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情報を取りに行く前に

【ラジオ体操182日目】
【体重58.6㌔ 体脂肪率18.3%】

こんにちは。
幻とも言われるラジオ体操第3に挑戦してみたら、動きが難しすぎて朝から爆笑してしまったコマリストです。


今日は『情報の取捨選択』というテーマで書いていきたいと思います。


スマートフォンをはじめとする情報端末の普及と、インターネットの拡大によって、個人が大量の情報を手にできる時代となりました。


手のひらサイズの端末を経由して、扱いきれないほど膨大な情報を手に入れることが出来る。


この時に重要なのが、本当に必要な情報を選びとる力だと思います。


私自身、まだまだこのスキルは高くないので、日々勉強しながらではありますが、1つ明確に基準みたいなものに気づいたので、noteに残しておこうと思います。


当たり前のことかもしれないけれど、案外やってしまいがちな落とし穴。


もしかしたら参考になる話かもしれません。


それでは、いってみましょー!

痛ましい事故と1次対応

さて、今日のnoteをこのテーマで書こうと思ったのには、ひとつの出来事が関わっています。


その出来事とは、
先日開幕した、地域全体を舞台とする2ヶ月間の自転車イベントに関するもの。


3日前に、このイベントの対象エリア内で、ロードバイクに乗った方が事故で亡くなるという痛ましい事故がありました。


この事故の情報に対して、関係者が1番初めに気にしたのが『参加者』であるかどうかだったんです。


すぐにイベント参加者情報を取りまとめている担当部署に連絡をとって、参加者では無いということが判明しました。


その後の対応は、
事故の原因がロードバイクの運転者が交通マナーを無視したことだと判明したため、専用サイトで注意喚起を流すというものです。


ここまで読んで、当たり前の対応じゃない?と思った方、少なくとも私とは情報との向き合い方が違うんです。

コマリストの向き合い方

この事故、自動車とロードバイクの衝突事故なのですが、ニュースでの報道内容(見出し)はこんな感じです。


74歳のドライバーガ運転する車が、ロードバイクを跳ねて、ロードバイクのドライバーが亡くなった。


この見出し、高齢ドライバーが悪いような印象を受けませんか?


記事の中身を読んでみると、ロードバイクの運転者が一旦停止を無視して飛び出したことが書いてあります。


でもね、見出しだけ見たら、「あぁ、また高齢ドライバーが事故したのか」と思ってしまいますよね。


ということで、私は記事の見出しの稚拙さと、高齢ドライバーの心境を心配したんです。


つまり、運営者として関わっているイベントの参加者かどうかは全く気にしなかった。


その理由とは・・?

利用目的と情報取得

なぜ、私が『参加者』であるかどうかを気にしなかったのか。


それは、仮に参加者であったとして、それがどういう影響があるのかということを意識しているからです。


参加者であった場合、『イベント参加者でした』ということが分かりますよね。


で、そのあとに発信する情報は、
交通マナーを遵守して頂き、一般の交通の妨げとなることがないように注意して下さい。


こんな感じの情報を流す。
これって、参加者かどうかは全く関係ないんですよね。


仮に、参加者であることが判明したとして、対象地域の全ての交差点にガードマンを2か月間置くような対応を取るか、イベント参加自粛を呼びかけるのであれば、必要な情報かもしれません。


でもね、2か月という期間型の開催であり、コースも完全に自由というスタイルのイベントなんです。


物理的に対象エリアすべての交差点にガードマンなんて置けるはずもない。
#何万人必要なんですか


ましてや、地域を盛り上げるためのイベントです。こういった事故を踏まえて参加自粛を呼びかけるはずもない。


ということは、参加者であろうが無かろうが、発信する情報は同じです。


であれば、それを調べている時間がもったいないので、早く注意喚起を発信した方が参加者にとってメリットがあるはずですよね。


情報を取得する行動を起こす前に、
①その情報がどんな目的で使用されるのか
②取得した情報がその後の行動にどんな影響を持つのか


これを踏まえないと、情報なんて無限にあるんです。
時間がいくらあっても足りません。


無限にある情報の中から正しい情報を選び取る前に、そもそも必要な情報であるのかという精査をした方が何事も無駄が少ないと思いませんか?

じゃ、またね!

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