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投資って悪いことなの?

【ラジオ体操48日目】

こんばんは。
報酬を得るためには労働時間を対価にするしか方法が無いと本気で信じていて、トリプルワークを何回も経験したことがあるコマリストです。


今日は『報酬の対価』というテーマで書いていきたいと思います。


noteを書き始めた頃に、時給1,000円が高いか安いかというような内容について私の考えを書いたことがあります。


正直あまり覚えていませんが、結論は”個人によって異なる”という感じだったと思います。


毎年のように各地域の最低賃金が上昇して、10年後にどこまで上がるのか気になるところではありますが、世界的に見れば日本の最低賃金は現時点で中の下あたりだと思います。
#このままだと本当に厳しい


技術が進歩したことで、あらゆる業界においてこれまで価値があるとされてきた”仕事”が、単純作業といわれるようになってきていて、将来的に〇〇の仕事はなくなると、恐怖を煽るようなキーワードも飛び交っています。


ここで考えておかなければいけないなと思うのは、金銭を得るということを目的とした場合、その対価として支払うのは”労働時間”だけなのか?ということです。

等価交換

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お金が存在しなかった時代には、モノとモノを交換することで、互いの生活を豊かにする経済活動が自然発生していました。
#らしいです


もちろん当時に生きていたわけではないので、真実は分かりません。けれど、おそらく今も昔も変わらない考え方として、”等価交換”というものがあると思います。


この等価交換というのが曲者で、モノとモノを交換し続けていると、当然のように争いが起きます。


本当に等しい価値の交換ができているのか?


当時の人たちはこの疑問を常に抱えていたんじゃないでしょうか?そして、この疑問を解消するために生み出されたのが”お金”です。


お金という中間媒体を経由することでモノの価値を客観的に知ることができるので、納得感を持って等価交換ができるようになった。


とはいえ、このお金ですら流通量を政府がコントロールしていたり、諸外国の一部の投資家がコントロールしていたりと、正直絶対的なモノサシにはない得ないんですが。。。

報酬の対価

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何のために働いていますか?

この質問には、人それぞれ色んな回答があると思います。


代表的なのは
❶自分(もしくは家族の)生活のため
❷生きがいのため
❸趣味や余生のため
❹贅沢のため
❺恵まれない誰かのため
❻地域(もしくは国)のため

このあたりでしょうか。


どれも正解だと思うし、100人が100通りの答えでいいと思っています。そして、これらの多くに共通するのは、”お金”を手段として活用するものが多いということ。


”お金”のためじゃない!


と怒られそうですが、少なくとも生活できる範囲以上のお金は受け取っているはずです。


生活保護を受けたりホームレスをしながら、無償で仕事をし続けているという人が一人もいないわけではないので、全員そうだとまでは言いません。


この”お金”というものを仕事の報酬だとした場合、報酬を受け取るために何かしらのものを対価として提供しています。


肉体労働であれば、『時間』と『体力』+『技術や経験』
知識労働であれば、『時間』と『知識』+『技術や経験、情報』


そうなんです。”お金”という中間媒体ができたところで、結局はその中間媒体と"何か"を等価交換をしている状態です。


そして、多くの場合はその交換するものの中に『時間』が含まれています。


けれど、時間は世界中全ての人にとって、1日24時間で有限なので、報酬を増やすためには時間以外の価値を提供しないと必ず限界があります。


で、時間以外の部分にフォーカスした時に同じく共通するのが『技術や経験』にあたるのですが、俯瞰的な視点で考えてみるとこれらは時間を費やしたことで増えていくものです。


まさしくこれが、年功序列の賃金制度が一番妥当性があると言われてしまう理由でもあります。
#成果主義って最近あまり聞かない


自分が報酬の対価として支払っているものが何であるのか。一度考えてみて下さい。

限界突破

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ここまで書いてくると、報酬には絶対的な限界があるという主張をしている人みたいですが、実際はそんなことはありません。


確かに『時間』を対価の中心として考えてしまうと”限界点”はあると思います。


では、どうやって限界点を越えていくのか?


これは、わりと明確な答えがあって、長者番付を見れば分かります。日本の場合は『企業経営者』が上位を占め、世界の場合は『企業経営者』に加えて『投資家』が上位です。


つまり、”投資”をしている人たちが限界を突破して報酬を受け取っているということです。


この投資というのは、株式や為替、仮想通貨や現物資産といったものに対する”金銭”の投資はもちろんですが、人や設備、技術といった企業活動における”費用”も含まれます。


なので、お金を投資をしましょう!なんてことを言うつもりは全くありません。
#もちろん悪いことではありません


ただ、私自身も自戒の念として知っておかなければいけないのは、今現在報酬の対価として支払っている『時間』というのも投資するという考え方ができるということです。


めちゃめちゃ単純に説明します。


時間を労働として提供することで、報酬を得ている場合は『支払い』
時間を投資して、別のもの(知識・スキル・信用など)を得て、それを対価として報酬を得ている場合は『投資』


つまり、時間を”直接”換金している場合は投資ではありませんが、時間と報酬の中間にもう一つ別の何かを経由する場合は投資といえます。


そして、重要なのは報酬というのは、『支払い』だけの時は足し算なので限界があるけれど、『投資』という概念が入った瞬間に掛け算になるということです。


投資と聞くと、悪いこととか怖いことみたいに捉えてしまう人が多いですが、『時間を投資する』という考え方を知れば、意外と悪いことではないと思えるんじゃないでしょうか?


限界突破。挑戦してみたくなりませんか?

まとめ

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今日は『報酬の対価』というテーマで、報酬を得るために何を支払っているのかということを整理しつつ、報酬を最大化するために必要な考え方について書いてきました。


何を隠そう、私自身が『労働時間』を対価にすることでしか報酬は得られないと長年信じてきた張本人なので、耳が痛い話ではあります。


けれど、『お金』についての正しい知識を教えてもらうことなく社会人になった私が、たくさん働くしか方法が無いと思い込むのも無理はないと、自分を慰めています。


報酬の先にある、豊かな人生を得るために、その手段である報酬を最大化することは、悪いことではないと思います。


もちろん、悪いことをして得た報酬は良いものではないですし、許すべきではないと思っています。


けれど、考え方を少し変えることで、報酬を最大化して目的の実現可能性をあげることができるのであれば、取り組む価値は十分あると思いませんか?


投資。
まさしく字の通り、”資産”を投じることなので『お金』も『時間』も『知識』も『信用』も全て資産です。


多くの人が考えている投資を感じにするなら『投金』になるのかな?
#投げ銭ってあったよね


何を投じて、その結果何を得たいのか。


このことをしっかり考えて、楽しく過ごしていけたら良いですね。

じゃ、またね!

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