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値上げの波<401/1000>

【ラジオ体操703日目】
【ニコチンレス生活424日目】

こんばんは。
毎年熊手の金額をあげていく文化に従っているけど、サイズが大きくなりすぎて自宅の壁での存在感に不安を感じているコマリストです。


今日は『そんなとこまで影響するのか』というテーマで書いていきたいと思います。


2023年に年が変わって、もうすぐ1日が終わろうとしています。


実家に帰省されている方も多いと思いますが、どんな年末年始を過ごしているでしょう。


毎年、このタイミングで色んな神社に参拝へ行ったり、おみくじを引くのが唯一の楽しみです。
#年末年始は
#バタバタだから


もう初詣には行きましたか?


私は、毎年のように地元で有名な稲荷神社へ参拝に行き、熊手を買い替えるのが習慣となっていますが・・。


今日は、値上げの波が日本全体を襲っているとは言うけれど、便乗値上げはやめて欲しいというお話です。


価格をあげるなら、せめて価値もあげて欲しいですよね。

こんなところに値上げの波

熊手と招き猫

今年も、2023年の商売繁盛を願って、熊手を買い替えました。


初めて購入したのは4年前


火打石でお清めしてもらえるのが3,500円以上だったので、初めての購入は3,500円から。


そこから、年末に1年分の感謝を込めて納め所に納め、翌年への願いを込めて新しいものへ買い換える。


売上がアップした時には、より金額の高いものに買い換えると決め、ありがたいことに右肩上がりで成長しているので、毎年、より大きなものを購入しています。


昨年まで、
3,500円→5,000円→5,500円→6,500円と大きくしてきたので、今回は7,000円代かなぁと思いつつ、ワクワクしながら向かいました。


ちなみに、見栄を張って大きな金額のものを購入すると、すぐに家の壁が熊手になるので、出来るだけ金額を刻むと決めています。
#背伸びはしない


今回の熊手購入も、毎年と同じお店(境内の中にあるお店)で、7,000円代のものを探しました。


ところが、いくら探しても7,000円代の商品は無いので、しぶしぶ8,000円のものを購入することに。。
#もっと
#刻みたかった


持ち帰って、家の壁が半分以上埋まることになったら嫌だなぁと思いつつお金を支払いました笑


ところが、昨年のものと比較してみると、飾りが99%同じで、サイズは前回と全く同じ。


というより、木材価格高騰の影響なのか、木製の部品がいくつか減らされていました。


金額は上がったのに、サイズが同じで飾りがグレードダウン


大切なのは金額では無いし、派手さでは無いということは分かっています。
#分かっていても
#やっぱり気になる


けどさ、毎年同じ店で金額を上げてきた身からすると、やっぱりグレードアップして欲しいじゃん。


こんな所まで値上げの波が来てるのかな


そんなことを考えつつ、効果がグレードアップしてないのなら普通は値下げになるような熊手を飾り付けました。
#効果があがっている
#信じるしかない


物価が上がっていることに便乗した値上げだとしたら、神様への冒涜ですよね笑


ちゃんと意味を込めて同じ店で購入しているのに少し残念です。
#でかくなるのも
#考えものだけど


来年は別の店で購入しようと心に決めた年明けとなりました。

便乗値上げがもたらすもの

物価上昇

今回私が年越しのタイミングで経験した熊手の一件が便乗値上げだったのかは分かりません。


ただ、実際に色んな商品・サービスで、コストも価値も変わってないのに値上げをしています。


私がたくさんの経営者と話す環境にいるから気づきやすいということもありますが、気づいている人は沢山いるはずです。


・海外調達の部品だから
・輸送コストが高すぎるから
・原料価格が高騰しているから


値上げの理由はたくさんあると思います。


だけど、本当にこれらが原因だとしたら、外部環境が戻ったら値下げするのか?


きっと、値下げはしないはずです。


経験上、こういった形で値上げされた商品・サービスは、値上げと同時に徐々に売上が落ち始めるけれど、外部環境が落ち着いた結果利益率が向上する。
#値上げした分
#コストが下がれば利益となる


すると、経営者はエラーの発生に気づかないまま金額を戻すことなく事業を継続し、気づいた時には売上が落ちすぎてどうにもならなくなる。


急いで金額を落としたって、お客さんは戻ってきません。


なぜなら『信用を失っているから』。


外部環境の変化に適応し、お客さんの利益を最大化させることを考えるのが経営者の役割であり、ファンに対する誠実さです。


このように、実際にコストが上がっている企業ですら企業努力をしないで値上げすることで信用を失いかねません
#企業努力の先の値上げなら
#ファンは離れない


となると、日本全体が値上げの傾向にあるから値上げするといったいわゆる”便乗値上げ”がどれだけお客さんからの信用を失う行為となるかは明白です。


”どうせバレないから大丈夫”


こんな風に考えている経営者が意外と多いですが、お客さんはそんなに情弱ではありません。


現代は価格高騰関連のニュースを調べればたくさんの情報が出てきます。


そして、根拠すらない値上げには不信感と不満を募らせるのが普通です。


あなたが手にしているその商品は、便乗値上げされていませんか?


その値上げは企業努力の結果or付加価値をあげた結果のものですか?


これからは信用の時代です。
今一度、考えてみて下さい。

じゃ、またね〜!

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