見出し画像

Good Question!

【ラジオ体操49日目】

こんばんは。
会話の中にある”沈黙”が苦手すぎて、何か話さなければと中身のないマシンガントークを繰り広げていたコマリストです。


今日は『質問力』というテーマで書いていきたいと思います。


このテーマに関連する内容として、これまで、相手が話しやすい環境を作ることや、聞いているという姿勢を相手に示す具体的な方法などについて書いてきました。

これらは、どちらかというと質問をする際の具体的なスキルの話ではなく、コミュニケーションをとる際のマインドが中心でした。


そこで、満を持して『スキル』に少しだけ偏った内容を書いてみたいなと思ったわけです。
#本当に重要なのはマインド


正解というものがあるわけではないという前提で、私自身が相手に質問をする際にどんなことをポイントとしているのかということについて自由に書きますので、”正解が知りたい”という方にはお勧めできないかもです。

良い質問とは

画像1

まず考えなければいけないのは、『良い質問』とはどんなものであるのかということです。


実は、質問の良し悪しについて、学校などで教えてもらうカリキュラムは今のところ存在しません。


けれど、誰かに質問された時や、誰かが質問をしているのを聞いていて、”今の良い質問だったな”と思うことってあると思います。


何でそう思うのか?ここに、『良い質問』を定義するヒントが隠されているように感じます。


大前提として、
全ての人にとっての良い質問というものは存在しない。


これは真実だと思います。保育園児や小学生、中学生、高校生、会社員、経営者などといった立場も違えば、国や宗教といった文化も違ったりする中で、万人が”良い”と思う質問など存在しようがないからです。


で、私が考える良い質問がどんなものかというと、とてもシンプルで『回答者が答えたくなるような質問』こそが良い質問です。


この考えにおいて重要なのは、
”誰にとっての”良い質問なのか?という点です。


説明するまでもないと思いますが、”質問者ではなく、回答者”にとっての良い質問ですよね。質問者にとって良い質問というのは、本当の意味での良い質問ではなく、『都合の良い質問』でしかありません。


聞きたいことを聞いているだけですからね。

質問する側のマナー

画像2

私は質問する側の最低限のマナーとして「質問の意図」が明確であることが重要だと思っています。


誰も質問しないから、何となく当たり障りのない質問を投げかけているような場面を見かけますが、回答する側としてあの瞬間ほどしんどいものはないと思います。


よくある例としては、「昨日の晩御飯は何を食べたんですか?」とか「彼女はいるんですか」みたいなやつです。


この質問に答えたところで、誰が得するの?って、逆に質問したくなるようなやつですね。
#フライデーの取材ならありえるのか


1対1の会話の中で、アイスブレイク的にしている質問だとしたら、1万歩くらい譲歩して許せますが、講演会やセミナーのように1対多の場面でこのレベルの質問をしてしまうのは、本当にやばいやつです。
#1万歩でも許せないかも


何のためにこの質問をするのかを明確にするという、質問する側の最低限のマナーみたいのものは意識したいです。

質問時のポイント

画像3

私が普段どんなことを意識して質問をしているのかということについて、少し考えてみました。


先に結論から書いておきます。
『仮説を持った上で、確認の意味合いを持った質問をする』

こんなことを意識しています。


質問者が最低限のマナーとして持っておくべき質問の目的というのは、いくつかあると思います。


代表的なのは、
■ 必要な情報を引き出す
■ 引き出した情報の整理をする
■ 相手の気づきを促す
■ 仮説の検証(確認)


そして、これらの中でも「相手の気づきを促す質問」と「仮説の検証をする質問」が重要だと考えています。


で、まだまだ質問力がそんなに高くない私には、「相手の気づきを促す質問」を意図的に繰り出すことが難しい状態です。


というわけで、同じく重要だと考えている「仮説の検証をする質問」を意識するようにしているというわけです。


少しだけ説明すると、相手から色々と情報を引き出したうえで、質問をしている私なりにいくつかの仮説を立てます。


この時には、合っているか間違っているかということよりも、より多くの仮説を持つことを重視しています。


合ってるかが分からないから「仮説」なんです。質問者である私が勝手に判断して可能性を消してしまうのはおかしいですよね。


このように、いくつかの仮説を持った上で、これらの仮説が正しいのかということを確認する目的を持って質問を投げかけます。


もちろん全ての仮説について確認はしません。むしろ1つ2つ確認する中で、他の仮説が正しいのかということについての答えをもらえることが多いです。


これを意識することで、相手にこちらが何を意図して質問をしているのかが伝わりやすいので、答える側としても非常に答えやすいし、答えたくなる。


結果的に、相手から良い質問をする人だと思ってもらえることが多いです。
#勘違いヤロー


ちなみに、毎回仮説をしっかり立てて質問をしていると、これらの質問が私が苦手としている「相手の気づきを促す」という副次的な効果を生むこともありますが、それはたまたまです。

まとめ

画像4

今日は「質問力」というテーマで、質問をする側として持っておきたい最低限のマナーや、私自身が普段何を意識して質問をしているのかということについて書いてきました。


ありがたいことに、コマリストは良い質問をすると言って頂けることも増えましたが、正直私はまだまだ低レベルだと思っています。


ということで、質問者としては修行中の身でありますので、今日の話が誰かの参考になるのかはまったくもって分かりません。


もしかすると、1年後に私自身で振り返った時に、しょーもないこと書いてるなと思ってしまうのかもしれません。


けれど、そう思えるくらいにレベルアップしていたら、それは喜ばしいことなので、現在のリアルなコマリストの考え方ということで、記録としては十分かなと思います。


これからも、人から褒めてもらえることや新しく学んだことなど、その時々のリアルなものを出し惜しみすることなく残していきますので、気になった方は読んでみて下さい。


そろそろ、また懲りずに新しい挑戦も始めていきますので、その辺りの話も楽しみつつ、応援してくれたら嬉しいです。

じゃ、またね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?