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反転、統合し、更に向こうへ。

自分のプライドやエゴが強すぎることが嫌いだった。
とにかく負けたくない。特に好きなことにおいては。月並みな表現になるが本当に、死んでも、何がなんでも負けたくなかった。
昔は負けることが嫌すぎて、勝負することから逃げていた。

向き合うことができなかった。怖かった。
自分に自信なんてないのに、負けん気だけは人一倍強かった。
挑戦することが怖くて仕方がないのに、対抗心が燃え続けていた。
このエネルギーの行き先を自分で見つけることができなくて、内側に押し留めておくことしかできなかった。

人生で、何か1つでもいい。
「これ」っていうものを見つけて、死ぬまで遊び尽くせるだけの、全てを投げ打ちたくなるほど没頭できるような何かが欲しかった。

きっかけは些細なことだった。
「手に力がある」「そういう世界(魔法のような)で生きることになる」
その言葉がずっと心にあった。

整体、施術をする世界に入ったのは偶然だ。
とにかく人生をなんとかしたくて半分勢いで上京した。
その時は「会社の方針に共感して」なんて言ったけど、実家から出られればなんでもよかった。

施術を初めて最初の方は本当にセンスがなかったと思う。まじでわからなかった。言われていることと自分の中での感覚のすり合わせができなくて苦労した。

研修を終えてデビューしても、しばらくはよくわからない状態が続いた。
思うような結果が出せないのが辛いというより、自ら意図して行なっていないのにそれなりに結果が出てしまうことが何よりも嫌だった。これじゃあ誰がやっても同じじゃないか、俺である必要がどこにあるのだと。

この時くらいから「竹内晶貴」として生きることをやんわりと感じていたのかなと今では思う。

葬送のフリーレンにアイゼンという戦士がいる。
彼はめちゃくちゃ強いが旅の中で遭遇する敵に恐怖するような人だった。

フリーレンにそれを指摘された時「この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ」と言った。恐怖を恥ずかしいものでなく、必要なものとして受け止めていたのだ。

格闘ゲームのプロである梅原大吾さんは「プレッシャーからは逃げられないので向き合うしかない」と言っている。

今でこそ「サイキック整体」を知ってくれる人が増えてきている。
実際に施術を受けて、良いと言ってくれる人もかなり増えた。

天よりも高いプライドと、マグマより熱いエゴイズム、引くほどの高潔さを捨てなかったからこそ俺はたった二年でここまで来ることができたのだと思っている。

いやで嫌で仕方なかったプライドが、今ではなくてはならないものになっている。この異常なほどのプライドの高さがあったから俺は今日まで自分を諦めることなく生きてこれたんだ。

ぐつぐつ煮えたぎるようなエゴも、高すぎるプライドも全部エネルギーに変えて、なりたい自分になるためのパワーに変える。

そんな自分がとても好きになれた。

ブラックジャックの整体師バージョンになりたいんだ。
身体1つあればどこでも行って、魔法のような施術をして颯爽と帰っていく。
誰よりも何よりも施術を、身体を、世界を味わい、楽しむ。
人の身体ってこんなにすごくて暖かいものなんだぞっていうのを生き方を通して伝えていく。

連綿と続いてきた「俺」の集大成が「竹内晶貴」という存在だ。
今俺の後ろにはいつから続いているのかわからない「俺」という歴史が存在している。

中には道なかばで死んでしまった俺もいるだろう。
後悔したり、やり残したことがある俺もいるだろう。

使命感など微塵もないし、供養なんてそんな高尚なことをやるつもりもない。
今世は竹内晶貴として目一杯らしく生きていく。

どうかこの背中を見ていてほしい。
あなたたちの期待に沿えるかわからないが、俺は目一杯楽しんで俺を生きる。

文句は一切受け付けない。死んだらいくらでも聞いてやる。
だから黙ってこれからの行く末を見ていてほしい。

でももし、少しでも見込みがあると思ったら、気が向いた時でいいのでサポートしてほしい。きっとこれからの俺の人生はもっと面白くなると思うから。

宇宙の流れに任せることもあったけど、今ではそこに丸投げするのはやりたくないなと思う。誰の人生だと思ってんだ。お利口に生きるために選択したわけじゃないだろう?

縁も、チャンスも、タイミングも全て俺が創るんだ。自分の意思で。
喜びも悲しみも、怒りも恐怖も、俺が味わう全ては俺のものだ。

宇宙の仕組みを使えるようになったなら、今度はさらにその向こうへ行く時だ。

知った上でじゃあお前はどう生きるのか。
俺は全部委ねるなんてことはしねぇ。
全部自分で選んで、カッコよく生きる男になりたい!

宇宙が〜なんてお利口なのは他の人に任せればいい。
使えるもの全部使って、全身全霊、全ての細胞総動員して、この世界を楽しみ尽くす。

良い人でも、インディゴチルドレンでも、風の時代の人でもない。
俺は「竹内晶貴」なのだと。

この想いと情熱を持って、たくさんの人を裏から支えられたらめちゃ楽しいと思う。

みんながやりたいことを存分にやれるように、俺は施術、手、魂を通して背中を支える役割を担おうと思う。だから存分に生きてくれ。そのためのサポートは惜しまないし、自身を磨く努力は怠らないと誓おう。

ぜひ一度会いに来てほしい。
そしてあなたのことを教えてほしい。

きっと力になれると思うから。

で、何かあったら助けてね🤭

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