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『好きなこと』が『やらなくてはいけないこと』になる瞬間

少し前にオンラインサロンをつくったけれどすぐに解散した。

サロンに参加してくれるメンバーがいる限り、やりたいことやらなければいけないことになる気がした。

こうして記事を書くことや、SNSでの発信が『自分が好きだからやりたいこと』から『メンバーさんのためにやらなくてはいけないこと』に変換される瞬間がきたら苦しくなる未来が見えて怖くなった。気づかぬうちに他人軸に切り替わってしまうことほど恐ろしいものはない。

『好きなことを仕事にする』よりも『得意なことを仕事にする』の方が継続しやすい。息をするように、当たり前に自分ができることであれば、自然に続けられる。この仮説を検証したくてビジネス型のコンサルを立ち上げた。

好きなことを仕事にした場合、時には生活や利益のために好きなことを思うようにできない矛盾に苦しむことになる。

好きなことをし続けるために別の収入源を確保しておくのが手堅い。結局お金は手段でしかない。何かを手に入れるため。経験を積むため。誰かと思い出を作るための手段であって、お金そのものに価値はない。

【目的】お金を稼ぐ
【手段】好きなことを仕事にする

【目的】好きなことをやり続ける
【手段】お金を稼ぐ

どちらの人生を生きたいのか。自分の人生の目的を間違えてはいけない。

コンサルの実績として新たな発信者が生まれている。みんな自分が何者かになれると信じていないけれど、ネット社会では何者かになることはそんなにハードルは高くない。

SNSを引き金に命を絶ってしまう人がいるけれど、私はSNSで命を救われた側の人間でもある。

ジョーブログのジョーくんの旅動画をみて海外に行くと決めて、旅を知って、世界を見て、もう少し生きてみようと思えた。SNSに出会えていなかったら今の私はない。

もし子どもにSNSをやることを危険だと過剰に教育している親御さんがいればこういうパターンもあるのかと知ってほしい。親の信じていることが世界の正しさではない。子どもを救えるのは時に身近な親ではなく、画面の向こう側の会ったこともない”誰か”だったりもする。

自分を心配してくれる人にほど本音を話しにくかったりもする。それは何となく『人に迷惑をかけるのはいけないこと』と教えられているからで、社会の暗黙のルールになりつつある。

『人に頼ること、甘えること』はやり方を間違えると依存になるし、『全部を自分の責任で』と人に頼れない完璧主義者になればどこかで自分の心を壊す。

このバランスの取り方は誰も教えてくれないし、マニュアルも存在しない。データを蓄積して『自分の取り扱い説明書』を創り上げて行くしかない。


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