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丁寧にひとつずつ①<19/1000>

【ラジオ体操324日目】
『ニコチンレス生活45日目』

こんにちは。
複雑に絡み合った問題を解きほぐしていくことが好きなので、難しい問題に直面すると、他ごとを放置して全力投球してしまうコマリストです。


今日は『KAIZENの現状』というテーマで書いていきたいと思います。


会社や学校、プライベートなど、何かしらの組織に所属していると、毎日のようにたくさんの問題が発生します。


日本は、トヨタ自動車で生み出されたKAIZENという考え方が、文化に近い形で浸透しているので、問題解決の専門家でなくとも自分たちで解決策を講じたり、工夫をするのが当たり前になっています。


餅は餅屋。


こんな言葉がある国なのに、問題解決に関してはプロに依頼することなく自分たちで取り組もうとする。


一見、矛盾しているようにも感じますが、てめぇのケツはてめぇで拭くという考えに基づいている感じがするので個人的には大好きです。


今日は、直面した問題の改善策を考える際、ここに注意しておかないと中途半端な改善になってしまうから注意した方が良いよねというお話です。


問題が起きた時に責任を取らなければならない立場の方は、参考にしてみて下さいね。

目先の改善がとられる理由

さて、まずは改善が必要な現場で、実際に起きている由々しき事態についての説明をしていきます。


何か一つの問題が実際に起きた時に、『再発防止策』を考えるようにとの指示が飛ぶことがあると思います。


この時、”なぜこの問題が発生したのか”という議論と”問題が発生した時に与える影響”の検証を経て、『発生原因を根絶する改善』か『発生後の影響を最小限にする改善』のどちらかがとられます。


そして、圧倒的に多いのが『発生後の影響を最小限にする改善』がとられるパターン。


これには理由があって、発生した問題が広がらないように押さえ込む方法には”費用”が発生しないことが多いから。


例えば、モノづくりをしている企業において、『不良』が発生した際に、不良が発生しないような対策を講じるのではなく、不良が発生したとしても流出しないような対策を講じるという感じ。


この例の場合、検査項目を増やしたり、チェック回数を増やしたりといった現場でできる改善は取り組みやすくて費用が発生しない(と思われがち)。


本来であれば、不良が発生している根本原因を突き止めて、二度と同じ不良が発生しないような改善を講じた方が良いことは明確です。


けれど、調査に時間がかかることや、既存の製造方法の見直しへの抵抗があること、設備投資などの費用がかさむことなどが原因となって、こちらの改善には着手しないケースが多い。


結果的には、『現場サイド』にしわ寄せが行くので、生産現場のスタッフにストレスと疲労が蓄積していくことに。。

根本原因の特定が必要な理由

製造現場の話を例にしましたが、製造業での経験がない方には伝わりづらいと思います。ということで、別のケースで考えてみたいと思います。


ある朝起きたら人差し指に結構強めの痺れがあった。


日常生活に支障はないので、しばらく放置してみたけれど、一向に改善しないので病院へ行ってみることに。


指先の痺れなので、整体院で検査をしてみるも、特に悪いところが見つからない。


取り急ぎ、痺れを取りたいので、おススメされるまま針治療を受けると症状が改善したので、一安心。


ところが、その2週間後、今度は中指に痺れが。


すぐに前回と同じ病院で針治療を受けると、これまた痺れは解消しました。


そして、さらに2週間。
今度は、親指と薬指に・・・


とこんなことを繰り返しているうちに、1年以上が経過して症状はさらに悪化します。


両腕に痺れが来るようになり、いよいよ限界を感じたところで大きめの病院で精密検査を受けることを決意します。


すると、一つの大きな問題を見つけた。
病名はリンパ浮腫。


全身に広がりやすいリンパ腺の癌であることから、治療は難しく、いくつかの臓器への転移が見られる状態。。


はい。
このケースは、実際に世界中で起きているものです。


もしも、最初の痺れの段階で、精密検査を受けていたらどうだったか。
#タラレバ


実際、指の痺れで精密検査を受けるという決断をすることは非常に難しいと思います。


けれど、これと全く同じことが仕事の現場で起きていて、対処療法を繰り返しているうちに取り返しのつかない事態に至ってしまうということは珍しい話ではありません。


問題が発生した時、発生した問題そのものに注目することももちろん大切です。


ですが、それよりも重要なのは、
問題が発生する状態とはシステム全体のどこかにエラーがある状態であり、一つの問題はシステムエラーを知らせる一つの信号であるという認識を持つことです。

次回予告

今日の記事では、問題が発生した時に改善策を講じる上で重要な考え方である『丁寧にひとつずつ扱う』ということを書くつもりでした。


ですが、”改善”という大きなテーマを扱う上で、前提となる考え方や予備知識があった方が理解しやすいということで、基本的な内容を書き始めたところボリュームが多くなりすぎてしまいました。


いつもながら、反省して改善すべきところではありますが、2回に分けて本来書きたかった内容をお届けするという『対処療法』をとろうと思いますw
#改善すべきは
#コマリストの失態


ということで、本来書きたかった『問題解決の肝』については、明日の記事に譲ります。


気になる方は、明日も読んでみて下さい。

じゃ、またね!

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