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会社はひとつの国?パスポート申請はいつでもしておいたほうがいいと思う。

単刀直入いおう、今、転職活動をしている。
転職理由は大きく3つ。

1つめは、現在の社風が自分に合っていないと感じるから。
身近な役職者の先輩方が「給与」や「福利厚生」を今の会社の最大のよさだと話していることが心に引っかかった。確かにこの二つは生きていく上でよいに越したことはない。ただ、私はこの二つよりも会社に居続ける理由として「やりがい」や「情熱」を一番にあげるような組織に飛び込み、たとえ少し自分に負荷がかかったとしても、チームワークでわくわくする仕事を創り出すことに重きをおきたいと思った。

2つめは、人事のプロフェッショナルとしてスキルを究めたいと思っていること。営業5年、営業企画1年、人事4年と迎えて、自分は会社の中を変革することで、会社の士気を高めて、利益に貢献することが向いていると感じた。今の会社はジョブローテーションを重視していて、今の人事職にいつまでいられるかはある意味、会社任せ、そして次の部署が人事ラインであるかどうかも不明だ。

最後は、「柔軟な働き方」をしもっと自由度の高い働き方をしたいと考えたからだ。今の会社はそこまで社員に信頼をしていないと感じる。柔軟な働き方は「社員の自立」と「会社との信頼関係」だとどこかで聞いたことがある。ワーケーションもしてみたいし、副業もしてみたい、会社とは常に対等な関係でありつつ、「自分株式会社」としての価値も高めたい。

リンクトイン元日本代表の村上さんの本「転職2.0」やmotoさんの「転職と副業のかけ算」、退職学の佐野さんの「ゼロストレス転職」はとても刺激になった。共通としてはみな、「自分株式会社」をもっていること、を感じられた。

金融人とITメガベンチャー人、相性はいかに?

現在、「○○×IT」ようにIT業界の可能性は無限大だと感じ、新卒就活の時は目にもくれなかったメタバース事業などに注力しているメガベンチャーを申し込んでみた。メガベンチャーらしく、あっという間の反応ですぐに一次面接へ。

会社とはひとつの国のようなものだ。法律(各種規程)もちゃんとあるし、その国でみな生活基盤が成り立ち、その国特有の文化(働き方・福利厚生)がある。
10年間どっぷり金融業界で生きてきた金融人はITメガベンチャー国の人と相性はどうなのだろうか。どきどきだった。

面接はもちろん両者効率重視のオンライン。
面接というよりかはカジュアル面談といったほうが近い1時間だった。
ただただ背景をぼかすお堅い金融人(私)に比べて、ITメガベンチャー人(面接官)らしいポップミュージックを連想させる明るめの背景で時間ぴったりに登場(笑)

面接官の方も軽く自己紹介(韓国出身・人事系会社を2社経験済み)。少しゆるーい感じの話し方で、面接という感じはなく、Yotuberの生配信で話している感覚。心の中で「これがITメガベンチャー人かぁ。」ともう話せたことにワクワクだった。

事前準備をしていたので、質疑応答についてあれ?というものはないけれど、なんとなく、社風がマッチするか否かをとても見定められるように途中から感じた。
面接結果はまだだけど、なんとなく、自分がこの会社人(ITメガベンチャー人)になるにはもう少し緩い感じとITへの理解が必要だな、と感じた。
だから結論としては相性▲。まだまだ柔軟さが足りない。

私は自分が感じていることは、相手も少なからず感じていることだと思っている。これはあながち外れていないと思う。
特に「違和感」というものはけっこう当たる。

「自分株式会社」は「自分人」にしっかりなることなのだと思う。
もっと自分人となって、あちらこちらの(そんな頻繁に身軽に転職するならフリーランスがいいのかもしれないけど。わたしは○○人として組織に属していたい)海外諸国をめぐってみたい。

書類選考で落ちても、面接で落ちても、なんだか転職活動っておもしろいな、と思い始めている。もちろん、今の会社で実績をつくることも大切だと、改めて気づかされたし。
転職しようがしまいが、「職務経歴書」のアップデートと、いつでも転職活動が始められる姿勢(いつでも海外に飛び出せるパスポート)は自分で申請する価値ありだと思う。


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