見出し画像

熱を与える人<558/1000>

【ラジオ体操859日目】
【ニコチンレス生活580日目】

こんばんは。
明日こそは早起きしてジムへ行くんだと宣言して、ちゃんと起きられたことを報告したくてウズウズしているコマリストです。


今日は『他人を元気にする人』というテーマで書いていきたいと思います。


最近、運営している農場に見学に期待という人からたくさんの申込があるので、初めましての人に毎回同じ説明をするという日々を送っています。


アクアポニックスという農法に興味が合って見に来られる方がほとんどですが、話し始めると身の上話を始める方が一定数いらっしゃって・・。
#聞いてない
#しょうがなく聞くけど


今日は、ここぞとばかりに話をしてくる人の中にたまに見かける、他人を元気にしてしまう人の特徴をパクって、自分のものにしたいと思っているというお話です。


人を元気にする人って、エネルギーの塊みたいな人が多いですよね~!

熱いぜ!おばちゃん!!

熱血おじさん

最近、農場の見学に来られる方の多くは、どこかしらの企業に勤めていて、SDGsのかかわる部署で働いていらっしゃったり、万博関連の情報を集めているという人が多い。


先週も豊田自動車の社員さんが3名ほどで視察に来られて、質問攻めにあった後にプレゼンを聞かされました笑


見学がしたいのか、売り込みがしたいのか・・。
#恐らく
#売り込みたいだけ


そんな中で、久々に個人の方から見学の申込があったのが昨日でした。


昨日見学に来られたのは、60歳を超えたおばちゃんと、その息子さん。


高級外車で農場に乗り付けて、さっそうと現れたと思ったら、会って2秒でマシンガントーク笑
#早かったな
#名刺よりも言葉


質問されるというよりも、おばちゃん自身の想いや考えをひたすら話しまくるという感じ。


最近の私は、相手の話を聞くというスキルをようやく身に付けたので、とりあえず好きなだけ話をしてもらうことにしました。
#反省点
#聞く姿勢


そんなおばちゃんは、今現在隣の県の比較的都会なエリアにお住まいで、息子さんは都心部に住んでいるのですが、事故による障害を抱えていらっしゃいました。


もともとは三重県の田舎に大きな土地を持っていて、そこが先祖代々受け継いできた土地なので、その場所に移り住んで農業を軸にした地方創生に取組みたいとのこと。


ところが、60歳を超えた身体で、1から土地を開墾して農場を開いていくというのは大変だからできそうもない。


そんな折、息子さんがアクアポニックスという農法を見つけてお母様にプレゼンし、興味を持ったお母様が見学に来たという感じ。


どれだけ息子さんの将来を案じているか、どれだけ三重の土地を愛しているか、残りの人生をかけて地域に恩返しをしたいという気持ちがどれだけ強いのか。
#熱かった


こんな熱すぎる想いをひたすら語ってくれました。


もともと田舎生まれ、田舎育ちの私としては、こういったお話は大好きなのです。


すっかり聞き入ってしまって、コチラがたくさんの元気をもらう時間になっていました。


こういう熱いおばちゃんは嫌いじゃないです笑
#名前覚えてないの
#聞きそびれた

熱を伝える人

伝染する炎

さて、マシンガントークで熱量をバラまき、コチラが元気をもらってしまう結果となったおばちゃんですが、この人から元気をもらえたのは”ある特徴”を持っていたからなんです。


その特徴とは、
誰かのために行動し、堂々と夢を語っていたこと


このおばちゃんは、事故に遭って対人恐怖症を患ってしまった息子さんが、この先の未来を胸を張って生きていける場所を作ってあげたいと想いを語り、自分自身を生み育ててくれた先達や故郷に対して恩返しがしたいと夢を語っていました。


自分自身が儲けたいとか、上手くやりたいみたいな邪な感情が一切なかったんです。


別にお金持ちになりたいとか、自分が成功したいという気持ちが悪いものだとは言いません。
#むしろ
#健全だと思う


だけど、やっぱり話を聞いていて気持ちがいいなと思うのは、誰かのために全力で動いて、熱くなれる人の言葉だなと感じました。
#感動する
#力になりたいと思えるよね


もしもこの人が、単純にアクアポニックスという農法に可能性を見出したから、具体的に教えてほしというだけの話しかしなかったとしたら。


もちろん、仕事として対応しているので嫌な気分にはなりませんが、応援したいとか一緒に頑張ってみたいとかいう前向きな気持ちになることは無いような気がします。


やっぱり、誰かを応援したいと心から思っている人を、周りも応援したくなるものなんだと思います。


応援の熱は周りを巻き込んで伝染し、大きなムーブメントを巻き起こすきっかけになる。


昨日の会話の中で私が何をお話したか、ほとんど覚えていませんが、帰り際に、今後一緒に手を取り合ってアクアポニックスを盛り上げていきたいと話されていたので、きっと印象は良かったんだと思います。


おばちゃんが教えてくれた、誰かを応援する姿が周りを巻き込み、他人に元気を与えるという大きな学びをしっかりと身に付けて、これから自分がやろうとしている流れに、より多くの人を巻き込んでいこうと決めました。


名前も覚えていないおばちゃんだけど、本当に良い出会いでした!
必ず、もう一度お会いして互いの夢を語ることができたらな~とワクワクしています。


あなたも、誰かを応援する熱い人になってみませんか?

じゃ、またね~!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?