第２回 アフターコロナの時代に生き残る人になるために
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●「読書」から有益な情報を供給できる人になる！
●「読書」を通じて過去に学ぼう
●「情報がお金になる時代」はすぐそこ
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●「読書」から有益な情報を供給できる人になる！
アフターコロナでも確実に生き残る人材になるため、
リモートワーク中にやったらいい事としておすすめは、まず「読書」です。
これからの時代は「どれだけの情報を供給できる人になるか」かどうかが
生き残りを分ける一つのポイントになりますが、
情報の供給者になる、そのためには読書をして
インプットする必要があります。
たとえ、どんなに天才と言われている人であっても、
必ず先にインプットがあり、それからアウトプットがあります。
逆はありません。
これからの時代、インターネットが生活や価値観の中心軸になるという事は、先の章でもお伝えしましたが、その時代には皆さんが必要としているサービスや情報を、常に、次々と供給できる人になる必要があります。
今でも、読書をしている人としていない人に大別されるかと思いますが、
多くの方は読書をする時間の確保に苦労されています。
平日は、一日のうち７時間働き、加えて残業などをしていると、
読書は朝や通勤時間のみになってきます。
週末土日は子供達や家族と過ごす時間にあてられる事が多く、
そうなると読書の時間は本気で、必死で確保しないと取れません。
かなり意識して、タイムスケジューリングしてやるぐらいでないと、
読書の時間を取ることはできません。
ですが、１カ月間に何冊読んだかを積み重ねる事で、
あなたの持っている知識や情報の総量、そして世の中に提供できるコンテンツの総量は、読書していない人と比較すると雲泥の差が出来てきます。アフターコロナ時代には、読書は相当意識してやる必要があります。別に、高尚なものでなくても全然構わないのです。
とにかく、皆さんにとって必要な情報を供給できる人になる、
これが社会構造が変わっても必要とされる人の条件です。
●「読書」を通じて過去に学ぼう
もう一つ、この歴史上稀に見る前代未聞の状況下では、過去に起きた社会現象から学ぶ事がとても重要です。読書は、この点でも大変有効です。
例えば、今起きている状況は
ルネッサンスの時代と条件や状況が酷似していると言われています。
その時代もまた、ペストによるパンデミックが起きたことで、それまでの社会構造や文化が廃れ、新しい価値観にもとづく社会文化が花開きました。
その時にも、お亡くなりになった犠牲者の方と、幸いにも生き残る事のできた階層の人達がいました。そして、生き残った人達がパンデミック後に、どうやって新しい社会や文化を築いていったのか、ここには現代のアフターコロナ時代を生き抜く重要なヒントが多々あります。
ほかにも、かつて日本がスペイン風邪のパンデミックによる不況から上手く抜け出せなかった事が遠因で国際社会から孤立化し、第二次世界大戦へと向かった当時の流れと、現代のコロナ禍を受けての日本政府の対応をなぞらえて解析されている方もいらっしゃいます。
このように、歴史には一定のサイクルで回ってくる事件、出来事があります。だからこそ、この先の社会と未来を予測するために「歴史に学ぶ」事が大事になってきます。
過去に起きた大事件の後に花開いた物の考え、価値観、哲学、当時起きた社会的なリスク、そういったものが全て、現代を生き抜くヒントになります。
そして、そのような過去の事例をみんなが必要としているタイミングで
発信する事によって、あなたの価値もどんどん上がっていきます。
どうしても、読書が面倒くさかったり、時間がなければ、
詳しく知っている人の話を聞きに行くだけでもいいです。
お話の中の、本当にこれは大事だと思えるエッセンスだけを自分なりに抽出して、
他の人に伝えるという作業だけでも、十分価値ある仕事になります。
●「情報がお金になる時代」はすぐそこ
この連載の最後にあらためて詳しく説明しますが、
もう間もなく「情報がお金になる時代」がやって来ます。
その時代の到来に向けて、あなたもぜひ、今のうちから読書という良質のインプットを習慣化して、準備を進めておく事をおすすめします。
次回は、リモートワーク中にやっておくといい事「アイデアの創出」について詳しくお伝えしていきます。
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