今までと同じように言葉や行動で挑発をしながら牽制を必ずしつつ進んでいくのでしょう。


人は何故にその様な事を繰り返すのかとも思いますが。
それの答えは不明としか言えません。
動物的本能なのかと幾度も書いています。
そうであれば理性と言葉でどうにか対処してもらいたい所です。


マーケット的に見るのであればウクライナ情勢なのでしょう。
コチラなど継続しての惨事は続いているのですから。
日々それのニュースは続いています。
その地域に関係している各国の動きや言動も同じくです。
もう2年以上も現地では続いているのです。
但し市場はそれには反応はしていないという事です。
今後の動向に注目です。


*米国の金利状況は足元では落ち着いています。
重要な経済指標がそれを動かします。
それを受けての金融政策の動向を想定し市場が動くのでしょう。

そしてそれらとは関係がない政治的な判断での国債売買もあるのでしょう。
米国内の政治的な要因と他国のそれが当たります。
中国の米国債売りは顕著な動きなのです。


長期債は市場の動向で動きます。
短期債は金融政策に同調すると言われています。

*重要な経済指標の発表がありました。
米国cpiの発表が市場を動かしたのです。
3.4%と出てきました。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2 4月3.5 5月3.4% 
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

綜合の予想は同じく3.4%でした。
前月は3.5%の上昇でした。

前月比は0.3%と出てきました。
予想も同じく0.3%でした。
前月は0.4%の上昇でした。

コアの前年対比は3.6%と出てきました。
予想は3.6%でした。
前月は3.8%の上昇でした。

コアの前月比は0.3%と出てきました。
予想は0.3%でした。
前月は0.4%の上昇でした。

詳細な内容は端折りますが。
市場は一旦落ち着いた物価上昇に動きました。
そして小売売上高が横ばいだった事にも動機ついたのです。

米国10年債利回り 3ヶ月日足 4.447%。
前週は4.500%でした。
2年債は4.827%となっています。
前週は4.806%でした。

長短共に金利は下がったのです。
値的には誤差の範疇ですが。
上昇することにはならなかったのです。

米国10年債 1年週足 4.447%。
長い足で見れば昨年10月の5%がチェック点となります。
その後利下げ期待を織り込んで下落してきました。
それが高止まりのインフレ指標を受けて上昇してきたのです。
今回のcpiの値は一旦は落ち着いたという事なのでしょう。

*cpiだけを再度確認しておきます。
何回も書いています。
過去4年間の5月度を足してみますと。
21.6という値になります。
実体経済的には単月が0.1ポイント上下した云々ではなくて。
4年間で20%以上も物価が上がっているという事です。

これはざっくりと言いますと。
バイデン政権時期に値として出ている訳です。
様々な事があった訳ですが疑いのない事実ではあります。

*とんでもないと言わざるを得えません。

そして政策金利の5.5%は20年ぶりの高さなのです。
住宅ローンは7%を超え、その他の全ての金利も高止まりなのも事実です。

日本のそれらと比較するしか生活実感は分かりませんが。
シンジラレナイという事なのでしょう。

コロナパンデミックとウクライナ紛争での影響は世界共通なのでしょう。
米国は間違った政策を実行した。
と言われても仕様がないのかもしれません。

私レベルでもいくつも上げられますがそれは割愛します。

そしてcpiの値は昨年7月より3%を下回った月は無いのです。
これも難解な所なのでしょう。

高金利が効いていないとまでは言いませんが。
関係がない部分での物価上昇とも言えるのです。

あの2022年の強烈な金融政策も間違っていたのでは。
とも言えるのでしょう。

FRBは見誤ったとは言いませんが。
実際の経済指標を見れば、そして随時のFRB高官の言葉を聞きますと。
1年前、半年前と違っているのは明らかです。

そうなりますと。
足元でも又間違っているとも予想出来ます。

更に言えば。
市場はそんな事はおかまいなしに動いています。
株式市場は基より金銀銅プラチナから仮想通貨に至るまで。
強烈な上昇となっているのです?。

とにかく。
そういう実態を受けての大統領選とも言えるのでしょう。

バイデンvsトランプになってしまう所は何とも言えない所ですが。

今後の動向に注目です。


SP500 3ヶ月日足 5303。
週間ではNYダウは1.2%、ナスダックは2.0%、SP500は0.5%上昇しました。
NYダウは筋目の40000ドルを超えてきました。
ナスもSPも4週連続の上昇です。
米株主要3指数はいきなり史上最高値を抜いてきました。
セルインメイという言葉は関係がないのでしょう。

冒頭に書きました日本株と同じくの内容での結果なのでしょう。
物価と消費を見ての動きとなります。
金利が落ち着いた事は大前提となるのです。

そもそもは。
Ai革命と言う第4次産業革命の真っ只中であるという所が。
市場を動かしている大きな要因であると思います。
昨年から続いているのでしょう。

SP500 1年週足 5303。
昨年11月からは無敵のチャートとも言えます。

足元だけを見れば日本市場との差異は明らかなのでしょう。
日本市場はいつもの外国投資投機筋の動向です。
介入と利上げ思惑がチラチラと見えるのは要因の1つなのでしょう。

それと中国株の復権も大きいのかもしれません。
中国逃避が戻ったのではという仮説です。

但しこういう内容ははっきり言って眉唾なのかもしれません。
結果で何かを考えるしかありませんので。

年金系がポートフォリオ上売ってきたのは事実の様です。
1月~3月は上がり過ぎていたという事なのでしょう。


ドル円 10日時間足 155.71円。
一旦は落ち着いた週間でした。
終値では言えますが週間では大きくぶれました。
日米金利差の算数だけではないのです。
需給要因でバシバシとやっているのでしょう。
介入をした後の後遺症と言えるのかもしれません。
先週に書いた様に落ち着くまで待つしかないのかもしれません。

ドル円 1年週足 155.71円。

日本10年国債 1年週足 0.948%。
1%にせまる勢いです。
米国の10年債チャートの変化とは明らかに違います。
市場が利上げを催促しているのでしょうか。
円安を抑える為にそもそもの所を動かすのではとも言えます。
日銀はそんな事はしないとは思いますが。

理屈的に株式市場には向かい風とはなります。
今後の動向に注目です。

*来週のマーケットは5/22エヌビディアの決算1本なのかもしれませんw。

エヌビディア 1年週足 924ドル。
1年前は400ドル近辺です。
3ケ月前は700ドル近辺です。
現在値は最高値に接近しています。
perは77倍もの企業なのです。

米国第3位の時価総額の企業です。
365兆円となっています。
1マイクロソフト 2アップル 3エヌビディア 4グーグル 
5アマゾン 6メタ。
トヨタは56兆円です。

2月~4月の決算は前年対比3.4倍になる見通しとの事です。
5月~7月の予想が重要との事でした。

日本時間5/23の5時30分との事です。

同社の決算には今回も数多くのレポートが出ています。

*生成Aiの最大中核企業であるのは言うまでもありません。
おかしな話とも言えますが日経平均が1000円動くのかもしれません。
注目です。

cme日経先物は▼117円安の38670円となっています。

日経平均 3ヶ月日足 38767円。

どうなるのでしょうか。
注目です。


文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。