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コロナ禍で世界一周してきました。《僕らは生存するために生きているわけじゃない》

世界一周して日本に戻ってきました。

これで世界一周8回完了。

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数ヶ月前に投稿した記事では

日本→カンクン(メキシコ)→ドバイ→日本

というシンプルな旅程だったのに

実際は

日本→カンクン(メキシコ)→ドバイ→アテネ(ギリシャ)→ローマ→フィレンツェ→ウィーン(オーストリア)→日本

という、世界を飛び回り各地を楽しんでいました。


どこにいても仕事と生活ができるスタイルなので

「あれ、ギリシャなら陰性証明書あれば隔離なく入国できるぞ!」

みたいな渡航先が次々と見つかり、何度もPCR検査をしながら旅しました。


今回は、そんなコロナ禍の世界の様子と、これからの旅について僕なりの考えを書いていきます。

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コロナ禍の海外はどうなっているのか?旅行できるの?


このご時世で各国に入国できるかどうかは、それぞれの国によります。

・どこの国からの入国か

・ワクチンを打っているかどうか

・PCRの陰性証明書があるか(出国の72時間前までに検査、入国の72時間前までのものなどバラバラ)

・PCR検査なのか、抗原検査なのか


このあたりが国によって違います。


現在その国はどういった状況なのかは、在日大使館もしくは、現地の日本大使館、そのどちらかのホームページに記載がだいたいあります。


次に、今滞在している国でPCR検査ができるホテルや病院を探します。

だいたいどこの国も5つ星ホテルのレベルであれば、コンシェルジュに問い合わせすれば病院を紹介してくれるか、ホテルの一室に医者が常駐しており、客室で検査も可能です。


メキシコのリッツカールトンカンクンでは、客室の一室が検査室になっていて、お手軽にPCR検査できました。

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ドバイでは、病院敷地内に、イベントで使われそうなテントが設置されていました。この中が検査エリア。

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ギリシャのアテネでは、病院の入り口で検査。検査結果が出るまでは病院内ではなく、路上で待機。

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イタリアのローマでは、広場の一角に即席検査上。イタリアらしく、カフェで一息つきながら順番を待ちました。

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オーストリアのウィーンでは、無料で検査できるエリアが何十箇所もあり、オンラインで予約していつでも検査可能。検査結果も10分ほどで出ます。

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入国時の検疫検査の厳しさはマチマチ。

国によって、「お前本当に陰性証明書持ってんのか?」チェックの厳しさがマチマチです。

一番厳しいのは、我が国ニッポン!

とにかく細かくて厳しい。

日本専用の陰性証明書のフォーマットが推奨されているし、陰性証明書のチェックは何度も部屋を移動して3〜4回チェックされます。

空港のスタッフは、「何度も申し訳ありませんね〜〜」という感じで接してくれるので、面倒くさいなとは思いますが、不快な気持ちにはなりません。


日本入国後も、専用アプリで毎日どこにいるか、体調に問題はないか?という、テレビ電話がかかってきます。

確認の電話に出ないと、メールで「ルールに違反しているので、省庁のホームページで名前公開します」という、優しめの脅迫をされます(笑)

「ねー、どこにいるの?」

「ねーねー。電話出てよ?出ないとネットに晒すよ?」

という執拗な感じは、まるでメンヘラ彼女のようです(笑)


逆に入国チェックが一番ユルかったのはイタリア。

ユルいというか、そもそもチェックがありませんでした(驚)


イタリアのHPには、48時間以内の抗原検査の陰性証明書が必要。と記載があるのに、チェックなし。

さすが、アバウトな感じのイタリアンで最高です。


どこの国も、わりと感染対策ルールは徹底している。


僕が今回渡航した国では、かなり法律で厳格に感染対策が行われていました。

例えば、ドバイでは外を歩く時にマスクをしていないと約10万円近い罰金なので、みんなマスクしています。

僕が滞在していた時期は、日中は40度を超える猛暑なので、息苦しくてマスクを外して歩いていると、どこからともなく警備員がやってきて、マスクをするように容赦無く注意されました。


日本だと「うるせーよ、個人の自由だろうが!!」みたいな、「個人の権利」を主張する人もいますが、多くの国ではそんなことよりも、法律で決まってるのでルールを破ると罰金だったり、捕まったりします。容赦ありません。


ドバイ恒例の、バージカリファの噴水ショーも、ソーシャルディスタンス。

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その他、ギリシャやイタリア、オーストリアでは、野外ではマスクは外している人が多かったですが、レストランや一般のお店含め、入店するときにはマスク必須です。

これも、マスクしてないと遠慮なく注意されます。


どこかショップに入る時も、入店人数をチェックしていて、入り口で待たされることも結構ありました。

そういうところでは、日本より厳しい感じもしました。

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理屈で考えると安全なコロナ禍の海外旅行

今回の世界一周で、PCR検査を累計7回やりました。

感染確率が高そうな密集した場所は、飛行機に乗る直前のゲートの前ぐらいでしょうか。


あとはどこも安全。

換気のいい場所や、レストランでも距離が十分保たれた場所でした。

そしてたった数ヶ月の間に、7回ものPCR検査。


これだけやれば、陽性になる確率は極めて低いですし、無自覚の陽性でも検査ですぐに発覚するので、人に感染させる確率もかなり低い。

そう考えると、一度も検査をせずに、日本国内を旅行する人よりは極めて安全だとも言えます。


理屈で考えると、このようなコロナ禍でも、海外旅行は危険ではない。

むしろ、検査すらしない国内旅行の方が不安じゃないのか?という考えに至ります。

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しかし、「感情面」を考えるとそうとも言い切れない。

人によっては、コロナの影響で経済的に困窮しているでしょうし、行動が制限されてストレスフルの人もいるでしょう。そんな中、気ままに海外旅行する姿を晒して、不快になる人もいるでしょう。

そんな不快になる人の気持ちも、分からなくもないです。


しかし、そんな他人にどう思われるかばかりを気にして生きるのは、僕は違うと思うわけです。


自分はどう考え、どう生きるかが、より一層問われる時代に


コロナを機に、より一層「あれをすれば、こう言われる」時代になったと感じます。

これまでは「私の勝手でしょ」で通用していた言動も、「他の人に迷惑だ」と言われたら、何も言えなくなってしまう。そんな状況が増えています。


ワクチンを打ったって打たなくたって、どちらでもそれぞれの立場の人からそれぞれの意見を言われる。

出歩いたって、ルールを徹底している人から色々言われる。ルールを徹底しても、「こんなことして意味あるのか?」と不意に無力感に襲われることだってあるでしょう。


何をしたって、誰かが何かを言ってくるし、何が正解なのかわからない。

そんな状況。


だからこそ、そんな状況の中でも、私はこう考えるからこう行動する。という自分の軸が必要なんじゃないかなと思う。

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僕らは生存するために生きているわけではなく、数多くの経験をするために生きている。


長生きできるからと、毎日質素で味気ない食事をし

安全だからと、建物から一歩も外へ出ない生活を死ぬまで続けて

仮に120歳まで生きれると言われても、そんな生き方を望む人は多くないはず。


多少なりともリスクがあったとしても、新しい経験をしてみたいし、死ぬまで忘れられない思い出を作りたい。それが人間が本能で望んでいることのはず。

各種法令を破れと言っているわけではありません


人生何をするにしてもリスクは存在します。

車を運転しても、次の瞬間に事故で死ぬかもしれない。

出産するにしても、母親が亡くなる可能性は0ではない。

道を歩いていたら、ある日通り魔に刺されるかもしれない。


もともと、僕らはリスクを許容しながら生きてきたはず。


リスクを完全に0にするには、生きている限り不可能なわけです。


そんな中、どれぐらいリスクに折り合いをつけて、自分の人生を楽しむか。

個人の判断によって大きく違いが出てくるんじゃないかなと思います。


僕はある程度のリスクは許容しつつ、人生を楽しむのを最大限にする。という方向です。


こんな時期にわざわざ人が密集する居酒屋でどんちゃん騒ぎをするリスクはとる必要がないと思いますが、できる限りの対策をして海外旅行を楽しみ、人生の経験を増やす。というのはありなんじゃないか。


2年ぶりぐらいに世界一周をして、いろんな国に滞在して、また新たな経験をして、そんなことを思いました。


僕らは生存するために生きているわけじゃない。

ポジティブな経験をより多く増やすために生きている。


あなたはどう思いますか?



ではまた!

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