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使いたくない言葉<194/1000>

【ラジオ体操497日目】
『ニコチンレス生活218日目』

こんにちは。
自分では言わないようにしている言葉を他人が使っているのを聞くと、心がモヤモヤしてしまうコマリストです。


今日は『結局どっちなの?』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは、企業にアポイントのための電話を入れたことがあるでしょうか。


アポ電話をしたことがあるという方にお伺いしたいのですが、
こんな経験をしたことがありませんか?


受付担当者が電話に出た時、執拗に用件を聞かれ、必要な電話だと分かった途端に態度が丁寧になる。


それだけならまだしも、丁寧になったと思ったら、会社名と名前をもう一度聞かれる。
#聞いてないのかな
#もう一度言うのも


これ、私の実体験なわけですが、笑い話ではなくてしょっちゅう体験しています。


お得意先様からの電話だったら、気分が悪いんじゃないのかな~なんて思ったりするわけですが、実際のところはどうなんでしょう。


今日は、相手の言葉を鵜吞みにすると、判断に迷うことってあるよね~というお話です。


相手から言われたとおりにしたのに、後から理不尽なことを言われたような経験は1度や2度ではないと思います。

10分という要望

つい先ほど午後13時にアポイントを入れていた会社に訪問してきた時のお話です。


この会社を訪問するのは今日が初めて。


どんな仕事をしている会社なのかということを事前に調べ、同業者や競合の情報なんかもざっくり頭に入れた状態でお話に伺いました。
#最低限の準備
#マナー


事務所に入って、事務員の方に挨拶を済ませると、「お待ち下さい!」と、なんだか慌ただしい様子で、工場の方に走っていきました。


2~3分待っていると、対応して頂く予定の社長がこちらにやってきて第一声こう言ったんです。


Y社長
忙しいから早く終わってくれるか?10分くらいだとありがたい。」


色々調べてきていることもあったので、出来るだけゆっくり話を伺いたかったのですが、社長の希望なので快諾して席につくことに。


いつも通り、3年前の設備投資について話を伺いつつ、既存の取引先や製品へのこだわり、従業員との関係性や会社としての方向性、課題だと認識している事などなど追加の質問を投げていきました。


社長が話に詰まるところなどは、私の方で補足したり、同業者さんの動きなどの情報を差し込みつつ、社長の話を聞いていると、社長の方がノッテきたのか、本題とは違う話をし始めました。


いつもなら、話したいことを話して頂いて、全て聞き終わったところから、何かヒントになるような考え方なんかをお伝えするのですが、今日はスタート時に"10分で終わってほしい"と釘を刺された状態です。


もう少し話したいんだろうなという社長の話を少し遮るように、時計を見ながら「少し押してしまいましたね。設備の確認だけお願いしてもよいですか?」と切り出しました。


私の声掛けに、思い出したように
『今日はすみません。明日までにやらなくちゃいけない仕事が思うように進んでなくて・・。』と謝られました。


この謝罪に、
「いえいえ、このご時世にお忙しそうで何よりです。」と返しつつ、設備確認を促しました。


こんなやり取りをしながら工場の方へ移動し、設備の確認を済ませると、「それではこれで失礼します!」と帰路につきました。


お会いしてから11分。


社長の希望に対して1分超過しましたが、おおむね希望通りに要件を済ませたわけです。

NGワード

さて、本日訪問させて頂いた会社の社長と私のやり取りを見て頂いたわけですが、どう感じるでしょう?


当事者である私からすると、割と話をするのが好きな社長さんだったので、冒頭の”ある言葉”さえなければ1時間以上話をしただろうなと感じていました。


そして、電話のアポイントの時点では「手短にしてほしい」という希望を伝えられる方が、実際にお会いして話をしてみると、盛り上がってしまうことが多い。下手すると2時間以上話すなんてこともザラにあります。


暇なのかなぁ?


なんてことは口に出来るはずもないし、何より楽しそうにお話される社長さんが多いので、聞いている側も楽しんでいます。
#普段話せていない
#経営者は孤独


では、どうして今日は相手の話を遮るような形で時間通りに終わらせるように誘導したのか。


それは、私が嫌いな言葉が第一声だったからです。


そう。
私が嫌いな言葉は『忙しい』。


これ、本当にNGワードだと思っていて、同じように時間を使っている相手に対してこんなに失礼な言葉は無いと思っています。


理由は読んで字の如く、
『心を亡くしているから』


コミュニケーションは、お互いの命の時間を削って、心と心を通わせる行為だと考えています。


そう考えている私に対する第一声が『私は心を亡くしてますよ~』だったわけです。


これ、心を通わせるどころの話じゃないですよね。


こうやって文章にしながら冷静に考えてみると、大人げないのかもしれません。


けれど、私も何かを売り込みに行っているわけでもないし、相手のためにすでに時間を使っていたので、気分が良くなかった。


もっと話したそうにしている社長さんに頭を下げて帰りながら、やはり絶対に『忙しい』という言葉は使わないようにしようと決めました。


単なる日記になってしまって申し訳ありません。
たまにはこんな日もあります笑

じゃ、またね!

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