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スタートアップからスタートアップに来たよ

こんにちは、

3カ月に1回は更新しようとやっていたnoteですが、しばらく更新が離れていました。。。。

いやあ、今年の夏も終わりですね。。。。

このnote入社した5月とかに入社した経緯など、
序盤を書いたまま下書きに眠っていたので、
2022年9月をもって、働いてみて感じた事等も含めて世に出したいと思います。

いつもnoteを書くときは突発的で、今回はなんと出張前、朝の3時に書いております。我ながらよくないな。と思いつつ、こういうのは書き出すと案外止まらないもので、流れに身を任せ書いてみようと思います。

追記:先に読んだ後輩からより、整頓されておらず、勢いで書いてある所が感情とか見えて良いとのFBを受けました。ある意味自分らしさでもあるのだろうなと思うので、ご容赦下さい

それでは改めて、約2年ほどお世話になった株式会社Tsuzucleを退職し、
キャディ株式会社製造支援本部に入社した正延です!

現在はキャディと共に歩んでくださるSP様(加工会社様側)で品質保証部を担当しており、日本全国飛び回りながら仕事をしております。

このnoteでは主に自分のこれまでを経て、なぜキャディに入社したのかというところから、実際働いてみて感じた事をキャディに興味を持ってくださっている方や、若手層に向けて、素直に言語化して伝えられたらなと思っておりますので、何卒最後までお付き合いください!感想までくれる人は大好きです。

ちなみに、前職を退職した時に書いたnoteはこちらです!
我ながら久しぶりに読むと面白い。

あと、最近読んだ本でこれおすすめなのでリンク貼っておきます

これまでの歩み

平成11年生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業。在学中は、株式会社コンカーのアライアンスセールスのインターン→株式会社Tsuzucleのインターンを経て、同社で事業部長を約2年経験。またアメリカへの留学や留学生の日本語教育支援のボランティア団体を有志と組閣、バックパッカーとして約30ヵ国への訪問なども経験。

入社にあたっての自分の軸

入社した理由を辿るには,少々昔話をさせてください。

元々、自分は全くスタートアップに興味がありませんでした。

高校生の時に、カナダのバンクーバーに行く機会があり、そこで海外に憧れ、早稲田の国際教養学部に入学し、将来はグローバル人材になりたいと考えていました。

周りの方々、特に家族の支えもあり、大学2年生の時に念願のアメリカに
留学を経験し、そのまま海外人材へ....!と考えていた訳なのです。

しかしながら、大学3年時にコロナを経験し、留学を途中で引き上げてきた経験をした中で、それまでの考え方から180°変わったのを覚えています。

結論、「今しか出来ない事に全振り」するという事なのですが、結局長期的にプランは考えていても、不確実性の高すぎる世の中の中でそれを文字通り実現するのは中々にハードだなと。

前職の立ち上げ経験もそうですし、シリーズBで勢いのある現職に行く事も自分にとって「今しか出来ない事って何だっけ?」を色々な場面での意思決定軸としてここ2年くらいはやってきておる次第です。

そんなこんなで割と自由に面白い事をやりたいという軸なので、能天気ではありますが、「今しか出来ない」×「今の自分にしかできない」事に注力できるのは自分にとっては幸福感が上がる事でもあるなと最近思っています。

という上記の話に加え、前職での活動で、ある程度の裁量を持ちマネジメントを経験させて頂いていた中で、事業成果や自分自身の成長という観点で、自分は1からプレーヤーとして経験を積みたい。そう思った部分があります。

この2年、仕事というものに触れてきている中で、世の中に優秀で仕事の鬼だらけである事も十分認識しましたし、今の僕には、今の僕にできる事を積み上げていく事で、長い年月を経て自分の価値になっていくんだろうなと思うので、今は焦らず目の前のやるべき事をやりたいなと思う次第です。

そんなこんなで私は自分が何かを任される事に非常にやりがいを持ちやすいですし、自分の行動が良くも悪くも事業成果につながる環境で働いてきましたので、次の企業を選ぶ際もそういった環境が良いと思っていました。

そして、例えそれがカオスな環境であったとしても、本当に優秀な方々と高い熱量で事業を伸ばすことにコミットできれば、20代前半の働き方としてビジネス戦闘力を養えるかつ、それが純粋に楽しい事を知っているので、自分にとってはベンチャー企業しか選択肢になかったです。

このあたりの考え方は、色々な所から、インスパイアされている部分が大きいですが、この本はおすすめです。割と色々な経験をしてきたつもりですが、何かおすすめの経験あれば是非ご教授ください。

キャディとは  

キャディは2017年に創業された5年の新興ベンチャーです。「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というミッションを掲げ、製造業市場において顧客企業様とサプライパートナー(加工会社)様をつなぐ「受発注プラットフォーム」を提供しています。詳しくはspeakerdeckをcheck!

装置・プラント業界などを中心とした顧客企業様からの受注を拡大させており、2020年から2021年の受注額は6倍超に拡大しているんです。

ただその一方で、私たちキャディの歩む道はまだまだ「山のふもと」にあります。製造業の調達市場は国内で約120兆円、グローバルで約2,000兆円であり、キャディは100年以上イノベーションの起こっていないその山を登り、製造業における負を解消し、顧客企業様、パートナー様が強みにフォーカスできる世界を作ろうと日々向き合っています。

今年の4月には正式にベトナムへの事業展開、6月には新規SaaS事業の立ち上げも始まり、ますます盛り上がっております。

もっと話をきいてみたいという方がいましたら、インスタかtwitterかLINEで連絡してください!

という事で、会社情報はそれくらいとして、実際のキャディでの仕事について感じた事を書いていきたいと思います。

参考に自分が入社前に読んだ中の人のnote

その上で、why キャディ?

さて、ここまで昔話と、キャディという会社の説明をしましたが、なぜ僕が入社を決断したのかって話をしたいと思います。

主に2つで圧倒的なスピード感かつ成長環境である事、日本に限らずグローバルに視座がある事です。

圧倒的成長環境から見ていくと、創業5年目でシリーズBで80億という調達額、前年から6倍超の受注額、めちゃくちゃリスク取っているんだろうなというところと。

フェーズ的に、ミドルマネジメントがひーひー、インパクト大/緊急度高い課題にフォーカスして取り組むが故に劣後しなければ課題があったり、顔を知らない人が増える事による部門間連携の問題など。

色々なスタートアップの内情を勉強してきたからこそ、想像するだけで楽しそうな環境なのではないかなと思ったのです。(弊社がそうとはいっておりません)

なぜこれが圧倒的成長環境なのかなという話ですが、そういう状況だからこそやれる事がたくさんあるし、自分のように専門性がなくとも価値を発揮しやすい領域・場面が多くあるはずだと感じたからです。。

また、仕事の質は若いうちに培う経験の量によって決まると思っていて、今の会社のスピード感、市場規模を考えても今しかこのカオスな環境で働けるチャンスがないだろうなと!自分の価値観を考えても、

「今しか出来ない」×「今の自分にしかできない」この二つを満たしてくれる環境であると感じたのです。

OKRやムーンショットというキーワードが社外にも出ていたので、ストレッチの効いた目標に対してコミットが求められる事は、簡単に評価されることも無いだろうと、まさにビジネス戦闘力を高められる会社であると思いました。

社長のtwitterより抜粋

2つ目のグローバルという点では、そもそもシリーズBを調達したときに
明記されていた点、入社前にベトナムオフィスが立ち上がった事も含め、これから本格的に海外に踏み込んでいく事を確認できていたのが大きいです。

元々、グローバル人材になりたいと思っていた自分にとって、海外でチャレンジできる機会があるのは最高ですし、生まれ育った日本という国のプレゼンスを上げていく為にも日本発の会社がグローバルに飛躍する本当に一歩目を一緒に作っていけるのではないかと思ったからです。

前回のnoteにも明確にグローバルについては記載

退職後の話ですが、今後のキャリアは、まだ確定しているわけではありません。しかしながら、自分自身、海外経験をしたことにより日本と海外を繋げる仕事や僕の大好きな日本を世界でより評価していただけるような仕事を通して、自分自身もまた、次の成長舞台に向かいたいと思います。まだまだ未熟ではありますが、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

といった、自分の求めるものにめちゃくちゃfitしそうと思ったのが、
入社を決めた理由です。圧倒的成長環境で自分が何を得て、何をアウトプットしていくのかに関しては、また追々noteにして記載していきます。

キャディで感じている事

さて、
ここからは自分が働いてから感じてる事をご紹介します。
色々とFBいただけると嬉しいです!

ひたすらにフォーカス

キャディに来て、まず一番感じるのはスピードの速さ。昨日言った事が今日には綺麗に始まっているし、気づけばQ(期)が終わっています。

そんな中で、キャディは明確にOKRが全社で毎Q事に決められているし、各人にもそのOKRに基づいたQ事の目標管理が徹底されています。

そんな環境であるからこそ、いかに短期間で成果を積み上げるかを考えるのであれば、ひたすらにやるべき範囲をトップダウンで、フォーカスされた目標設定が欠かせないと感じます。

自分がそのQでやるべき最終ゴールを定義して、それをどう解いていくかをひたすらにQの初めにイシュー分解して、行動指針に落としていく。その目標に対してどう登るかをプランニングしようという事ですね。

正直、スピード感早すぎる事もあって、週単位で状況が変わったりもざらにあるが。ただ!スピード感が早い事は自分の行動がぶれやすくなる要因でもあるので、常に思い描いたプランに立ち返り、今の自分の行動って、目標につながっているっけ?を絶対に考えるべきなのです。

トップダウンで決める自分の目標はそういったフォーカスすべき場所を決め、成果にコミットする為に必要なものです。

ただここで、難しいと思っている事があります。

それは、現場に行けば行くほど、思考は一次情報を元に、ボトムアップになりがちになるという事です。自分もよく目で触れる情報というものはインパクトが大きいので、大きな課題意識を持つことがあったりするのですが、いざ冷静に考えると、簡単に解決できたり、それを課題として解く理由が見つけられなかったりするのです。これは面白い発見でした。

それが今自分の目標にとって本当に必要なアクションなのか、何につながるかは、きちんと整理する時間は必要で、現場にいく時間が多いからこそ、プランニングをきちんと行う事への重要性は高いと感じます。時間が限られているからこそ、やるべき事にフォーカスするというのは、プランニングによって成立しているものですね。

また、フォーカスする上で非常に大事だなと思った事は、「情報を制する者は仕事を制する」ともいえるなと感じた事です。

流れていく情報をシンプルに捉え、抑えどころを知っておくことで、会社内の動きを俯瞰して把握し先手を打てる人、自分自身はそういう人になりたいなと強く思いました。

また、説明された事に対してはわかった気にはならず。腹落ちするまで聞くべきだとも感じました。自分の仕事場なのに、意見が出せないのはきついですし、フォーカスして仕事していく中で、業務の解像度が上がっていなければ手が進まなくなるとも思っています。

フォーカスするという考えはスピード感の早い環境にいるからこそ、非常に感じるカルチャーの一つなんだろうなと感じました。

自分は一次情報から課題感をキャッチし、それを解こうとする癖がありそうで割と手広くやってしまいがちではあるので、キャディに来てフォーカスする大切さを勉強しております。

オペレーションの重要性

これは前職、人数が少ない時、自分には気づけていなかった事、この会社に来て知れた事なのですが、どんな会社でもオペレーションのレベルが低い事は成長の阻害要因でしかないという事です。

人数が少ないかつそれでも売上を伸ばしていかなくてはならないというフェーズのスタートアップならどこでも課題になるのが業務の引継ぎや、圧倒的なビジネス戦闘力を持った人により仕事をしてもらう為のリソース分配、経営層とプレーヤーの板挟みになるミドルマネジメントの工数逼迫化など。多々あります。

自分の業務をいかに誰でもできる仕事にするか、いかに効率よくリーンに
回せるかは常に考えておかなくてはなりません。

前の節でいった、プランニング等をきちんと行う為にはオペレーションを整える事が必須で、そこで生み出した可処分時間で自分は自分の出せる価値に対して向き合う事で、それぞれ個人が自分の強みを発揮し得る体制になると感じております。

オペレーションの作り込みはリーンに事業を回して行く為の最も大切なレバレッジの利かせ方の1つで、至極当然ですが、目の前の課題に対して、これまでと同じ価値提供をしているだけではいつかは切られるので、常に考え続けて、価値提供の仕方を変えていかなくてはならない。その為のPDCAを本当に回し続けられているかはこういった日々の業務への向き合い方でも問われるなと思います。

「仕組み」で非連続を創るというキャディのカルチャーがありますが、
まさにスケールしていくには、常日頃から考えておくべき事であります。

アウトプット力は種まき力~とにかく打席に立て~

この観点は、スピード感が猛烈に早いキャディだからこそ感じた事です。

自分は専門性こそまだまだインプットが必要だと感じていますが、自分の出すアウトプットで評価されなければならないと考えており、そこにこだわりたいと思っています。

2年ぶりくらいに大きなチームの中で仕事をしていますが、「チームで働く」というのは1つのスキルであると言えると思っています。個人的な見解では、これを分解すると、適切なタイミングでの自己開示情報共有と「いつでも仕事をお願いできる人=忙しそうに見せないブランディング力」があり、それらはめちゃくちゃ大切でありますし、上長になればなるほどその特性が顕著に表れていると普段から様々な方の行動を見ていて感じました。

キャディの場合、slackを使ってやり取りをしているので、色々な人の行動を見る事ができます。これは財産でしかないはずです。

勿論、得手不得手があるので、人によって「チームで働く」事の定義は変わると思っている一方、自分がここまで働いてみて感じるのは、アウトプット以外に考えている事を証明する方法はないという事です。シンプルにアウトプットが全てですという考え。

スピード感も早い中、ただ時間に消耗されるのではなく、きちんと課題に向き合い、それを解く。課題感をレイズする。とにかく、クイックスタート&スモールウィンでやる事がこの会社のスピード感には必要だと感じます。

いい意味で誰も待ってくれないし、話は勝手に進むのでそこにいかに自分の考えをぶつけられるか?逆にそれさえできれば、この会社ではOKR議論にすら入る事が出来るので、誰でもフラットに打席に立つ事ができます。

とにかくスピード感もはやく、人もどんどん必要になるこの会社ではアウトプット=種まきをしている人ほどどんどんチャンスが巡ってくるとも思っています。いかに印象に残るか、いかに考えているか。

その場その場の粒度は低くても、いつかそれが線になる日が来るので、
仕事の難易度を上げずにトライする姿勢が大事だと思います。

キャディのカルチャーブックに”「青臭くピュア」に理想を持ち続けるという言葉があります。

やりたいこと、実現したいことがあるうえで、課題解決・目的達成にあたる行動こそが、キャディらしい行動として認められるので、そこに挑戦しない理由がないと感じてます。

ゴールは示した上で、もっと軽く素早く始める。

ゴールが明確であれば、軌道修正はいくらでもできるし、勝ちパターンはたくさんあるので、トップダウン式にその時、登れると思った山を選んで、前に進むことが大事。自分がコンフォートゾーンに入ったらおしまいで。常に自分のやれる力量の120%の事に挑戦しなければ面白味もなければ、成長もないと。

という形で、今回は転職後、初めての更新になってしまい
入社理由と感じている事をまとめた形になりましたが、当社では3カ月事に節目があるので、そのタイミングでまた学んでいる事とか感じた事をアウトプットしていきたいと思います。

今回も長いnoteになってしまいましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました!

ご連絡、感想お待ちしております!!





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