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IBD患者の今宵の食卓 第三十二卓

種子島にて

先日種子島を旅行し、JAXAの社員食堂でオムライスを食べてきました。島なのでさぞかし海の幸も豊富かと思っていましたが、概ね揚物炒め物カレーが中心の定食メニューでした。

宇宙科学技術館前の風景

JAXAのある所から最寄りの飲食店といっても最も近い所でも10Kmほど離れていますし、麺類もなかったのでもし自分がJAXAでしばらく働くとするとまずは食生活の面でかなりハードル高そうな気がしました。(毎日オムライスかも?)

お品書き 7月28日(ブランチ)
・冷やし素麺
 (麺つゆ:つぶ貝の煮汁)
 (薬味:九条ねぎ・みょうが・青じそ・すりおろし生姜・白ごま・うずら卵)
 (トッピング:ミニトマト<アイコ>・きゅうり・わかめ)

盛夏には定番の冷やし素麺ですがこれだけで最低でも11品目を摂っています(つゆの調味料を何品目とするかでこれより数は増えていきます、これに七味なんか加えると何品目になるんだ?)

つぶ貝煮物

出汁は数日前に作ったつぶ貝の煮汁の残りです。子どもの頃は海老の煮汁でよく素麺を食べていた思い出がありますが、魚介類の煮汁はとくに素麺の麺つゆによく合います。

みようがは自家製

ようやく少しですが自分の家庭菜園でもみょうがが採れるようになりました。気候のせいか例年に比べると収量は依然かなり少ないように思います。

薬味の一つのうずら卵ですが、2年ほど前に近所の蕎麦屋でもり蕎麦を注文した時に付いてきたうずら卵がすばらしく美味しくそれから自宅で麺を食べる時に欠かさず薬味として使うようになりました。鶏卵より卵殻膜がしっかりしていてなかなか鶏卵のようには割れないので殻の先を剥きとるようにして中身を出します。
ゲームの『桃鉄』では豊橋の物件で1億円だったか「うずら農場」が買えますが、うちで買ううずら卵の生産地も豊橋です、というかそれ以外の産地のものをまだ見たことがありません。

アイコは自分の家庭菜園

スーパーの西友で野菜を買うことはそれほど多くないのですが、契約農家のものだったり地場のものだったり、別コーナーでなかなか気の利いたものを置いていることがあります。このきゅうりは西友で買ったものですが地場の町田産で芯が柔らかくみずみずしいとても美味なきゅうりでした。

自分の菜園があるのならきゅうりも自分で育ててれば良いようなものなのですが、きゅうりとそれからオクラだけは採り頃といえる期間がほとんど1日しかないのです。それより前だと小さすぎ、それより後はきゅうりの場合瓜やへちまに近いほど大きく大味になり、オクラだと硬く不味くなってしまいます。菜園に行くのはだいたい週一ペースの私には不向きな作物なのです。

ちなみに私の菜園があるのも町田市ですが、私の住まいは隣接する多摩市で少しだけですが離れたところにあります。ずっと以前のことですが、畑が荒らされたことがあって、住まいの最寄りの交番に相談に行ったら、それは町田の警察に言ってくれと言われたことがありました(そんなぁ、交番からだと見えてるような場所なのに・・・)

揖保乃糸紫帯

そうそう、主役の素麺ですが今は揖保乃糸の紫帯(国産小麦)を食べています。これの味が優れていることは改めて言う必要もないかと思いますが、今は木箱入りの贈答用だけでなく段ボール箱入りのロットでも販売されているので価格的にも求めやすくなりました。
少し前までは葵フーズの島原素麺(国産小麦)をずっと買って食べていたのですが、2年ほど前からかダイレクトショッピングでの取り扱いが無くなってしまいました。
麺を時間いっぱい煮切った時、もちもちした国産小麦の食感としなやかな腰がとてもマッチした優れた商品だったのでできればまた復刻してほしいものだと思います。

これからしばらく8月の末まで旅行の計画もなく、地場野菜や冷たい麺類を食べる日が続きそうです。

 










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