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夢と学び<517/1000>

【ラジオ体操818日目】
【ニコチンレス生活539日目】

こんにちは。
その昔、地元の全ての家庭に取り付けられていた有線放送のインタビュアーに人生で初めて将来の夢を聞かれた時に、本物の拳銃と手錠を持っているから警察官になるんだと胸を張って答えていたことが忘れられないでいるコマリストです。
#もちろんおもちゃの拳銃と手錠
#銃刀法違反の公言


今日は『夢を無くすために学ぶのか』というテーマで書いていきたいと思います。


将来の夢は何ですか?


物心ついた頃から聞かれることが多かったこの質問。
あなたは幼少期にどんな夢を思い描いていましたか?


お花屋さん、お医者さん、警察官、先生、といった現実的な夢はもちろん、仮面ライダー、プリキュア、○○レンジャー、ポケモンのような子供らしい夢まで、本当になれると信じていた時代を誰もが通過しています。


現代は、夢を持っていない子供たちがたくさんいて、それを問題視するような意見もありますが、そもそも夢を奪っているのは私達大人であって子供たちには何の責任もない
#ドリハラ
#夢が無くても良い


今日は、夢を叶える可能性を高めたり、選択肢を広げるための学びもあるけど、叶うと信じて疑わなかった純粋な気持ちを奪う学びも同時に存在しているよね~というお話です。


農作業をしながら答えのないことを考えるのが習慣化しつつあるので、近いうちに悟りを開くかもしれません笑

リンゴの色は?

ブラック・ダイヤモンド

今、あなたの目の前に1つのリンゴが置いてあります。とても美味しそうな完熟のリンゴ。


さて、このリンゴは何色ですか?


この文章がしっかり読めるような年齢の人が考えた場合、100人中100人が赤色だと答えると思います。
#違う色だと答える人は
#読まないほうが良いかも


たまに青リンゴだから緑っぽい色だと答える人もいるかもしれませんが、そんな人には質問文のどこに「青りんご」と書いてあるのかと質問を返す。
#ひねくれ度合いなら
#負けないよ


では、もう少し考えてみて下さい。


「ぬりえ帳」と書かれたノートと100色にも及ぶ色鉛筆が目の前にあったとして、このぬりえの1ページ目にリンゴがある。


あなたは、何色でリンゴを塗るでしょう?


これも恐らく9割以上の人が「赤色」を塗るはずです。
#10割ではないはず
#ひねくれている人もいるから


では、全く同じぬりえ帳を3歳未満の子ども達100人に渡して「色を塗ってみよう」と伝えたらどうなると思いますか?


3歳未満の子どもにはぬりえなんてできないだろ!という批判は、一旦無しとさせて下さい。
#成長速度は
#個人差


恐らく、最も多い色は「赤色」だと思います。


だけど、その他にも青や紫、黄色に緑、金、銀などなど色とりどりのリンゴが誕生することになるはずです。
#ホンワカする


大人たちがほぼ全員赤色に塗ったのに対して、子ども達は様々な色を自由に塗った。


さて、この違いを生んでいるのは何でしょう?


この答えは、『知識の差』です。


つまり、大人達と一部の子どもたちは、リンゴは赤いという知識を持っていたから何も疑うことなく赤色を選択したというわけです。


ところが、世界に目を向けてみると、黒いリンゴもあれば黄色いリンゴもあるし、緑のリンゴもある。


色んな色のリンゴがあるという意味においては3歳未満の子どもたちの方が正しいかもしれません。


それよりなにより、リンゴに色を塗ってみてほしいと言われて、色んな色に塗る発想力を持った子供たちの方が個人的には好きだし、素敵だと感じます。
#あなたはどうですか

夢を奪う学び

自由な学び

ここで、本題に話を戻します。


将来の夢は何ですか?と聞かれて、様々な答えを堂々と話していたはずの子供たちが、中学生にもなると40名程度のクラスに一人か二人しか夢を語れなくなってしまう。
#個人的な体験談
#寂しかったな


夢は無いと答える子供たちに、昔は夢をもっていたかと聞けば、ほぼ全員が恥ずかしそうにYESと答える


では、どうして子供たちは夢を失ってしまうのか?
何が子供たちの夢を奪ってしまうのか?


全ての子どもたちがそうだというつもりはないですが、知識を得た結果夢を失う子どもが存在すると感じています。


ヒーローになりたいとかアニメのキャラクターになりたいと語っていた子供たちは、ある時にそれらが”作りもの”だという知識を得ることによって、自分がなることが不可能であると知る。


つまり、情報知識を得た結果、あんなにも憧れて、本気でなれると信じてきた夢を失うことになる。


これって、なんだか悲しいことだと思いませんか?
#あなたは
#当たり前だと思いますか


もちろん、いくつになっても仮面ライダーになりたいとか、プリキュアになりたいと言っている状態のほうが良いという話ではありません。


新しい夢と出会って、本人の気持ちが動いた結果として夢を失うのなら仕方がないと思うわけです。
#それならいいよね


だけど、大人から『そんなものなれるわけないんだから(私が恥ずかしいから)やめなさい』と言われて諦めるのは違うと思う。
#良かれと思ってのことだとは思うけど


最近は、それなりの年齢になるまで、サンタさんが存在すると信じ込ませているステキな親御さんがたくさんいらっしゃいます。


どうしてサンタは信じてたら可愛らしいとか素敵だと思えるのに、仮面ライダーやプリキュアはダメなんだろ?


普通に存在する職業である芸能人やプロスポーツ選手、モデルや歌手などといった一握りの人しか達成できないと言われている夢を早々に諦めさせる大人がいたり、そういった情報を発信した結果、その発信を見た子どもたちが夢を失うという現象がたくさん起きています。


子供たちが夢を抱き、可能性を広げることができるような情報を大人が発信し、子どもたちが自分の意志でそれを学ぶという状態は健全だし、素敵な学びだと思う。
#大人としての責任


だけど、その逆は夢を奪う学びだと言わざるを得ない。。


私自身、誰かに夢を与えられるような生き方をしていくし、そんな学びを提供していくと心に誓いました。
#誰かの夢を奪うような学びを提供する大人
#絶対になりたくない


夢を与える大人になろう!!

じゃ、またね~!

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