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哲学者の言ったこと

むかしTVで爆笑問題の番組だったと思うけどみてたら出演していた哲学者の人が面白いことを言った。

「哲学って1人で勝手に日常から転落して元の場所まで苦労して這い上がるような作業なので、周りから見ると何にもしてないのと変わらないんですよね。苦労も成果もあまり理解されない」


というような感じだったかな。
これがずっと気になっていて時々思い出す。
さっき調べてみたら野矢茂樹さんという分析哲学なる分野の人か八巻和彦さんという方のどちらからしいが、お顔を調べたもののいまいちピンとこない。

とにかく自分のしている苦労が周りからはまったくカウントされないっていうのは、どこか身に覚えがあるし、ひょっとしたら生きてること全体がそんな風なのかもしれない。
私は飄々として見られているらしいので余計に他人事でない。
考えようによっては、日常や自分自身を四苦八苦しながら毎日成立させていく事は哲学的だったり本質的だったりする事にもなるけどどうだろう?

ただやっぱりつらいですよね。こちらの苦労が見えないって。
哲学者が愚痴るくらいなんだから。

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