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御籤が好き♡<188/1000>

【ラジオ体操491日目】
『ニコチンレス生活212日目』

こんにちは。
毎年のように年始におみくじを引いて、大吉を量産してきたけれど、ここ2年間は末吉が続ているので、そろそろ神様にも見離されたと感じているコマリストです。


今日は『情報が多すぎることの弊害』というテーマで書いていきたいと思います。


昨日、何年も前からずっと行きたいと思っていた場所に行くことが出来ました。


その場所は『伏見稲荷』。
日本全国で商売の神様として崇められる”お稲荷さん”の総本宮です。


由緒ある巫女さんから、コマリストさんは狐さん(稲荷神の使い)に好かれていると言われて興味を持ったのが3年前。


それ以来、ずっと行きたいと思いつつも行けなかった場所だったので、めちゃめちゃテンションが上がりました。


せっかく来たので、境内に設置されている御籤をブンブン振り回して、狐さんたちの歓迎度合いを確認したわけですが・・。


今日は、伏見稲荷の御籤から学ぶ情報量の多さがもたらす弊害についてのお話です。


御籤に詳しい人からしたら常識なのかもしれませんが、私はど素人なのです。

初めての遭遇

さて、私が引いた御籤はどうだったのか。


出てきた番号を巫女さんに伝えると、その番号に対応したご神託(御籤の紙)を渡されました。


そこに書いてあったのは『末吉』
#期待してたのに


私の認識では、大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶という順序だったので、悪いことが書かれているだろうなと思いながら読んでみることに。


すると、全ての項目で良いことしか書いてない。


ん?
こんなことってあるのか?


不思議に思った私は、同行者の結果を聞いてみることにしました。


そこに書かれていたのは、『後吉(のちきち)』の文字。


正直、初めて聞きました。
皆さん、後吉って知ってます?


調べてみると、今がどんな状況であっても、いずれは吉になるという意味合いを持つものみたいですが、中身はなかなか酷い内容でした笑


私の末吉と共に境内に括りつけてきたわけですが、頭の中にずっと『後吉』が引っかかっていました。


他にどんな〇〇吉があるんやろ?


興味を持った私は、そのまま伏見稲荷の御籤について調べてみることに。


すると伏見稲荷には17種類もの結果が用意されているということを知ったんです。


大吉、凶後吉、末大吉、末吉、大大吉、向大吉、吉、中吉、小凶後吉、小吉、後吉、凶後大吉、吉凶未分末大吉、吉凶不分末吉、吉凶相半、吉凶相交末吉、吉凶相央

全部分かる人いますか?


もはや何と読んだらいいのか分からないものがたくさん並んでいて、順序も全く分かりません。


そもそも順序を付けるようなものでもないのかもしれません。


ただね、『吉凶相央』とか『吉凶相半』とか『吉凶相交』って、ようするにどっちでもあるってことなんですよね。


それを知りたくて御神籤引いてるんちゃうの?


その極めつけは、『吉凶未分(きっきょういまだわからず)』というやつ。


それを知りたいんですけど何か?
神様にも分からないってことで良いのか?


とまぁ、謎の運勢みたいなものを含めて、たくさんありすぎるので、出てきたものを見てもいいのか悪いのかが判断できないんです。


ちなみに私は末吉だったので、見覚えありすぎておもんない奴だったんですけどねw

情報が多すぎることの弊害

さて、今回の御神籤から何を学んだのかというと、タイトルのままなんですが、情報量が多すぎて伝わるものも伝わらないというやつです。


これだけの種類がある御神籤は、全国的にも珍しいので、初めてお神籤を引く人にとっては興味半分で楽しめると思います。


けど、御神籤って同じ神社で毎年引くという人の方が多い気がするし、そうでないと過去との比較もできないような気がしません?


もし、自分が毎年同じ場所で引くタイプの人だったとして、『分かりやすい御神籤』と『分かりにくい御神籤』のどちらを引きたいですか?


少なくとも私は分かりやすいものがいい。


引いてみたものの、良いのか悪いのかもわからないし、わざわざスマホを取り出して調べるのも面倒だし・・


みたいなお神籤って毎年のようには引きたくないんです。


本音を言えば、○・△・×の3段階評価くらいが分かりやすいし理解しやすくていいと思う。


その方が、紙を開く瞬間のドキドキが味わえるじゃん♪


神に祈るような思いで、おみくじを引いて、ドキドキしながら紙を開いたら・・


『吉凶未分(きっきょういまだわからず)』


おーい!!!
ってなるじゃん笑


『後吉(のちきち)』


良いの?悪いの?どっちなん??
ってなるじゃん笑


アイフォンじゃないですけど、結局、ほとんどの人がシンプルで分かりやすいものを好む傾向があると思うんです。


情報が多すぎることの弊害は、その情報に触れた人に混乱を招き、正しく情報が伝わらなくなってしまうということ。


さらにその結果、選ばれなくなってしまうということ。


もちろん、伏見稲荷は『稲荷神社の総本宮』という最強の肩書を持っているので、御神籤くらいで来訪者が減ることは無いんですけどね。


知名度がない私みたいな人間だと、やっぱり情報量はできるだけ少なくシンプルなのが喜ばれるし、選ばれやすい。


2,000文字も書きながらシンプルが良いと訴える謎の回になってしまいましたw

じゃ、またね!

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