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さよならチャジュンマ&真の海さん

韓国バラエティ番組ばかりをサクッと。

《三食ごはん漁村編5》

コロナ禍の最中、おそらくナPDをはじめとするスタッフ陣が考えに考えを重ねた結果として無人島での《三食ごはん》収録になったのだと思う。

しかし、事前準備を依頼した業者が火事を出してしまったと昨春(2021年)ネットニュースになっていた。

とても気掛かりでTvnのYouTubeやナPDのYouTubeチャンネル【チャンネル十五夜】をチェックしていた。
そしてU-NEXTで配信になってすぐ視聴した。

もともと有人島だったが住人が移住して無人島になったので、生活の基盤である電気や水道、住宅や船着場はあり、漁の時期には泊り込みなども可能だったようだ。

チャ・スンウォン、ユ・へジン、ソン・ホジュンのレギュラー3人と、3人を訪れるゲストたちが繰り広げる、いつもながらの楽しい《三食ごはん》。

とりわけチャジュンマ(チャおばさんという意味だそうだ)の料理の手際の良さは、「作ってみよう!」と毎回思う。
韓国食品スーパーで買い込んだ食材で参鶏湯も真似してみた。

マンネ(最年少)のソン・ホジュンももう37才。
ゲストのイ・ソジンに「先輩は37才の時どうされてました?」と尋ね、「ああ、《イ・サン》演ってた。(イ・ソジンの代表作)」と答えられて、エッ!?と複雑な表情になってたのも可愛い。

そんな楽しい楽しい全編だったが、最後の打ち上げもコロナ禍という事でナPDチームの仕事部屋で行われた。(ソン・ホジュンはドラマ撮影のため欠席)

そこで、準備期間中の火事が放送されていないがかなりの規模だったことなどがナPDから改めてチャ・スンウォンとユ・へジンに説明があり、《三食ごはん》からの卒業を伝えられ豪華なアルバムを贈呈されていた。

ああ、もう愛すべきトリオで《三食ごはん》は作られないのか...と切ない最終話だった。

私が初めて出会った韓国バラエティ番組が《三食ごはん〜漁村編》だった。
楽しく面白くほのぼのしたナPDチームの作り上げる画面はとても魅力的で、文学的なテロップやクラシックの名曲をさりげなくBGMに使うかと思えば、ベタなツッコミテロップやスタッフ陣との気さくなやりとりなど、日本のお笑い芸人主体のバラエティ番組とはひと味違って好ましかった。

ありがとう、おつかれさま、と大阪の片隅から韓国の方につぶやいてみた。

☆☆☆☆☆

《花よりおじいさん 1・2・3》

少し旧作のナPDの《花よりシリーズ》。
あのドラマあの映画で見かける大御所俳優4人と荷物持ちイ・ソジン(シリーズ3はチェ・ジウも)が繰り広げる海外旅行記。

年齢的には私は大御所俳優寄りなので、強行日程にも関わらず黙々と公共交通機関を使って移動する4人を見ながら「ソウルでは事務所の車で移動だろうし荷物は付人かマネージャー任せだろうに。」とただただ感心。

そして年を重ねても現役で活躍する秘訣は【好奇心】と【足腰の健康】だと学んだ。

4人が若い頃は韓国から海外旅行には気軽に行けない時代だったので(後からいろいろ調べた)、瑞々しい好奇心と旅行できることへの感謝の思いが、言葉のはしばしに溢れ観ているこちらも嬉しくなる。
最高齢メンバーのイ・スンジェが「リュックサックに荷物を入れるの?(朝鮮)戦争の時、米を入れて歩いたよ。」「うちの家族は第二次世界大戦の頃は満州にいたんだ。終戦後帰って来れなかったら中国で朝鮮族だったかもしれない。」と呟いて、余計にしみじみしてしまう。

《花より青春》シリーズもそうだったが、ナPDチームの旅行記はとにかく『そこに自分も行きたくなる』画面とテロップ。

スイスの場面は《愛の不時着》のあのスイスのシーンの場所だし(《花よりおじいさん》の方が先)、台湾の故宮博物院で翡翠の白菜を見たくなるし、サグラダファミリアの外観はよくテレビで見るけど中の様子は私は初めてでときめいたし、ドバイの砂漠ツアーも、ギリシアの古代劇場跡で「演劇人として、この場所に来れたのが嬉しい」と涙ぐむ大御所俳優の心の若々しさは感動的。

☆☆☆☆☆

《シベリアで愛ましょう》

蜂蜜ボイスのイ・ソンギュン、イケメンのキム・ナムギルに、キム・ミンスク、イ・サンヨプ、コ・ギュピョルがシベリア鉄道全線制覇する。

ジップロックを駆使して狭苦しい寝台車で韓国料理を作り、広大なロシア平原をひたすら鉄道で楽しく移動する。

ロシアがウクライナ侵攻を始めたので、次にまた自由にシベリア鉄道で旅行できる日がいつになるのか分からない。
寝台車でキャストと交流したロシアの人たちは元気なのだろうか。

今だからこそ、胸に迫るものが多い作品だ。

☆☆☆☆☆

《CNBlueの秘密旅行》

二泊三日のCNBlueのオフ旅。
とはいえ、お店や娯楽施設で『CNBlueさんですね』と声をかけられたら撤収移動。

知られていないのは悲しいけど知られてるのも困る、という面白さ。

☆☆☆☆☆

ではまた。

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