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寿司屋巡り#5 鮨あお

表参道の鮨屋「鮨 あお」さんへ訪問した。

表参道駅B2出口より徒歩2分。246沿い紀伊国屋手前を右に入った裏手表参道駅から218m。
2021、2022年食べログ百名店のお店。
本日時点で食べログ3.83を記録している。
狙いすまさないと、予約困難なお店だ。
すきやばし次郎銀座本店で10年修行した大将が握るお店だ。

ビルの2階にありエレベーターを出るとすぐに内観が現れる。外部の店舗サインも独特なので知る人ぞ知る寿司屋と言える。

店名のない独特な店舗サイン

エレベーターが開いたエントランスはこちら。

内観はこちら

大将カウンターは7席。
写真はオッケーだが、テーブルに携帯を置いてはいけない。漆塗りの木のカウンターだからだ。

最初のセットはこんな感じ。

それでは料理に行ってみよう。

【温かいアワビ】
北海道産の蝦夷アワビ。出汁も飲める。
ツルツルの歯触りと柔らかく優しい味で美味しい。

【ぶりのづけ】
薬味と一緒に食べる。
シャキシャキとした歯応えと濃厚なブリの付けが美味しい。

【白子】
タラの白子。濃厚でクリーミーな味わいが美味しい。

【マイワシ】
マイワシを焼いたもの。北海道産。
焼き加減が抜群。骨も丁寧に取り除かれている。濃すぎない醤油の味わいが素材の味を引き立てる。

【カマスのつけ焼き】
シャキシャキのレンコンは少し酸味を効かせた味わい。銀杏もうまい。かますは優しい味わい。ハシで掴むとすぐにほぐれてしまう柔らかさ。

以降から握りだ。
握りの前に、たくわん、守口漬(名古屋)、ガリが提供される。握りの途中でお口直し的に食べる。

【ひらめ】
横須賀産のひらめ。酢が強めのシャリとあっさりしたヒラメが抜群の美味しさを醸し出す。

【スミイカ】
東京湾小柴産。ツルツルの歯触りに確かな食感。酢飯との相性が抜群。

【シマアジ】
三重県産。濃厚な味わいと滑らかな歯応え。

【赤身】
150kg級の大間のマグロ。とても柔らかい歯ごたえ。

【中トロ】
ハゲで醤油をふた塗り。ほどよく溶けとても美味しい。

【大トロ】
噛まなくても溶ける大トロ。酢飯との相性抜群でとても美味しい。

【コハダ】
九州天草産。強すぎない締め方で、酢の強いシャリと喧嘩しない。とても美味しい。

【ホッキ貝】
北海道産。めちゃくちゃ美味しい。柔らかすぎる歯ごたえ。

【車エビ】
長崎産。ぷりぷりのはごたえ。奥からくる甘さ。
半分で口いっぱいの大きさは驚きだ。

【マカジキ】
気仙沼産。しっかりとした歯応えに濃厚な味わい。

【はまぐり】
茨城県産。濃厚な甘タレとしっかりした歯応えのはまぐり。酢飯と絶妙に絡み合いとても美味しい。

【小柱】
少しシャリが多い印象。コリコリした食感が美味しい。

【バフンウニ】
濃厚な味わいで美味しい。

【味噌汁】
具がなく、シンプルに汁のみで勝負した味噌汁。塩分少なめの優しい味。

【アナゴ】
長崎県産。ふわふわを超えて口の中に入れた瞬間に溶けたアナゴは初めてだ。しっかり熱を取って少しひやっとした温度感も素晴らしい。

サヨリやカツオが追加できるみたいだが、追加はしなかった。

【玉】
カステラのような甘い玉だ。

【メロン】
最後にデザートのメロンでさっぱり。

シャリは赤酢ではなく、米酢を用いており、酢が強めで、ネタに対して酢飯も多め。酢が強い酢飯が好きだが、全部食べた後多少舌が痺れた。さわ田もそうだが、赤酢より米酢の酢飯が私は好きなのかもしれない。
お茶のホスピタリティは一流店。冷めたら残っていても取り替えてもらえる。
寿司台は毎回ふくのもよい。
産地はこちらが言わなくても教えてほしい。説明は少なめで、淡々とお寿司を提供する印象。
エアプじゃないことを載せておこう。

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