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わたしのラマダーン

サラムアリコム!
日本人ムスリムマリヤムです。

今年
日本では
3月10日日曜の夜からラマダーンが始まる予定です。

本日は、ラマダーンとはどんなものか
なにをするのか簡単にお伝えをしていきますね。

ラマダーンとは

=断食というイメージがあると思いますが
イスラム歴で第9月のラマダーン月
のことです。

このラマダーン月の一ヶ月は
日の出から日暮までの間
水を含むすべての飲食をせず
断食をして過ごします。
あらゆる欲を断つので食べ物だけでなく、
喫煙や悪口、性行為も禁止とされています。


何のためのラマダーン?

イスラム教徒の5行のうちの一つで
様々な欲から遠ざかり信仰心を高める為と言われています。
私がムスリムから教わったのは
イスラム教はとても平等な宗教で、
お金持ちも貧しいひとも同じように断食をし、食べられない人の気持ちを知って、より日頃生活に感謝をする。
そしてザカート(寄付)をする事で、気持ちを知るだけでなく、恵みを分かち合う。
実際に助けあう事。イスラム教では信者同士を兄弟、姉妹と表現しますが、兄弟たちをたすけ関係をより強固なものにする。

ラマダーン期間中はそんな幸せの輪を広げる
ことを永遠とやるわけです。


具体的なラマダーン中のルーティン

ラマダーン期間の朝はとてつもなく早くなります。
夜明け前におきて
朝ごはんの用意をします。
これが大体、3時半〜2時半くらいです。
太陽が昇る時間が日々変化するので、
3月10日頃は3時半におきて支度をすればよかったのが、毎日1分くらい時間が変化していくので
終わる頃には2時半くらいに起きることになります。

その日の夕方、18時くらいまで
なにもとることができないので
こまめに水をのみながら
いつもの2倍の量くらいの朝ごはんをつくります。

食べるものは出身国によってかわると思いますが
絶対たべるのはデーツ。
ラマダーン期間中はデーツたべまくりです。

夜明け前までに食事をすませ、礼拝をしたら
だいたいもう一度ねます。

二度寝からさめたら仕事にいきます。

そして夕方になると
イフタールと呼ばれる夕飯の時間です。
時間がある人はモスクでみんなと食事をとります。まだ、仕事中の場合はデーツと水をのんで
断食を終了させます。

そのあと夕方の礼拝と
夜の礼拝を行い

さらにタラウィーと呼ばれる礼拝をしたり
クルアーンを読んだり
過ごし方は様々ですがいつもより一層
イスラムが中心の生活になる。
そんな一ヶ月です。

近々ラマダーンについての講座があるので
後日、より詳しく解説できればと思っています。

みなさんのラマダーンが少しでも簡単になることを願っています。

Assalamu alaikum!

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