見出し画像

再現性をもって壁を超える<468/1000>

【ラジオ体操770日目】
【ニコチンレス生活491日目】

こんにちは。
せっかく壁を1つ乗り越えても、しばらくして同じような壁にぶつかり続けてしまうということを繰り返す原因が分からず、成長が止まっていた苦い経験があるコマリストです。


今日は『壁を越えた後に』というテーマで書いていきたいと思います。


今、あなたが直面している壁は何ですか?


友達が出来ない。
彼氏(彼女)が出来ない。
売上が上がらない。
何をして良いか分からない。


色んな壁があって、人それぞれ壁の高さも違うし、乗り越え方も違っていていいと思う。


これまでも、いろんな壁にぶつかってきたはずだし、今何とかなっているということは、何かしらの方法で壁を越えたか、迂回してきた先にいるのが今のあなたです。


多くの場合、目の前に壁が立ちふさがった時には苦しみながら必死に考え、行動し、乗り越えるための努力をします


だけど、その壁を乗り越えた後は壁のことなど忘れて過ごしてしまうことが多い。
#成長の妨げ
#自戒の念を込めて


今日は、せっかく大きな壁に立ち向かっているなら、再現性をもって同じ壁を攻略するための準備をしておいた方が良いよね~というお話です。


目の前の壁を超えることに必死になりすぎるから同じ壁に苦労し続けることになってしまうんだよね~。

大きな壁

立ちはだかる壁

先月の頭から、中村師匠が数年間指導に入っているT社で部長を務めるNさんのメンターとして、指導役を務めています。


Nさんとはオンラインで定期的にやり取りをしながら、中村師匠から出される課題を通してマネージャーとしての成長を目指しています。


中村師匠の指導を受けている企業ということもあり、プレイヤーとしては、日々の数値管理や行動管理に関しては非常に長けているので、私が学ばされることの方が多いという状態。
#下手なことは言えない
#良い緊張感


Nさんは間違いなくトッププレイヤーで、社内でも社長に次いで会社のことを考えて、行動することが出来ている素晴らしい方です。


こういった方にありがちなケースですが、部下を信じて任せてみるということが苦手で、どうしても自分がフロントに出て対応しようとしてしまうところがあります。
#信じるって
#難しいよね


3か月先までの行動計画を作成した際には、誰かに任せるタスクではなく自分がプレイヤーとして手を動かすタスクばかりが目立つという状態。


それでも、まずは任されている数字(売上)達成のために、自分がフロントに出て確実に数字を出すということにこだわってみえました。
#プレイングマネージャー
#ほぼプレイヤー


昨年末まではプレイヤーだったので、こういう動きになってしまうのも致し方が無い。


Nさんが納得するところまでは、そのやり方で様子を見させて頂き、数字がある程度揃ったら、マネージャーとしての役割について考えてもらう。


この付き合い方が一番理想的かなと考えて、多くは口出ししないように心掛けていました
#答えは言わない
#自分で気づくのが重要


付かず離れず、一定の距離感を維持しながら、Nさんの目の前に横たわっている『大型案件の受注』という大きな壁をどう乗り越えるかということについて、相談に乗っていました。

再現性を意識せよ!

ループするメガネ

さて、ここでNさんが抱えていた大型案件の受注という壁は、どのぐらい重要なものだったかということについて書いておきます。


この案件は、会社設立以来最大ともいえる大きな金額の案件で、今季の目標額を達成できるかどうかはこの案件を受注できるかにかかっている。


受注できれば、Nさんは会社にとってヒーローのような扱いとなれるようなレベルの案件。


こんな責任重大な案件を失注するわけにはいかないので、確実に受注したいというのがNさんの想いでした。


受注に向けて、何をしなければいけないのか、どんな課題が残っているのか、どうやって解決するのか、誰を巻き込む必要があるのか、いつまでに実行するのかなどなど、必要なタスクと実行計画について壁打ちを何度も実施しました


そして、3月3日(金)の午後。
無事にこの案件を受注出来たことで、ホッと胸をなでおろしたNさんでした。
#ヒーロー誕生


盛大にお祝いをした後で、私からNさんに質問を投げかけてみました。


コマ
ここから先のタスクも決まってますか?
#もちろん決まってるよねという意味を込めて


Nさん
「今からです」


コマ
『りょーかいです!ヌケモレ無くして、Nさん以外の人でも出来るように考えたいですね。』


実は、Nさんには受注する前からお伝えしていたことがあります。


それは、
『受注が決まったその瞬間から、お客様が感動するような仕事が出来るように”初動”を大切にして下さい。』


はい。事前にこれをお願いしていたけれど、受注した直後のNさんは、ここから先のタスクを考えるのは「今から」と返信してきました。


ということで、ちょっぴり残念な気持ちになったわけですが、そんなことをいまさら言ってもしょうがないので、ここからの速度を上げるしかない。
#責める気もない
#今やれることをやるだけ


今、Nさんに依頼しているのは、受注した案件を滞りなく進めることは当たり前ですが、『今回の案件を受注できることになった経緯から、受注に至るまでのフローを整理してビジュアルに落としておくこと』。


1つ壁を乗り越えた今だからこそ、この壁を乗り越えるまでにどんな出来事があり、どうやってここまでこぎつけたのかということを、本人以外の誰かが再現できる状態を作っておくチャンスです。
#部下をヒーローに


会社始まって以来の大型案件を受注するということに成功したことは、素晴らしいですが、ここで喜んで終わっていたら、二度目はないかもしれない。
#同じ壁にぶつかるだけ


今回のケースを再現性をもってNさん以外の誰でも実現出来たら、会社はこの先もっともっと成長していくことになります。
#組織の力
#マニュアル化


壁を乗り越えたタイミングは、再現性の仕組みを作るのに最も適した瞬間。
#これホント
#最適


これを覚えておくと、今後何かの壁にぶつかり、乗り越えた時に必ず役に立ちます。


1円でも売上を上げることが出来れば、それを再現性をもって繰り返すだけでいくらでも売上は作れるはずです。


1人友達を作ることが出来れば、同じやり方を繰り返せば100人の友達を作ることは可能なはずです。


【再現性】
是非意識してみて下さい。

じゃ、またね~!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?