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イスラム教は厳しい?

アッサラームアリコム。
こんにちは、日本人ムスリマのマリヤムです。

本日もご覧頂きありがとうございます。

ご覧頂いているみなさまは、
イスラム教は厳しいと思いますか?

私自身、改宗した今では
イスラムは優しい宗教
だと感じていますが

改宗前は
厳しい宗教
だというイメージがありました。

今日は、イスラム教が
なぜ優しい宗教だと感じているのか
そして、厳しい宗教だと思っていた時とのギャップをお伝えできればと考えています。



まず、改宗前の私にとても厳しいように聞こえた

1日5回の礼拝

についてです。

礼拝なんて、やったことないですし、
できそうにない、
時間もないし、場所もない。
しかも1日5回。
イスラムになるにはまだまだ、私には早いのかもしれない。

改宗前に思っていた事です。

現在は、礼拝は1日に何度もやることに意味があり
それにより得られる効果は本当にたくさんあると
感じています。

礼拝は、トイレ以外の清潔な場所で
キブラの方向に向かってやれば、基本的にどこでやってもOK。

時間通りに出来なかった分の礼拝は、まとめて
おこなうのもOKとされています。
(時間通りに行ったほうがいいですが。。)


一回にかかる時間も、短くて一回5分ほど。
5分×5回 であれば時間も確保しやすいですよね。

そしてその人に合わせて礼拝の形式をアレンジすることもできます。
病気の人などで立つことが出来なければ座って、
座ることが出来なければ横になって、
また、旅行中の人は礼拝を短くしてなど
礼拝を簡単にする為のオプションもたくさん用意されていて、
イスラムの寛容さによって礼拝が行いやすくなっていると感じています。

禁欲的な生活


お酒や豚
賭博や利子
女性の肌見せや婚前交渉
嘘や詐欺
など

上記にあげたことはハラームといって禁止されています。
イスラム教に改宗してから
「元々、必要のないことだったんだ」
と感じています。

日本人には欠かせないお酒を例にとってみます。
私も同様にかなりの頻度でお酒を飲んでいました。緊張状態からリラックスできたり、飲み会の場で一体感が得られたり。
お酒の席だと、本音で話せるなどという効果もありますが、ムスリムたちは元々嘘をつかず、思っていることを口に出すのでお酒いらず。
モスクにいけば、ムスリム同士は心からお互いを気遣い合い、会えたことを喜び、相手の幸せを願います。そもそも、お酒でリフレッシュする必要がないのかも知れません。

なにより、お酒は体に良くないですよね。
アサヒビールのホームページにも
注意書きとして健康被害があることが公開されています。
ハラームな事柄は
元々人にとってよくないもの。調べてみると医学的、科学的根拠があるものが多いです。

ハラームな事柄は
マーケティングなどによって当たり前のように
世の中に広まってしまっていますが
よく考えてみると、人にとって悪影響なもの。
ローン、パチンコ、不貞、お酒、詐欺
のない世界をイメージして頂けると
いかに平和な世界になるかお分かりかと思います。
そう言ったものに人々が苦しまないようにアッラーは禁止としてくれているのです。


さいごは

ラマダーン月の断食

一ヵ月もの間日が昇っている間
飲食を行わないラマダーン。
ちょっと大変なように聞こえますが、
ムスリムたちは楽しんでこの試練にチャレンジします。
大変な分、アッラーからの報酬も多いと考えられ

願いが叶えられる

と言うことのほかに

健康面でも効果があります。
(調べるとたくさん出てくるので調べてみてくださいね)
私自身、断食中は、肌が光ってると言われていました。

ムスリムたちは、ラマダーンを心待ちにしていて
断食し、食事をとり、礼拝をして
善行にはげむ。みんなで苦楽を共にしてより一層ムスリムたちの結束も強くなります。

また、断食は日中だけなので、
日が暮れてからは好きに食べることができますのでどんな種類の仕事をしてるかにもよりますが
思ったより大変でないですよ。

なんでも心の持ちようかも知れませんが
ムスリムたちは
やらなきゃいけないからやっているだけでなく、
やると良いことがあり、やりたいからやっている
という捉え方をしている方が多いような気がします。

今日は、イスラムが優しい宗教であるとお伝えしたく記事を書きましたが
伝わっていましたら幸いです。

本日も、皆さまに平和が、ありますように。
サラーム!



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