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他人の視線が怖い

駅までの道路、山手線の電車内、混雑するデパート、病院の待合室。

知らない人で溢れ返る場所を、うつむきながら歩く。

僕は他人の目が苦手だ。

特に、全く知らない赤の他人からの視線は耐え難い。

幼少期から控えめな性格というわけでもなければ、友人から見た目をからかわれたということでもない。

いつの頃からか(おそらく高校生の途中?)、僕は他人の目線を苦痛に感じるようになっていった。

誰も僕の事なんて気にしていないのは分かっているし、僕も今日見た人は誰一人覚えていない。

それでも気になってしまうのだから謎である。


不思議なのは、逆に知人などから自分に注目される環境はそこまで苦手ではないということだ。

例えば、クラスでのプレゼンやイベントのトーク、球場での試合や動画の撮影など、もともと僕を知ってくれている人からの視線はほとんど気にならない。

赤の他人の視線が気になるのだ。

そのほとんどが、おそらく今後の人生において一生関わらない人だろう。

自分でも特に気にする必要がないように思えるのだが、なぜか気になる。

気になるというより、お願いだから俺の事を見ないでくれ!という気持ちになる(実際には誰も見ていないのだろうけど)

だから街中で一人でカメラを回すのは苦手だし、なるべく電車やバスには乗りたくないし、人が多い街には行きたくない。

この記事も電車に乗りながら書いているが、携帯の明るさを一番暗くしてうつむいて書いている。

おそらく、自分のコンプレックスも関係しているだろう。

高校生の頃から肌が荒れ始め、ニキビをものすごく気にするようになった。

大学生になっても治まらず、ここ最近になってやっと治ってきたが、調子に乗って徹夜で編集したりするとすぐにニキビが現れる。

ニキビがある日は一歩も外に出たくないのだが、それでも外出しなければいけない時はマスク必須だ。

肌が綺麗な人が大好きな分、余計に自分の肌を見ないで!という気持ちになる。

(かと言って肌の調子が良い時に変わるわけでもないが...笑)


他人の目が気にならなかったらどれだけ楽だろう。

知らない人の顔色を伺って足踏みをするほど、人生は長くないはずだ。



・・・何か良い方法はないだろうか。。笑



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