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手紙まわりのこと

タイムラインに不意に流れてきて、初めて知った黒柳徹子さんのYouTube。拝見したのは、《【実は大好き!】徹子の切手コレクション!》という回の動画。

これを見て思い出した。私も昔、切手を集めていたことを。既に使ってあってシートとして残っていないものもあるけれど、天体を描いてあるものがあったので、トップ画像に選んでみた。

いやはや、15年前くらいまでだろうか、一生懸命に友人に手紙を書いていた。言葉を探って、書いて、自分のことや互いのことを整理して信じて投げる。遊んでお茶したその日に手紙を書いた日もあるはず。友人同士となると、使う言葉や意識している事柄、認識された範囲が近付いてきて似てくるので、端折ったり暗黙の了解の言葉を並べたりしても何とかなる。

最近、知り合った年上の方が出会いのお礼を兼ねたハガキをくださった。会話の中で私に紹介していたとある展覧会のDMを、余白にメッセージが添えてある。活字ではなく肉筆。文字のところの微かな紙の凹み、つまりは筆圧、そしてインクの艶、運ばれてきた途中で付いたであろう角の落ちや、紙の柔らかみ。この言葉以外の情報と書かれた言葉がひとつのモノとして収まっている不思議。ハガキ1つを観察しすぎて、いろいろとオーバーヒート気味となる。