まるのなか

個人の日記。この時代に生きて活動したことを綴るだけのこと。

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祝日

2024/04/27 ゴールデンウィークの初日、生理で身体が重いので家で過ごす。本を読んでは眠るを繰り返し、食事は作る力がでなかったので昼も夜もウーバーイーツに頼る。別に食べたくもないけれど(普段も食べない)、なんだか悪いことをしてやりたくなってバーガーとポテトを頼むなどする。食後机に広がるゴミを見て「分別なんてしてやるかよ」という気持ちになってペットボトルと燃えるゴミを一緒にいれてやった。日中、ソファから動かず眠ってばかりだったが夜もいつも通りに眠った。 2024/04

    • はじめての家具

      2024/04/13 彼とリサイクルショップで購入した棚に(書棚として販売されていたが、わたしたちはそれを食器棚として使う)地震対策のゼリーのようなものを敷いて、お気に入りの器たちを納める。器に詳しい彼はここ三年ほどの間、窯元にいくたびに一枚二枚と贈り物をしてくれていた。彼が贈ってくれた器と彼が集めてきた器が棚の中で顔合わせをする。「重たいものは下に置いた方がいいよ」「使用頻度が高いものは取り出しやすい右側に置こうか」などと器と器の表情をみてきれいに並べる。並べられた器と凛

      • 隅っこのポピー

        2024/04/17 桜が咲いたころ、そしてツツジがまだ蕾のころに道の隅っこに現れるポピーが控えめでかわいらしく、いつもカメラを向けてしまう。どんなアスファルトの隙間からも顔を出して、ひょろりとまっすぐ立っている。きれいに手入れされた花々よりも、自分の足で立っている感じがするのと春がきたことも相俟って好きなのだと思う。お庭があるお家に住めたならば、すこしのポピーをそばに置くことなどを想像したりしながら隅っこみて歩く日々。 毎年、桜については満開日が週末に重なることを祈るの

        • 無題

          銭湯に行って30分3,200円のもみほぐしをうける。風呂に入ってサウナを2回繰り返し体を洗って外に出る。銭湯の中にある飲食店で一番安いざるうどんと生ビールを注文したところで現金はつきたので生ビールのお代わりはできない。ちょい飲みセットでもよかったとすこし後悔しながら家に帰る。 もみほぐしをしてもらったので肩やお尻が楽。電車の中では男性が女性に少し触れただけで痴漢呼ばわりなのに、お金を払って男性にもみほぐされた私ってなんなんだ?と考えたりして家にあったワイン飲んで眠る。

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        • 食と文
          3本
        • 会話メモ
          1本

        記事

          このケーキ、お風呂の前に食べるか?後に食べるか?

          ケーキはとっても特別で、手に入りやすいディズニーランドみたいで、すべてをよかったことにしてくれるもののはずなのにそれをいつ食べるかの選択ができなかった。彼のお祝いのために買ったケーキだったのだけれど、いつ食べたいかと問われ、だんだん呼吸が浅くなるのを感じながら「あなたのケーキなのだからあなたが決めたら?」と言ってしまう。ケーキを食べずに逃げるように帰宅した。 ひとは1日に最大3万5000回の選択をしているそう。一日のうちに無意識下でたくさんの選択と決断を繰り返していて、とき

          このケーキ、お風呂の前に食べるか?後に食べるか?

          ほぐれはじめたわたしの世界

          すこしずつほぐれはじめたわたしのこと、いまに至るまでのあれこれを、すこし残しておく。

          有料
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          ほぐれはじめたわたしの世界

          みえているもの

          2024/03/17 日曜日の午後、パートナーの彼はGoogleマップをひらいて、18切符の期間が短いことを嘆きながら、一人旅の話しをしている。 その横顔をじっとみて、確かにそこにいるのだけれど、儚く不安定なものに見えた。わたしは、彼を正しくみているか、みえているだろうか。など考える。

          みえているもの

          イカナゴのくぎ煮

          2024/03/10 毎年、三月中頃になるとイカナゴが売り出される。イカナゴが解禁されるとくぎ煮を炊いて、祖母とお互いのくぎ煮を送り合って食べ比べたり、パートナーの彼とくぎ煮を炊いた次の日にはおにぎりにして海辺で食べるのが恒例行事になっている。 今年もたのしみにしていたのだけれど、不漁のため今年は近所の魚屋で販売しないとのこと。ゆっくりでいいから帰っておいでねの気持ちでいる。 イカナゴのくぎ煮はないけれど、一年前二年前と同じようにおにぎりを握って海へ出かけることにした日

          イカナゴのくぎ煮

          昨日、今日

          2024/03/08 お尻周りが背中周りが筋肉痛になっている。昨日の朝、気分が良かったのでヨガをしたからだと思う。 筋肉痛になると普段の何気ない動作にも痛みが走るので、この動きにここの筋肉をつかっているのかと認識できる。 2024/03/09 先日の牡蠣の日のせいか嫌な夢を見る。両腕を上に上げて眠れるほど暖かくなってきたらしいが、暖かくなると寝相が悪くなる。 窓の外ではホーホケキョが聴こえはじめ、春が来たことを知らせてくれているのか、そういえばホケキョは冬の間どこに

          二日前

          2023/09/20 「あと二日で三十路を迎えるけどどんな気持ち?」 と聞くので、 「わたしの人生どうなるかたのしみ」 って答えた。 と、下書きに残ったままだった。

          牡蠣の記憶

          2024/03/04 昨夜は、年に一度の牡蠣の会だった。2021年の3月に初回の牡蠣の会をしてから今年で3回目の開催。3ヶ月前には3月1週目の土日には「牡蠣」と予定を入れ、彼にもリマインドをするほど楽しみにしていた。 はじめて牡蠣の会をしたときには、あまりに大きくてブディブディな牡蠣に「幸福がかかえきれないよ」といい合いながら食べたのだった。3月の牡蠣が大きくて一番おいしいことを知ってからこの会が行われるようになり、3月が訪れる度に初めて牡蠣を食べた日の幸福感を覚えている

          閏日

          2024/02/29 マイナンバーカードの再発行で番号を呼ばれるのを待っている。 昨夜は珍しく寝つきが悪く一時ごろに眠ったきがする。6時57分、目覚ましが鳴る3分前に目覚めて何を着ようか2、3度ほど着たり脱いだりをして、結局去年中古で買った白のニットを着た。洗面所の鏡に映る自分をみて、そういえば11月彼の両親とお姉さんと顔合わせという名の食事をした日におろしたニットだったことを思い出す。(中古だが)結婚に実感がなかったが今日は地に足がついている気がする。前髪がうまくまとま

          共に生きること

          2024/02/28 なんだかあっさり身体を起こした朝だった。いつもならぬくぬくの世界を自ら折りたたむなんて、なかなかできないのに今日は容赦なく折りたたんだ。 体温を測り記録をする キッチンへ向かいお湯を沸かす 洗濯機をまわす ピルを少しの水で飲む 家中の扉を開けて空気を入れ替える お湯が沸いたら一日分のお茶をいれる いつもの朝。朝ご飯は食べたり食べなかったりだが今日は常備してある冷凍の食パンを一枚焼いて蜂蜜でニコちゃんマークを描いて食べた。テーブルを汚さないように食パ

          共に生きること

          シャンデリア

          日曜日。彼と注文していたお気に入りのパンを受け取りにカフェに向かい、ついでにお茶をした。 隣の部屋では古道具の販売があったので少しのぞく。雫のような形のガラスをみつけた彼は綺麗だと言ってわたしにみせてくれた。それは上部に金具がついていて何かに引っ掛けられるような作りになっている。なにに使われていたのかわからなかったが、気に入ったので電気の紐につけるのはどうかと話すと彼はすぐに会計へ向かった。 商品を包みながらこのガラスはシャンデリアの一部だとスタッフさんは教えてくれた。

          シャンデリア

          大根とお揚げさんの味噌汁

          昔から大根とお揚げさんの味噌汁が好物で、大根が並び出すと一番につくる料理の一つ。 今日の昼食は ・白身魚と卵の混ぜご飯 ・大根とお揚げさんの味噌汁(いただきもののお味噌で) 何も特別なことはしないのだけれど、味噌汁が沁みたお揚げさんと透き通った大根が良い。良い。 余った大根はおでんにしようか。ぶり大根でもしようか。味噌汁を飲みながら、もう次の食事のことを考えている。 余った混ぜご飯をラップに包もうとラップを引っ張ると裂けてしまった。ラップが芯に絡みついて、取れなくなる

          大根とお揚げさんの味噌汁

          空白

          ここ一ヶ月まともに文章を書いていない。二年近く続けてきた日記は十月の頭から「空白」が続いている。 どうか自分の機嫌をとって立て直したいがうまくできず、不恰好なまま疲弊し眠る日々を過ごしていることだけ残しておく。