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コンサルタントの心得<861/1000>

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こんばんは。
コンサルタントを名乗る人が、企業の支援でなくコンサルタントを育てることで収益をあげ始めたら終わりだと本気で思っているコマリストです。


一昨日、たまにこのnoteにも登場するファクトリーさんが、知人であるUさんを連れて農場を訪問してくれました。


Uさんのお父さんは米農家で、幼少期からその姿を見て、手伝いをしてきたUさんは、農家として新しい農法であるアクアポニックスに興味があったとのこと。


一通り見学してもらって、詳しく説明を終えたあたりで、ファクトリーさんからこんなお願いがありました。


ファクトリーさん
「Uさんは、成田直人さんが展開している店舗コンサルタント養成講座で学び、コンサルタントとして食べていけるように修行中なんです。」


コマ
『そうなんですか。なるほど!確か店舗コンサルタント何人かと絡んでましたね!』


ファクトリーさん
「そうそう!で、Uさんはコンサルタントという言葉が嫌いなので、コマリストさんと同じなんですよね。」


コマ
『へぇー!そうなんですね。』


ファクトリーさん
「で、そんなUさんにコマリストさんから、コンサルタントとしてのマインドを伝授してあげてほしいんです。」


コマ
『・・・。指導するような人間じゃないんだけど、、じゃあ質問しても良いですか?』


Uさん
「はい!何でも聞いてください。」


コマ
『今、Uさんは、コンサルタントとして何に悩んでますか?』


Uさん
「今は見習い期間なのでモニターとして無料でコンサルティングをさせてもらってるんです。」


コマ
『そうなんですね。』


Uさん
「はい。そのお店は、スタッフ各自の高い能力でお店が回ってはいるんですけど、社長が忙しいので、なかなか行動を起こしてくれないんです。行動さえしてくれれば成果が出るんですけど。。」


コマ
『なるほど。今話してくれたことを社長にはしっかり伝えてますか?』


Uさん
「いえ、伝えられてないです。」


コマ
『それはどうしてですか?』


Uさん
「まだモニターという立場だし、嫌われたくないので。」


コマ
『なるほど。厳しいこと言っても良いですか?』


Uさん
「はい。お願いします。」


コマ
『では、Uさんが嫌われたくないから伝えるべきことを伝えられないというのなら、コンサルタントは、やめた方がいいですよ。』


Uさん
「!?」


コマ
『社長が言った事をやってくれないから成果が出ない。こんなの自分のせいじゃない!と言ってコンサルタントを辞めていった人を沢山見てきました。』


Uさん
「そ、そうなんですね。」


コマ
『社長が動かないのは、動く価値を感じるだけの提案が出来ていないか、現状のままで良いと思っているからです。最高の提案をするか、現状を変えるだけの危機感を抱いてもらう必要があるので、それがコンサルタントの役割です。』


この後、少し元気がなくなったUさんを見て、少し言いすぎたかなと心配していましたが、その日の夜に前向きになっているとの報告とお礼を伝えるメッセージがありました。


これを見て、少しだけ安心しました笑


コンサルタントは、借金を社長と一緒に背負っているわけじゃないし、従業員の家族を支えている訳でもない。


最悪の場合でも逃げられるのがコンサルタントだからこそ、全てを背負っている社長の信用を得るためには、覚悟を持って対峙しなければならない。


これさえ忘れなければ、時間はかかるかもしれないけれど、必ずうまくいきます!


こう伝えて、Uさんとのやり取りを終えました。


短いやり取りでしたが、この会話が、なにかのヒントになっていたら嬉しいです。

じゃ、またね〜!

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