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大谷翔平選手の結婚に関する囲み取材を見るにつけ、大人で自分も相手も傷つけない適度なコミュニケーションの取り方が絶妙だなと思います。

この大谷選手ですが、WBC決勝戦の前の言葉が有名ですね。

スポーツの試合前に、ペップトークと言われる短い掛け声をかけます。
Pep-元気、活力の意味です。

一年前のWBC決勝戦のペップトークで大谷選手はこんなことを言いました。

「僕からは、1個だけ。

憧れるのを、やめましょう。

ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、

センター見たらマイク・トラウトがいるし、

外野にムーキー・ベッツがいたりとか。

野球やっていれば誰しもが聞いたことがあるような選手たちがいると思うんですけど、

今日1日だけは、憧れてしまったらね、超えられないんで。

僕らは今日、超えるために、トップになるために来たんで。

今日1日だけは、彼らへの憧れを捨てて、

勝つことだけ考えていきましょう。

さあ、行こう!」

大谷選手の言葉

この言葉を聞いて思い出したことがあります。
テニスの錦織VSフェデラーの試合
2013年:ムチュア・マドリード・オープン3回戦です。
この試合で、錦織選手は初めてフェデラーに勝利しました。

その試合後の錦織選手の言葉はこちらです。

「フェデラーは自分にとって憧れの選手。彼を倒すことが僕の目標だった。あまり得意ではないクレーコートで勝てたことが嬉しい」

錦織選手の言葉

実は、2011年:スイス・インドア決勝で錦織選手はフェデラーに負けています。初対戦では負けているわけです。
憧れていた選手、憧れが強すぎて超えられなかったのではないかと言われています。

その後に錦織選手は「彼を倒すこと」を目標にした結果、勝ちました。

私が今日お伝えしたいことは、憧れることをやめるということではありません。

大谷選手以下、日本の選手たちはメジャーリーガーに憧れて野球を続けた結果、WBCで対戦するという舞台にたつことができました。

錦織選手もフェデラーに憧れてテニスに励んだ結果フェデラーと試合をする舞台に立つことができました。

「憧れる」ということは何かをなすために継続する力になると私は思います。
あなたのモデルロールは誰ですか?

余談:
これは、私が英語学習で取り入れた方法です。
私は、メジャークライムというドラマのシャロンの英語にとても憧れました。
彼女のような落ち着いた、しかし説得力のある英語を話したいと今でも憧れています。英語学習が嫌になったときは彼女の写真を見ます。今日の投稿写真はWikipediaより引用させていただきました。


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